« ザルエラ~帝国の親子に自慢してみました~ | トップページ | 不登校息子の主張~有害漫画編~ »

2006年6月14日 (水)

アーシェ殿下、街角に立つ~勧誘で遊ぼう~

「MOTTAINAI」。この日本語が、今世界に羽ばたこうとしている。モノを大切にし、無駄にしないというこの言葉が、金満、大量消費で片付けられがちなわが日本のイメージを払拭しつつあるのだ。もともとわが国は狭い国土と少ない資源で、工夫を重ねてきた。本来熱帯植物である稲を、極限まで改良し、雪国で知られる土地が名産地とまで言われるほどにしてしまった知恵ある民族。ファイナルファンタジー12で、「こんな技、使わねー」と切り捨てた技、魔法を、そのまま捨ててしまっては、まさに「MOTTAINAI」。

で、夕べ、日本中がサッカーボールの行方に一喜一憂した頃に試してみたのが「勧誘」という技である。敵一体を勧誘に成功して、本当に仲間にできたFFTはまだしも、「混乱」にできるだけ、といういかにも使えない技。正直、「たたかう」と「ぬすむ」と回復関係でたいてい突き進めるゲームで、せっかく勧誘に成功しても他の仲間が「たたかう」で目を覚まさせてしまう、敵が同士討ちしても経験値他が手に入らない、とあまり役に立ちそうにはない。が、一応試してみよう。

ルールは、キャラ一人ずつ、武器をはずし、ガンピットは「敵1体→勧誘」のみで歩く事。最初はアーシェ殿下だ。大体、彼女はバルフレアにこそちょっと頭を下げたものの、バッシュにもヴァンにも「力を貸してください」と言ってはいない。なんとなく、皆様に力を貸していただくのが当然と思っていては、よき女王にもなれないだろう。というわけで、アーシェ殿下には特別に装備全てをはずして全裸でギーザ草原を歩いていただいた。

恥辱に耐えたアーシェ殿下の「勧誘」は、素晴らしかった。ウルフに投げキッスをするかのように次々と勧誘。ポーズに、気品とお色気がある。ここでパンネロに交替。うん、可愛く、一生懸命勧誘している。バッシュに交替。「やあ。すまないが、力を貸してくれないか?」という感じでさわやかに勧誘。これがレックスを心酔させた微笑か。人徳が感じられる。バルフレア。これもまた、魅力があるんだろうな。ていうか、耐性のないモンスターは、勧誘100パーセント?ずっと、ミスが無い。フランの「仲間におなりなさい」てなセクシー勧誘を経て、いよいよヴァン。ポーズ自体は、普通な感じ。が、この時ギーザラビットがきゅるきゅる愛くるしくやってきた。自虐的なウルフを見て同情したのか、「ケアル」をふるふる尻尾を振りながらかける。

が、それでウルフは命の恩人を「敵」と認識したようだ。ちょうど、原っぱにいるNPCにケアルなどをかけると敵視されるように。ギーザラビットに噛み付くウルフ!…普段はこちらのパーティーに「盗む」でも仕掛けられたら脱兎のごとく逃げ出すギーザラビットなのに、事態を飲み込めず、きゅきゅ??と愛くるしくウルフを見る。しかも、自虐で傷ついたウルフにまたもケアル。そして、…噛まれる。

ああ、可愛すぎて、もうこれ以上は勘弁してください…

と、ヴァンはお色気作戦をガリフの里近くのオズモーネ平原に移す。やはり、ヘビの勧誘成功率100パーセント。今の所、若いとかセクシーとか、関係なく勧誘は効くし、あとは使い方次第かあ…と思っていたところ、ちょっとはなれたところにいた黒チョコボやヘビさんがぞろぞろと集まってきた。囲まれて、狂ったように勧誘しはじめるヴァン。しかし、チョコボは勧誘をレジスト!はあ、なるほど、効く相手と効かない相手がいるってことか…

ますます、使えないじゃないですか、この技…orz

なんかこう、「ここでこう使うと凄い!」てな局面でもあるんでしょうか。凄く気になるけど、遊ぶ時間がない~~~

もうすぐアルティマニア発売。楽しみにしながら、お金を節約しています。

|

« ザルエラ~帝国の親子に自慢してみました~ | トップページ | 不登校息子の主張~有害漫画編~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アーシェ殿下、街角に立つ~勧誘で遊ぼう~:

« ザルエラ~帝国の親子に自慢してみました~ | トップページ | 不登校息子の主張~有害漫画編~ »