息子を産んでよかったわ~ちょっと、家を修繕~
今日は天気もよく、私も体調がよく、おまけに息子大好きな「テレ東カオスアニメタイム」もあって、私と息子は早くから活動できた。
散らかったものを片付けながら、息子にリビングの蛍光灯の交換を頼む。
うちのリビングは意外と天井が高く、前に私も交換していたが、私の背では結構難儀する。そういうこともあり、ここ数年交換せずにきてしまったのだが、「このところ点き方がおかしい」とは息子の方からいいだしており、「ママより背が高いんだから、あんたがやってよ」ということで話はついていた。
息子は、好奇心が強いほうだが、家事や事務など、ごく普通の事ほどいやがる傾向にある。極端に、失敗を恐れるのだ。だが、そんなことではこれから生きていけない。失敗するのなら今のうち、「最初から蛍光灯の換え方を知ってる人なんていやしないし、私だって見よう見真似だったんだから」と、息子をテーブルにのせた。
このテーブルに乗っても、私だと手がぎりぎり届くくらいで、ひとつ作業をするだけで脂汗が流れ、呼吸が乱れるほどきつい。が、なんということだろう。息子がルルベ…じゃない、背伸びもすることなく、作業ができているではないか。「はずれねー」「あ~、なんか割れた~~」と、悲鳴を上げていたが、ちゃんと3本の蛍光灯を交換。カバーに、何年分ものホコリや、虫の死骸がたまっていることにも新鮮な感動があったらしい。
「わあ、背伸びしないで届くもんね。頼もしい。息子を産んで、よかったわ~」
二人での作業は効率がよく、私も思わずこう言った。息子もどこかうれしかったようで、昼ごはんの大根おろし作りも、快くやってくれた。右ひじを痛めている私にとっては、こんな作業がきついのだ。
うれしかったので、今日は息子の大好きな大判焼きと、干し芋を買ってやった。私も勢いに乗り、前に壊れて息子が止めをさした、台所の調味料入れを修繕。ずっと台所に散乱していたしょうゆや油などが収納できて、気分がいい。
夕食は娘の提案で餃子にした。超貧乏時代、安い小麦粉をこねて皮を作ったほうが安く、おまけにうまいことを知ってしまった我が家はもう市販の皮に戻れないらしく、「面倒だ」「台所が汚れる」などといいながら、小麦粉をこねてのばし、むっちりしこしこ、焼き目はパリッとさくさく、おまけにはねまでついてるぞ~のニラ餃子に。
不登校だ暴力だと、いろいろある家庭だが、なんか結構幸せなんじゃないかと思う。
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