プラティが死んだ~奇形魚の生涯~
今朝、昨日できなかった水換えをしようとしたら、白いミッキーマウスプラティが水槽の隅に横たわっていた。半年あまりの生涯だった。
購入してすぐにぽこぽこ生まれたミッキーマウスプラティだが、なぜか背骨が曲がった仔が多かった。それでも最初は元気に泳いでいたが、そのうちぐったり元気が無くなり、消えてしまうのがほとんど。そのなかで、背骨は比較的まともだが顔がゆがんでいるこの仔が、奇形の中で唯一大人になれた仔であったのだ。
野生の世界で、奇形などの障害を持つ個体が生き残るのはほぼ不可能だろう。進化の過程での突然変異を除き、ほとんどは淘汰されてしまう。そして、人工的で天敵などいない我が水槽でも、こういう仔が生を全うするのは、やはり大変なことなのだ。
ここ数週間、水槽の隅や物陰でぼんやりとして、餌にも反応していなかったのが、2、3日前から急に元気に餌を食べだしたので、安心していた矢先。あ~、昨日水換えしてやれなくてごめん。汚れた水の中で生涯を閉じさせちゃって、ごめん…
古株の飛ばした種がとんで出たパセリの芽のそばに埋めた。おいしいパセリになってかえってきますように…
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熱帯魚を買うなんて贅沢かと思ったけど、今は安く可愛い魚が飼えるし、古い水槽の水が本当に重宝している。これまであまりよく育たなかったハーブ類が異様に元気だ。しばらく小ねぎは買わずにすむし、通常2年で終わるはずのパセリが、1本3年目に入っているw シンビジウムも、花芽を出してきた。この株、私が育てて20年以上になる…。というか、日本の気候になじみやすく丈夫なのにかまけ、外に放置で時々水をやる程度の世話しかしておらず、たしか一時はもうダメか…というところまで弱っていたと思うのだが、週一回古い水をやっていたらなんとなく盛り返し、今花芽を大きく膨らませている。あ~、今度こそ花がひとつ咲いたところで切って、植え替えしてやらないと…
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