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2006年11月30日 (木)

教育再生会議~不登校息子の声~

ぎりぎり、今朝は息子と朝食が摂れた。朝のテレビでは、義家弘介さんが熱く、「いじめた子、いじめを傍観していた子を出席停止に」と語っていた。

不登校息子は「…それだと、クラスにたったひとりしかいない状態になるぜ…?」

私も同意見である。

いじめというのは多数派が、異端者を排除するものだ。民主主義とは、多数決で決めることだと私は教わったが、多数決で「こいつは不要だ」と、なんとなく認めることがいじめである。(封建制度下では、権力者が被差別者を定め、みながそれに従う)

どこの学校、クラスでも多かれ少なかれいじめはあると思うが、一人のスケープゴートと、先駆者数人、それを見て嘲笑する者数人、ひどいことするね~と思いながら知らぬ顔数名、たまにいじめに気づかないのもいるかもしれないが、それは次のターゲットになる。クラスの構成はそんなもので、もしも本当にいじめた者、傍観した者を教室から排除したら、一体何人残るのだろうか。

また一方で、「多数派」は強い。いじめられる子がもしも勇気を持って告発したとしても、それをどこまで立証できるのか。「僕、いじめなんかしてません」「僕もそんなことしてないし、他の子もいじめんかしてません」「何も見てません」皆がそう言ったら、いじめはなかったことになる。先生だって、いじめなどないクラスであろうとしているので、そちらのほうが都合がよい。

最近の、自殺さわぎで、各校で生徒にいじめに関するアンケートなどをとっているらしい。うちの子の学校でもあったのかもしれないが、わからない。いじめに遭った息子は、不登校だから。

肝心のいじめに遭った子が、アンケートに答える機会のないまま、「いじめられた経験のある子はゼロ」という数字が出されるんじゃないか、というのはうがった見方だろうか。(はい、そうです)

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

仕事で移動中、携帯で暇つぶしにニュースサイトをチェックするのが好きな私。少ない文字でニュースの見出しを作るのは大変だとは思うのだが、時折わけのわからない見出しもある。

最近気になったのは、「母親が5歳の息子を殴り重傷」。息子にこの見出しをどう思うか聞いてみた。

「…普通に考えれば、重傷を負ったのは5歳の子だと思うけど、これだと怪我をしたのは母親だよね…」

だよなあ…「母親が5歳の息子を殴り重傷を負わせる」か「5歳の息子が母親に殴られ重傷」ならわかるのだけど。FFオタの母子としては、「この子は『ハメどる』のアビリティつけてたんだろう」ということで終了。

今日は、朝晩ニュースで激しく同意しまくる、とても仲のよい親子であった。

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2006年11月29日 (水)

FF6前夜祭~ロックに会いたい~

FF6は、数少ない「女性視点で楽しめる」RPGである。

名前以外の記憶を失い、一人北の鉱山街に放り出され、追っ手から逃れようとする魔法を使える謎の美少女。そこから物語は動き始める。冷え冷えとした鉱山、迫り来る追っ手とモンスター。たった一人で絶望したところで颯爽と現れる青年が言ってくれる。「俺が、必ず守る!」

そんなロックに、惚れないわけにはいかないだろう。

物語の後半は、別の美少女がやはり荒野に一人、放り出されるところから始まる。彼女の希望はただ、「ロックに会いたい」…それだけだ。おもしろいことに、彼女がロックに会えなくても、また最も物語の根幹にあるといえる前半の美少女を仲間にできなくても、ゲームはクリアできる。実際後半、ロックに再会するのは少々大変だ。が、やはりロックに再会できなければストーリーも、あんなアイテムやこんなアイテム、いろんなこともあって十分ゲームを楽しめないだろう。FF6のロックとは、そんな特別な存在だ。

FF6のCMも、ロックとの再会を軸にしているらしい。CMのできはもう一つだが、コンセプトは理解できた。私もロックに、また会いたい。生活は決して楽ではないのに、私の財布は全開状態だ。

ああ、「俺が守る!」とすぐに女の子に言いながら、結局女の子にばかり戦わせ、自分はぬすんでばかりいたロック。

そのうえ、サウスフィガロを脱出した直後、助けた敵帝国の女将軍と二人、とっとと小屋のベッドになだれ込んだロック。

さらに、自宅の地下室に、昔の恋人の死体を隠し持っていたロック。

恋人の家族はロックとの交際に反対し、彼女が死んだのもロックのせいと憎んでいたことを考えると、もしも遺族がこのことを知ったら大変だろう…… 普通に、猟奇事件だ。

が、それでもロックの魅力は尽きない。「私は彼女の身代わりなの?」「あなた、女の子に優しすぎる…」「あなたがここにいた真意は、どこにあるの?」ゲームをしながらドキドキ。本気で嫉妬したり、傷ついたりしたのが懐かしい。それまで「テレビゲームなんて、ピコピコ無機質な電子音と、お子様向けの単純なものでしょ?」と思っていた私の盲を開いてくれた。

最大16人の主人公の織り成す群像劇。
重なり合う数々の悲劇。
なのに、大量のお笑いあり!

新魔石や新ダンジョンなどの話題も聞くが、素直に「ロックに、オルトロスにまた会いたい」。魔列車にまた乗りたい。そして、笑って、さめざめと泣きたい。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

昨夜はかなり酔っていたのか、へたくそな絵を描いて日記にしたらしい…またひとつ、恥の上塗りをした…順調に、タイトルどおりの活動をしているわけだがorz ところで今日はリンガーハットの冬季限定かきちゃんぽんを食べた。私はここの大ファン。でもこの店は郊外にあることが多く、なかなか食べる機会に恵まれない。昨年のかきは食べ損ねたが、今年はうれしいことに店の近くにお得意先ができ、かきちゃんぽんを3度も食べている。2度は、牡蠣に火が通り過ぎていたが、今日のは完璧。火は通っているのに生のみずみずしさを残していた。料理人の差だろうか。ファストフード以下の価格、外食産業としては異例といえる栄養バランスのよさ、そして料理人の腕の差もあるのが実におもしろい店だが、腕のよしあしとは関係なく、自給800円程度なんだろうなあ…という世界だ。夢中で食べていて、汗をかいた。…で、ジャック・スパロウを超えるパンダ顔に。昨日、汗とマスカラの恐怖を書いて、それも酔っ払っていたとはいえ、「昨日ついこんなこと書いた気がするー」と覚えていてよかった。おかげですぐにひらめいて直せた。

「転んでもただでは起きない」

私の座右の銘である。

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食事でデトックス~でもね、困るんです~

今日は久々に!前に書いた薬膳料理の店で昼食をいただいた。

あっさりと、匂いもなく辛くもなく、塩っけさえない、ついでにあぶらっけも肉っけもない、とてもヘルシーなメニューだが、あとでじわじわ発汗してくる。あぶらっけの多いラーメン屋で大盛りを食べてもまだ寿司くらいは入るぞという胃袋の私でも、なぜかこの小さな飯椀いっぱいの五穀飯や、一口にも満たないおかずで大満足してしまう店だ。なんか、ご主人に顔を覚えていただいたようで、他のお客が帰った後、「昨日中国の友人がくれたお茶なんだけど…」と、謎のお茶をいただいた。

ガラス製のポットで浮いている葉は、最初、厚い桜の葉?という印象だった。ツバキ科よりは薄いし、何かわからない。が、さわやかでほんのり青い香り。悪くはない。ご主人も、何か全然わからないと笑う。

「見てくださいよ、これ」

ぶわははは。これには笑った。中国の友人がくれたという謎の漢方茶は、スーパーの袋みたいなものに入っていた。どうみても、落ち葉ごみだ。おかんたる私としては、こんなものを息子が抱えていたら、迷わず「んもー、こんなもの集めてー」と、とっとと捨てたいところだ。この店のご主人、このほかにも中国でおもしろい食材と、食べ方を体験したらしい。私も、素人ながら興味津々で聞いたり、アイデアを出したりする。仕事の合間にこんなことができるので楽しい。

さて、前にも書いたとおり、一見あっさりと禁欲的なのに、ここの料理は体を中からきれいにしてくれる。前の薬膳ラーメンと違い、たいしたことはないだろうと思っていたのだが、あとでじわじわ、その効果を実感することになった。

トイレに行って鏡を見たら、そこにはらんまの五寸釘君がいた。
Gosunnkugi_

安いマスカラが、汗で流れてきたらしい。目の下に、あやしいクマができている

これでおしゃべりしていたかと思うと恥ずかしく、あわててティッシュを水でぬらし、ふき取ってみる。

Eru_ 鏡の中には、エルがいた。

目の下のくまは、どんどんひろがっている。これはやばい。

必死で手持ちの安い化粧道具で、くまを隠してみる。目の下にクマがあって萌えられるのは、前述の二人とか、ジャックスパロウくらいのものだろう。

_ それも、ジョニー・デップ限定だあああ!

先日、宇宙人の解剖ビデオにジョニー・デップ様関与というファンタスティックな東スポニュースを拝見したが、それはどこまで本当なのか。

私には大爆笑!さすがジョニー様、とんでもないニュースで出てらっしゃる!と感動することしきりである。

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2006年11月28日 (火)

息子は相変わらずマイペース~それでも払う給食費~

帰宅すると息子は学校の服のままパソコンに座り、ひたすら「眠い」と言っていた。あわてて簡単に食事を作りながら「寝るなー!ご飯だー!」と声をかけつづける。

「腹は減ってるんだよ。今日は、朝から豚汁をちょっとしか食ってねえし。でもねみー」

ちょっと待て、朝、たしか私が起きた6時頃にはがんがんアニソンを自室で流しながらごきげんでいて、今朝は一緒にパンを食べたよね?出かけるとき、「早よ学校いきや~」と声かけたよね?給食は?
「気づいたら、給食食えない時間だった」「……(またネトゲかよ!)給食費払ってるのに~」「しつこい」

先日も給食費を(払えるのに)払わない親に文句をつける記事を書いたが、一方で「給食費を払ってるのに子供が給食を食べない親」も相当数いるだろう。
不登校児の親だ。
ドライに考えれば、「あ、うちの子学校行かないので、給食費ほか払いませ~ん」なんてやってもいいのかもしれないが、私はおろかにも、どんなに家計が窮乏しても、これだけはしっかり払っている。

それが、親の義務だと思うからだ。「今の学校が気に入らなきゃ他へ行けばいい」とか「家庭教師で大丈夫だ」などと言える状態でないから、今の学校に行かせるしかない。それなのに給食費を払わないなどで、自分が学校から子供の居場所を片付けてしまってはいけない、と思う。

が、一方でもったいないとも思う。給食費が、ではない。私が頑固に給食費を払い、しかも勤めが忙しいことと本人が超マイペースなことで出欠を連絡することもなく(注・息子が明らかに病気などで登校できないときには電話で連絡している)、本人の自覚に任せる、と学校側と同意しているおかげで、たとえ息子が朝から高いびきをあげていようとも、学校では息子の給食を用意しているのだ。昔のように、友達がパンを届けるようなこともなく、また食いしん坊が食べてくれるわけでもないので、おそらく毎日、たっぷりの残飯を出しているだろう。

私は、食べ物を粗末にすることが何より嫌いだ。さねとうあきらの「じべたっこさま」を読んで、飢饉の恐怖、水や食べ物が手に入るありがたさを知って育った。ドカベンで、ごはんつぶのひとつも残さず、きれいに食べることを美徳と考えた。今、超マイペースの息子のために、残された食事を食べて太る一方だが、それでも食べきれず、捨てるものの多いことに涙する。そして毎日の給食…なるべく考えたくはないのだが、これには罪深ささえ感じる。払うのは当然だから払っているが、うちはほぼすべてをごみにしてしまっているのだ。「お金を払ってるんだから、食べようが食べまいが勝手でしょ」というだけの問題ではない。貧しい子にも、最低限の費用でバランスの良い食事を…という世界的にも美しい給食システムを、土足で踏みにじっているような気がする。

息子の部屋からは、おびただしいジャンク・フードの残骸が見つかる。

私が望むと望まざるに関わらず、うちは「ろくに学校にいかない子に、まともな食事を与えずにジャンクフードばかり与えている」状態になっている。一方、粗末に扱われる食材たち…なるべく献立表などは最近見ないようにしているのだが、魚など、一匹丸々捨てられるようなことを考えると苦痛だ。肉も魚も野菜も、すべて命。ありがたくいただくことのできないことは、罪深い…。

結局息子、安かったホタテの殻つきを刺身にしたものやトマトなどは食べたけれど、大急ぎで残り物を使った料理にはほとんど手をつけず、ぱたりと寝てしまった。「おとといの徹夜から、8時間しか寝てないし、今日は12時間寝る気がする~(だから今寝ないと明日は学校行けないぞ~)」相変わらず自己中心な睡眠パターンだ。もちろん、第三者のお医者さまにでも認定してもらわないと、典型的な遊び人、怠け者の睡眠パターンだということになるのだが。

そして私はまた太るのか。5キロの荷を背負い、歩いても、歩いても。

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2006年11月27日 (月)

放火200件で5人を殺し、女児への強制わいせつ200件…で死刑にならない国

ちょっと目を疑ってしまったのだが、これ、ジョークニュースサイトとかではないですよね…?

放火200件、強制わいせつ200件 被告に無期求刑
2006年11月27日12時54分
 東京、大阪などで放火を繰り返したり、女児ばかりを狙った強姦(ごうかん)事件を起こしたりしたなどとして、現住建造物等放火や強姦致傷などの罪に問われた無職尾上力被告(38)の論告求刑公判が27日、大阪地裁(中川博之裁判長)であった。検察側は「放火約200件、強姦約40件、強制わいせつ約200件を認めており、過去に例のない常習性、計画性の高い犯行だ」と述べ、無期懲役を求刑した。判決は来年2月19日。

 論告によると、尾上被告は99年5月22日、大阪府高槻市萩之庄1丁目の住宅のガスボンベのホースに放火して住宅1棟を全焼させるなど、98年10月~03年7月に大阪、東京などで放火13件、7~13歳の女児に対する強姦致傷・未遂15件を起こしたとして起訴された。放火事件では計5人が亡くなり、財産的被害は2億9000万円を超える。

 尾上被告は99~03年、岡山市で小学生の女児を襲うなど子どもを狙った強姦事件を連続して起こしたとして、同地裁で04年9月に懲役20年を求刑された。その後、連続放火事件を供述したために捜査・公判が続けられ、この日、検察側が改めて求刑した。

 尾上被告は最終意見陳述で「死刑と思っていた。罪を軽くしてくれと言うつもりはない」と述べた。

http://www.asahi.com/national/update/1127/OSK200611270031.html

子供一人が殺されても大ニュース、芸能人志望の美人が連続放火をやっても大騒ぎで記憶に残っているのだが、この尾上被告というのは犯した罪状のとんでもなさに比べてあまり騒がれていないような気がする。本人が認めているだけで200件の放火。女児ばかりを狙った強姦40件。強制わいせつ200件。放火では5人も命を奪われ、財産的被害は2億を超える。

心が痛むのは、女児への性的暴行だ。被害者が大人だって許せるものではないが、女児たちの心身の傷は、相当深いものだろう。もしかしたら、一生立ち直れないくらいの状態になっている子もいるかもしれない。それが、40人!私が親なら、命こそあっても娘がそんな目に合わされたら殺意を覚える。

なんで検察が「死刑」を求刑しないのかが不思議でならない。放火の被害者の無念の叫びは聞こえてないのか。わいせつ事件をまだ「野良犬にかまれたようなもの」と思っているのか。最初の連続わいせつ事件だけで「懲役20年を求刑」、放火がわかって「無期求刑」って、なんなんだ。本人も「死刑と思っていた」と拍子抜けしているが。

幼い子が受けた心の傷は一生続く。焼けた家は戻らない。もちろん、こんな理不尽な理由で奪われた命も、戻ることはない。
が、犯人は獄中でのほほんと暮らし、20年もすれば出てくるのか。ペドフィリアもまた、一生直るものではないのだが…つまり、また同じ事をやらかすようにしか思えない。

私は、こんな男に家を焼かれたくはないし、自分の子や孫でなくても、一人だってひどい目にあう女児が出てほしくはない。

この男の更正と、1億人ほどの人々が望む平穏な暮らしを、きっちり天秤にかけていただきたい。

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仕事用バッグを購入~うちで求められる理想のバッグとは~

仕事用のバッグが傷み始め、買い換えようと思い始めてから早数ヶ月。仕事で街を歩くたびに、バッグをチェックしていたのだが、なかなか欲しいものが見つからなくて困っていた。

仕事用のバッグなので、機能性は重要だ。A4サイズの書類が大量にきちんと運べなくては話にならない。名刺入れや携帯電話、筆記具、SUICAなどもきれいに入ってさっと取り出せなくてはいけない。一番理想に近いのは、男性用のビジネスバッグ。だが、これではあまりに味気ないし、重い。普通にショッピングなどで歩いているようにそこそこおしゃれで女性らしくありたい。

軽さも重要だ。私の仕事に必要なものは結構重く、5~6キロはあるし、時には全部で10キロほどになることもある。これを持って、毎日3時間以上はたちっぱなし、歩きっぱなしになるのである。ウォーキングをしながらお給料がもらえる素敵なお仕事だ。年齢的には革の、良質なバッグも欲しいところだが、軽くて雨にぬれても平気で丈夫な布などで、かっちりとしたものが良い。

そして重要なのが、「鍵がつけられること」だ。残念ながら、息子の盗癖はそうそう直るものではないと思っている。またネットゲームにはまりだした今、彼は数万単位のお金を欲しがっていることだろう。今のバッグはたまたま金具があちこちについたデザインで、そこに無理やり鍵をつけたが、おかげで型が崩れたり、またちょっと中のものが少なかったりすると人並み以上にやわらかい関節を持った息子は、ほんの隙間からお金を抜ける。ジッパーが二つついているものなど、鍵がつけやすいものがいい。

しかしこの条件のものが、なかなか見つからない。女性向けのバッグとなると、金具やジッパーはおしゃれのためのもので、中身がだらしなく見えなければよい、という程度のものなので、鍵をつけてきっちりと、というのはなかなかない。リクルートバッグに、比較的よいものがあったが、やはりビジネスくさすぎるのと、重いのと、物があまり入らないのでやめた。「条件が難しい」ということは、もしも今使っているバッグがいよいよ壊れたときに本当に困ることになるので、早く見つけなくてはいけない。あちこちの街を歩く仕事のため、休憩代わりにあっちのブティック、こっちのスーパーと見てまわれるのを幸いに、私はバッグ売り場を見てまわったのだった。

そして、やっと見つけた。形、重さ、申し分なし。鍵もつけられる。「機能性バッグ」コーナーにあったものなので、収納性も最高。携帯電話はおろか、デジカメまでいれるところがある。よくよく見れば、それは小さな旅行バッグなのかもしれないが、結局それが一番の理想の形だった。

望外の喜びもあった。これが、防臭機能つきでもあったことだ。帰宅するや否や、息子に一瞬の隙も与えないように鍵をかけ、朝までおいておくため、バッグの中の匂いが気になっていたところだ。「安い」という条件からは少し遠のいてしまったが、ちょろちょろ万札を抜かれる不安に比べたら安いものだ。

見つけた場所は、なんと自宅のすぐそばにある大手スーパー。「青い鳥」の話そのままか。

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2006年11月26日 (日)

子供以上大人未満~薬はどうしたらよいのかな~

鼻水が止まらないという息子に、鼻の薬を与えた。

「これ15歳以上じゃん。大丈夫?」

たしかに、その薬は「15歳以上」が対象だった。それ未満には与えるな、と書いてある。薬の用量・用法は守らなくてはいけない。

が、鼻炎関係の薬で、中学生くらいの子が使えるものは意外と少ないのだ。小児用か、15歳以上か、のどちらかがほとんどで、毎度探すのに苦労する。

それに息子は15歳未満と言っても、あとわずかでエヴァに乗れる年を卒業するのだ。体格は、私よりもずっと大きく、ひげは生えるし声は若本。これはもう、身体的には大人と同等に扱ってよいのではないかと判断した。

「薬は小児の手の届かないところで保管してください」というのを真に受ければ、私は自分より背の高い子の手の届かないところに薬を隠さなくてはいけない。…これも自己判断で大丈夫…だと思う。

息子、この薬を服用したがとくに問題ないようだ。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

息子が本当に幼い頃、大好物のくるみの缶詰を、必死で台所のテーブルの上に押し上げているのを見つけ、声をかけた。「パパに食べられないように、高いところに隠してるの」
楽しみにしていたのに、パパが夜中におつまみにしてしまうのを恐れての行動だった。

…が、残念だが大人にとってはそこは一番目に付きやすいところだ。

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2006年11月25日 (土)

宝箱はどこに?~100パーセントの道は険しい~

もうすぐFF6も出ることだし、早くFF5をやりつくさないと…と今日は少しがんばってみた。

エヌオーを倒し、ネクロマンサーは全員マスター。あとひとつ暗黒技を覚えないと。モンスター図鑑も、残すはジェルフィッシュと神竜改だけ。それから亡者の洞窟……

で、ものしりじいさんのところに行ってみた。

宝箱は、あとひとつ、神竜改入りのものだけのはず…なのに、未だ宝箱95パーセント?????

私は、FFシリーズで遊ぶときには「物欲の権化」になる。

盗む!拾う!宝箱と言う宝箱はすべて開けないと気がすまない。あちこちにアイテムや小銭を隠していたFF9などは、あっちのすみ、こっちの壁、と調べて回った。トレジャーハンターというよりは、「ジェイムズ君」に近いあやしい動きをしていたくらいだ。

今度のFF5も、ゆっくり遊ぶ暇もない分、一回でしっかりモンスター図鑑と宝箱回収率はしっかりやろうと思っていたのに。

ストーリーが進むと取れなくなる宝箱は特に慎重に取ってきたし、街の隠しアイテム関係も、とり逃しやすいと言われる宝箱もたいがいとったと思うんだけど…

まさか、ケルガーの村のひつじを完食しないとダメとか(((( ;゚Д゚)))?

あれだけは勘弁してください…昔知らずに料理を食べてポーションももらえてラッキー!と悦に入っていたところで真実を知り、いささか己の意地汚さに落ち込んだ…

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

水槽のコケがひどい。オトシンが年をとったせいもあるだろうが、きっとミッキーマウスプラティのせいだろう。

彼らの胃袋は宇宙か。あまりにすごい勢いで餌を食べつくしてしまうので、底モノにも餌がいきわたるよう、つい大目に与えてしまう。それで栄養過多になり、水が汚れやすく、コケが増えやすいのだと思う。

それと、プラティはやはりスネールイーターなのか?卵を食べるのは確認したが、どうやら稚貝も食べている様子。アベニーのためにある程度貝が必要なので隔離水槽で数匹の貝に卵を産ませているが、相当の卵があるのに貝が増える気配がまったくない。時折見ていると、プラティが隔離水槽の底をつんつんしている。目に見えないほどの貝が隔離水槽から出てきたところを一網打尽にしているようだ。

アベニーのようには食べないが、時折大きい貝もつついている。

これまでネオンテトラが食欲魔人だと思っていたが、今や彼らもずいぶんスリムになってきた。コリドラスたちは、どこか諦観の目である。

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2006年11月24日 (金)

鋼の錬金術師で涙が止まらない

今日は電車で長い移動時間がある日。
ちょっと時間もあったので、ねんがんの「鋼の錬金術師15巻」をてにいれた。

本当に、すさまじい力量の漫画家だ、荒川弘さんは。

大体、少年漫画では10巻を超えるとダレはじめることが多い。それを超えても、まあ、20巻が限度かな、と思っている。11巻ですっぱりやめた「すすめ!パイレーツ」の江口寿史さんとか、20巻代で人気シリーズを完結させるゆうきまさみさんを尊敬している私だが、最近では、この「鋼の錬金術師」が、いい感じに「ちゃんと完結」してくれそうで期待が高まる。15巻あたりで「回想シーン」というのは、むしろダラダラコースの始まりのような恐れがあるのだけど、この15巻を読む限りでは、ダラダラどころか、卓越した構成力、ゆるぎない構想を感じる。これを描きたくって、第一話(読みきり前提だったらしいが)を描いたんじゃないのか、と思えるくらいだ。

登場キャラクターのほとんどがひきずる影~イシュバール戦。読むのが辛い。特に軍人組は、本当にこの時代を生きながら、あの結束力を生んだのか。そして「傷の男」の壮絶な物語。キンブリーの狂気。ウィンリィの両親の生き方。ロイの決意、おまけページ…これだけの物語が、この1冊に結集しているだけでも、すごいと思う。

もしも、20巻あたりで「第一回天下一国家錬金術師トーナメント」なんていうのが始まっても、負けずに読んでみようかなと思える。…いや、やめてくださいねスクエニさま…

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著者:荒川 弘
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☆  ☆  ☆  ☆  ☆

これを読んで「ああ、漫画を読める幸せよ!」と浮かれて今日は、もう一冊コミックを買ってしまった。ささやななえこさんの、「霊送りの島」(廉価版)だ。昔読んだ懐かしいものも含めて、ささや伝奇ワールドを堪能。なんて今日はいい日だろう!

が、今朝のズームイン!の占いの結果は「最悪」。その後、仕事が押しに押し、会社を出たのが9時。今日は、娘が帰っているというのに…まさかこんなことになるとは思わなくて、今日のメニューは鶏骨付きもものオーブン焼きの予定。先に冷蔵庫から出して室温に戻してもらったものの、帰宅が9時半、それから焼いたのでは夕食は10時半????大急ぎでオーブンを暖め、ローズマリーを摘み、鶏を下ごしらえ。…たしか息子と娘に、それぞれ塩コショウも擦り込んでおいて、と言ったつもりだが、肉はパックのまま放置。仕方なく塩コショウし、裏側に軟骨を切るように切れ目を入れ、皮の側にフォークを刺す。

「鋼の錬金術師15」と「霊送りの島」を読んだあとに、この作業か。

なんとなく、山岸凉子さんの「鬼」の一シーンを思い出す…いや、それ、最悪だって…

まあ、欝漫画を読んで40年の私なので、それはそれ、これはこれ、とおいしく鶏はいただいたのだが。

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2006年11月23日 (木)

JIN新曲~田中真弓さんそっくりで振り向いた~

テレビを背後でつけながら、ネットサーフィンを楽しんでいたら、聞き覚えのある声でつい、振り向いた。

JINの新曲「マラカイト」のCMだった。

前に、「およそ日本語には聴こえない新感覚のバンド」と、日記に書かせていただいたJINだが、もうひとつの称号があるのだった。

「ボーカル、田中真弓そっくり!」だ。

そう、私も「えっ(ワンピースの)ルフィが歌ってる?」ように思えて、つい、振り返ってしまったのだ。

念のため書いておくが、田中真弓さんは少年声では今代表格といえる声優さん。「天空の城ラピュタ」のパズーや、「ドラゴンボール」のクリリン、「ワンピース」のルフィなどで知られる。ゲーム「サクラ大戦」では2メートルの大女役をやりながら、その舞台ではむしろめちゃめちゃ小柄な実体格をネタにし、さらに女性とは思えないほどの思い切ったアドリブ下ネタで引かせる沸かせる名優だ。

前の「BLOOD+」主題歌の時にも感じたが、本当に声質、癖、そっくり。それだけで反応してしまう声オタの私…

前に、声が似ていると顔も似ていると、ガンダム芸人の日記で書いた気がするけれど、このボーカルの顔を、覚えていない。顔がはっきり見えるような映像ではなかったし、そもそも古参声オタの私は、神○明さんや市○治さんの尊顔を拝見したときのトラウマもあり、声だけ聴いて顔を見ないという習慣がついているようだ。

☆  ☆  ☆

娘が「クリスマスプレゼント」についておもしろい話を聞かせてくれた。「サンタさんって、クリスマスに子供にプレゼントをくれるものでしょう?お友達のAちゃんなんだけど、逆にサンタさんにプレゼントしてるんだって。毎年、マフラーを編んで、お母さんがそれを使ってるんだって。絶対、だまされてると思う」

いや、すごく感動した。

娘には「若草物語」を百回くらい読ませたい。

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温泉で豪遊~勤労感謝を実感~

娘を伴い、郊外の温泉施設に出かけた。
今日は「勤労感謝の日」。
営業成績が今微妙(いや、昨日から上り坂ですが)なのも忘れて! 不登校息子のDQNっぷりも忘れて! 絶望しながら足を引きずり歩き、心身ともに疲れ果てた自分を、温泉とマッサージ椅子とグルメと岩盤浴で癒すのだ~!

が、いささか問題がある。この温泉施設、実は仕事の取引先のひとつなのだ。店長に会うと、全然日常を忘れられない。男性なら、「いやあ、今日はお邪魔してますよ」と、むしろ良い関係に持っていこうとするかもしれないが、すっぴんでのんびりしているところなど、見られたくない。おまけに、家族そろってならそれはほほえましいが、娘と二人きり。母子家庭だろうか、なんだろうかなどといぶかしく思われてもなんだか痛い。
で、クレームなどで店長が店内をうろうろしないことを願いながら、こそこそとバカンス。スリル満点。

「勤労感謝」なので、風呂上りの自分に黒生ビールを奮発。娘はジュースで乾杯。

「お疲れ様~私!」と言いながら。

「それって、相当、寂しくない…??ww」娘に言われた。言われるまでもなく、寂しいに決まっている。が、誰も自分をねぎらってくれないし、こうなったら自分で言ってしまったほうがいい。娘は知っているのだろうか。私は毎年「勤労感謝、私!」「ハッピーバースデー、私!」「メリークリスマス、私!」などと心でつぶやいているのを。

まあ、子供に金品を要求する気はない。
が、今日のように娘を伴い、温泉にでかけておいしいものをたらふく食わせ、近隣のショッピングセンターなどをぶらぶらしながら可愛いグッズや服、靴などを買うのは、まさに「私の勤労の賜物!」と思える。娘の喜ぶ顔が、何よりの「お疲れ様!」だ。帰り際には息子も喜ぶであろう食材をたんまりと買い込む。

子供を喜ばせる…そう、私はこの至福のために勤労している。勤労のおかげで、今年も子供たちに暖かい衣服や食事を与えられる。いろいろ絶望して、酒とゲームの日々に陥っていた頃とは比べようがない充足感だ。

ありがとう、勤労!

私は今、無能な自分に仕事を与えてくれる会社に、また何かとお世話になっている取引先に感謝している。そして、そんな幸福が得られるのも社会が健全であり、経済がそれなりにめぐっているためであることに感謝する。そしてこの社会を維持していくことが、ひいては自分の幸福、子供たちの幸福になるのだと実感する。

働けて、稼げて、家族を幸福にできる。

すごくシンプルだが、これは生き物の本能的に感じる「幸福」ではないだろうか。少なくとも育児をする生き物は、そうすることによって、種を維持してきたのだから。

「勤労感謝の日」は、「お父さんお母さん、働いてくれてありがとう」という日ではなく、働いている者が、大切な家族にサービスして「働ける自分」を再確認する日でもあるかもしれない。

ていうか、どこのテレビ番組でも、「今日は勤労感謝の日です」とかやってない。何もネタがないからだろうか。

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2006年11月22日 (水)

息子(実在)は学校に行く気があるのか…

このごろ息子はほとんど学校に行けていない。

ちょっと前まで、5日も朝ごはんを一緒に食べ、重役出勤ながらも学校に行けている~♪と、うかれた日記を書いていたのに、三者面談が始まり、午前中で授業が終わってから、「目が覚めたら2時だった」などと言い、結局学校にいけていない。毎日仕事の私は、歩きながら時折電話をかけ、起こそうとするのだが、何せ目覚まし時計が1時間鳴っていても眠り続ける子だ。さらに、ヘッドフォンをかけ、エンドレスで音楽を聴きながら寝ているので、電話で起こすことはまず無理。運よく起きていたときに受話器をとれば、いくらか会話ができるだけなのだが。

今日などは本当にひどい。また、昼夜逆転のペースにはまり、昨日も夕方に起きたという。絶対に徹夜はさせたくないのだが、仕方がない、今日ばかりは徹夜させてそのまま登校させようか…と、私は一晩、耐えた。

朝私が起き出す頃、息子の部屋には明かりがついていた。やれやれ、と朝食にリゾットを作り始めた。子供たちの好きな、ハーブときのことチーズの入った、あっさりしたリゾット。煮込みながら身づくろいなどして、いいにおいがしてきたところでさあ朝食にしよう、と息子の部屋の前まで行くと、なんと電気が消えているではないか。

あわてて電気をつけて見ると、息子はヘッドフォンをし、パソコンの前に座ったまま布団をかぶり、寝入っている。

そんなバカな!今寝たら、何もかも台無しではないか!

道なき道を超え、私は息子に近寄り、大声で呼んだ。まったく反応なし。頬を激しく叩き、名前を叫ぶ。手を振りかざすと、ぴくりと眉が動く。…意識はあるらしい。が、叩こうが蹴ろうが眠る一方。

度し難い、バカ息子だ。

が、たしかにこのあきれた息子はやっぱり実在するのだ…。息子の体温を感じながら、そう思った。

「あんた、今寝たら何にもならないじゃないの!」などと何度も叫び、叩き、蹴る。蹴る、というのは前に息子が「俺は普通のことでは起きないから、蹴って」と言ったからだ。だからと言っていつもは蹴らないのだが、こうまでふざけたことをするのでは、蹴ってでも起こすしかない。そのうち、息子が蹴り返してきた。「ほら、起きなさい!ご飯できてるから!」息子は、布団にうもれ、目を閉じたまま驚くようなことを言い出した。

「徹夜したのは、今日学校に行くためじゃねーよ。あさって行くためだよ!あんたのせいで、それもだめになったがな!」

…息子の言動が理解できないのは昔からだが、これにはほとほとあきれた。息子は長い不登校と、家でも遊んでばかりいるので勉強は激しく遅れ、朝起きることができないから、学校のテストもろくに受けられていないのだ。成績表は真っ白だ。あやしげな通信教育業者がやってきて、このままではどこの高校にも行けなくなるから、まずは学校に行こう、と励ましてくれたため、私はこの業者にかれこれ100万ばかり注込んでいるのだが、これもすべては息子が立ち直るきっかけになると思ったからだ。そのときも息子は元気に「はい」と言ったのに。もう、一日だって休んでいる場合ではないのに。徹夜して、ちょうどみんなが起きる時間帯になって、朝食のできる気配を感じながらとっとと寝るとは、私には信じられない。また、どうしたら、今日を犠牲にしてあさって出よう、などと考えられるのか。今日も、あさっても出なくてはダメなのだ。

しかも、私が真剣に起こすと決まって「あんたが起こしたせいで今日は学校に行けなくなった」などというこの思考回路。中学生には、たしかにありがちだ。「早く○○しなさい」と言われ「んあ~~もう、今やろうと思ったところなのにぃ!」とふてくされ、「おかげでやる気なくした~」と親のせいにするような。

が、息子がやっていることは、自分の首を絞めることだ。どんどん自分の将来を狭めていく息子。

パソコンのモニタの電源だけ切ってあったが、モニタをつけると、案の定ネットゲームの画面が出てきた。息子の行動、このあたりはわかりやすい。息子が学校に行けてる間、どうもパソコンが重いとかでネットゲームに手を出さず、携帯ゲームやPS2などで遊んでいた。先日そのパソコンが壊れ、新しいかわいそうな名前のパソコンを購入。安いが高スペックのマシンを立ち上げ、息子は早速ネットゲームを再開したのだ。以来、新パソコン、ノートパソコン、修理がすんで帰ってきたパソコンのどれかで、いつも遊んでいる。ネットゲームをやるのと出席率が、見事に反比例しているのだ。

「ネットゲームは有害だ」というと息子は猛り狂うのだが、自分でそれを証明して見せているのに、気づいているのだろうか。

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2006年11月21日 (火)

精神科にかかる暇もない~息子は実在するのだろうか~

Q.数日前に、こんなページが話題になっていた。

【1087】家の中にストーカーがいます

精神科の相談ページで、相談者のメールに、お医者さんがアドバイスするというところなのだが、一応読む暇もない方のために解説すると、嫌がらせをし続ける無職の弟に関する姉の悩み相談。偏執的な弟の嫌がらせが事細かに書かれ、「弟は統合失調症ではないでしょうか」と相談している。医者の回答は、ずばりまとめると「たしかに統合失調症です。あなたが」

笑えるというか、怖いというか、大どんでん返しだ。お医者に言わせると、姉のいう「弟」とは姉の妄想の産物で、その被害妄想こそが典型的な統合失調症だというのだ。もしかして私、「優良なミステリー」のネタ晴らしをしちゃったかもしれない。おもしろみが半減した方には、申し訳ない。

で、私も読みながらいろいろ考えさせられた。

若本ボイスの不登校暴力息子は、実在するのだろうか。

もしかしたら、「統合失調症の私」が作り出した、妄想ではないだろうか。

息子は、若本ボイスで語ったり歌ったりしている。時には「いよお~ぉ」とアルシド(FF12)の声で登場し、誰かがカラオケで歌っているときには、アナゴさんの声でいっしょに歌い、吹き出させる。「きゃっちまいはぁ~と ベリーメロン♪」と歌いだすと、つい私も洗脳されて、「ベリーメロン♪」と甘ったるいアニメ声で合いの手を入れてしまう。この前は、「赤ずきん」なるアニメを見ながら「パァンプキ~ン!」というレパートリーを増やしていた。

こんな中学生が、いるものか。しかもこの息子、時々ミッキーマウスの声でしゃべりだすのだ。たとえば今日は学校に行ったかという私の問いに「ハハッ!今日は4時に起きたのに、学校なんて行けるわけはないさ、ハハッ!」と、あの甲高い声でしゃべる。

若本ボイスとミッキーマウス。「キングダムハーツ」で言えば、ラスボスのゼムナスと王様のミッキーマウスの両方の人格がいるようなものだ。そんなわけのわからないものが、パソコンを抱えてにやにや笑ってるなんて。よく考えたらおかしいではないか。

また、息子は異様に体が柔らかい。ネコのように足で顔を掻いたり、腕をありえない方向に曲げたり。「ジョジョ立ち」なんて、朝飯前だ。今、目の前で息子が私に「見てー見てー」というのが、立ったまま、足を後ろに曲げ、尻につけるポーズ…まあ、これだけならまだいいが、そこからぐぐっと足をあげ、尻を経由しておなかのほうに足を持ってくる。ほとんど、へそまでつきそうだ。「学校では上履き履いてるから、(腹についたまま)立ってられるんだぜ~」と自慢げな息子。こんな緊張感のない受験生が、本当に実在するのだろうか。

若本ボイスでミッキーボイスでノーバディのようにくねくねとやわらかい。こんな生き物がいるのだろうか。「キングダムハーツ」によほど毒されたか、あるいは「テレプシコーラ」の読みすぎか。

もちろん、暴力を振るったり、真夜中に騒音を出したり、家や家具、電化製品を壊す息子なんて、いやだなあ、いるわけがないじゃないですか。ごみを散らかしたり、食べ物を持ち込んでカビや虫を繁殖させてるのも、きっと私の妄想ですよ。現に、部屋の中をまっすぐ歩けない?それはお酒の飲みすぎか、年をとったからですよ、……なんて、脳内可符香が出てきて、私にささやく。

思えば、息子はまだ10代だというのに私よりも初代ガンダムに詳しかったりして、小学生のころからネットでおしゃべりしていても小学生とは信じてもらえず、冗談で「実は40才です」というと「やっぱりな」と言われる子だったという。これは私の分身、自分にとって都合の良い妄想の「友人」だったのかもしれない。いやまてよ、私の妄想の息子なら、私の知らない、または興味のないアニメやゲームの知識を息子から得るのはどうなんだろう…… もしかして、息子に教えられた最近はやりのアニメなどは、私の夢の中の産物だったり?

このブログを読む人は、もしかしたら「何、この人?ぱにぽにとかローゼンメイデンとか、そんなありもしないアニメのことを語ってるよガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル」という状態かもしれない。うん、ありえる。しかしなぜ、私の興味のないはずの「ガッシュベル」の挿入歌をいやというほど聴き、つい口ずさんでしまうのか?…私の潜在的な意識が、若本ボイスをもとめているのか?もしかしたら、毎日仕事で歩き回っているというのが私のもうひとつの妄想で、未だに親の庇護の元、実は数台のパソコンを駆使してゲームに掲示板に、お絵かきに、と遊びほうけている「独身の私」だったり?

ついでに、HGなる芸人に毒されて腰を振りまくる愛娘も、幻に相違ない。

A.典型的な現実逃避です。

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2006年11月20日 (月)

勝者は誰だ?~高橋尚子偏向報道

「高橋尚子3位惨敗」「Qちゃん『引退はしない』」「高橋尚子ひざを痛めていた」等々…

ネットニュースやスポーツ新聞、ワイドショーは国民栄誉賞ランナー・高橋尚子の昨日のレースの結果をこんな風に報じていた。あまりスポーツに興味のないほうの私は、「3位で惨敗だなんて、大変だなあ」と、のほほんとしていた。

が、今朝新聞を読み、詳しくテレビで知って驚いた。

このマラソン大会で優勝したのは、同じ日本人選手なのだ。

日本の報道で、優勝した外国人選手よりも、日本人選手に偏るのはまだ理解できる。が、同じ日本人選手でありながら、優勝した土佐礼子選手については添え物程度の扱いだ。

「これ、ちょっとひどいよね…人気がすべてか、と思うわ」と一緒にテレビを見ていた娘に言うと「うん…でも私、土佐選手って今まで知らなかったわ」

私もだ。

前のオリンピック選考で、高橋選手を負かして代表となり、5位の成績を残した人…の割には、あまりにも知られていない。私もあの時は「Qちゃん選考から漏れる」という報道があったのは覚えており、なんとなくその段階で「今回のオリンピック女子マラソンは終わった」という印象だった。うちのような、極端にスポーツに疎い一家だけなのかもしれないが。

そんなスポーツ音痴の私にもわかる。女子マラソン報道は高橋尚子中心だ。他の強力選手は、Qちゃんの五輪出場を阻む悪役扱い。フィギュアスケートなどでは、人種や美貌がものをいう不公平なジャッジがあったけれど、マラソンなんて実力や結果がすべてではないのか。高橋さんが魅力的なのはわかるが、これはあんまりだ。

よくよく見たら、2位も日本人選手だった。なんでまずは素直に「日本人メダル独占」と銘打ち、日本女子マラソンの層の厚さを誇らないのか…。

☆  ☆  ☆

TBSのバレーボールでも、また変なことがあったらしい。日本チームの活躍に期待したいのはやまやまだが、国際試合である以上、ゲストに配慮したり、公平に最優秀選手を選んだりするのが、正しいホスト国のあり方だと思う。

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2006年11月19日 (日)

あおまほうが好き!~ラーニングの思い出(画像つき)~

FFの醍醐味はいくらもあるけど、この「青魔法」もそのひとつではないだろうか。

この魔法を取得するのは、正直、面倒くさい。5の場合は特定のその魔法をモンスターに食らい、しかもヒットしなくてはいけない。誰もが最初苦労したのはFF5の「レベル5デス」だろう。ラーニングするキャラクターが5の倍数のレベルで、戦闘不能にならなくてはいけないし、キャラクター4人がほとんどレベル差のつきにくいゲームなので、うっかりすると全滅する。

大体、初心者は、どのモンスターのわざがラーニング可能なのかわからず、あるいはラーニングしてもいまひとつ使いどころがわからなくて、あまり活用できなかったりする。5の青魔法は、本当におもしろく、使い勝手も良いのだが。

使い勝手の良さではFF7の「てきのわざ」が有名か。少ない穴にどんなマテリアを入れるか迷うところだが、回復も補助も全体攻撃魔法も何でもそろった「てきのわざ」は最強だ。パーティ全員が「てきのわざ」をつけていて、全員がラーニングしたときのくるりん、と回転するのも楽しい。

6は比較的ラーニングが楽。覚えられるのはご老体のストラゴスだけだが、自分が「見る」だけでラーニングできる。リルムやガウと組み合わせても簡単。しかし、こんなに簡単なのに、長い人生でなぜ「アクアブレス」しか習得してないのだ、ご老体…

8は、ラーニングするのではなく、モンスターが落とすアイテムをキスティスに与えて覚えさせた。入手が難しいアイテムもあったがちょっと、楽しみが半減した。あと、青魔法はいつもコンプリートしたい性質だが、どうしても美人教師のキスティス先生には「くさい息」を覚えさせたくなかった…

9は、「とらえる」と「ラーニング」をあわせたような方法で、瀕死のモンスターを「食べる」ことでクイナが覚えた。これは夢中になった…出るモンスターと言うモンスターは必ず食べさせた。クイナが必ず戦うボスに、念のため「たべる」を選択したら「もっと弱らせないと食べられないアル!」というメッセージが出たときにはうれしかった。もちろんおいしくいただいた。

さびしかったのはFF10だ。「りゅうけん」で吸い取るだけでラーニングしてしまう。そのうえ、キマリの活躍の場が少ない。ラーニングしても大して使いどころがないのだ…12では、青魔法そのものが無くなってしまった…

ガウ(FF6)の「あばれる」もそうだが、わからないと「要らない」「使えない」ことになりかねないが、わかってくるとこんなにおもしろいものはない。モンスターの多彩さとともに、じっくり楽しむものだろう。

さて、子供たちがプレイし始めたとき、「青魔道士になってそこらへんうろうろしろ~」と教えてみた。娘はちゃんとゴブリンパンチやきゅうけつを覚えて冒険を始めたようだ。このゴブリンパンチは侮れない。今、隠しダンジョンに来ているが、異様に回避率が高いとか、物理攻撃にはとんでもないカウンターを返すザコがわらわらいるのだ。そんなとき、無属性でMP消費なしのゴブリンパンチがものすごく重宝している。与えるダメージはバハムートよりも強くて、MP0ですよ、奥さん!息子は「ゴブリンパンチ?まだおぼえてねww」と馬鹿にしているが。

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←あほーがみるぅーーーー

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2006年11月18日 (土)

FF5が拉致された~その先は~

休日は、たっぷりFF5を楽しめる日。

テレポできず、セーブポイントも極めて少ないおまけダンジョンに行くようになると、とくに「寝る前のちょっと」とか「移動時に」などと遊べない。一人で遊ぶのならまだしも、子供も同じソフトを遊んでいるのだし。

ところが、たった今、私のかわいいFF5とDSLが、息子によって連れ去られてしまった。娘が報告したところによると、その先は、トイレである。

息子の奇行は昔から数多い。いくら言っても直らないことのひとつが、このトイレだ。小は、一日1~2回。朝行って、そのあとは夜までトイレに行かない。外出したときなども、いくら言ってもトイレに入らない。基本的に学校などのよそのトイレは使わない主義なのだそうだ。病気が心配である。

大のほうは、週に1~2度というところらしい。一度はじめると、平気で一時間くらいこもってしまう。ここ数年は漫画本を5~6冊とか、パソコンとか、いろいろなものを持ち込んでしまい、完全にくつろぎスペースにしてしまう。その間トイレに行けないし、不衛生だし、本当に困るのだが…で、今日はDSLと攻略本を持ってこもってしまったのだ。なんてことを…

ついでに、息子が大をすると、トイレットペーパーが1本なくなる。これもいくら言っても改めない。

先日相談した臨床心理士さんによると、「いくらしつけても、絶対、一生直りません」と言われた。食事のマナーやそういういろんなことを、私は必死でしつけようとし、一時期は精神的に参ってしまった。最初から、「そういう子なのだ」と診断されていれば、私も壊れずにすみ、友人など、すべてを失わずにすんだのに。

「この子、自閉症だと思う」などともらしたとき、周りは「そんなことはない」などと言った。慰め、励ましたつもりの言葉だと思うが、私はそのたびに追い詰められていった。

もしも同じような子を持って悩んでいる親がいたら、生半可な慰めはやめてほしい。

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2006年11月17日 (金)

サンタさんに関する息子の考察

息子に「今年はサンタさん、来ると思う?」と聞いたら「う~ん…来ないと思う…」と答えた。

不器用な男だ。

同じ質問を娘にしたら、「ええ、来るわ。ゲームを持って」と、模範解答をしたのに。

息子は、子供のころから物知りで知られていたが、なぜかサンタさんは小学校卒業くらいまで信じていた。あれはたしか10歳くらいだったか、息子が「サンタさんはいるのか」と疑問に持ちはじめた。息子は考えた。どうやったらサンタさんがいる、いないの証明ができるかを。ある朝、息子は「サンタさんはいないんじゃないかな。だって、こんなにたくさんの子におもちゃをあげてるのに、買物をしているところを誰も見ていないんだから」と言い出した。その時私はこう答えた。
「デパートには外商というのがあって、お得意様は売り場をうろうろなんてしないの。デパートに行っても専用のサロンでお茶でも飲みながらお買物。サンタさんくらいの上得意なら、外商マンがカタログや商品持って出かけていって、自宅でお買物できるでしょうね」

息子は、納得した。

次は、「俺、夜寝ないでサンタさんを捕まえたいな。そしたら肺機能を調べるの」と言い出した。なんで肺?と聞くと、「サンタさんは橇に乗ってかなり上空を飛んでいるでしょう?空気が薄い上空を、高速で飛ぶのだから、肺機能が相当発達しているはずだよ。だから、本物かどうかわかるはず」と言い出した。

息子にとってのサンタさんは、UMAのようなものらしかった。ネッシーとか、ツチノコとか。大体どうやって10歳の子が肺機能を調べるつもりだったんだろう。大病院には高価な機械があって、それで調べられるけど、まさか解剖する気ではなかったのか。

息子がサンタさんを解剖したら大変なので、「サンタさんを、われわれと同じ生物と思ってはいけない。われわれの生命力や科学力などをはるかに超越した存在なのだ」と教えた。また、良い子が起きていると絶対に姿を現さず、今までに何百という良い子がサンタさんを一目見ようと夜更かししたが、そのためにプレゼントをもらいそこね、永遠の絶望を味わったことも付け加えた。

また息子は納得した。

そして翌年あたりには、「サンタさんが一晩でこんなにたくさんの世界中の子にプレゼントを配るのは不可能ではないか」と言い出した。イスラム圏などを除くとしても、一体一晩に何件の家を回るのか。煙突をくぐり、良い子の枕もとの靴下に、間違いなくプレゼントを入れるとして、どんなにすばやく行動しても5分はかかるだろう。移動時間を無視しても、一時間当たり20人しか配れない。子供が寝る時間が8時間として…などと計算し始めたのだ。
地球は回っているので十分24時間は使えるし、また前にも言ったとおり、サンタさんをわれわれと同じ生物の範疇で捕らえてはいけない。北島マヤの年越しそば出前の驚異とは、スケールが違う。サンタさんは唯一であり、無限である。生物ではなく、いわば「現象」に近いものなのだ。サンタさんの超人的なスピードを追跡するサイトもあるのでこれを見るがいい。

などと言ったら、また息子は煙にまかれた。

後に、うっかりしたことで私がサンタさんであると知ったとき、息子は笑いながらうっすら涙を浮かべていた。すでに声変わりが済んでいた。現実的なタイプの妹のほうは、とっくにそうだとわかっていた様子だったのに。

惜しいことをした。まだまだ、息子とサンタさんの話をしたかった。

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2006年11月16日 (木)

息子は舞姫2~息子のすごい関節~

「ああ~寒い~寒い~」息子がよく言うが、相手にしない。

いくら暖冬とはいえ、私は今日薄手のセーターを着ている。普通でも、長袖のTシャツくらいは着るだろう。

が、息子は上半身裸で、「ああ寒い~」とか「くしゃみと鼻水が止まんね~~~」とか言っているのだ。寒いという前に服を着ろ。ただでさえ風邪を引くと喘息をおこす虚弱体質、風呂上りに裸でぬれたバスタオルだけかぶってパソコンをいじり、そのまま肌掛け羽根布団で寝るな。見てるほうが寒い。

で、今朝は久々に息子は早起きした。半裸で。一緒に朝食を摂り、私が洗面所で顔などを洗っていると、鏡越しにすごいものが見えた。

息子は、朝日を浴びながら気持ちよさそうに伸びをしていたのである。が、それが尋常ではない。両腕を高く上げ、一方に倒す。左肩から伸びた腕は、かくん、と右側へ伸び、床面とはほぼ平行になった。

二重関節!?

男性ばかりのバレエ団グランディーバに、やはり驚異的に柔らかい関節を用い、首の後ろで白鳥の羽の動きを演じるダンサーがいたと思うが、あれを髣髴とさせる。しっかりと筋肉がついているのに、なんだこの柔らかさは…

高校進学も心配だが、この不登校息子にダンスか格闘技か、やっぱりやらせてみたいなあ…

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

漫画家の石川賢さんが亡くなったそうだ。子供のころから親しんできた方がまた…今年、漫画や声優が好きな私にとっては最悪の年になりそう。年をとったから、ということもあるのかもしれないけど。親がちょうど同じくらいの年のころ、「また好きな芸能人が亡くなった。私も年とったんだわ」と嘆いていたのを思い出す。ダイナミックな線、猟奇を感じるキャラクターたち。石川さんのご冥福をお祈りします。

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2006年11月15日 (水)

津波警報がテレビ東京でも~これは大変だ!

帰宅すると、息子はアニマックスをつけっぱなしにしてパソコン。また帰りが遅かったのでそのまま「はいからさんが通る」を見ながら夕食の支度。「ちびまる子ちゃん」を見ながらの食事になった。

ふと、画面の左上に見慣れないマークがあるのに気づいた。黄色い地に、何か波のような形。「何あれ」「知らね」「ちょっと、調べてみて」
息子は何を思ったのか、電源を消した。
「消えるなあ」「……当たり前だろう!チャンネルを変えてみろというのだ。地上波にして」
息子は言われたとおり、まずはNHK総合にした。「マークはないなあ」「って、ちょっと!津波警報のニュースだよ!」「あ」
北海道を中心に、かなりの広範囲で、津波警報や注意報が出ていたのだ。「他のチャンネルは?」次々と、チャンネルを変える息子。CM中の局はともかくとして、どこも通常番組の画面右下などに、警報の画面を挿入している。「テレビ東京は?」「そうだよ、それを見なきゃw」

テレビ東京とは、東京のちょっとローカルな、それでも一応キー局だ。今はアニメ番組が数多く放映され、ちびっ子とオタク御用達チャンネルと化している。また、大事件などで各局が特別番組を放映していても、のんびりアニメやバラエティを流しているため、よく笑いのネタにされる。
「いい旅夢気分」の時間で、画面にはおいしそうに焼ける肉が写った。が、なんということだろう。他のチャンネルと同じく、ちゃんと津波情報を流しているではないか!

「うわあああああ!もうだめだ!w」「日本は沈没する!w」
大地震が起きようが、戦争が起きようが、ここだけは平和といわれる「あの」テレビ東京がちゃんと警報を流していると、なんだか内陸に住むわれらも避難したほうがいいくらいの危機感を感じる。いわば、テレビ東京は、「最後の楽園」。そして危機のバロメータでもあるのだ。

ちなみに、アニマックスだけでなくほかのアニメ専門チャンネルも見てみたが、「カートゥーンネットワーク」でも同じ津波マークが出た。が、「キッズステーション」は、平和に「忍空」をオンエア。

地上に残された最後の楽園は、「キッズステーション」である。

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2006年11月14日 (火)

息子に勉強させる不思議な方法~なぜこの本を読まないんだろう~

先日、ねんがんの「月館の殺人 上・下」をてにいれた。

実におもしろく、息子にも勧めた。が、息子はネットゲームとFF5に夢中で手に取らない。娘はめざとくこれを見つけ、しっかり読んでいたらしく「めちゃめちゃおもしろい~~!」と喜んでいたのに。あの「動物のお医者さん」をバイブルのようにあがめ、一時はH大で獣医の勉強をしたいとか言っていたのに。

毎日のように、「読んだか」と声をかけているような気がする。ミステリーだけにうっかりネタをふれないし、なんだかフラストレーションがたまる一方だ。テツの皆さんの魅力について熱く語り合いたいのに。

今日声をかけたときには、息子は「もう!HDDの編集をしろと言ったり、服を片付けろと言ったり、漫画を読めといったり!俺は体がひとつしかないんだぜ?」と怒り出した。ちょうど、夜食の炊き込みご飯をよそってきて、さらに勉強もしようとしていたようだ。ながら族も極まれり、の息子。

「じゃあ、月館読むか勉強するかどっちかに」と冗談を言ったら「じゃあ勉強~」と、がりがり勉強し始めた。

喜んでいいんだか。

いや、いいんだよな…。さっさと勉強を終え、FAXする息子。「じゃあ、次は「盾 シールド」か、月館のどっちかを読むこと」村上龍著の「盾 シールド」は、私の会社の社長が、荒れる息子を案じてくださったものだ。大人が読んでも良いが、息子のような子にこそ読んで欲しい内容だし、そういう経緯もあって、読ませないといけない事情もある。すると息子はこういった。

「じゃ、ニニンがシノブ伝読む」

そんな選択肢はねえ。

「もったいないねえ」娘も、意地でも「月館」を読まない兄に呆れ顔。天涯孤独となった女子高生の前に突如現れた「お祖父様」の弁護士。遺産相続のためにお祖父様のもとへ向かうために高級夜行列車に乗り込んだ彼女の前で、連続殺人事件が起きる……という、ベタベタな大筋が、佐々木倫子の筆でなんとも味のあるミステリーに。あっという間に読めるのに。まあ、これをいやがって勉強してくれるなら、それはそれでいいのだが。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

あれ?もしかして息子、自分が勧める漫画を私があまり読まないから、意地になっているのかも?息子よ、いろいろ勧められるがとても全部をおもしろいとは思えん。「ニニンがシノブ伝」はそこそこ楽しめるし、「かんなぎ」や「メイドガイ」も楽しみではあるが…今日は帰宅が10時になった。FF5を遊ぶ時間も限られるのだ…

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2006年11月13日 (月)

お魚の恐怖~危うく火事になるところでした~

息子の最近の寝場所は、主にリビングだ。ソファという、比較的まともなところで寝ている。ベッドがあってもその下にもぐりこむ子なので比較的どころか、すごくまともだ。ただ、寝ていると「水かけられた~~」と泣きついてきたことがある。すぐそばに、熱帯魚の水槽があるのだ。

私もこのソファで転寝することがあるが、耳元にせせらぎのような水音が聞こえ、なかなか心地よい。で、たしかに突然魚がはねて(主に、コリドラスが空気を吸いに水面ではねるのだ)水が飛んでくることもあるのだが。

しかし、今日は思わぬものが飛んできたらしい。

私が帰宅すると、息子が愛用の肌掛け羽根布団をひきずってきた。白い羽が、ふわふわと舞う。
「穴、あいた~~」「破けたの?すぐ縫い付けて~」
「う~、それよりこれ」見ると、淡水ふぐのアベニーパファー様専用水槽のミニヒーターが、外れている。

話を良く聞くと、息子は今日も大寝坊して学校に行きそびれ、ふらふらと出かけた。そこへ娘が忘れ物をとりに入ってきて、兄の布団の中に熱いものがあるのに気づき、取り出した。あわててヒーターの電源を切ったが、布団のナイロン地は溶け、2センチほどの穴になった。

「火事になるところだったんじゃないか…」

私も息子もぞっとした。なんで、水槽に入っているはずのヒーターがこんなところに落ちてきたのかは永遠のなぞ。ヒーターがらみの事故ではよく、熱帯魚が犠牲になることはあるけれど、

ヒーターがはねて布団に落ちてくる

というのはあまり想像ができない。これも息子のアンビリーバボーな寝相の仕業か?それとも淡水ふぐの陰謀か?

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2006年11月12日 (日)

娘がセクハラ~意外な彼女の言い分~

いつも家の中を裸同然でうろうろし、隙を見ては兄の布団にもぐりこみ、お尻などを触ってくる妹…

そんな妹、どこのギャルゲーにもいるはずがない。都合が良いにもほどがあるだろう。また、いてもあまりうれしくない。

で、そんな困った妹がうちには実在する。夏はいくらたしなめてもパンツとランニングだけでうろうろ。さすがに寒くなった今も、油断すると着替え途中にリビングを歩いていたりする。仮にもそろそろお年頃だというのに。

また問題は、この子のセクハラの対象がむしろ、母親である私に向いているということだ。いきなり布団に押し倒し、胸に顔をうずめたり、スカートの中に手を入れたり、逆に自分の胸を触らせようとする。

あんまりひどいので、私は怒って叫んだ。「あんた、本当に腐児子(仮名)なのっ!?本当は中身がよその変態おやじとかじゃないのっ!?」「何それ」「どっかで中身が入れ替わっていて、娘のふりしてへんなことをしてるんじゃあ…」

われながら漫画的な発想だ。しかし、とても清らかな乙女のすることではないだろう。いや、たとえ昨今の性的に乱れた少女だって、母親にこんなことはしないと思う。

ところが娘は思わぬ行動に出た。涙ぐみ、ぷい、と部屋を出て、唯一鍵のかかる部屋に閉じこもってしまった。「腐児子、なんかこもってるけど、なんかあったの?」と息子が聞く。簡単に説明してやったが「うん、たしかにあいつは変態だからな」とあきれ、しばらく放置することにした。

数時間こもったあと、夕食に呼ばれ、ようやく出てきた娘。まだ不機嫌らしく、目には涙をため、口を尖らせている。「おまえ、いいかげんにしろよ」と息子。骨付き肉をほろほろになるまで煮込み、旨みをたっぷりひきだしたスープで食べる我が家流水炊きを前に、娘は大粒の涙をこぼして言った。

「だって… ひどいんだよ、ママ。私をどこかの変態おやじといれかわったって…腐児子は、おやじじゃない! ちゃんと変態なのに…」

近頃の若い娘の主張が、わからない。

「ちょっと。ママは、腐児子が純真無垢な乙女と信じているから、変なことをする腐児子は本当の腐児子じゃない、ということで言ったのよ。悪く言ったつもりはないけど」息子もフォロー。「そうだよ。それで怒るのはおかしい」それでわかったのか、娘はぱあああっと明るい表情になり、「そうなんだ」と、好物の鍋をもりもり食べ始めた。大好物のかんずりをたっぷり入れて。立ち直りの早いところは、娘のいいところだ。

で、やっぱり娘は今後も自分を「変態だ」と主張するのだろうか。この子と長くつきあっているが、本当に思考回路がわからない……

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2006年11月11日 (土)

義務教育って~給食費未払いする親は義務教育を放棄しろ~

「給食費費払いの親の驚くべき言い分」というのを、今日の教育バラエティ特番でやっていた。これまでも、何度もニュース等で話題になっていたが、本当にいるのだ。「犬の美容費がかかるので給食費が払えない」「子供の携帯は月6万。給食費は払わない」まどと、しれっという親が。やらせでしょ?やらせだって、言ってくださいよ(涙)

「義務教育だから、お金を取るのはおかしい」などと言う親。今一度、義務教育の意味を考えようではないか。最低限の教育の義務は、子供に課せられているのではない。むしろ子供にとっては「権利」といえるもので、義務を負うのは保護者である。が、すべての保護者に「最低限の教育費を負担しろ」というのではない。本来はそれでもいいところを、「最低限の教育を子供に受けさせてあげるために、社会がいろいろ保障するから、親は農作業などの労働に子供を使わず、この恩恵を受けて教育を受けさせなさい」ということなのだ。
実際、子供たちに最低限の教育を受けさせる義務を負い、負担するのは、「社会」である。自分は子供を持たなくても一人働くOLや、もう子育てを終えた人などの税金によって、子供とその親は負担を軽くしてもらっているのが現状だ。

読み、書き、計算。国の基本的な歴史や地理など、最低限の教養がなければ、今、まともな仕事には就けない。たとえどんな家庭環境にあっても、その最低限の教育を、社会みんなが義務を負って、受けさせてあげましょうというのが「義務教育」。実際、「私は子供を生めないのに、なんでよその子の教育費を負担しなくてはいけないの」という人もいるが、子供は国を支える宝、そんな人たちも含んですべての人が、皆で子供と、その親を支えてくれているのだ。ありがたいことである。

給食制度は、かつては戦後の食糧難時、将来を担う子供の誰もが最低限の栄養を摂り、健全に育てるように定められた制度。日本のどこにも、豊かな食生活がなかったころに成立したものだ。それがいつしかみんなで同じ食事を分かち合う教育の場となり、すっかり豊かになった今は、働く母親の時間的な負担を軽くしたり、母親が提供する食事とは違う味やメニューを子供に触れさせる良い機会として多くの親と子に歓迎されている。もちろん、「おいしくない」「嫌いなものもある」などの不満は、あるかもしれないが…

が、だからといって「払わない」というのは筋が通らない。どこかのレストランに入って、「あんまりおいしくないから、お金は払わなくていいでしょう」ということがあるだろうか。「二度といかない」ということはあっても、お金を払わないということは、ありえない。もしもまた、その店を訪れることがあって、やっぱり「おいしくないから今日もただでいいでしょ」という人がいたら…どんなに立派な服を着ていても、それは立派な食い逃げだ。

この、しれっと「子供の携帯には月6万かかりますけどぉ」「義務教育なのに、給食費とるって」「お金とるならもっとおいしいものをだしてほしいですよね~w」とおっしゃる奥様方は、何も義務教育の恩恵を受けなくても、私立小学校に行かせるなり、家庭教師と最高のシェフによる昼食で育児するなりすればよい。文句があれば、弁当持参で子供を学校に出してもいいのである。アレルギーなどで給食を食べられない子の親は、学校と話し合い、場合によってはそうしている。毎朝、アレルギー対策弁当をこしらえるのは大変だ。が、そうしている親が給食費を払わなくても、誰も文句は言わないだろう。また、本当に経済的に困窮していて、給食費を払えない家庭にも、社会の救済があってしかるべきだと思う。

またうちの恥をさらすことになるが、うちもいろいろあって収入が途絶え、わずかな蓄えも底をついたことがあった。でも、給食費を払うことはやめなかった。いろいろ聞くと、そういうときは申請すればなんとかなったそうだけど、それは本当に、どうしようもなくなったときに、と後回し。家のローン返済や管理費、最低限の給食費は最優先。そのうえでいろいろ工夫しながら必死で職を探し、なんとか立て直した。もちろんそのころはゲームや漫画どころではなかったし、仕事のためにパソコンとネットを使ってはいたけれど、子供の習い事もいろいろ整理。あえて、私がそのころ夜遅く帰ることもある仕事をしていたため携帯電話も購入したが、これも最低限のことだ。犬どころか、自分も美容院なんか行ってない。優先順位としては、子供が食べていくこと、将来困らないようにやっていくことが最優先。その子供を育てるために、唯一子供を守ろうという親である私が倒れてはいけないので、しっかりと安くても栄養のあるものを食べ、医療も受けるということも大事にしたけど、結局入院することになったし、メンタル医療はまともに受けられなかったなw

うちは、夫がそれとはまったく違う価値観での消費行動に走ってしまい、一時無一文になっていろいろやっちゃった挙句、結局ちょっと持ち直したらまた、家を出てまったく帰らず、一晩で2~3万も使う生活に走ってしまったけど。もしもうちで何かあったら、夫がどういうことをしたのかはっきりとさせるためにここにちょっとメモしておく。数字だけでは、いろいろわからなくなる部分もあるから。

優先順位、多少いろいろあるけど、少なくとも公立の学校に行かせる親は、社会にいろいろ恩恵を受ける身であるということを自覚し、まずは最低限の親としての義務を果たせ。その上なら、外車を買おうが犬を美容院に連れて行こうが、かまわない。また、信念を持つ確信犯なら、いっそ子供に弁当を持たせ、給食を辞退せよ。もっとつましい生活の家庭だって負担する給食費に、たかるな。

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PS3発売で大騒ぎ~一部、違う方向でお祭り~

久々にゲーム関係のニュースがトップだ。各地で行列、完売で社長謝罪とか。

一方うちの不登校息子は昼前からネットを見てなにやら笑っている。早速、PS3の溶接ミス?らしきものがネットで暴かれ、ちょっとした祭りになっているらしい。「いや、ソニーなら、もっとすごい不具合があるはずだ」「人が死ぬくらい」「いや、起動するとホバリングするくらい」などと、鉄拳のネタみたいな書き込みが次々入る。
皆「恒例のPS初機の不具合」を期待しているのだ。

ゲームなどの行列も、いろいろ意味があるようだ。素直に人気があるから、欲しいから、というだけで並ぶとは限らない。今度のPS3行列も、ホームレスらしき人や外国人が大勢見られ、転売目的が多いのではと囁かれているらしい。私は、ソニーのエキストラが話題づくりに並んでいるのではなどと邪推してしまった。
また、一方ネットなどでは発売当日からいきなりゲーム機を解剖したり、発売されたばかりの超人気ソフトを叩き割って撮影したりする人もいる。FFシリーズなど、熱烈なファン以上に、アンチ、あるいはいち早く「評論」したい人が行列している気がするくらいだ。

「まあ、俺はPS3よりもwiiのほうが欲しいな」と息子。すでにいろいろ人脈を駆使し、確実に入手する手はずを整え、「そうなったらお金出してね」と言う。さらに「ブルードラゴンも捨てがたいなあ。X BOX、他にも俺やりたいゲームあるし、買おうよ」などとも。

私もFFの生みの親である坂口博信氏、音楽の植松伸夫氏の作った「ブルードラゴン」は気になる。特に、坂口さんを応援したい気持ちもある。

が、うちは「受験生のいる家庭」だ。

ゲームに時間もお金も使う余裕はない。確実に近場の公立に入れるならまだしも、私立や通信制などとなると本当にゲームどころではなくなるのだが、なのに不登校息子は今週ほとんど起きられなくて学校に行けず、勉強もしている気配は乏しい。本人は「やっている」と言うけれど、中一からほとんど登校していなくて一日30分の勉強、あとはネットやゲーム三昧、というのは「勉強している」うちには入らないと思うのだが。

当の受験生、何を考えているんだろう。

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2006年11月 9日 (木)

なんだか不思議なものをみた~この足跡は一体…?

その道は、大型トラックなどが激しく往来するところだった。

田舎といえば田舎だが、車は多く、それほど牧歌的だとは思えなかった。

よく、セメントが生乾きのうちに犬やネコが歩いたり、子供がわざと踏んで足跡を残すことはある。私も小さなころ、ネコらしき小さな足跡が残っているわずかなスペースを見て、「どこのネコだろうか」「今、そのネコは生きているのだろうか」「もしも死んでいるとしたら、もしかしたらこれが唯一のそのネコが生きていた証かもしれない」などと想像を膨らませ、友達の家で工事をし、セメントを塗ったとき、「踏んで足跡を残したい」という衝動に駆られそうになった。今も私は生きてるんだから、いいんだけど。

が、この足跡はなんなんだ。

061030_053 ヒトらしい足跡のあとを追うように、トリの足跡が。大きさ、歩き方からみて、ニワトリ?セキレイよりは大きそうだし、ハトはこのあたりでは見かけない。いや、ニワトリだって、見掛けはしない。前述のとおり、そこは車の往来の多い場所で、ついでに昔はにぎやかだったろう商店街との間にある、わずかなスペースだ。そこらを野良ニワトリが歩いているような雰囲気ではない。

が、過去にたしかにそこを、ニワトリが歩いたのだ。いくら昔でも、その道には車が多かったろうに。そして、そのトリが、今も生きているとはあまり思えない。このわずかなスペースに、ささやかながら生きていた証を残したのだ。

そりゃあ、何百万年前も昔の化石などに比べたら、小さなロマンだ。

しかし、現代に生きる私たちも、大昔の三葉虫などと同じく現れては消えるはかない存在だけど、思わぬことで存在の証を残すことがある……そう思うだけで、楽しい。  もちろん、セメントの足跡以外で、何か残せたら最高なんだけど。

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2006年11月 8日 (水)

どっちが悪い?「夢」の罪~息子が異常な寝方をするんです~

息子の寝相の悪さには、赤ん坊のころからずいぶん悩まされてきた。

夜泣きもひどかったし、寝相も半端ではなかった。大海原に跳ぶ鯨のごとく、いきなり立ち上がってはバタリ、立ち上がってはバタリ。本人が頭を打つのも心配だし、添い寝していて直撃されてはたまらない。仕方なく、セミダブルの布団を敷き、周りにも布団を敷いて対策したが、そうなると部屋の対角線上を移動するなど、満遍なく転げまわって寝ていた。そこに、親の体があろうと、かまわず転げていったのだ。

あるときは、いきなり泣き出して、深夜に玄関をドンドンたたいてわめいた。

ちゃんと両親に囲まれて川の字で寝たのに、朝には隣の部屋で発見されることも珍しくなかった。

あれから、私はどれだけ息子の寝方に悩まされてきただろう。

会社から帰って、部屋が暗く、息子の靴があると、息子の寝場所を探さなくてはいけない。自室で、同人誌やゲームや美少女マンガに埋もれて寝ている、のはまだ普通だ。その部屋の、迷宮の先にあるような机の前で、マウスを握ったままいすの上で寝てるとか。ダイニングの木製ベンチの上とか。落っこちたのか、その下とか。

廊下の途中。トイレの前。そんなとこにいるはずがないのに♪

と、つい山崎まさよし風に歌いたくなるくらい、変なところで寝ている。
朝、探すとベランダで発見されたこともある。明け方ふと外に出たくなったらしく、近くの公園の木の上で寝ていたこともある。朝5時くらいに目覚めると姿が見えないので、押入れ、机の下、風呂など、いそうなところ(実際、いたことがあるのだ)を探したが見つからず、思わずネットを立ち上げてみたら、歩いて15分ほどのコンビニの駐車場で行き倒れがある、という情報を発見。あわてて現場に行こうとしたら、6時半くらいに息子が帰ってきた。聞くと、やはりそのコンビニの駐車場で寝ていたらしい。

寝ている息子を見ないと、安眠できない。最近は、そこに、私の就寝中に財布からお金を盗まれる心配が加わり、思えば息子が生まれてからずっと、落ち着いて眠れない。万年、寝不足だ。

さらに、起きられない息子を起こす苦しみが加わる。息子の父親もその類で、私は夫を起こすのに半日かけたことがあった。夫は失踪したが、息子を起こす半日仕事が加わった。と言っても、家にいられたころはまだしも、毎朝八時半には家を出なくてはいけない勤め人の身、声をかけ、ゆすぶり、叩き、くすぐり。また息子の興味を引きそうなテレビをつけたり、話をしたり。そして先日、息子がいつものように「うっせえな」と寝ながら肘鉄を食らわす間、私は「ねえ、今日ママが見た夢、何だと思う?」と話しかけてみた。

目をつぶったままの息子だが、なんとなく反応している。「あのねえ、寝ているあんたを探していたのよ。夢の中で。娘に聞いてもわからないというし」私は、その日本当に見た夢の話をした。「そしたら、…あんた、和式便器の中にすっぽり入って寝ていたわけ」
この夢を見て、私は声にならない悲鳴を上げ、まだ眠る時間があるというのに汗びっしょりで目覚めてしまった。心臓もあまり性能がよくないのに、ばくばくしていた。本当に、怖かった。

「…許せねえ…!」寝ぼけた息子、私を羽交い絞めにする。あまりの私の悪夢に、怒ったらしい。

ちょっと待て!こんな夢を見たからといって、私に怒るのは筋違いだろう!私のほうこそ、息子の奇行に悩まされたあげく、このような悪夢を見て苦しみ、安眠を妨げられたのだ。仕事で疲れているから、一分だって寝ていたいのは私のほうだ。謝罪と賠償を請求したいのは、私のほうだ!

まあ結局、この日はこの恐ろしい夢の話の話のおかげで息子がすっきり目覚め、なんとか学校に行けたらしいのでよしとするが。

自分にとって不快な夢を見られた側と、日ごろの奇行に悩まされ、いやな夢を見た側。もしも裁判になったら、どちらが勝つんだろう。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

知り合いの愛犬が死んだ。毒餌が近所にまかれ、そのために命を落としたのだ。飼い主は「どうせ、警察に訴えたところでせいぜい『器物損壊』、たいして真剣に対応してくれないし」と、警察にも、またうわさを聞いた新聞社の取材にも答えなかったのだが、別件で警察を呼ぶことがあり、ついでに、と自分の愛犬をはじめ、近所の犬猫が毒餌のせいで殺されている、という話をした。が、警官は、「そういうケースは、器物損壊にもあたらない」と教えてくれたという。
たとえば、家の敷地内で飼われている犬に毒餌を与え、殺したのなら、殺意があったとみなし「器物損壊」が適用されるのだが、散歩中の犬などが、撒かれていた毒物を食べて死んだとしても、撒いた人間には殺意がないとみなされ、何の罪にも問われない。いろいろ話を聞くと、近隣の多くのペットの命が失われていて、どうもねずみの駆除などの目的と言うより、犬猫を狙ったとしか思われなく、また無差別にそのようなものを撒いていて、もしもよちよち歩きの子供などが拾って食べるようなことがあれば…と思うと、この行為がまったく取り締まれないことに恐怖を感じる。
飲酒運転がばれるより、ひき逃げしたほうがトク…日本の法律には、いろいろ見直すべき部分があるのではないか。

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2006年11月 7日 (火)

自殺の美化はいけません~あえて死者に鞭打つ報道があってもいいのではないか

また、校長の自殺があったらしい。おそらく高校の履修不足に絡んでのことだと報じられている。相次ぐいじめ被害者の自殺に、教育者の自殺。最悪の自殺スパイラルに陥ってしまった。

まだ未熟な少年少女が、自暴自棄になって命を絶つような行為をしてしまうのは、まだ理解できる。死というものの現実を知らず、また死ぬことでしか自己表現できない若者が多いのも問題があるが、本人の苦悩、またご遺族の苦しみを考えると、つい報道も被害者寄りになり、きついことは言えない。

が、この件で、学校の責任者であり、誰よりも事情を知るはずの校長が自ら命を絶つことによって清算しようとするのは、あまりにも的外れだとしかいいようがない。

校長が自殺して、誰が喜ぶのか。

生徒たちは、果たしてトクをするのか。

私の友人の高校の校長も昔自殺し、大きく報道された。大変なことだった。その友人、以来まったく音信不通になってしまった。当時在学中でデビューの近かった某アイドルを応援してやってと、ちょっと前まで電話が来たのに、そのアイドルは事件後デビュー。「生まれも育ちも東京、東京の私立高校在学中」のアイドルとして。「校内暴力に悩んだ校長が自殺」と大きく名の報じられたその学校は、しばらく何かと敬遠される傾向にあった。そこの卒業生が、果たして就職や進学で、有利になっただろうか。あの、「校長を死なせた学校の出身者」として。

最初に自殺した校長は、自分の死に報いて、生徒たちをよくしてくれるよう頼む遺書を書いていたようだが、これを美談にしてはいけない。やらなければいけない教科を受けていないで受験勉強にいそしんだ生徒を、校長が死んだから、まあ帳消しにしましょ、と優遇するわけにはいかないだろう。腹を切れば何もかも許される武家社会は、とうに終わっている。

今この問題で責任ある人がしなければいけないことは、どんなそしりを受けようとも、泥はすべて自分がかぶり、生徒たちがきちんと卒業できるよう尽力することではないのか。そうして初めて、生徒思いの先生と言える。受験間際の多感な生徒たちに「自分たちのために校長先生が首をつった」という心の傷をつけ、生徒も妻子もマスコミの好奇の目にさらし、一体何のための犠牲なのか。死んでる場合ではないだろう。誰よりも、命の大切さ、生きることの意味を教えなくてはいけない立場の人が。

文部科学大臣宛に、自殺をほのめかす手紙もあったようだが、これもあまり騒ぐのは良くないと思う。また、差出人の特定に躍起になることよりもすることがあると思う。

同じような思いをしている子は、全国に大勢いる。差出人は、これを代弁したということだ。どこの消印の、どの子かなんて、どうでもいい。探すなら、全国のすべての学校で、同じ子たちを探せばいい。こんな脅迫まがいなことをした子だけが、話を聞いてもらえると思わせてはいけない。

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2006年11月 6日 (月)

FF12のあるきかたを買いました~12の極意を見つけたり~

スクエアエニックスから10月27日に刊行された、「FF12のあるきかた」をようやく今日購入。普通じゃない視点から、いろいろやってみたプレイや考察などが満載。

我が最愛のレダスも、ちゃんとスポットがあたっていた。レベル99でもちゃんとトラップを踏むレダスに、レダスのライセンスボード予想など。というかその情報をネットで知り、「その記事だけでも1300円出すわ!」と本屋さんに走ったのだ。

楽しい本だ。

普通やらないだろう!というプレイに、あ、そういうやり方があったのかと盲を開かれるような情報まで、いろいろ。まだ今少し開いただけであるが、ゲストキャラレベル99などはおもしろい。ことに、レックスレベル99。実際には、あまりに時間がかかるので断念したそうなのだが、そのためには「帝国兵40万人斬り」が必要とのこと。って、40万人もの兵士を殺したら、帝国軍を滅ぼせるじゃないかwまして、レベル99なら、むざむざ偽将軍に刺されもしないだろう。

「ああン?今、胸の辺りに蚊が止まったようだなあ、将軍さんよ?」byレックスきゅん

いかん、そんな場面が浮かんでしまった。そのほか、ギルで頬をたたくような成金プレイとか、ライセンスボードでお絵かきとか、ばかばかしくもその情熱に心を打たれる内容がいっぱい。惜しむらくは、表紙があまりにも内容にくらべて平凡。もしも本屋で目に止まっても、「今更FF12の攻略本なんてw」とスルーされやしないかと心配だ。

息子に表紙を見せたらあまり興味がなさそうだったのに、少し内容を読み聞かせると、奪い取るように読みふけり、「すげえ!」と感心。結構召還獣をかわいがっていた息子だが、おもしろいネタ満載だったのだ。最近FF5にはまり「今おもえば12のシステムは落ちるなあ」などと言っていたのに。

愛と、探究心。そして想像力。それをもってプレイすれば、FF12はこんなにもおもしろい。
この本は、それを教えてくれたようだ。

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2006年11月 5日 (日)

息子のFF5プレイを観察~ネタバレにつき、未プレイの方はプレイの上お読みください~

やはり娘もFF5中毒のようだ。いろいろ話し合った上で、遊ばせてやることに。一台のDSLとFF5Aを家族3人で共有。ああ、いっそもっと買いたい…

で、今は息子のプレイの番。不登校の受験生だが、新しくなったPCでネトゲにはまるよりはまだ、ましな感じなので渡してみる。
息子は今、第二世界。バル城に来たところ。「せきぞう狩り」の話を聞いてものすごく興味を持ち、大喜びで地下に行った。最初は「金の針で倒せる?もったいない」などと言っていたのだが、そんな浪費をしてもお釣りがくる収穫に「うはw」レベル5デスで5体一掃に「うひゃあああ」ツインランサーを手に入れて、装備して「欲しい!もっと欲しいいいいぃぃぃっ!」と、取り付かれた様子。だから言っただろうがw
しかし、すでに第一世界でプロトタイプ狩りにはまり、ダークマターを70個持っていんせきに乗った息子のパーティ。すでに二人のにんじゃがMASTER!。あまりやりすぎると冒険の楽しみも薄れるので、ほどほどにしろや、と言っておく。正直、こういうのは完全初心者の娘にはあまり教えたくない。素直にウォルス城の地下に入って全滅、図書館のレベル5デスで全滅、というような苦労をひととおりするのが、正しいFF5の楽しみ方だ。

息子は幼いころFF5を見、自分でもプレイしていろいろ苦労したが、今回のプレイでは「ちょうごう」「うたう」などの強さを理解し、「あのころがうそみてえに、ボスがよええええ」と言う。これも成長の証か。そして、理解すればするほどおもしろくなるのがFF5のすごさ。ボスはもちろん、ザコも個性豊かで、ジョブ、アビリティ、装備などをいかに組み合わせるか、いろいろ考えるのが本当に楽しい。「ワナ」のような、極端に強い隠しボスもあちこちに隠されていて、それを攻略するのはプレイヤーの知恵しだい。RPGの名作中の名作、と言っても過言ではないだろう。
息子、「ひりゅうかが全員ゆうわくにのったwwwwひりゅうそうカワイソス」「ちょwwwゆうわくのうたで混乱させたら『リターン』されて、ばぐった」などといろいろ変な話を聞かせてくれる。私とプレイスタイルが違うので、お互い新鮮な情報交換ができる。ついでに受験の話もできるし。

ムーアの大森林の音楽が聴こえる。この曲、何度聴いても切なくなる。…この先の展開を知っているからだろうか。静寂な大森林で、悲しい運命を予感させる曲を聴きながら、視界の利かない森林で、必死で宝箱をあけまくるのだ。そして…

息子が騒ぎ出した。

「ちょwwwwガラフがHP0でも死なねえ!どうすりゃいいんだ!」
「…黙ってプレイしてろ…」
私は、「盾 シールド」読書中でクライマックスなこともあり、おざなりに答えた。
ここは、感動のシーンだ。ボスを倒したあと、憎きエクスデスが登場。まんまと封印を解いてしまった勇者ご一行を緊縛。そこに現れたじいさんガラフの孫娘クルル。しかし、愛くるしい孫娘もエクスデスの魔の手に。ガラフ、「ありえない」力を発揮し、仲間と、愛する孫娘を守るため、決死の一騎打ちに。エクスデスの脅威の強さにかなうはずもなく、HPは早々に0に。本来ならば、そこでゲームオーバーのはずなのに、孫娘を守ろうとするガラフは、それでも、強大な敵に立ち向かう…

泣けるシーンだろう、そこは!少年ジャンプ的には「な、何ィ!?」とか敵が驚く、感動シーンだ。どうするもなにも。そのまま捨て身で戦え。

「って言ったって、ガラフ『ときまどうし』だよ!もう、自分を殴っちゃおうかな~」
って、死に急がせてどうする。そこは、必死でがんばれや。が
「今の段階で時魔道士が使える攻撃は、コメットくらいしかないかw」
「そおぉなんだよ!殴ってもコメットでもなんか、終わんないかんじだよ!」
「…いっそ白魔道士で立ち向かえや。HP0の自分に、レイズとか」
「ちょwwwwそれやりてえwww」

やりてえじゃねえ!

そこは、とにかく「決死」だよ!
これだから、ゆとり教育世代のアスペは困る。命のすべてを振り絞り、孫のために戦うガラフ。あんたにもおじいちゃん、おばあちゃんがいるだろう。あんたのために、何かと声をかけてくれる人がいるだろう。そういう人の気持ちを、ここで体験しやがれというのだ。

必死で誰かを守ろうという気持ち。
魔法やアイテムでは決して取り戻せない、大切な命。

そんなものが、このシーンで仮想体験できるのだ。「はいはいイベントシーン」で割り切ってくれるな。

無事にガラフを倒し…じゃなく、ストーリーを進めた息子。
息子に、ガラフの心情が理解できるのはいつの日か。

☆  ☆  ☆  ☆

娘、昨夜はゲームを取り上げ、電気を消し、早く寝ろやと布団をかけても、また丑三つ時まで寝付けなかった。学校で、いろいろあるらしい。
人間、誰でも相性の悪い人はいるものだと思う。
娘は、幼いころから、この家に生まれたにしては奇跡的に社交的で積極的、何事にも努力家で物事をはっきり言う、万年代表、万年委員長というしっかりものとして育ってきた。息子が正反対の、絶対表に出たがらない紙一重タイプで、とにかくいろいろ手がかかっていただけに、優等生の娘は放置する傾向にあったが、この年頃の女の子は、きっと対人関係で一番悩むのだろう。
娘に、「○ちゃんって、将来ホームレスになりそうだね♪」と言ってのけた女の子がいるらしい。いろいろ聞くと、その子とは、なんというか「辞書」が違うというか、何もかも、価値観が違うようで、いつも小さな対立があったよう。
そりゃあ、うちはパパは行方不明、ママはアル中を紛らわしながら朝から晩まで働き通し、お兄ちゃんは近所で有名な幼少時からの不審者。そんな家庭環境にあって、泥の中から誰よりも清らかに純白の花を咲かせたような娘。私は、娘の奇跡的な性質と努力を、この家庭環境も含めてさらに高く評価してやりたいと思うのだが、他人の、それも悪意を持ってみる人には、この家庭環境は格好の標的だろう。

娘は、自分の家庭環境が悲惨なのを理解しながら、ずっと笑顔で、いつも人の嫌がる「代表」的な役割を担い、誰よりも周囲を分析していた子だ。親の私が親バカ300パーセントで言っちゃうが、いつも冷静に、級友たちを分析し、いじめの標的に合う子にも、「私も好きじゃないんだけど」といいながら、恐れることなくかばったりしてきた。歴代担任の先生も娘を絶賛し、彼女に任せておけば大丈夫!と、なんでも娘に任せてきた。それまで、あまり愚痴を言う子ではなかったが、夕べは、真っ暗闇の中で激しく、学校でのイヤなことを告白した。
そういう愚痴を、告白してくれるだけ、いいことだろう。
私も寝不足になったが、、そういう付き合いくらいしなくて、親といえるか。
で、学校の不満と、FF5のおもしろさを一緒に語った娘だったが、「ねえ、ガラフって死ぬん?」とか、核心に迫った質問をしてくる。さらに、「ねえ、ジョブを増やすには、クリスタルを『割る』のよね?」と、言っちゃあいけないことを聞いてくる。「クリスタルを守ろうとする旅なのよ」などと言ったところで、「私、ジョブのためならとんかち持て、クリスタル割りに行くわ」と言う、自称「90パーセントが欲望」でできた娘。

いまどきの子供、「心の闇」だらけである。

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2006年11月 4日 (土)

FF5三昧の文化の日~娘まではまるか?

データが消えたおかげで、また楽しみもふえた。前に会い損ねたインビシブルにも会えたし、オーディーンからはまもりのゆびわを盗めたし。セクメトも、今回は4回くらいのリターンでとうぞくのこてを盗めた。ラーニング関係はまた大変だ。「ラーニングできるキャラ以外に攻撃がいく」という法則があるんじゃないかと思うくらい。

連休ということもあり、ついつい私も夜更かしをして遊んでしまった。

が、困ったのは娘だ。

夕方、ちょっと長めに仮眠していたこともあり、丑三つ時になっても寝ようとしない。私のFF5を覗き込み、アパンダの「イフリートこわいよ~」に大うけ。「いいかげんに寝ましょう!」と電気を消したのだが…

朝6時ころ、暗い部屋の中でぽち、ぽち、というかすかな音がする。

目を開けると、娘がDSLをいじっているようだ。また勝手に私のDSLでおい森でもやっているのかと、「何やってんの」と声をかけると、「FF5」という。「えええっデータとか、消してないでしょうね?」「大丈夫、セーブしないで、ちょっと遊んでるだけだから。おもしろい~」と言う娘。

ああ、そうか、とほっとしたら、娘は今、ウォルスの城に来ている様子。ガルキマセラと対決していた。
「あっ…それ、まず勝てないよ」と、私。
「えっ?……えええええええ!!?何これ」
そう、ガルキマセラは、序盤に出てくる敵だけど、最初来たころではまず、勝てない。ナイトの剣も歯が立たず、モンクの体力でも、ガルキマセラの攻撃に耐えることができない。魔法なども空しく吸収されるだけで、必死で逃げないと確実に全滅する。娘のパーティも、あっという間に全滅した。「あ~…終わった~…」と、娘は眠りに。

私もそのあと起きて、改めて気づいた。
「ウォルスって、あの子あれから徹夜してた????!」
息子にも聞いたが、普通に初心者がプレイして、ニューゲームから3~4時間というところではないかと言う。娘、近所のイベントを告げる花火の音にもまったく反応なく、ぐうすか寝ている。

起きたら詰問だ。改めてテレビゲームのおもしろさ、そしてそれゆえの恐ろしさを知った…

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2006年11月 2日 (木)

線路に立ち入り~最近やたら多いけど~

大急ぎで会社を出て、駅のホームへ。電光掲示板には、この路線が「人身事故のため」遠い区間で遅れが出ている、と出ていた。
よかった、このあたりには影響なさそう。なんとか待たせずにすむだろう。

と、思ったのもつかのま、駅アナウンスが流れた。

「ただいま2駅先で、人が線路に立ち入ったという情報があり、安全の確認を行っております…」

うがあああああっ!

この路線だけでない。駅を使うと、たいていどこかの路線で人身事故の遅れがあり、人の立ち入りによる遅れがある。人身事故…は…まあ、中高生の首吊り連鎖と同じく、まだまだ自殺の悲惨さを理解していない人が多いのかな…と思う。とても冷たい言い方だけど。最近のいじめ自殺報道の加熱ぶりは、きっと自殺連鎖を起こすだろうと思っていたけれど、案の定だ。「自殺をすれば、注目してくれ、悪いやつらを懲らしめてくれる」などと安易に死ぬ子供たち。死は、決して美しいものではないのに。決して、解決になどならないのに。

さて、人身事故と言う「自殺」は、まだ理解できる。問題は、「線路への立ち入り」が異様に多いことだ。

私も何度も、そのために駅で、あるいは電車の中で待たされた。最初は、「何を好き好んで線路に入り込むのか」と不思議でならなかった。しかしそれが何度もおよび、情報も入ってくると、これが困った問題だとわかった。

窃盗犯のために、こんな迷惑をこうむっているようだ。

駅のホームで、バッグなどのひったくりが起きる。

犯人は、そのまま線路に飛び降り、そこから逃走する。

線路に降りられては、良識ある人は追いかけることもできないし、人命を尊重する意味でも、「完全に逃げおおせた」ことを確認するまで、電車も止まる。

泥棒のために、何千、何万と言う人が時間を奪われている…全部のケースではないのかもしれないが、日本人の勤勉さ、ダイヤの正確さ(確実に、電車が来ない時間を割り出して犯行に及べば自分は安全だ)、律儀さを利用した連中がいる。集団なのか、なんなのかはわからないけれど、そういうことらしいのだ。

自殺は迷惑であるが、本人の苦悩、遺族のこれからの苦労を考えると責める気にならないが、世界一正確な運行を誇る日本の電車を悪用しての窃盗は許しがたい。直接の被害者も大変だが、電車が遅れることによって、どれだけの人がいろいろなものを失うか。大切な、時間も奪われているのである。

とくに狙われやすい駅や区間もある様子。そのあたりはとくに、客に警戒を呼びかけたり、フェンスを高くするなどして対策をしてくれないだろうか。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

「怒らないで聞いてくれる?」と、帰って早々息子が言う。
「うん、怒りながら聞いてあげる」と聞いてみると、私のFF5のデータを、息子が消してしまったらしい。そういえば最近、テレビゲームのデータを消されたと、自分の二人の子供に暴行を加えて逮捕された人もいたっけ。
私も、ずいぶん大人になったので、それは仕方の無いことと許してあげた。その前の段階でとっておいたデータはあるので、一からやりなおしということでもなし。息子が、本当に殊勝に「ごめんなさいごめんなさい」と謝っているし。

しかし、忙しく、疲れた身でこつこつやってきたゲーム。失われた時間は、やっぱり惜しい。これは「事故」だが、時間を盗まれるのは、やはり許さないだろうと思う。

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2006年11月 1日 (水)

不登校息子は舞姫~どうやってこの才能を生かそうか~

先日、娘を夜、実家まで送ろうとしたときのこと。
息子も一緒についてきた。三人で自転車で…と思ったら、常に上半身裸かせいぜい半そでTシャツの変人息子が、「俺、自転車だと寒いから、走っていくよ」という。
なら服を着ろよ、などという突っ込みは、彼には無意味だ。
そうしたいから、そうする。息子はそういう男。

親子でジョギング。そんな状態で娘を実家に預けた帰り道。

彼は、私の自転車に合わせて、軽やかに踊りながら走っていた。

ジャンプ。高い。 滞空時間もたっぷり。美しくくるくると回りながら、しゃべりながら駆ける。

「あんた、グラン・ジュテとかできちゃいそうだね」「何それ」「足を前後180度くらい開けて、高~く飛んでみ」
ジャンプ。関節が異様にやわらかい息子だが、ちゃんと訓練もしていないので、さすがに180度は開かず、ひざも曲がり、高さも落ちてしまう。「無理~!俺、180度開かないもん」そりゃ、いきなりそんな技ができるやつはいないだろう。息子、小さいころは体操教室に通っていて、時間を正確に数えられるなどの才能は見せていたが、バレエのような訓練は受けていない。ただ、背骨から手足、指にいたるまで関節がものすごく柔らかく、跳躍も得意。このうえ、引きこもり生活で腕力や腹筋を鍛え、我流の拳法ごっこをしている。

私は、この子を「勉強しかできない」自閉症だとここで書いているが、ダンス、または格闘技の方向でも才能があるんじゃないかと思えた。前述の臨床心理士さんも、「運動神経、いいですよねえ」と言い、私が「前衛創作ダンスとか向いてるんじゃないか」と言ったらかなり同意してくれた。

しかしいかんせん、独学、我流だ。いくらかっこよくとび蹴りポーズができたって、ただの変な人だ。何度も、空手道場に行かないかと誘ったが、興味は無いらしい。バレエやダンス教室など、聞く耳を持たない。時間を正確に数えられる、と書いたが、本当に、完全に時計を見なくても秒を数えられる。リズム感や音感もよい。確認したことは無いが、ほとんど絶対音感に近いものがある。「ダメ絶対音感」」だけではないのだ。一応。

「わが道をゆく」 息子は、そういうタイプ。でも、それではやはり「ただの変な人」で終わる。今、高校受験をどうするか悩んでいる…はずだが、やはり能天気に踊っている。
彼の頭の中に、そういう悩みはないのだろうか。

☆  ☆  ☆

息子が、FF5をやり始めた。小さなころ、SFC版を見ており、PS版を遊んだのだが、PSのFFはちょっと曲者で、「これはPSのソフトではありません」と読み込み拒否する、いいところでデータが消える、と大変だった。そこでGBA版が出たと知り、息子は大喜び。これまで何度プレイしてもロンカ遺跡あたりでデータが消えていて、友人にも「人生損している(そこからがおもしろいのに!)」といわれた雪辱が果たせる!と。

さて、FF5はやりこみ要素も多いが、お遊び要素もたくさんある名作だ。主人公たちが、ピアノを弾く!踊る!というのも楽しい。
今日、ご飯を作っていたら、カルメンのテーマに合わせて息子が突然激しくくるくると踊り始めた。「いてーーーーー!」とっちらかった床は、前日、学校で重労働をして痛んだ彼の腰を容赦なく痛めつける。阿呆。ちょっとのワックス、ちょっとの紙ふぶきでもダンサーは足を踏み外し、重大事に及ぶこともあるのだ(『テレプシコーラ~舞姫』参照)。踊りたければ部屋を片付けやがれ。息子は言った。「だあって!『さあ!画面の前の皆さんも一緒に!』って言われたんだぜ?あんたは、踊らなかったのかよ?!」
そのシーン、あえて娘にも遊ばせてやったが、そのせりふに「やんねーよwww!」の一言で終わった。昔モダンバレエをやっていた私も、一度も真に受けたことがない。すると息子は

「この非国民が!!!!」

うちは、FFで踊らないと非国民呼ばわりされる家であるか。

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