子どもが性犯罪に遭うと 1
前の日記にもほのめかしましたが、うちの小学生の娘は、以前軽微ではありますが性犯罪の被害に遭い、その犯人を特定した経験があります。
その春、近所では同一犯と思われる露出狂が頻繁に現れました。
目撃情報は一貫し、銀色の自転車に乗り、坊主頭の高校生風の男。
服装も高校の制服らしく、衣替えの頃にはご丁寧に夏服に替えて登場。
出没時間は登下校時間。同じ地区の小中学生に次々露出、
体を触るなどの行為を繰り返しておりました。
実にわかりやすい犯人です。
どこに住んでてどこに通ってるか、わからないとでも思ってるのでしょうか。
実際、警察もほぼ犯人を特定。あとは証拠固めだけ、というところだった様子。
そんな時、娘が被害に遭ったのです。
携帯に家族から知らせがあったときには驚きました。
娘が今、警察にいるというんですから。慌てて帰宅し、警察の車で本人に会い、一緒に帰宅。「ごめんね、パトカーじゃなくて」と冗談を言うおまわりさんにいつもどおりクールで、非日常的な体験をむしろおもしろがっているような娘。
この時は、たいしたことはなかったのだろう、と思いました。
車の中で警官が「(犯人は)運動部のキャプテンらしいね」などと話しているのを聞き、ちょっとそんなことを漏らしていいのかな、とも感じたけれどそれじゃあもうすぐ犯人は捕まるのだなと、安堵。
まさかそこからが大変だとは、思ってもいませんでした…
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