社長夫人と談笑しました~誰でも新聞ネタになる恐怖を抱えているのさ~
両親の離婚に立腹していたという少年は、友人を巻き込んでの母親の殺害で、「求めるもの」が得られたのだろうか。
今、急成長中のとあるお店の社長夫人とお話しする機会があった。彼女自身もずっと働く女性で、2代目がぐんぐんお店を各地に展開している最近も、せっせと働いている。2代目氏は、私より少し若いくらい?彼女は、いわば私の親世代だ。とても気さくでおしゃべり好きな方で、私もつい甘えたくなる。いろいろ興味深い話の中で、息子さんの話も出た。
今あちこちでひっぱりだこの息子さんはスポーツマン。いわゆる反抗期も、お母さんには反発しなかったらしい。その分、塾の先生や世間などに不満をもらし、またそれをなんとかしようという気概にあふれた息子さんだ。私は息子のことは何も言わなかったが、二人の共通理解として「でも、親とかに反発しない子は、かえっておかしいですよね~」という言葉が何度も出た。きっと、夫人も私が「中学生の息子が居る」というだけで、いろいろ察したのだと思うw。彼女は言った。
「2回。私もずっと働いてきて、息子と夫が対立してるのが心配で、『明日の新聞のネタになったら困るから、2時間遅刻します!』ということが2回あったのよ。息子も2回目は、取っ組み合ったら絶対親父を負かしちゃうってわかってるから、腕を後ろに組んで口論してたの。夫のほうは『包丁を出してでも、息子に勝つ!』とか言っていてw」そ、それはしゃれになりませんよwwと突っ込みを入れつつ「でも、きっとそういうことって、どこの家庭にも多かれ少なかれありますよね~」と言ったら、「ある!誰も言わないだけで、絶対にあることよ、新聞ダネになっちゃったらどうしよう~!ってことが!ww」
よかった。息子が暴れたり、私が壊れたり、警察ざたにもなるような大騒ぎを起こす、とんでもない欠陥家庭にも関わらず、ご近所の私の親ほどの皆さんは、「うちもいろいろあったわよ~」などと暖かく声をかけてくださっているので、わかってはいるのだが、こうしてご家族そろってサクセスストーリーを歩んでいる、ぱっと見てとても仲のよさそうな理想的な親子でも、そういう試練を乗り越えてこられたのだと直接伺うと、感慨もひとしお。
もっとも、そんな荒波を乗り越え、今は順風満帆の日々だからこそ言えるのだろう、「昔はこれでもいろいろあった」と。まあ私だって、最悪の時期を抜けきれたと思えたからこそ、ブログであれこれ書けるわけで、一時期はものを書くどころか人と会うのもイヤだったのだが。
あんなふうに明るく過去を話せるようになるのは、まだまだ先だ。
最近こそ、私か子供、どっちかが被害者加害者として新聞ダネになるのを怖れないようになれたけど、息子が世間と一線をひいて生活している限り、「老母ミイラで発見 半年遺体放置同居の50代引きこもり男性逮捕」ネタはありそうだし。
息子よ、私をあんなふうに苦境を振り返れるご身分にしてくれ~
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FF3があちこちで売り切れ。名作のFF5ほどのシステムではないが、あれがこの作品の上に立ってできたのだとつくづく思う。グラフィックや音響は、DSで比べようもないくらいにすばらしくなったのだろうが、この音楽の魅力、きっとファミコンでも鳥肌モノだったのだろうと想像する。
ところでルーネス(がくしゃ)って、改蔵や絶望先生に似てるような…
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