それでもボクはやってない~娘が禁じられた遊びを~
先日の山梨旅行の際、娘と映画館の前を歩いた。
周防正行監督の話題作「それでもボクはやってない」のタイトルがなんとなく目に付き、娘にどういう映画か、教えてやった。それは、ほんの雑談だった。このときは。
「それでもボクはやってない」は、痴漢の冤罪で裁判を受ける羽目になった主人公を中心に、日本の裁判の実態を描くという話題作だ。私が若い頃使っていた路線は痴漢の大変多いところで、満員電車に乗ると2、3本手が伸びてくることも珍しくなかったので、痴漢と言うものは実在するといえるのだが、一方で被害者の勘違いや嫌がらせ、ひどいときには賠償金目当てに複数の人を痴漢に仕立て上げ、その人の人生をめちゃくちゃにした上で金をせびるという悪質な女子高生(当時)などというのも存在する。
あの「ファンシィダンス」「Shall We ダンス?」の周防監督が、こんな日本社会をどう描くかという注目作なのだが。
美しい宝石にみとれていると、お尻のあたりに違和感を感じる。振り返ると娘が立っていて「それでもボクはやってない」という。
恵林寺で素晴らしい建物や庭園にうっとりしていると、またお尻がぺたぺた触られる。振り返ると娘がにんまり笑って
「それでもボクはやってない」
やっとるやんけ。
子どもって何を遊びにするかわからない…orz
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