エロイカより愛をこめて34巻
15日は「さよなら絶望先生6巻」と「エロイカより愛をこめて34巻」の発行日。運よく両方入手し、電車の中などで読むことができた。
が、思えば両方とも、読むのに意外と労力を要する作品だ。
まだ、絶望先生の方が読みきり連載であるし、もちろん細かなネタ、小ネタ、背景に隠されたいろんなネタを拾って解読しようとすると本当に大変なのだが、さらっと読むことも可能。先にこちらを読むことにした。
それでも、通常のコミックスの倍くらいはかかった…orz また、これからカエレのパンチラやまといの姿、櫻井良子さんなどを探すと大変だろう。
そして、待望の「エロイカより愛をこめて」である。
それにしてもなんと、長ったらしいのに略しにくいタイトルだろうか。「エロ愛」ではあんまりだし、「エロイカ」と呼んでいると、同名のナポレオンコミックがあったりするし。他のファンの方は、どんな風に呼んでいるのだろう。
さて、私がこれを読み始めて四半世紀くらいたっているんじゃないだろうか。最近手に入れた「ハムレットを殺せ!」を見ると、1976年12月号から連載(休載もあり)とあるが、ということはちょうど連載30周年!
伯爵や少佐は、いくつだ!?
いや、これは言うだけヤボであろう。冷戦真っ只中の時代から、時には敵、時には味方として関わり、21世紀までの長い腐れ縁。最近は二人とも悟りきったような状態だ。「Q」という、気になるキャラクターも関わり、むしろ二人の絆が深まり、息もあってきたように思う。伊達に30年近く付き合ってない。今回、特に二人の縁の深さを感じてしまった。
絵を見るとせいぜい30くらいで年をとらずに終わっているように見えるけど、私の脳内では超絶美形の50代男性たち。伯爵も少佐もボーナム君もA君も、そしてZ君や部下某(笑)も、今巻では変装姿をたっぷりと堪能させてくれた。ことに、アシスタントさんによる妄想マダムの「少女マンガ風少佐」には笑い転げた。
今度の楽しみは「アルカサル~王城」の完結。コミックス未収録部分も気になるが、我慢できずに読んでしまいそう。アルカサルの12巻が出たのは平成6年。
12年、ずっと待っていた完結がようやく読める!
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