玉虫様に会いました~娘のお誕生会~
いろいろ都合を考えて、今日の夕食を娘のお誕生会にすることに決定。いろいろある家庭だから、今日はとことん娘の希望をかなえてやろうと思う。
で、今日は娘の部活の関係で、一日潰れた。しかしうちの市の公共施設って、なんでこう、不便な所にあるんだろう。車を使えない市民お断り!とかなんだろうか。私が車を使えないのは、貧困や能力など、自分の問題もあるのだろうが、以前、身体に障害を持ちながら障害者スポーツの分野で金メダルまでとった人に話を聞いたら、別のスポーツにも挑戦中だけど、市内の施設は車ナシでは行けないので、片道2時間かけてよそに行っているそうだ。この人の障害では、どんなに努力しても、免許はとれない。障害者に優しくない町は、誰にも優しくない町だ。
で、今日はいい旅夢気分を満喫させていただいた。ローカル線に乗り、徒歩約20分。…娘の友人関係で、20分も徒歩する家庭は皆無に等しい。が、私も娘も、その行程を楽しんだ。駅前のスーパーが廃墟になっている町。商店街などまさに名のみで、どこもシャッターが閉まっている。が、少しあるくと見事な長屋門や、生垣、巨木、野菜の無人販売などが見られ、娘も大感激。娘も私も、なんのとりえも無い貧乏人だが、くもの巣や鳥の死骸や畑の作物など、何にでも感激できる。とってもお徳な体質だ。
娘が用を済ませる間、私は読書にも飽きて、ふらりと散策。このあたり、けっこう遺跡があるらしい。緑も多いし、単線踏切の地面にさえ、感激してしまう。今日、見つけた踏み切りは、線路と道路の交差角度がきつく、自転車、ベビーカー、車椅子…どんな状況でも怖いと思った。今まで、ほぼ直角に交差している踏切しか見たことがなく、踏み切りで立ち往生した車椅子の方が事故に遭われたニュースを気の毒に思いながらも、どこかで「…なんで、線路にはまっちゃうんだろう?まっすぐ進めば、はまるはず無いのに」なんて思っていた自分を深く反省。
で、ふらふら歩いていて、玉虫様が歩いているのを 発見(*゚Д゚)
もはや瀕死のようなため、撮影も容易でしたが…本当に美しい生物です。時折、羽を広げて逃げようとしたのですが、甲の下の薄い羽も、身も、見事な虹色!いやあ、もう眼福。娘にもうらやましがられました。
帰り、娘の強い希望もあって、無人販売のお茄子と紫たまねぎを購入。いずれも100円。つやつやしたお野菜を見て、娘は興奮。「焼き茄子しようか」と言うと大喜び。
続く…
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