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2006年12月 1日 (金)

我が家の秘密の味~ここだけの話にして~

昔から、安くてうまい食材に目がない。

が、かつて私が重宝していたそんな食材は、今やずいぶん高くなってしまった。ぶりのかま…昔はタダ同然という感じだったのに… 牛すじ…最近、コマよりも高いことがある… ホルモン関係は、すべて高嶺の花になってしまった…

だから、あまり書きたくないのだが…今日は、「ゲンゲのから揚げ」を食べた。

ゲンゲとは、もともと「下の下」と書いたという、深海魚だそうだ。身はやわらかく、水晶のように透き通った部分もある。大体、深海魚はグロテスクで、どこか不当な評価を得やすい。鮟鱇だって、かつては庶民の食べ物だったそうだし。

うちで使うのは、ゲンゲの中でも「ノロゲンゲ」といわれるものらしい。うちの近所では、800グラム以上はたっぷりありそうなパックで高くても300~400円程度。売れ残って200円を切ることさえある。貧乏のどん底にあった時分、私はこれを買い、「淡白そうだから、豆腐のように扱ってみようか」と思った。店では「煮付けに」とあったが、ぶつ切りにして軽く塩コショウをし、片栗粉をまぶして油でからりと揚げ、大根おろしとポン酢で食べる。青ねぎの刻んだのと、忘れてはいけないのが、「かんずり」だ。

ゆずと唐辛子を熟成させたかんずりは、かなりのぜいたく品だが、当時みやげにもらっていたのだ。大人の味だと思うが、うちの子供たちもこの香気と辛味のとりこになっていた。そして、げんげのから揚げとポン酢にかんずり、は子供の大好物のひとつになった。

からりとしたころもからあふれ出す、とろりぷるぷるとした身。あっさりと淡白にポン酢と大根おろしがからみ、ゆずの香りが鼻腔に広がる……「お刺身やお寿司は好きだけど、魚料理はきらーい」とぬかす娘も、これだけは目の色を変えてぱくつく。

実はこのゲンゲも、最近なかなか入らない。まだ高くなってはいないが、以前のようには手に入らない。そのうち高級魚になったらどうしよう…なんて心配している。

ついでに、マンボウも同じようにして食べたら、ぷるぷるがむっちりしこしこに変わっておもしろかった。

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