風邪、しつこいです~チャーシューを作りました~
件の薬膳ラーメンのご主人に聞くと、インフルエンザの特効薬・タミフルの原材料として八角が使われており、ここ数年の鳥インフルエンザ騒ぎのため、八角も高騰してるんだとか。
薬を飲んで、よく休んでいるつもりなのに(ただ、うちの「光の戦士」たちが着々と強くなり、二度もエンディングを見ているのが気になるが)熱がむしろ上がっている。やはり今日の仕事はキャンセルしよう…と思ったが、そのための連絡先を調べるのに、一度会社に行かなくてはいけない。そう遠くはないし、午前中に買い物なども含め用を済ませ、昼からゆっくり休もうと思った。娘もさすがに「今日の夕ご飯もリゾットでいい?」とか言ってくれてるし。リゾットにしやすい鶏もも肉を買って、さて昼はどうしよう。やはり汁物がいいなあ…と、スーパーを歩いていたところで、豚バラ肉が安いのを発見。それも、脂身がほとんど無い。
「八角の効いたチャーシュー(正しくは煮豚?)が食べたい」
前にテレビで見た、グッチ裕三さんのラーメンレシピ、いつかやってみたいと思ったのだ。たしか、
1.豚バラ肉を煮込んでチャーシューを作る。
2.鶏がらスープと和風だし(両方インスタントでOK)をあわせたスープを作る。
3.どんぶりにチャーシューを煮込んだタレと、スープを注ぐ。
4.麺をゆでていれる。メンマやチャーシュー、ねぎなどをのせていただく。
大体こんな感じだった。しょうがやにんにく、ねぎなどをスープに加えたかもしれない。いや、今の気分なら絶対に加えたい。よし!今日はラーメンで決まりだ~~
と麺売り場に行ったら、なんと、生麺(スープなし)がきれいに売り切れているではないか! 最近の休日は、手作りラーメンが流行りなのか。仕方なく、スープもついた生ラーメンを購入。もう、私の頭には八角風味チャーシューしかないのだ。
バラ肉は、軽く塩コショウをすり込み、脂身のほうを表にくるりと巻き、タコ糸で縛って整形。テフロン小鍋を熱し、肉を投入。じっくりと焼く。
出るわ出るわ、余分な油。自らの脂で揚げられて、肉の表面はこんがりと狐色。満遍なく焼き、揚げたところで油を綿でふき取り、酒、スープ、八角、しょうが、そして醤油を入れて鍋にフタ。いい香りが広がる。
「今日のご飯なーにー?」娘ののんきな声。「ラーメン」「今、何作ってんの~?」「チャーシュー」日ごろラーメンなんて、インスタントに肉や野菜をどさっと入れてはい終わり、の母が、風邪で熱出してるというのに何凝ってるんだか、とか思われただろうか。たしかに体力的にはのんびり寝ていたいのに、私も何やってんだか。緑黄色野菜も欲しいから、小松菜をたっぷりゆで、もやしもゆで、海苔をのせ、市販の生麺ながらそれなりに豪華なラーメンができた。
かなり脂が少ないと思ったのだが、それでもバラ肉苦手の娘は「脂がきつい」と感想。う~ん、難しいなあ。私もラーメンオタクなので、けっこうあちこちのチャーシューを食べているが、バラ肉チャーシューは若い人に受けそうなのに、娘はどちらかというと肩やモモのが好きなようだ。しばらく、チャーシュー談義が続く。
で、私は前にもここに書いた、何の変哲も無い小さな食堂のチャーシューの話をした。娘はさすがに「それは食べてみたい!!」と目を輝かせた。炙り具合が絶妙なあのバラチャーシュー、ちょっとうちではまねできないなあ…
これがそのお店のチャーシュー麺、850円。お昼にはお新香や小鉢、さらにご飯もつけてくれる。
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いつもは土曜に行う水換えを、ようやくできた。フィルターも交換しなくちゃ…と、古いのを取り出したら、なんと!プラティの仔が濾過槽にいるのを発見!ごく小さい頃に吸い出され、汚水の中で育っていたらしい。すごい生命力。
水槽の中に放してやると、きょろきょろ、珍しそうに広く(というほどでもないけど)澄み切った世界を見渡していた。同じ頃生まれた兄弟よりふた周りくらい小さいが、なんとか育て~~
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