ギルガメッシュ観察~FF歴代主人公はどうなった~
息子のギルガメッシュ2戦目を鑑賞。残業続きの上内職wまで入ってきてとてもFF12をプレイする時間が無い(´Д⊂
ギルガメッシュ戦で一番大切な事。それは勝つ事ではない。盗む事だ。
ギルガメッシュは口上を述べ、武器を持ち帰るたびに盗めるものが変わる。1、2回目は平凡な回復アイテムだが、3、4回目には貴重な源氏シリーズが盗める。というか、ここでしか入手できない。仮にも空賊をめざすヴァンご一行、これを逃しては名折れというもの。
初めてのプレイには「盗む」に全てをかけたものだ。が、欲しいものほど盗みにくい。いつもの盗み担当だけではとても足りず、総員で盗んだ!このとき、初めてバッシュが「ぬすむ」を覚えていない事に気づいたのも懐かしい思い出だ。
その次に大切な事は、その武器を鑑賞する事。FF5の昔から武器マニアだった彼は、12のレア武器とともに最近の人気主人公の武器を装備し、見せびらかす。7のクラウドの武器にはなぜか「偽」の文字。エクスカリパーをつかまされた頃からあまり変わっていないな、ギルガメッシュ。スコールの武器、ガンブレードにはなぜかドット絵のチョコボが描かれている。アニメのFF:Uが懐かしい。ジェクトのみやげ、フラタニティの美しさといったら!
ただ、ギルガメッシュが瀕死になると、一緒に赤くなってしまう、沸騰か。あと ジタンのこと、時々でいいから、思い出してください。
さらに次に大切な事は、FF名物「レベル攻撃」を堪能する事だ。ギルガメッシュは、「レベル2睡眠」「レベル3ドンアク」「レベル4ブレイク」を多用してくる。もしも全員レベル60のパーティなら、軽く地獄を体験できる。私はチキンなのでいつものようにキャラクターのレベルをばらつかせるように育てた。おかげでギルガメッシュ戦にも適正なレベルのキャラクターを出し、それほど苦労はしなかった。が、息子はまず、ヴァン(当時レベル86)を「絶対はずさない」というポリシーで、レベル76のバルフレアもはずしたくないらしい。あえてFFの地獄に身を投じる、さすが物心ついた頃からFFをプレイしてきただけのことはあるマゾだ。
レベル偶数の男たちが何度も眠らされ、奇数のフランが必死で応戦。ギルガメッシュは意外と賢く、せっかく眠らせた相手をわざわざ叩き起こすようなご親切はしないらしい。一人タコ殴りに遭うフラン。「じゃあ、逆転させちゃえ」とリバースをかける。
すやすやと眠りに付く男たちと、斬られれば斬られるほど美しさを増すマゾフラン。おお、負ける気がしない。が、勝つ気もしない!
ちょっと体勢が崩れて、フランを引っ込めアーシェ(レベル偶数)を出す。レベル2睡眠でキャラ3人、いっせいに おやすみモード!「ギルガメッシュ、どうするんだろうねw」と観察すると
ギルガメッシュ、困ってる!
これまですごい勢いで多彩な攻撃をし、にぎやかだったのが、静かに眠りに付く3人の前をうろうろ。これには笑った。さすがにしばらくしてターゲットを定め、ヴァンを叩き起こしたのだがこんなに困ったギルガメッシュを鑑賞できるとは。チキンの私は、睡眠や石化の攻撃にあいそうなキャラには、急いでそのステータス異常を防ぐアクセサリを装備させ、ことなきを得たのだが、それをいくら指摘しても、息子は聞き入れない。さすがは幼稚園時代でもFFTをプレイした息子、あえて苦行に身をおくか。へんた…いや、まさにFFプレイヤーの中のプレイヤー、剛の者というべきだ!
息子「バブルチェーンは怖くてはずせねーーーー」
私「って、チキンかーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ギルガメッシュを倒したあとがすごい。プレイヤーの心理を、いやらしいほどに読まれている。「ほらほら、いかにも伝説の剣だよ。レアアイテムだよ。欲しいでしょ?」と言わんばかりのシチュエーション。ええ、もちろん引っかからせていただきましたとも!ていうか、何度でも楽しませていただきますよ、愚かなFFヲタですから。
そんなプレイヤー心理につけこむワナにはまって、何日もヘネを走っている人もいますが…2周目はそれなりに楽しいですよ?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
雑記ですが、今日はとても暑くて、涼しいサンダルコーナーに目が向きました。前に買ったサンダルのブランド名が「フォーマルハウト」だとは…
| 固定リンク
コメント