きのこ発見!~下を向いて歩こう~
「目の付け所が違う」、とよく言われる。
別に目玉が後ろについているわけではないが、私は子どもの頃から、周りの人と違うところを見、違うことを考え、時には「洞察力や観察眼がすごい」と言われ、時には「何を考えているのかさっぱりわからない」と嫌われた。これも、思えばアスペの特徴だったのか。
たとえば遅刻しそうになって、傘を差しながら自転車に乗って全力疾走しているときにでも、道の真ん中で蛇が死んでいるのと、道端に野鳥の卵の殻が落ちているのを発見してしまう。
夕暮れの銀座を歩いていても、他の人が華やかなイルミネーションを見ているところで、こうもりが飛ぶのを眺めている。
で、思うように売り上げの上がらない外回りで、ふとこんなものを見つけてしまうのだ。
場所は、首都圏。交通量の多い国道から入ってすぐの、街路樹の脇だ。黄色の鮮やかな、かわいらしいきのこが、群生している。
アップで見てみる。あんまり見かけないきのこなので、思わずシャッター。夢中で撮影していると、その姿を奇異に思ったのか、年配の奥様方が「あらきのこだったのね」と話しながら通り過ぎた。たいしたものじゃなくて、すみません…
帰宅して、きのこ図鑑を引っ張り出すと、「コガネキヌカラカサタケ」(ハラタケ科)というのが良く似ている。熱帯を中心に分布しているが、庭園や温室の鉢土、また都会地でも新しく搬入された山土に見られることがあるという。見たところ、新しい土にも見えないが、この図鑑も古いものだし、もしかしたら熱帯化しだしたこの街に、今は意外と見られるものなのかもしれない。
今月売り上げ少ないのに、きのこに萌えて地球環境に思いをはせてる場合ではないのだが。
ついでに、息子の奇行を心配する前に、自分をなんとかしないといけないのだが。
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FF3の攻略本(スクエニ公式本)購入。まだ見ぬラスト部分も見てしまって、「こりゃ、ファミコン版クリアするの、大変だといわれるわけだわ」と妙に感動。それにしても、最近の攻略本は、厚く、重い。電車の移動時や一人ランチの時に見るにはきつい。昔のように、カバーもないけど、小中学生男子の扱いにも耐えられるような丈夫なつくりと、読みやすい攻略本が懐かしい。
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