お魚の恐怖~危うく火事になるところでした~
息子の最近の寝場所は、主にリビングだ。ソファという、比較的まともなところで寝ている。ベッドがあってもその下にもぐりこむ子なので比較的どころか、すごくまともだ。ただ、寝ていると「水かけられた~~」と泣きついてきたことがある。すぐそばに、熱帯魚の水槽があるのだ。
私もこのソファで転寝することがあるが、耳元にせせらぎのような水音が聞こえ、なかなか心地よい。で、たしかに突然魚がはねて(主に、コリドラスが空気を吸いに水面ではねるのだ)水が飛んでくることもあるのだが。
しかし、今日は思わぬものが飛んできたらしい。
私が帰宅すると、息子が愛用の肌掛け羽根布団をひきずってきた。白い羽が、ふわふわと舞う。
「穴、あいた~~」「破けたの?すぐ縫い付けて~」
「う~、それよりこれ」見ると、淡水ふぐのアベニーパファー様専用水槽のミニヒーターが、外れている。
話を良く聞くと、息子は今日も大寝坊して学校に行きそびれ、ふらふらと出かけた。そこへ娘が忘れ物をとりに入ってきて、兄の布団の中に熱いものがあるのに気づき、取り出した。あわててヒーターの電源を切ったが、布団のナイロン地は溶け、2センチほどの穴になった。
「火事になるところだったんじゃないか…」
私も息子もぞっとした。なんで、水槽に入っているはずのヒーターがこんなところに落ちてきたのかは永遠のなぞ。ヒーターがらみの事故ではよく、熱帯魚が犠牲になることはあるけれど、
ヒーターがはねて布団に落ちてくる
というのはあまり想像ができない。これも息子のアンビリーバボーな寝相の仕業か?それとも淡水ふぐの陰謀か?
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