今日、息子がクラスの連絡網をもらってきますた~2学期だぞ、おい~
新学期になって「社長登校」と言われるようなマイペースながらもなんとか登校をしている息子。なんと、体育祭の予行練習なんかにも参加しているらしい。昨年は、体育祭の存在さえ意識することもできない状態だったのにすごい。
「で、何やるの?」
「来なくていーよ! なんもでねえし」
さすがに組み体操などをこつこつやれないようで、とりあえず顔を出していているだけ。でも、「今日は○○を運んだ」などと言うのをほめてやった。
「保健室登校組は雑用係なんだよ」
「何でも、人の役に立つことして参加してるんだからえらいよ」
所用で、参観はできそうにないが、弁当の話で気分を盛り上げてやっていたら、今日はなんと、父兄用のプログラムと手紙、そして連絡網をもらってきた。
2学期だというのにw
というか、私も1学期の間連絡網がないことに気づきもせず、また不自由してなかったのが驚異だ。体育祭当日、朝の連絡に必要だと言う。で、連絡網の順番を見ると、うちの次は最近お母さんが亡くなったばかりのご家庭だった。「あら、次はA君なの?」賢く美しくしっかりした方なのに、若くして子供を残して亡くなったお母さんを思い出し、ちょっと涙目になりながら聞くと「うん、まとめられてるんだと思うよ」「まとめられてる????」
たしかにうちはお父さんが死んだも同然だが…
驚く私に息子は言った。「保健室登校を、まとめてるんだろ」「えええええーーーーーっ!」
正直、我ながらわが子や私は、何をしでかしてもおかしくないという感じだが、あの聡明なお母さんの子で、しっかりしてそうなあの子が、今は不登校?!お母さんの亡くなる前後からじゃないか、という息子の言葉に、呆然として涙が出た。お母さん、安心して逝けないんじゃないか…
ここ数年、私は自分のことではなかなか泣けない。が、不思議と他人の不幸に涙もろくなった。なんだか不思議だ。
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