娘は腐女子?衝撃のカミングアウト
娘とカラオケに行ったときのことだ。その時も、娘は学校の人間関係などに悩み、少しずつ相談していたので、その日はお食事にショッピング、カラオケなどで遊びながら、コミュニケーションをとっていたのだった。その時、娘は衝撃のカミングアウトをした。
「うち、腐女子だから」
え?
うちの娘に限ってそんな。
「腐…?」私は、震える声で聞き返した。
「ふ。」娘はにんまり笑いながら、こくりとうなずいた。
「それじゃあ、やおい本とか読んでるの?」
「そこまではいかないけど、腐」
やおいを読まない腐女子なんてあるのか?だが、最近の交友関係からも感じられたが、彼女はそれなりにアニメ・漫画好きの痛い女の子なのだと、自覚しているらしい。あんまり、アニメのキャラに恋焦がれている様子も、ましてカップリングに命を賭けている様子も見られないのだが…
そういえば、娘に「FF7」をやらせたことがあったっけ。娘は小さな頃から私や兄がプレイするこのゲームを見ていて、キャラクターの名前などをよく知っていはいたが、幼い頃はまったくゲームなど出来る子ではなかった。もう大きくなって、むしろ暗算は得意なほうだし、FFシリーズの中では異常に簡単なので、勧めてみたのだ。
あれは「腐女子養成ゲーム」と言っても過言ではないが。
とにかく、娘はそれなりに悩み、親に打ち明けたのだ。それは真摯に受け止めよう。息子の「俺は二次元ロリにしか興味が無いから安心して」発言に比べると、まったく些細な悩みだ。
ところで、最近、腐女子が成人し、結婚、出産などすると「貴腐人」、また腐女子予備軍の子どもは「腐児子」というのだと聞いた。娘は、腐児子?
で、私が貴腐人なのかというと、そうでもない。別にやおいもかまわないが、どちらかというと息子と一緒に美少女談義をするほうが好きだ。制服だ、スク水だ、オーバーニーソックスだ、獣人だ、ツンデレだ、かわいければ男でもいいぞ、という趣味が恐ろしく息子と一致している。
もしかして、今日の結論は「この親にしてこの子あり」なのだろうか?
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