N・H・Kにようこそ~第6回親子鑑賞会~
「山崎さんって、彼女いるみたいですよ」
という岬ちゃんの一言に嫉妬に燃えた裏切られた気になった佐藤が、ひきこもりの分際で伐々木アニメーション学院に乗り込み、真実を探ろうとする話。体験入学希望者と間違われ、自分の理想のゲーム企画書を書く佐藤だったが…
佐藤クンの親って、なんでひきこもらせたまま4年も放置してるんだろう。ふと、現実的な疑問を抱く。アパートとはいえ、首都圏に一人暮らしさせる費用は相当なものだ。大学を除籍された以上、一人暮らしをさせる意味もないし、そこの街で生きる道も見つけられないんなら、アパートなどとっぱらってでも、故郷に戻してやったほうがいいと思う。佐藤は打たれ弱い。山崎のおかげでようやく目的を持って動き始めたのだが、ちょっと企画書を笑われただけで「症状」が出ている。統合失調症。決して珍しくない病気だが、悪化させると深刻なことになる。
アニメ専門学校の中は、意外ときれいな雰囲気で描かれていた。こんな美男美女が集まってくる学校なのかw日本が世界に誇るアニメーションの若きクリエイターを養成するのは大切なことだ。だが、息子もモデルとなった学校には入る気がない、と言っている。私も、アニメーターや声優の置かれる状況を考えると、とてもそういう世界に子どもを進める気がない。息子は、今回の放送でどう思ったんだろう。
まあ、今の息子の夏休みの過ごし方では、将来アニメ学校の講義にもついていけるはずがないのだが。
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