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2007年1月31日 (水)

セッツァーがもてもて?~FFは奥が深いなあ~

FFはザコもボスも、モンスターが非常に個性的なのは、前に「ねむれるしし」で書いたと思う。

たとえば、ポケモンなら、火属性のモンスターに火の攻撃をしたとしても「こうかはいまひとつのようだ」で、一応小さいとはいえダメージが入る。ところが、FFシリーズのモンスターは、強い武器や強力魔法をどんなに使っても、勝てない事態が出てくる。たとえば、火属性のモンスターに火の攻撃をすると、ダメージ分回復してしまう。即死効果のある武器を手にアンデッドを攻撃していると、これまた無限に最大回復させてしまうことがあるのだ。

また、特定の条件で「カウンター」をしてくるモンスターも多い。殴られたら殴り返す、とか、魔法を食らうと(属性つき武器で殴られても)メテオでお仕置きするとか。

しかし、まれに不可解な行動をとるものもいる。FF5のフェアリーオークは、こちらが回復魔法であるケアルをかけてやると、なぜか全体に最大の回復魔法であるケアルガをかけてくれる。FF12のギーザラビットは、愛くるしい姿でよってきて、主人公・モンスターの別なく「傷ついているもの」に回復薬を与える性格を持っている。こんなにお世話になっていて、殺すのは本当にしのびない。

今日は、仕事のほんの合間にFF6をプレイ。まとまった時間がとれないので、ちょこっと進んでは中断、あるいはジドールの競売場に行って、魔石を買おうとがんばっている。なぜか、お金も無いのにエクスカリパーが出て困る。あのご婦人は、一体何本エクスカリパーを買うつもりなんだろうか…

で、あまりにひどい競売場を出て、ちょっとアウザーのお屋敷に入り、絵を調べ、出てきたモンスターとバトルしてみた。

アウザーの屋敷の奥に向かうためには、美しい女性の絵を調べ、現れる美女「ミスティ」2体と戦わなくてはならない。まあ、何も考えずキャラクターを操り、てきとーに戦った。が、さすらいのギャンブラー・セッツァーがてきとーにスロットでセブンフラッシュをだした時のこと。食らったミスティが、即座に二人ともセッツァーに「ケアルラ」をかけた。

セッツァー、もてもての図。

オリエンタルな雰囲気のある美女二人に秋波を送られるギャンブラーは、なかなか絵になっている。あれ?と思い、もう一度セッツァーにセブンフラッシュを出させた。ミスティは1体になってしまっていたが、今度は特に反応も無く、普通にバトルは終わってしまった。

なんなんだ…

何度プレイしたかわからないFF6だが、まだまだこういうことがあるから大変だ。

セッツァーは、当初、オペラ座の人気女優マリアをさらって嫁さんにする、と、さらっと性犯罪予告をし、身代わりになったセリスをさらってこっちにも惚れ、飛空艇を使うのと「俺の女になる」ことを引き換えにセリスと賭けをする、とかなり最低なことをする男だ。正直、豪華な船で世界を駆け巡っていてそこそこ美形なようなのだが、あまりもててる気配は無い。もてているくらいなら、こんな変態なことはしないか。一応、プレイしだいでは、セリスとラブラブな方向に向かえるようではあるが、そうでなければ、セッツァーがわずかにもてる、貴重な瞬間だった。

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