台所に大穴開いてます~イヤなビフォーアフター~
不登校息子は、最初私に暴力を振るっていたが、一度私が会社を休み、医者に行くことになってから、怒りの矛先を壁や家具、電気製品などに向けていた。あんまり暴れるので、経済的に余裕もないこともあって、窓も壁もドアも壊れたままで、生活している。
どうせ、壊すのだから。
なんだか、いたずらざかりの幼児を育てる母親の言い方だなあ…落書きや穴の開いた障子で我慢しているような。息子もまた、体こそ大きくなったが、幼児みたいなものだ。
最近は暴れることもなく、ずいぶん平和になった。そろそろガラスくらいは修理したいな、と思ったところに、先日また「大暴れ」があった。
いきさつはこうだ。月曜、息子は実力テストを控えていた。長い不登校、そして睡眠をコントロールできないため、定期テストもまともに受けられない息子は、進路相談さえできない有様。だからこそ、このテストでは、がんばらなくてはいけないのだ。
が、毎日そうであったように、この土日も、息子はテレビをつけたリビングにノートパソコンを持ち込み、パソコンで音楽を鳴らしながらゲームやチャットを楽しみ、一方でPSPでモンハンを遊んでいた。「勉強しなさい」と、のどまででかかったが、たしか一年生の時にもそう言ったら大暴れし、あてつけるように完全不登校が始まったのだ。いまだに、息子は自分がこうなったのはあんたのせいだ、と平気で言う。時折「月曜、テストなんじゃないの?」くらいの感じで声はかけたが、ずっと我慢、の週末だったのだ。
が、日付も変わった深夜1時半になってもまだ、変わらず音楽をがんがん鳴らしながら遊んでいるのを、私は黙認することができなかった。明日は大事なテストだというのに、このままでは点を取れないどころか、受けることもできないではないか。近所迷惑だし、私も眠れない。「いいかげんに寝なさい!パソコンうるさい!やめなさい!」そして売り言葉に買い言葉で「他のみんなは、毎日授業を受けて、生徒会活動や部活動やって、テスト前には1点でも多くとれるようにがんばっているのに、あんたはそんなに遊んでいて、全教科満点とれる自信でもあるのか」と。
で、むかついた息子は大声でむかつく、などと叫びながらパソコンのボリュームをいっぱいにあげ、手元の皿、茶碗などを私や窓に投げつけて破壊。そして台所、他の部屋などの電気をすべて点け、壁を叩き、台所の調味料入れ引き戸を破壊。止めても逆上するだけなので、私は、緊急性のあるものだけ片付け、かまわず布団にいたのである。
で、朝起きて台所にいくとすさまじいことになっていた。もともと、台所の壁は穴が開くほど破壊されていた。この写真は、別の壁のものだが、大体こんな状態だった。
以下、加藤みどりさんの声でお読みください。
築30年の壁は意外ともろく、無数のひび、へこみ、そして穴が見られる。無料のカレンダーポスターなどでごまかしているが、気がつくと家中がカレンダーの壁。そんなに日付が気になるのか。「もう、誰も見ることがないから」とカレンダーも貼らなかった台所の壁。そこに匠のわざが光った。
さらに広がった大きな穴。中のコンクリ壁も露出、危うく電気もスイッチも壊されるところであった。まさに寸止め。匠も意外と冷静だ。
大きな穴の奥には3センチほどの空間が広がり、マガジンラックや新聞入れ、レシピ置きなどに活用できそう。まさに匠ならではの、空間利用術である。
って、何をやってんだか、私 o rz
この1件以来、私はのどが痛く、熱っぽい。仕事も忙しい時期で休むわけに行かず、ふらふらしながら奔走している。息子は、やはりというか、その後眠ってしまい、結局テストを受けてない様子。聞くと、また暴れそうだから聞かないけど。
で、今日は「なんかオレ、腕が痛いんだよなあ~~なんでかなあ~…」
知るかっ!!!!!
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