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2006年6月12日 (月)

ザルエラ~帝国の親子に自慢してみました~

私が最も愛する召喚獣ザルエラ。が、同時に最も使えない召喚獣がザルエラである。

全般的に弱い、使えない、と言われるFF12の召喚獣たち。が、ベリアスはドアマンとしての勤めがある。他の召喚だって、そこそこ戦ってはくれるので、ペットと気分転換のお散歩という気分で連れ歩くとよいだろう。
が、ザルエラは死の天使。雑魚を相手にキル!キル!と即死魔法を連発する。外れればかっこ悪く、成功してチェーンが続いても、経験値やLP、アイテムさえ手に入らないのは相当に空しい。もちろん、ボスキャラ関係には全く無力な気がする(もしもヤズマットが一瞬で倒せたりしたら暴動が起きそうだ)。

キメ技はかっこいい(息子談)が、空虚。これが死の天使ザルエラ。

でもまあ、かっこいいことはかっこいいので私は見せびらかしにいくことにした。

ソーヘン地下宮殿に向かう前に、カギをくれた、あのむかつく帝国のお坊ちゃまにだ。

お坊ちゃまは、お父上と出会えたらしく、一緒に前に会った草原の中に佇んでいた。雨がしとしと降る中を、我々に約束の報酬を渡すために、ずっと…

ザルエラ召喚。話しかけてみる。

「へえ、ソーヘン地下宮殿の怪物を倒したんだ。君、なかなかやるね。いつか僕の家来にしてやるから腕を磨いておけよ」

さすがはお坊ちゃま、ザルエラにものともしない。

「じゃあ、これ報酬。だいたいこれぐらいが相場だろう。遠慮しないでとっておけよ」

1000ギルを手に入れた!
万能薬×3を手に入れた!

こちとらとうに帝国では上層にも出入りし、100万ギルを持ち、万能薬なんか99個持っている身だが、ありがたくちょうだいする。ていうか、後ろの怪しい死神みたいなのに、何とか言え。お父さん、ご子息の前に、裸の女を抱えた怪しいマントの露出狂みたいなのがいますが、一言。

「徒歩で帝都に向かうのか?ご苦労なことだ。私たちもそろそろ帝都に帰るつもりだ。無論、自家用の飛空艇でな」

あなたの目の前にあるフックはうちの飛空艇のものですが?

お坊ちゃまは無邪気にのたまふ。
「帝都に戻ったら友達に自慢しなきゃ。僕のハンターが、すんごい怪物をやっつけたってね」

その前に、こんな珍しい化け物と会ったことを自慢してくださいよ。

というわけで、ザルエラは自慢にも使えないことが判明。が、よいのだ。愛に見返りを要求してはいけない。ザルエラやレダスの働きに期待などせず、愛でること。これが愛というものなのだ。

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