津波警報がテレビ東京でも~これは大変だ!
帰宅すると、息子はアニマックスをつけっぱなしにしてパソコン。また帰りが遅かったのでそのまま「はいからさんが通る」を見ながら夕食の支度。「ちびまる子ちゃん」を見ながらの食事になった。
ふと、画面の左上に見慣れないマークがあるのに気づいた。黄色い地に、何か波のような形。「何あれ」「知らね」「ちょっと、調べてみて」
息子は何を思ったのか、電源を消した。
「消えるなあ」「……当たり前だろう!チャンネルを変えてみろというのだ。地上波にして」
息子は言われたとおり、まずはNHK総合にした。「マークはないなあ」「って、ちょっと!津波警報のニュースだよ!」「あ」
北海道を中心に、かなりの広範囲で、津波警報や注意報が出ていたのだ。「他のチャンネルは?」次々と、チャンネルを変える息子。CM中の局はともかくとして、どこも通常番組の画面右下などに、警報の画面を挿入している。「テレビ東京は?」「そうだよ、それを見なきゃw」
テレビ東京とは、東京のちょっとローカルな、それでも一応キー局だ。今はアニメ番組が数多く放映され、ちびっ子とオタク御用達チャンネルと化している。また、大事件などで各局が特別番組を放映していても、のんびりアニメやバラエティを流しているため、よく笑いのネタにされる。
「いい旅夢気分」の時間で、画面にはおいしそうに焼ける肉が写った。が、なんということだろう。他のチャンネルと同じく、ちゃんと津波情報を流しているではないか!
「うわあああああ!もうだめだ!w」「日本は沈没する!w」
大地震が起きようが、戦争が起きようが、ここだけは平和といわれる「あの」テレビ東京がちゃんと警報を流していると、なんだか内陸に住むわれらも避難したほうがいいくらいの危機感を感じる。いわば、テレビ東京は、「最後の楽園」。そして危機のバロメータでもあるのだ。
ちなみに、アニマックスだけでなくほかのアニメ専門チャンネルも見てみたが、「カートゥーンネットワーク」でも同じ津波マークが出た。が、「キッズステーション」は、平和に「忍空」をオンエア。
地上に残された最後の楽園は、「キッズステーション」である。
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