いまさらながらゲド戦記が気になってきました~伝説になりそうな予感~
今日の絶望先生でも、派手にネタにされていた、スタジオジブリの「ゲド戦記」。すごいなあ。ここまでおおっぴらに叩かれて。しかし実際、まともなところでこの作品を褒めているのを、見たことがない。日本テレビ系はもちろん、やたらと持ち上げているのだけど、それでも「菅原文太さんが…」「手島さんの歌声が…」「あの宮崎駿監督の息子さんが…」という感じで、極力内容に触れてないようなのが笑えた。
今日週刊文春をぱらぱらとめくると、すごい。
あの中村うさぎさんまでもが、まともに評論(酷評)しているではないか。
いつもなら、買い物(ブランド物から美貌から、最近は男まで)の話で終始するコーナーのはずなのに。
ああ、この人もやっぱりクリエイターなんだなあ、と失礼ながら見直した。目新しいことをおっしゃってるわけではないが、よほど、何か言わなくてはいけないような、それほどの出来だったらしい。
私はこの作品を見ていない。正直、宮崎駿御大作の「ハウル」だって、劇場に行ったのを微妙に後悔したくらいで、製作発表当時からやばそうな香りしかしない作品を、見に行く時間もお金も無い。この間だって、一応ゲド戦記を安く見られるクーポンを持って娘と街を歩いていたのだけど、「パイレーツ オブカリビアン」の続編を見るか、カラオケをやるかという選択肢しか出なかった。
で、今、微妙に「見ていない」ことを後悔。ここまで悲惨な評価の作品である。同じ日本テレビが提灯振って大騒ぎして空振りした「ファイナルファンタジー」や「イノセンス」だって、どこか褒めようがあったではないか。
今、「ゲド戦記」を絶賛したら、漢になれる。
なんだか、そのくらいすごいものを、この作品に感じる。
もしかしたら、ほめただけでブログ炎上するんじゃないか、とか。
「絵がきれい」「音楽がいい」「キャストが豪華」「監禁・首輪の主人公に萌える」以外でほめてみたいものだなあ…
早く、地上波放送されますように。
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