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2007年2月28日 (水)

職場のパソコンが新しくなりました!~もう、あほくさいとは言わせない~

1月21日の日記で愚痴った自慢した職場のおもしろパソコンと、今日お別れをした。

新しく(と言っても中古なのだけど)ノートパソコンが買ってもらえたのだ。今度のは、むしろ他の皆さんのより新しいくらいだ。Macは、OS10になってずいぶん様変わりしたらしく、それまでのアプリケーションとの互換性が無いそうで、せっかく入ったOSをクラシック環境にしたり、メールボックス…がどうしても移動できなかったり、古いデータを移そうにも前のはフラッシュメモリにも対応してなくて、しかたなく共有ファイルから引っ越したり。そんなこんなで、デスクワークがまるでできなかったここ数日。

なんとか今日、始動!

仕事で結構画像を扱うことが多いのだけど、うちにあまったMac用フォトショップエレメンツ3.0があったので入れてみた。ちょっとした補正やデータの大きさを変えるような作業は手元でできるようになってすごく便利。うれしいなあ~~~

さて、古いおもしろパソコンのデータ削除作業を他の人が見て、驚いていた。何をやるにも動作が遅い、とは私がいつも愚痴っていたのだが、それにしても遅いし、1月21日記事のコメントにも書いたのだが、Wのキーが壊れてしまい、しかたなく部品をキーボードにテープで貼っておいたのが知れたのだ。「これで使えるの?」と不思議そうな同僚に「使えますよ、この、ぷにぷにを押すと」と答えると、「触ってもいい?」とぷにぷにし始めた。ああ、思えばただでさえ使いにくかったキーボードが、ボタンが無いキーがあることで、より使いにくくなったのだ。何度Wで空振りしたかわからない。さようなら、Wの悲劇。

新しいPCはことえりなので、おもしろ変換もあるし、なかなか覚えてくれないようでもあるが、ネットもメールもさくさく見られるし、嘘のような使い勝手だ(これまでのは、メールが来ても添付ファイルがあるとまったく見られず、他のパソコンに転送しなくてはいけなかったのだ)。仲良くしようと思う。

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2007年2月27日 (火)

ボケも始まってるかも!

最近集中力が無く、新しいアニメなどにも食指が動かない。

先日は、少年ジャンプで好評連載中で、アニメにもなっている人気漫画を

ディー グレイモン」と言ってしまい、娘に

「どこのデジモンだよ!」と怒られた。

また先日は、あの人気漫画集団とあの人気アニメスタジオが強力タッグ!と大人気の深夜アニメを

「コードギアス 半額のルルーシュ」と言ってしまい、息子に

「そんなに半額が好きかwwwww」と笑われた。

うん、半額は好き。

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2007年2月26日 (月)

キングダムハーツ寺を発見!~画像つき~

病的なくらい落ち込んでいる私。それでも子どもを養うため、また同じような性格の不登校息子に「親の背中」ってもんを見せるため、逃げるわけには行かない。

いつものように必死で笑顔を湛えながら街を歩いていると、お寺さんがあった。そこは旧街道筋。まだ少しだけ、江戸の情緒が残る道だ。

P1010830_1  「闇があるから光がある

 苦があるから楽がある

 闇を生かせ

 苦を生かせ」

なんとありがたい言葉であろうか。絶望のどん底、自己嫌悪の海底2万マイルにいた私にも、一筋の光が差し込んだ。私は思わず、足を止めた。そして、この掲示板をじっくりと見つめた。…んん????この下……

P1010829_1 この言葉を、キングダムハーツ2の面々が背負っているではないか~~~~!

なんかこう、フィギュアも、神々しい仏像のようだ!

宇多田ヒカルさんの歌まで、ありがたい声明に聴こえるぞ!

「光を信じろ、闇を恐れるな」 私の心に、染み入って来る。  実に勇気付けられた。欲を言えば、ここにリクが入っていれば…彼の苦悩こそ、上のメッセージに近いものだと思う。

それにしても、小粋なお寺である。私の親戚からも同じ宗派の住職が出ているが、この住職の若い頃に、私は手塚治虫「ブッダ」を買ってもらったのだ。浄土真宗にはオタクが多いのだろうか。

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2007年2月25日 (日)

オタクな息子の特異能力~ダメ体内時計~

最近息子は新生活に向けて、それなりに朝起きられる生活を目指しているらしい。

ただし、それはやはり普通ではない。

先週は、夜7時には寝る、という生活を実践していたらしい。私が仕事を追えて帰るのが7時半だ。正直、がっくりだ。だが早寝早起きで生活リズムを取り戻そうというのならそれもしかたがない。息子が起きるのが、朝1時とか、常識はずれなものだで、正直夜中にごそごそされて私は不眠、「クビになったらどうしよう」という状態だが、我慢しよう。

「おはよ~~~~」息子、華やかなポーズをつけて起こしに来た。土曜の朝、8時半だ。私もこんな時間まで寝ているのは珍しい。不眠だからかな。「俺、今日は6時半に起きたぜ~で、ふとテレビつけたのよ。そしたら、ちょうどパワパフZのオープニングが始まるところ。俺の部屋、時計ないんだぜ。すごくね?」

ダメ体内時計か」

思わずそんな言葉が出た。「ちょwwwwダメ体内時計wwwww」息子、なんか受けている。

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2007年2月24日 (土)

息子の制服を買って驚いた!~主婦がはまるポイントカード~

不登校息子が、合格通知を貰った。

まるで定員が満たないようなところではあったが息子はそこがとても気に入っていたので、公立高校の志望を取り下げ、とっとと入学金を払い込み、そしてとっとと制服を買いに行くことにした。

あまり行った事のないデパートの紳士服売り場で、採寸と注文。極端にウエストが細く、また極端にヒップのでかい息子の体型に、店員さんが総出で「もうひとつ上のほうが」「いや、ふたつ上の方が」とあれこれ悩みながらの注文になった。

総額8万円あまり。あらかじめ「なるべく最低限にしようね」と息子と話し合い、ばか高いワイシャツなどは断ったが、それでもやはりそのくらいは軽くするものだなあ。ツナギとか安全靴とか、公立高校では買わなくてすむようなものもあるし。息子、ちょっとびびっていた。すんません…と恐縮している。

「ポイントカードは、お持ちですか?」店員さんAが聞く。いや、こちらのほうには私も滅多に来ることが無いのでそんなものは持っていない。「お作りしますか?」「う~~ん…」と迷う私。キャッシュカードやポイントカードの類が、もう財布からあふれんばかりで、荷物が重い。これから息子はこのデパートに寄る機会もあるだろうが、息子はデパートのものなど興味が無いだろうし、私はそんなにここに来ない。「今日は、ポイント10倍なんですが…」ああ。10倍。心が動く。店員さんBが電卓を叩く。「カードをお作りするのに、100円いただきますが、それは100ポイントになります。また、今日でしたら800ポイントつきますよ」

800円分のポイントは、でかい。家族3人の1食分はまかなえるではないか。「じゃ、作ります。(息子に)あんたにあげるわ。使いなさい」「ありがとうございますーーーー(店員ABC)」元気にレジ入力が行われ、私はカードの申込書に記入。支払いはカード、そしてポイントカードもスラッシュして、レシートが打ち出された。店員Bさんがレシートを見て、「ええええっ?」と叫ぶ。

「ポイントが4000もついてるわ」「えええええええーーーーっ??(店員A)」「何か操作を間違ったんじゃないの?(店員C)」「ううん、私、何もしてないわ(店員B)」

私もデパートのレジ経験があり、見るとも無く手元を観察してしまっていたのだが、妙な操作をしていた様子はなかった。「あ、わかった」と、先ほどポイント計算をし、レジ操作をした店員Bさん。「私さっき、ポイントを2倍で計算していたわ。今日は10倍よ。だからこれでいいのよ」「えええええええーーーーーすごいわねえーーーー(店員A、C)」

よくシステムがわかっていなかったが、ここのポイントは200円お買い上げごとに1ポイントで、通常なら8万円で400ポイント。正直、割がいいとはいえない。が、10倍の今日なら4000円になる。

4000円は、でかい!!!!でかすぎる!DSのちょっとしたソフトが1本買える。CDなら、たいてい1本買える。私の服なら、3枚はラクに買える!しまった、息子にあげるって、言っちゃったよ! 息子は、お買い上げ金額もポイントもでかすぎて、

((((((;゚Д゚))))))

という顔をしている。いきなり国家予算を任されたかのようなうろたえぶりだ。それ以上に、店員さんたちの興奮がすごかった。「ええーー!そんなにつくの?」「制服買うなら、今ね~」「これはよかったわぁ~」

…私は某デパートの、あちこちのレジを経験したが、婦人服売り場では1着5万のセーターが飛ぶように売れるという世界であった。じゅうたん売り場では、一度に1万円札が83枚も渡され「一応数えてね」と言われた。ティフ●ニーでは…などと記憶をたどるが、紳士服売り場は残念ながら経験が無い。が、上下1着あつらえれば10万くらいは普通という世界だと、認識していた。少なくとも、奥様の普段着セーターが5万で、旦那様の仕事用スーツが2万とかではないだろう。デパートの紳士服売り場で、5万、10万は当たり前だと思う。

しかし、ここでは8万のお買い上げが、どうやらすごいことらしい。大丈夫か、このデパート!

そして、大丈夫か、うちの子の行く予定の学校((((((;゚Д゚))))))!

帰り道、おなじ制服を着た「先輩」らしい生徒を何人か見かけた。「けっこう、まじめそうだね」このあたりの私立・公立高校では、本当にとんでもない高校生が見られ、正直「あんなところに行ったら終わり」感があったが、めちゃめちゃカッコイイ、とまではいかないけど、みんな素朴で、息子にはたしかに合っていそう。ちゃんと中学に通っていれば、それなりに有名進学校も狙えた子なのに…という、私のこだわりも消えた。神様は、ちゃんと道を拓いてくださる。あとは、本人しだいであろう。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

家出してた夫が無一文になって家に転がり帰ってきた頃。うちはこんな献立だった。鳥(胸肉)とごぼう、きのこやにんじんの炊き込みご飯、活きほっき貝ときゅうりの酢の物、味噌汁、大根の葉の漬物 で、家族4人で材料費400円強。

息子は、合格が決まってからなぜか弁当の心配ばかりしている。臨床心理士の先生も「心配するポイントが、どこかずれてますね」と笑う。先生の診断では、「困る」ということがわからない子で、たとえ「不安」を感じていてもそれを解決する能力に欠けているということだった。そのとおりだと思う。今度、先生のご紹介で有名な精神科にかかれることになった。発達や人格に障害があるのなら、しっかり診断してもらって認めてもらったほうが、恐らく生き易いだろう。私は息子よりもひどい状態だったのが自己診断で自己改造をし、それなりに普通な人間を演じられる様になっている。(それが、かえってつらいのだけど…)

穴は、埋まるわけではない。どんなにがんばっても、普通の人には簡単なことでも、私には到達できない部分がいっぱいあることは、よくわかった。けど、貧乏のどん底で、家族を捨てた夫をも受け入れ、超がつくほどの低予算でけっこうなご馳走を作れる能力は、自分にあった。

これは、「何の役にも立たない」と毎日ののしられる自分への励みであり、これから同じようにつらい思いをするであろう息子に、教えてやれる知恵のひとつだ。

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2007年2月23日 (金)

娘がFFを縦笛で演奏してくれました

今日は金曜、実家に預けている愛娘が帰る日。

「今年のおひなさまさあ…」旧友と3月3日に会おうか、などと盛り上がっていたので、お昼は一緒にいられないよ、と言うつもりで声をかけたのだが、賢い愛娘はとっさに応えた。

「あ、おひなさまイラネ。ひなまつりはいる。ケーキケーキ」

さすが、「あたしの95パーセントは欲望でできているの」としれっと言う娘。日本の伝統など興味は無いが、食い気を満たすイベントは利用させてもらうわ、ということだろう。

「あら、ひなまつりにケーキ?変ねえ、そんな伝統は聞いたことが無くってよ。ひなまつりといえば白酒に菱餅に雛あられでしょう?♪あかりをつけましょぼんぼりに~♪の歌のどこに、ケーキがあるというのかしら~~~?」

私は、こういう意地悪が大好きである。子どもには負荷を与えるくらいでよし。降るように甘い恩恵が与えられると思うのは間違いだ。欲しいものは、論破して勝ち取るが良い。娘はちょっと考えて、こう答えた。

「それは、裏設定」

なんじゃそりゃww

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

「来週、笛のテストなの」と、娘は縦笛で「FF4~愛のテーマ」を吹き始めた。し~ら~みふぁみみ~~~~~。いきなりしらみが出てくるけど、やはり名曲だ。こんな曲を演奏して点がもらえるなんて、今の小学生がうらやましい。興にのった娘は、そのあと「素敵だね」「エアリスのテーマ」などを吹き、さらに「愛のテーマ」をキーボードで演奏してくれた。娘に音楽教育をうけさせてよかった。

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2007年2月22日 (木)

40の手習い~人付き合いを学ぼう~

息子の心配ばかりしている場合ではない。

私のほうが、あるいはアスペルガーとか、自閉とかは、実は重症なのである。少なくとも、自分の子供の頃を思い出すと、息子の異常行動よりもはるかに異常であった。ただ、不登校とか暴力というめだつことをしなかったために周囲は気づかなかったようなのだ。

小学生くらいまでの私は、本当にコミュニケーションができない子だった。息子以上に人の顔は覚えられなかったし、あいさつも、電話の受け答えもできなかった。思えば、子供の頃、あまり人と遊んだ記憶も、笑った記憶も無い。学校で、しゃべることもなかったのではないか。周囲にいるのは、「観察対象」程度の存在だった。高校の頃、バイトで「笑う」ことを覚えた。今で言うオタクが集まるところの存在を知ってから、しゃべることを覚えたように思う。私は中学の頃、「五カ年計画」と称して、進学や就職などを機会に、自分を改造することを考えた。「自分をプロデュース。」である。

で、自分は変わった。普通の人になれた。

と、勘違いしたのである。

一見、自分は「普通」に見えるようになった。第一印象は、むしろ社交的で明るく見えるようだ。そうでなければ、営業はできないし。自閉NPOの人も、「全然!健常者でしょ???」と言う。しかし、私は、「普通の人」に擬態し続けていただけだったのだ。

いくら空気が読めない、人の感情がわからないなどと言っても、長いこと生きて、何度も失敗していれば、さすがにいろいろわかってくる。軽い心理学の本でも読めば、相手が自分をどう思っているかとか、一番苦手な言外の意思も、理詰めで想像できるようになってくる。アスペルガーの人は、初対面の人、まったくどこの誰かわからない人とは付き合えても、身近な人と人間関係を築くということが苦手だと最近知った。そのとおりだ。私は飛び込み営業は意外と平気。驚くほど豊富な雑学で、楽しくおしゃべりができたりする。しかし、名刺交換をして、次からができない。それでも手探りで、あるいは周囲の助言を聞きながら徐々に良い関係も築けているが、トラブルのほうが数多い。

はあ。ずいぶん自分でもがんばってきたと思ってきたけど、化けの皮は、簡単にはがれる。もう、認めるべきだろう。自閉は、「直る」ものではない。自分で努力して、勉強して、ようやくここまでこられたけれど、まだまだどうにもならない部分がある。これ以上、擬態していると、かえって迷惑がかかる。いっそ、自分の脳のなかにぽっかりと開いた穴のようなものを晒し、「理解を求める」しかないと思う。

そしていっそう、自分が「普通」に振舞えるように、知恵を拝借しながら努力するしかない。

思えば、「苦手だから」と私はいろいろなことから逃げていた。まったくしゃべれないような状況から、アルバイトでにこにこと笑顔を振りまけるくらいになれて、その程度で満足してしまっていたのだ。そのつけは、ちゃんと回って来るものだ。

「あなたは子ども以下!」とののしられるのも尤もである。ただ、本当の子どもと違うのは、ののしる人の苦しみを知ることができることだ。これは、自分が、自分そっくりの子どもを育て、気が狂うほど叱責するという因果を経験したためだろう。ののしられるのはなんとも思わず、ただ、ののしる人の苦しみを想像してひたすら申し訳なく思う。申し訳なく思っているのに、その表情が(私は10年ほど前から自分のことでは泣けなくなり、微笑が顔に張り付いてしまっているのだ)さらに相手を馬鹿にしているように思われて、ますます相手にストレスをかけている。

「15の夜~いじめられているきみへ~」

40代のサテューの物語は、ここから始まる。

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2007年2月21日 (水)

ゲーム好きが喜ぶニュース発見

外科医:ゲーム愛好者は手術がうまい 米調査
 内視鏡を利用した手術では、テレビゲーム好きの外科医ほど腕がいいことが、米国の医師の調査で明らかになった。ゲームをしない者より、ミスが32%少ないという。医学誌「アーカイブズ・オブ・サージャリー」の2月号に論文が掲載された。

 外科医33人(うち21人は研修医)に、内視鏡手術の模擬テストを実施。その結果、ゲームをする人は、しない人よりミスが少ないうえ、スピードも24%速いことが判明した。

 さらに、ゲームのうまい順に3グループに分けたところ、最上位グループは最下位集団より47%ミスが少なく、スピードも39%速かった。過去にゲームの経験がある人も、ない人より手術がうまかったという。同誌が19日(現地時間)に論文の要旨を発表した。【南優人/Infostand】

論文の要旨
http://archsurg.ama-assn.org/cgi/content/abstract/142/2/181

ゲーム脳だゲームマニアの犯罪だと、ニュースなどではあまりうれしくない扱いのゲームファンに、ちょっとうれしいニュースがきた。

うちの不登校息子がひがな一日ゲームに興じているのを見ると、大体は苦言を言いたい親の私。しかし一方で、クレイジー!と叫びたくなるような難しいゲームを軽々とクリアしている息子に賞賛の目を向けてしまう私もいる。「あんた、その能力を他に生かしなさいよ」と言うが、そんな道、本人はおろか、私にもどこにあるのかわからなかった。

ゲームファンが皆外科医になれるというわけではないが、もともと反射神経や器用さ、動体視力、判断力に優れていなければできないゲームも数多く、これを得意とするゲームファンの能力を生かす場は、きっとあるのだろうと希望もわく。

希望がわいたところで妄想にふける。

ぷよぷよ17連鎖を組んでみせる天才外科医・ブラックジャック。

制作スタッフも「ここは道じゃない!」というところを走らせ、マリオをすごい勢いでクリアする天才外科医・ブラックジャック。

ヤズマットを1ラウンドで倒す天才外科医・ブラックジャック。

0.033秒の隙をついてネクロフォビアをぜになげで倒し、ギルガメッシュを途方にくれさせる天才外科医・ブラックジャック。

FFTを完全ノーダメージでクリアする天才外科医・ブラックジャック。

オトメディウスを行列して遊ぶ天才外科医・ブラックジャック。

全守護聖さまの好感度はおろか、守護聖さま同志の相性も極限まであげてしまう天才外科医・ブラックジャック。

手塩にかけて育てた「娘」に、「王子様」より「お父さん」を選ばせてしまう天才外科医・ブラックジャック。

母と自分をこんな目に合わせた連中にいつか復讐してやろうと、スライムを倒しながらレベルアップをする天才外科医・ブラックジャック…。

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2007年2月20日 (火)

同級生女装計画~不登校息子の憂鬱~

「コスプレ衣装の作り方を教えて欲しいんだけど」

母親と言うものすべてが、料理や裁縫に長けているという幻想は、いい加減廃れたと思っていたのだが。自慢ではないが、私は子供の幼稚園バッグをひとつ作るのに、ミシン針を3本折った女である。それでもまあ、なんだかんだで子ども二人の通園・通学手提げや、上履き入れ、ランチョンマットなど、それなりに作り、そこそこできるようにもなったのだが、コスプレ衣装とは大変だ。そんなものが作れるくらいなら、君は「コスプレイヤーの息子」になっていただろう。

「コスプレするの?」と聞くと、「いや、俺じゃない。Qに、女装させたくて」Q君は、息子の不登校仲間だ。かわいらしい顔立ちで、坊主頭にしても女の子と間違われるほどだという。

「朝比奈みくるみたいなのでも着せる気か」と聞くと「そうだ」という。

私は冗談で言ったつもりだが。

しかし、Q君はたしか、息子よりも重症の不登校で、最近はほぼ引きこもっていると聞いた。そういう子に、みくるちゃんの衣装などを着せるというのはいかがなものか。場合によってはいじめである。もしも、それで元気になって登校するように…なんていうすごいストーリーが展開したとしても、それはそれで怖い。何かを目覚めさせてしまうかもしれないのだし。

とりあえず、中学で家庭科をやっておけば今は男子でもお裁縫のイロハを習うはずだし、基礎なら教えてやってもよいが、と言ったが、するとふにゃ~~~ん、と息子は興味を失った。私に作らせるつもりだったのか?

そういえば去年の今頃だったか、不登校組がアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンディングのダンスを練習していたはずだが、こちらはいつ披露されるのだろう。

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2007年2月19日 (月)

娘がまたカミングアウト~オタクを馬鹿にすると許さない~

日曜夕方、天声慎吾をなんとなく流しながら内職をしていたら、香取慎吾さんとお笑い芸人さんたちが秋葉原メイドカフェに潜入、という、ちょっと懐かしめのネタをやっていた。全員チェックのシャツにバンダナというアキバ系ファッションに身を包み(でも、香取クンだけちょっと高級そうだ)、まずはお笑い芸人らしい、太った男性がお手本を示した。

男性は、「萌え~~」とか「キボンヌ」とか、こういっては何だが、痛い2ちゃん語を連発しながら、キモく、ものすごくキモくメイドさんに迫るオタクを演じた。これを、順番にやらなくてはいけないらしい。次々に、イタく、キモいA-BOYを演じる芸人さんたち。

「ふざけんなよ!オタクを馬鹿にして、イメージを落として笑いをとろうとしてるとしか思えない!」

と、怒り出したのは、なんと小学生の娘だった。。私もそのあまりのキモさに、たしかにそういう人もいないとは言えないけど、全部がこんなだと思われたらきわめて不快だ、悪意に満ちた表現だとしか言いようが無い、メイド喫茶に行ったことはないけど…と思ったのだが。

「まあ、落とそうにも、最初からオタクのイメージっていうのは地の底から始まったようなものだし」となだめたが、彼女の怒りは収まらない。「大体さあ、うちの学校でも秋葉原に行くのがアキバ系とか、みんな間違ってるの。アキバ系って、そういうことじゃないのに!」と、怒りに柳眉を逆立て、涙を湛えて叫んでいる。
「そ、そんなに怒ることもないじゃない」そう、昔からの報道を思えば、このくらいまだまだだ。「別にあんたがオタクだというわけでもあるまいし」すると娘は目を見開いて叫んだ。

「はあ?あたしはオタクだよ!?」

……へ?  私や息子はしょうがないかと思うが、娘だけは我が家で奇跡的にオタクじゃない子だと思っていたのに。きょとん、とする私を、冴え冴えとした顔で見る娘。うわああ、前の「あたしは腐女子」発言に続いてのカミングアウトか。

オタク=アスペルガー、などというのはいささか乱暴だが、私はいささかそれに近いものをずっと感じている。どんなに漫画やアニメが好き、と言う人でもどこかで「自分と違う」と感じる人は多かった。一方興味の対象が違っても、同じ性質の人とは、どこの誰かはわからなくても幼馴染のように熱く語り合えた。

息子は、生まれてすぐ顔を見た瞬間から「この子は、私と同じ世界の人間だ」と直感、逆に娘は「あれ、この子、全然違う!」と感じた。こんな家庭環境だから、娘は幼い頃から漫画やアニメ、ゲームに触れ、たぶんおなじ年の子のなかでもそういう世界に詳しいほうだと思うのだが、その楽しみ方とか、解釈の仕方とか、極端な話「言語」が違う、というくらい、娘と息子とは違っている。実際、娘は普通の世界で評価され、交友関係も幅広く、きちんと人間関係が築けている。親の私が一生かけてもできそうにないことが、よちよちの頃からできている、「健常者」なのだ。

しかし、その娘が「私はオタクだ」と言い、こんな番組に真剣に怒っている。思いは複雑だ。最近彼女は荒れ気味で、いろいろ話を聞いていると徐々に他の子たちと距離ができているように思え、意外と「こっち側」の性質があったか、我々の影響を受けてしまったか…と思う部分と、あえてマイノリティーに身を投じ、しっかりと意見が言えるすごい子になったのか、という思いと。

また自分を「腐女子」で「オタク」と言い切るのもなんだか頼もしく感じた。「腐女子氏ね」というオタク、「オタクキモ!」という腐女子。でも世間から見たら同じようなもの。近親憎悪してる場合ではない。彼女の心中をすべてわかっているわけではないけれど、彼女が腐女子で、オタクであるというのなら、それはそれでいいな。

☆  ☆

息子は息子でぼやいている。保健室登校になってから、それほど「いじめ」の話は聞かなかったが、先日こんな話をした。学校の通用口で、級友たちがどうも自分のうわさをしていたように思った、というのだ。それが

「週一回、メイド喫茶に通ってるらしいぜ」

俺は行ったこともねえよ! そんな行く金もねえよ! wwwwと、荒れていた。

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2007年2月18日 (日)

FF12ファンにおすすめグッズを見つけたあ!w

内職のためネット検索をしていたら、偶然こんなものを見つけた。

Sabozyoro_mein_1

は、花サボテン!????

FF12序盤に登場し、結構全滅率の高い、可愛いけど怖いモブ・花サボテンにそっくりのじょうろだ。

ちゃんと2リットルも水が入り、ガーデンライフに潤いを与えてくれるのがよい。思わず追いかけたくなるけど、はりせんぼんはしないでね~~~

みどり屋 和草さんで取り扱っているそうです。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

以前、なぜかセッツァーがもてる!と書いた。ミスティという、美人モンスター。獣ヶ原でまたまた出会った。このときはセッツァーがいなかったのだが、今度はやけにストラゴスにケアルラをかけてくる。しぶい趣味のミスティだ。

そのうちショタのミスティとかレズのミスティとかに会ったりするんだろうか…

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2007年2月17日 (土)

息子がひとりでしゃべってます…

今日は少し早めに帰ってきた息子。さっさと部屋に入り、パソコンに向かった。いつものことだ。

私は夕食を作っていた。今日はごぼうサラダと焼きシャケ~…すると、息子の部屋から笑い声が聞こえる。

また、ネットでも見て笑っているのかな。

ところが、笑いながら、何かしゃべっているではないか。電話は、子機も含めて使われていない。そっと、部屋に近づいてみる。

「それって●●じゃねえ?w…ああ、うん、そう」

会話している…パソコンの前で、ヘッドフォンつけて…デスノートでも手に入れたか。それとも、いよいよ本当におかしくなってしまったのか…

なんちゃって。

大体察しはついた。息子は、100円均一のヘッドフォンのひとつを折ってマイク端子に差し込み、これをマイクにして友人とボイスチャットをやっていたのだ。数日前からテストしているようなことを漏らしていた。

ヘッドフォンはマイクになるし、それを応用すれば可愛いエレキギターも作れる。

これで「ボイスチャット」は、安上がりでよい。私も遠くの友人とやれば電話代を気にせずしゃべれる。ちょっと、やり方を詳しく聞いてみようかな、と思った。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

夕食を囲み、みんなで「いただきます」といった直後、息子がいきなり焼き鮭を右手でつまみ、口に入れた。
「何やってるの!」と叱ると「だって、箸がないんだもん」という。
息子はよく自分の箸を部屋などで使い、食事時に持ってくることが多いので私もうっかりし、出し忘れたのだが、それにしてもいきなり手で食い始める、というのはどうだろうか。息子、やっぱりどこかヘンである。

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2007年2月16日 (金)

アルカサル~王城~少女マンガの怪奇現象を確認!

プリンセス・ゴールドであの「アルカサル~王城」完結編<前編>一挙100P掲載。

未読の方もいるだろうし、内容について感想をいくらもいいたいのだけど

うわあああああああああああああああ

くらいにしておこう。はあ、しばらく黒い服を着たい…。覚悟はしてたのに。

しかし、ここでちょっと和んだというか、注目すべき見所発見。

オスナ伯爵は、主人公ドン・ペドロの宿敵の一人、アラゴン王の名宰相・カブレラの息子である。

戦闘状態に、時には和平交渉にと、ドン・ペドロとカブレラとの間には多くの関わりがあり、敵対しながらも互いに尊敬しあう部分もあったらしい。ちなみに、カブレラはヒゲでデブのおっさんだ。

_1_edited1 ストーリーが進むにつれ、カブレラの息子・オスナ伯爵が使節として登場し始める。黒髪おかっぱの、二重あごの男だ。父よりもちょっとおっとりとしていてどこか頼りなげな男として描かれていた。

オスナ伯がドン・ペドロの捕虜になっているとき、父・カブレラが失脚。エンリケの謀略によってアラゴン王に命を奪われたのだ。エンリケは、ドン・ペドロの宿敵中の宿敵の異母兄である。

敵の敵は味方。かつてのロドリゲスがそうであったように、オスナ伯は父の敵であるエンリケとアラゴン王を見限り、ドン・ペドロに忠誠を誓い、

「美形キャラ化」の恩恵を受けた。

_2_edited1 見るがよい。これが、「ドン・ペドロの寵臣」専用の恩恵だ!

幽閉疲れで痩せた、ということではあるが、はっきり言って別人だ。「あるある大事典」でも、ここまではしないんじゃないかというくらい、別人だ!だが、

これが少女マンガというものである。

戦車がピンクで花をしょって登場する世界、それが青池ワールド。エンリケだって、史料ではヒゲのおっさんなのが、「主人公の生涯の宿敵」の恩恵で超美形! 先に書いたロドリゲスも、どちらかと言えば敵として登場したのが、ドン・ペドロに忠誠を誓うことになってから「長髪の美形」化。この完結編でも登場したのだが、初登場の頃よりも麗しい。あれから何年たってるんだ!

私は単行本未収録分は未読なのだが、いろいろあったらしく、オスナ伯爵は今、エンリケに仕えているらしい。そうなると、こうだ。_3_edited1

リバウンドですかーーーーーーー! 

 (再び肥満)とかっこづきで注釈されているのが笑える。少女マンガの世界で、ドン・ペドロの恩恵を適当に失ったものに、「美形」はありえないのだ。ドン・ペドロの忠臣として美形で散るか、父カブレラのように狡猾に太って生きるか。

この一コマだけでも「これぞ青池ワールド!」と堪能できた。

著作権の侵害が心配で、あまり漫画をスキャンするのはどうかとためらっていたのだけど、これは現物を出さないと…と、資料として引用させていただいた。上からそれぞれ、秋田書店「アルカサル~王城」9巻25ページ、12巻114ページ(あら126pのほうが超絶美形だったわ)からの引用。

Photo_2 並べると、とてもわかりやすいw

アルカサル、本当の完結編は6月。ここからが、本当の完結なのだろう。こ…ここからが…歴史モノは、本当に大変だ。

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2007年2月15日 (木)

倒れました…~アルカサル前夜祭だというのに~

無性に吐き気がして、立っているのも辛くなった。二日酔いなら、そろそろ良くなりそうな時間から、だ。

夕食なんてとても入りそうになく、帰宅してすぐ息子に状況を説明。息子、かいがいしく世話をしてくれ、枕元にノートパソコンも運んでくれた。

熱も微妙にあるようだ。今週末は、会社と内職と両方あって休めないのに。来週だって大忙しなのに。

何より、明日は「絶望先生」と「アルカサル~王城」の日なのにぃぃ!!

というわけで、今日は早く休みます…

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祝!5万恥晒し☆ 不登校息子観察日記

細々と愚痴を吐いていたけれど、気づくと50000HIT恥晒し。人の恥はそれなりに蜜の味ですね(まだまだ薄味だけど)。みなさまありがとうございます。

今日の不登校息子。「なーなー、ヘッドフォンって、マイクになるってほんとだなー」
ああ、それは教えただろう。100円均一のスピーカーを改造して、ミニエレキギターだってつくれるぞ。と、言うまでも無く、息子は100円均一で買った安物ヘッドフォンを使い、級友とボイスチャットを楽しんでいた。

で、息子だが、何の影響か今日は「なあ、ゲジゲジって可愛くね?」とか絡み始めた。ゲジゲジか。私はありとあらゆる生物に愛情を示し、おかげでずっと「変人」の称号をほしいままにしていたのだが、中学の頃、教室にそれが大発生し、それはそれは阿鼻叫喚だったので、あまり共感できなかった。息子は、白紙を手に、熱く語る。

「ゲジゲジは、ムカデと混同されてるんだよ。たしかにムカデには毒性があるものもあって危険なんだけど、ゲジゲジはあごの力が弱くて、人的被害は少ないらしい」

そうでつか。私は、夕食を作りながら聞き流す。

「いいか、みてみ。ゲジゲジはなあ」息子は、書類の裏にシャーペンで絵を描き始めた。以下多足類のオンパレードなので注意。

「頭がこうで、こう…」なんか、むしろハサミムシに見えるけどぉ、と言うと「これは足」と手を加えた。ああ、たしかにこういう虫、見かける。でも「ワラジムシと、どう違うの?」と聞くと「ワラジムシは違うでしょー」と、描き始める。おお、結構観察していて、的確。「じゃあ、団子虫は~?」これにも即座に応え、見事な団子虫を描いた。「このあたり、足がはみ出るんだよね」と、こだわりながら描いている。

ちょっと、料理に目を向けていたら、不登校息子はゲジゲジの絵を仕上げていた。「正面の顔はこんなんだぜ~~~」と、可愛いものも見せてくれたし、簡単な描写ながら、まるで生きているかのようなゲジゲジの絵。ちゃあんと節ごとに足が生えているばかりか、とにかく生き生きとしている。

「うまいなあ…」私は、本心から褒めた。不登校息子は、幼い頃絵を好んでいたのにも関わらず、幼稚園に入って突然、一切絵を描かなくなった。担任の先生を泣かせ、私を困らせたが、なぜか小学校・不登校児大量生産先生のもとで、いきなり1枚絵を描いた。これが、賞をとるほど評価を受けた。以降、学校で求められるような絵はあまり描かず、黙々とパソコンに向かってなら、絵を描いているのを知っている。親には見せたがらないが、まあ、いわゆる「美少女」だ。

しかし、美少女を見てウン十年の私の目からは、息子の美少女絵には「もっと勉強しなさい」としか言いようが無い。が、この節足動物どもには光るものがある。「ゲジゲジは、益虫なんだぜ」「だからむやみに殺さないほうがいいんだぜ」って、それくらい、私の中では常識だ。おかげで、村八分だぜハハハハハハハ

この息子の素晴らしい絵をここで紹介したいのだが、本人に拒否されたorz

息子は、息子の考えがあるらしく「絶対ブログとかに描かないで!」と言われたので今日はこの辺で。

多足類にメイド服着せたことはシャレだよな・w

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2007年2月14日 (水)

少年マガジンでいじめ啓発漫画完結~ほとんどアスペルガー症候群の話題に終始~

少年マガジンで、いじめをテーマにした漫画「15の夜~いじめられているきみへ」を2週にわたって短気集中連載。同誌には昨年暮れごろ政府によるいじめ防止の政府広報も掲載されており、いじめの問題に直面している少年少女たちが読む漫画雑誌での啓蒙活動が本格化した感がある。

絵のクオリティも高く、よくまとまっていると思った。だが、それだけに破綻が無さ過ぎて都合よく進みすぎている感も否めなかった。

物語の軸は、「アスペルガー症候群」の転校生と、それと知らず一度はにいじめに加担しながら、その障害のことを知り、助けようという主人公少年。転校生をかばったために「いじめられる」側にまわってしまった少年の視点も描く。

結局は、「アスペルガー症候群」を理解することで、非道ないじめを行っていた級友たちも認識を改め、ハッピーエンドの方向へ、というのはいささか性急。「そんなにうまくいけばいいけど」と、つい子どもと苦笑してしまった。アスペルガー症候群への理解を求めることはとても大切だけど、その存在を知ったところで解決しないことも多く、かえって偏見を持つ人もいるので、とても2週で終わるテーマではないと思う。

それにしても…やはり、アスペルガー症候群か。たしかに昔は貧困、片親などの家庭の事情、心身の障害などがいじめの対象であったが、今、それを理由にいじめることはあまり考えられない。が、前にも書いたが性格・能力の欠陥である自閉や発達障害については、子どもから大人まで、叱責の対象になる。相当浮世離れし、天才肌か馬鹿かというくらいの状態ならまだしも、障害なのか、ただの変人・性悪・能無しなのかわからない「境界性」の状態が、一番つらい。いや、ひどい。普通の人にはむしろ自分が攻撃されているのではないかと思うくらい腹の立つ人間らしく、憎悪の対象になってしまう。これが集団によっては言葉や体の暴力に及ぶ。私も経験したし、もっと悲惨な目にあった「同志」もたくさん見た。これは子供の頃だけでなく、大人になってからも同じだ。いや、「極端に正直で腹芸のできない」とか、基本的な「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」ができないとかいう同僚や部下がいると自分の死活問題になるというのが社会というもの。いじめて追い出さなければ自分が死ぬ。そのくらい「普通の人」が追い詰められてしまう存在ともいえるのだ。アスペルガーは、いじめの最後の砦なのだ!

一方、「アスペルガー症候群とか言って、結局天才気取りなんだよね」「甘えてる」「勉強できても、社会に通用しない人でしょ」などと嗤う人も少なくない。早熟で、幼い頃ものすごい記憶力や理解力を示して天才などと呼ばれ、「20すぎたらただの人」どころかただ以下の人になることも多く、また犯罪率が特に多いわけでなくとも、「目立つ」ことをしてしまうために、アスペ=異常犯罪者予備軍と思う人も大勢いる。

「アスペルガー症候群」というものの理解を得ることは今のいじめ問題解決の大切な第一歩ではあるが、ゴールにはなりにくい。物語では笑顔に包まれた学校だが、それでも「障害者なら養護にいけばいいのに」「だからって、私の傷ついた心は戻らない」「アスペ?何それ、なんかうつるんじゃね?(アスペは遺伝する可能性はありますが伝染はしません)」など、いろんな感想があるのが自然だと思う。

むしろ、そこを掘り下げてほしかった。   本当に、私の無責任な要望では、2週ではとても終わらない(苦笑)

掘り下げすぎると、「風と木の詩」になりそうで、ちょっと欝なんだけど。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

「天上の虹」だが、もう一度読むと、主人公讃良の心情が「まだまだ死ねない」→「氷高がいるなら安心して死ねそう」→「(要約すると)まだまだこの世を見たい」……。

最後のコマは、作者の叫びか。はたまた、伏線か。

とても同意するけれど、どうか讃良が、オカルト状態になることなくw、あの世へいけますように。持統天皇物語は持統天皇物語として完結してくれますように。

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2007年2月13日 (火)

天上の虹20巻ゲットォーーーー!~まだまだ死ねない~

今日はのだめの最新刊が出るらしい、と本屋に寄った。

で、「天上の虹」20巻が隣に置かれ、残り2冊なのに気づいた。もちろん、のだめよりも先にしっかり手にし、購入。ああ、一体何年待たされただろう!

前の19巻では、たしか主人公の讃良も晩年に差し掛かり、いつ物語の終焉を迎えてもおかしくない状態だった。それで待たされる読者はたまらない。「アルカサル」もそうだが、主人公は歴史上の人物なのだから、当の昔に死んでいる。主人公がどうこの時代を生き、死んでいったかを、遠慮なく描いてほしいし、見事に完結して欲しい。どちらも実に読み応えがあり、早く続きが読みたく、完結が見たいのだ。

さらりと読んでみたのだが、

終わるのだろうか、これ???

物語は讃良よりもむしろその子や孫の世代、それも讃良によって表舞台から退けられた人々に移っている。大津の忘れ形見まで登場して、全編讃良への恨みモード全開!もはや死期を悟り、いかに葬られるか、なんてことを穏やかな気持ちで考える讃良だが、まだまだ波乱がありそうだ。

別作品では里中作品の主人公にもなっている若い世代のキャラクターたち。また、妙に存在感を持ってきたキャラクターたちもあり、日本古代から、国家の基盤を築いた時代の叙事詩が動き出している。副題が「持統天皇物語」なので、どこかできりをつけるのだろうが、物語のうねりは、讃良の死に関わりなくうごいてしまいそうなほどだ。あとがきの里中先生の苦闘ぶりに胸が痛むが、とにかくどこかで「完」の文字を入れてほしい。

でないと、死ねない!

という読者は私だけではないだろう。

少年漫画はファンでさえ「もういいよ…早く終わらせてよ…」という状態でも長々と連載が続くものが多く、ベテラン少女マンガ家の作品は突然休止して「続きはまだか、完結はまだか」とやきもきする作品が目立つのはなんでだろう。

天上の虹 20―持統天皇物語 (20) Book 天上の虹 20―持統天皇物語 (20)

著者:里中 満智子
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

新・豪血寺一族 -煩悩開放- レッツゴー!陰陽師 PV

に、洗脳されまくった連休であった。一応、見ながら内職もやっていたのだけど。お経テイストのユーロビート、お坊様と巫女さんと陰陽師・矢部野彦麿が踊り狂うという、「勘違いされたニッポン」風の、ごった煮感がたまらない。そして彦麿のあやしいありがたい説法に、迷える私の魂は、ずいぶん救われた。ありがたや、ありがたや。

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2007年2月12日 (月)

愚行に及ぼうと「ポーション(賞味期限切れ)を飲んでみました

「ポーションの賞味期限、切れるよ」と息子がちょっと前から騒いでいた。

「ポーション」とはゲームファイナルファンタジーの中で出てくる回復薬で、昨年FF12の発売に合わせてサントリーから期間限定で販売された清涼飲料水である。しかし、味はかなり微妙で、発がん性のある色素を使っているなどで、飲むとダメージを受ける人が続出。ネット上ではちょっとしたお祭りになったのが懐かしい。

冷蔵庫にずっと入っていたポーションは、2月10日で期限切れを迎えた。久しぶりに家族が揃ったさわやかな朝、貴重なこの回復薬を分け合って飲もうということになった。

P1010823_edited1 3人で分けるので、おちょこに注ぐ。

う~ん、クリスタルおちょこに良く映えてきれい…

これを親子3人でいっせいに飲む。

なんだか心中するみたいだ。

私と不登校息子は、仲よくHP33くらい体力を回復したが、娘はちょっと口に入れてダウン。あんた、アンデッドだったのか。残りを私がいただいて、結局私は60くらいは回復したようだ。「なんか味変わった?」「うん、前より微妙さが増している」「2日期限を越したくらいでこんなに変わるのも珍しいね」

さて、まだ「2007年1月」が賞味期限と言う、プレミアタイプが1本残っているのだが。

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2007年2月11日 (日)

自暴自棄で愚行に及んでみた~ロッテリアでキッズセット購入~

日ごろ、ファストフードを食べる習慣が無い。

おかげで子どもらにとってファストフードはお出かけのときなどでもなければ、めったに食べられない、一種の憧れの食べ物だ。

そんな私が、今日の昼食にロッテリアのキッズセットを3つも、しかもお持ち帰りしてしまった。

「はあ?2つはキッズセットでも、大人のひとり分くらいは偽装するものだと思っていたわ」と娘が呆れた。ふん、私は今、ヤケなのだ。キッズセットくらい恥ずかしがらずに堂々と買えるぞ。見るからにお母さんぽいひとがキッズセットたくさん買って何がおかしい。本来キッズなのに、うちの不登校息子が「赤ずきん」グッズ目当てに買うのはかなり痛いが、それでもロッテリアではにこやかに接客し、決して「であえ~~であえ~不審人物でござる~~」などとは騒がないだろう。要は、度胸だ。

さて、今、ロッテリアのキッズセットのおまけはこれだ。

P1010814_edited1_2 「おねがい!マイメロディ」から、マイメロディ、マイメロ&ピアノちゃん、クロミ、そしてクロミ&バクの4種のマスコットが選べるのだ。

とくにこの、クロミ&バクは一目見て欲しくなった。アニメファンには人気があるが、グッズとなるとそんなにはないバク。もちろん子どもらも欲しかろうと3つとも「バクください!」と頼んでしまった。もう、店員さんの目なんか怖くないや、はっはっは。

しかもこのバク、

P1010814_edited2_1 おなかを押すと目が光るぞ!

なのである。

……これはあくまでイメージ画像なのだけど…

そう。初詣でいきなり不良品のおみくじを引いた私だが、

また、不良品をつかまされてしまったあああああああああ。

光らないよおおおおおおおおおおおおお。

写真を加工して光ったようにしてみて慰めるなんて、こんな寂しい連休中日の過ごし方があるだろうか。

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2007年2月10日 (土)

ふわふわと落ち着かない日

アスペルガー症候群は、普通の世界では生きにくい。

自分ではそういうつもりがないのに、人を傷つけたり、怒らせてしまうことが珍しくない。あの柳沢さんもそういう傾向でもあるんだろうか。一度ならまだしも、さらに火に油をそそいじゃうなんて、一種の才能だ。やいのやいのと言われているこの人を見ると、他人に見えなくなってくる。

相手に「よかれ」と思ったことが、怒らせる。誠心誠意をこめたつもりが、伝わらない。何をやっても裏目に出る…

夢にも見るし、何をしていても恐怖がフラッシュバックして、体がびくっとしたり、独り言がやたら出ちゃうけど、こんなことでまたパニック障害になんかなってたまるか。

幸い3連休。いろいろ気分転換して、笑顔を取り戻すことを第一にしよう。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

片づけをしていて目に入った通販カタログ。ああ、こんな分厚いの、もう要らないよなあ、と思いつつも、もったいないのでぺらぺらめくった。

これ、ほしい。

家中の壁と言う壁をこれで埋め尽くしたい…

http://www.cecile.co.jp/Page/CmdtyInfo/GenreSearch/Detail.aspx?a=623&f=LC&g=1A&d=1&e=FN&b=8317823&c=0

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2007年2月 9日 (金)

落ち込んだときに見たいもの

天国から地獄へ、とはこのことか。

昨夜(正確には今日未明)の家でのごたごたに引き続き、もう、電車に飛び降りたいくらい気分になることになってしまった。

それでも、笑顔でいかなくてはいけない。今日もしっかりウォーキング。ため息をついたら、ますます幸運が逃げる。笑うかどには福が来るのだ。

で、こんな精神状態の時に、こんなものが目に入るのである。

山手線など、線路脇の斜面を良く見ると、コンクリートや石垣の隙間から芽を出した草木が、コケや外気の汚れで真っ黒になった壁に、風雪に耐えながら「半円」を描いているのを良く見かける。車窓から眺めていると、そんな半円がリズミカルな並び方をしていて、なかなか美しく、楽しい。

が、これは見事に真円を描いている。

P1010002_2

草のほうはすっかり枯れていて、見る影も無いのだが、これだけの線を描くのに、どれだけの風に耐えたのだろうか。

それこそ、荒れ狂うような風に翻弄されながら、ほんのわずかな足場に必死でしがみつき、描いたのだろう。

負けるものか、負けるものか。

自分の居場所は、ほかにはないのだから。

花壇の花のように愛されるわけでも世話をされるわけでもない、雑草。ただ運が良いのか悪いのか、ほんのわずかなコンクリートの隙間に根を下ろし、誰も見ていないのに、風と戦い続けた。この草は、果たして生を全うし、種を飛ばすことが出来たのであろうか。

この草の残骸を見てもそれはわからないが、少なくともこのような形で「生きてきた証」を残したこの草。

この道をまっすぐ行けば、今日会いたいお客さんのところだ。笑顔で行こう。ひたすら歩こう。

自分の足跡を、残していこう。

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硝子を割る少年~まだまだ息子はこんなですわ~

不登校息子のミュージックプレイヤーが壊れたそうだ。「やべ、本当にダメかも」息子は、あせっている。

一方私は、あーやれやれ、くらいに思っている。息子に、この手のひらに納まるようでいて、相当量の音楽が再生できるプレイヤーを買ってやったのを、今は後悔しているからだ。

私自身、ソニーの「ウォークマン」世代だが、当時も「コミュニケーション断絶だ」「難聴のもとだ」と非難が絶えなかった。友人も、これを使いすぎて難聴になったし、コミュニケーションが不得手なアスペルガーっぽい自分にも、街の中でさえヘッドフォンをはずさないのは失礼なことだろうと思った。

息子は、これを買ってやって以来、ほとんどヘッドフォンをはずさない毎日だ。

夜、寝るときもだ。むしろ、本人に言わせると、「音楽を聴かないと眠れない。怖い夢を見る」と、眠るときほどヘッドフォンをはずさず、にぎやかなアニメソングをかけていた。ひどいときは、明け方、本人は意識してなかったというが、アニメソングを大声で歌っていた。おかげで私は目を覚まし、慌ててとめに入ったし、近所にもこの異様な歌声が響いたと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいである。私は眠れないし、仕事にも差し支える。それは、家庭の崩壊、ひいては破滅を意味するので、ミュージックプレイヤーについては通学を条件になどといって買い与えたのを後悔、いっそのことなくなってしまえ!くらいの気分だ。息子も娘も進学と言う、何かと物入りのときだし。「それは自分でなんとかして」私に言えることはそれだけだ。

すると息子は、手当たり次第にそこらの壊れそうなモノを、まだ割れていて、修理も出来ない(いや、しない!まだまだ割られそうだもの!)窓ガラスに投げつけ、割りまくった。ああ、私の朝のコーヒー用のマグカップ…キャンディーボトル…買ったばかりの小皿… どれも、無残に砕け散り、ざっくりと誰かの足を裂こうとばかり、広がった。

人にモノを頼んで断られたからといって、その態度は何だ。

ヘボ営業の私なら、このくらいしたいことはいくらでもあるが(ええ、本当にひどい会社はいくらでもありますよ)、そうしてしまったら、いろいろ終わりだ。あたりまえだろう。お願いする立場の人間が暴力を振るうなんてもってのほかだ。またこれにしたがっては、日本は終わり。こうまでされては、いよいよ融資のお話はこれまでに。よそにあたってくださいね、としか、言いようが無い。それが世の中と言うものだ。

しかし息子はよそにいくこともなく、ひたすら私をなじり続ける。あ~時間の無駄だ。だって、私には、一度は買ってあげたものの、根本的にミュージックプレイヤーって、あまり良いものではなさそうだもの。いつもいつも、息子がかけつづけて、会話もできやしないし、当然、朝起きるわけではない。朝、しゃかしゃか音楽が鳴るヘッドフォンをはずして、なんとかやってきた。普通に、目覚ましで起きろよ!

さて、まだまだ息子はこんなんだ。

私に出来ることって、あとどれくらいあるだろうか。

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2007年2月 8日 (木)

ドカベン里中プロポーズ!~秋田書店が今熱い!~

ふと入ったコンビニ。なんとなく雑誌を眺めていると、「里中プロポーズ」の文字が目に入った。「え?」とその雑誌を手に取る。里中の持っている赤い薔薇の花束が余りにでかくてタイトルが読めない。最後が「ン」なのがわかるくらいだ。裏表紙を見て、それが「少年チャンピオン」だと確認できた。へえ、今は少年チャンピオン、木曜発売なんだ。

私が少年チャンピオンをもっとも愛読していたのははるか古、ブラックジャックやふたりと5人、750ライダーやこのドカベンが大人気だった、黄金時代だ。あの頃の明訓高校メンバーは、自分よりはるかに「お兄さん」だった。里中や殿馬に憧れ、水島新司先生のサイン会に行き、アニメ化したときは大騒ぎしたものである。
自分が大人になって、ふとチャンピオンを見ると、自分はとうに大人になったのに、彼らはまだ、甲子園を目指して戦っていた。自分が子供を生み育てているころ、「プロ野球編」が始まったと知った。でも、読む気にはなれなかった。なんだかもう、遠い世界に思えてしまったから。

しかしプロポーズとなると、気になってくる。お相手は?ま、まさか…

舞台は、殿馬の公演だ。わあ、殿馬、変わってない~!そして見違えるように大きく、美しくなった、ドカベンの妹・サチコと、それなりに大きくなったけどやっぱり「小さな巨人」の里中のストーリーが進んでいた。私がすっかり読まなくなっていた四半世紀の間に、2人は、どのように愛を育んでいたのか、どんなドラマがあったのか、それはわからないが、回想シーンで全部、埋め尽くされたように思える。伏線は、あの時代からあったのだろうか?

ともかく、おめでとう。漫画のキャラクターだが、おめでたいことだ。恋女房・山田太郎の義弟になるとは、中学時代の追っかけ・里中には想像もつかなかったことだろう。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

青池保子さんのHPで、16日に発表される「アルカサル~王城」が、前編100ページで終わり、後編は6月になることが発表されている。うおおお~!プリンセスゴールド、2冊買わなくてはいけないんですね…楽しみが先延ばしになることよりも、それがつらい。稀代の少女漫画家・青池保子さんだが、あまりに稀代であるばかりに、活躍の場に恵まれているような恵まれてないようなという状態だ。熱狂的な読者にも、高く評価してくれる編集者にも恵まれているのだけど、しっくりなじむ雑誌が、無い。「プリンセス」は、全体的に青池保子さんの持ち味とはむしろ正反対のカラーの雑誌で、青池ファンは「他の漫画は読む気がしない」し、逆に他の漫画が好きな読者には、「アルカサル」も「エロイカ」も異質に思えると思う。たまに他雑誌や、青年誌、はてはブラックジャックアンソロジーなどにも描かれていたが、なにか、微妙に違う。少女マンガらしくないといわれるが、少年・青年誌に行くと、「これはまごうことなく少女漫画だ」!と再発見してしまうし、レディースコミックとも、やはり違う。青池保子は、それだけでひとつのジャンルなのだ。

「季刊 青池保子」があれば、どれだけいいだろう!

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2007年2月 7日 (水)

鏡を磨く男と会った

私は営業を生業としている。飛び込み中心、毎日数時間ウォーキングが出来る、素敵なお仕事だ。

で、歩いていればいろいろなものを見、いろいろな人と出会うわけだが、今日はこんなことがあった。

ほとんど空き地、という場所に一人の男性がいた。前に、ここに営業にきていたのだが、この寂れようは、もはや廃業したのかもしれない。
明らかにそのときにいた人とは違うのだが、私はその、80近い男性に声をかけてみた。
その男性は、木で出来た手作りの機械のようなものを操っていたが、私に気づくと、「まあ、座ってください」と招き入れてくれた。
やはり、ここは廃業に近い状態で、私の仕事はそれで終わったも同然だったのだが。
話をするうちに、彼が行っていた作業の話題になった。

「望遠鏡の部品を作っているんだよ」
「レンズですか」
機械の動きから、とっさにそれを思い浮かべたのだ。
「いや。鏡」
「天体望遠鏡ですか?」
「そう」

彼は、恐らく「日本で唯一の、趣味で天体望遠鏡の鏡面を作る人間」と名乗った。
機械は、素朴で単純ではあるが、よくできていた。彼は鋳物もするし、かつては手で鏡を磨いていたという。
「人間の手でやることを、機械にやらせたんだよ」枠は、ただの木材だし、部品も木を彫って作ったものがある。水で溶いた磨き粉を、手順に従い徐々に細かいものにしながらかけてゆき、ひたすら、なめらかにしていくのだという。
天体マニアという人に、じかに会うのは意外と初めてかもしれない。この方、世界初の人工衛星スプートニクを観察して新聞社に情報を送ったり、プラネタリウムの解説を行ったりと、幅広く活動しているそうだ。
ひたすら、鏡を磨く機械を見て、質問してみた。

「魔鏡も作れるんじゃないですか?」
「作れるよ。魔鏡作るのが目的じゃないんで、作らないけど」
彼は、ちょっと奥に行って、書物を出してきてくれた。無造作に積まれたその本には、魔鏡についての論文(英語)が載っていた。

魔鏡というのは、一見普通の、金属を磨いただけの鏡なのに、光を当てて壁などを照らしてみると、文字や像が浮かび上がるというものだ。
有名なものは「かくれキリシタン」のもので、マリア像や十字架が浮かび上がる。普段はただの鏡や、ご神体ということにしておいて、キリシタンが集まればマリア像を拝む、という昔のからくり。ちょっとしたロマンだ。

「江戸時代の鏡とかも、作れるわけですよね」
現代の鏡は、ガラスの裏に銀(あるいは銀状のもの?)を塗るが、私は昔使われていたという金属の鏡に憧れがある。あまり映りは良くないだろうが、それでも昔の人々が日常使い、恐れていたものだと思うとわくわくする。
でも、博物館などで見る古い鏡は本当に劣化してしまって、これでは紅ひとつ塗れまいと思うのだ。
「いや、江戸時代の鏡はめっきだから、違う」え、江戸時代の鏡はめっきしてたんだ!
「めっきの技術は、古くからあるからね」
アマルガムを使った金メッキなら、奈良の大仏にも施されているけれど、電気めっきなのかなあ…
宇宙の話も鏡の話もとてもおもしろかったが、仕事中なので、ここでゆっくりしているわけにもいかなく、そこで失礼した。

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2007年2月 6日 (火)

眠らない少女~ダ・ヴィンチでテレプシコーラ特集

「ヴィリ」目当てにダ・ヴィンチを読んだ。おお、表紙にでかでかと「テレプシコーラ」大特集とある。熊川哲也、上野水香など豪華ゲストがテレプシコーラを語る!山岸センセが裏側を語る!はあ。重いのに、ついつい購入してしまった。

「大」と銘打つのは伊達ではない、濃い内容だった。各界の著名人がそれぞれに熱く、作品を語るのには、うんうんとうなずきながら、この感動を共有する喜びに震えた。そして著者インタビュー! 千花ちゃんがああいう結果になったのは、当初の予定外だったとは。著者の想像以上に良い子になってしまった、と言うことらしいが、それもまたすごい。

読者が身近に、まるで実際に存在しているかのように感じたのと同じように、著者の心の中でも千花ちゃんは自分で動き始めたのだ。

また興味深いのが「事件の後、千花ちゃんが眠る顔は描かれていない」というくだりだ。

事件、というのはくるみ割り人形の舞台で足を痛めたときのことだろうか。気づいてはいなかったが、たしかに彼女はベッドにいるシーンが多いのにも関わらず、安眠している様子はなかったかもしれない。早く治して踊りたい、と希望に目を輝かせていたり、バレエも学校も後れをとるまいとひたすら努力していたり。そして徐々にあせったり、六花ちゃんたちをうらやんだり。「あいつ」に闘志を燃やしたり、自暴自棄になりながら布団をかぶってしまったり…だ。

六花ちゃんも千花ちゃんも、足のトラブルは、日常生活を送るうえでは問題ないのに、バレエの世界では命を絶たれたのも同然のことになる。ほんのちょっとの紙ふぶきが、彼女から安らかな寝顔を奪ったと思うと痛々しい。

そしてビルから飛んだあとも、千花ちゃんは眠ることなく、踊り続けている。

永遠に、彼女は眠れないのだろうか。

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2007年2月 5日 (月)

不登校息子って大物かもしれない?~親バカだと笑わば笑え~

一喜一憂、悲喜こもごも、オタクで不登校でたぶん発達障害の息子の観察日記を今夜も書こう。

志望校、といえる進路を見つけて最近意欲的な我が息子。なかなか中学にはいけないながらも、がんばって夜寝て、朝起きる習慣を取り戻そうとしているし、私や祖父母のお手伝いも積極的にするようになった。一時期は、私にも祖父母にも殺意を叫んでいたというのが、嘘のようだ。定員割れするようなところだが、こういう子にはレベルやブランドよりもいい選択なのかもしれない。前に書いた、発達障害のNPOをしている方にも報告したが、何よりだと喜んでくれた。こちらのお子さんは、とにかくいろいろあって、親子ともども落ち込んでいるらしい。うちの息子は、初めて半田付けをし、ツナギを着て溶接をしたり、エンジンのボルトを緩めたりする体験を通してみるみる生気を取り戻したのだが、あちらのお子さんにはその瞬間が得られないらしい。「なんだか生き生きしていると思ったら、そういうことだったのね」と言われた。

うん、これまでこのブログでも「もう大丈夫かも!」と書いたら、のちにとんでもないことを書くことになったので、まだまだ気苦労は絶えないことだろうと思うのだけど、「4月からは女手ひとつで『無職少年』を抱えなくちゃダメかも」と絶望していたのが、「もしかしたら、あと3年は息子の居場所があるかもしれない!」と思えるだけで、顔色も血行もよく、少々は若返れる。

さて、祖父母のお手伝いをし、私のお手伝いをするうちの自慢の孝行不登校息子。ひょんな話題から小学校の担任の先生の話題になった。3年の時にお世話になった■先生はとてもユニークな先生で、独自の理科の授業を行うのだった。実験を通して児童に考えさせ、討論させ、1年間の授業の中で、中学くらいで習う物理の法則をほとんど自分たちで発見させてしまうのだ。今、息子は「まんがサイエンス」とあの授業のおかげで、授業にまったく出ず、ほとんど学習しないでも、結構中学の理科がわかるという。

「本当にあんたには恩師だったね、■先生」と私は言った。すると、息子は意外なことを言い出した。

「何言ってんの。恩師と言ったら▲先生でしょ」

▲先生とは、小学2年生の時の担任だ。厳しいことでは「悪名高い」レベル。「とんでもない先生だ」と、前にいらした学校の保護者からもうわさを聞いていたし、近所の方にも「これまで不登校の子を何人も出している。いやがって転校する子がいても意に介さない」と言われた。

たしかに、「何もそこまで言わなくても…」というような言動が目立ったようだ。また、算数の曲がり角・九九を習う学年だけに、容赦ないくらいに厳しかったという。

で、息子は、この先生のクラスで異彩を放ち続けた。授業は聞かないし、課題も提出しない。地獄のように厳しい授業のなか、紙飛行機を飛ばし、床を掘り、へらへらしていたらしい。当然先生の雷が落ち、いまどきありえないようなありとあらゆる罰が与えられたという。その様子を見たお友達の方が、精神的に参るくらいの状態だったそうだ。「なんとかしないと」という助言を同じクラスのお母さんからも受けた。それどころか当の先生から

「この子は日本の公立は無理です。海外に留学させなさい」

という助言をいただいた。 先生、それ、無茶です。だが、この怖い先生と怖いママが同時ににらんでも、へらへらしていて、「だめだこりゃw」と、先生と私が笑うシーンもあり、意外と▲先生と私と息子の関係は悪くなかったのかもしれない。また、当時息子といろいろ話してみたが、全然この先生を嫌っても怖がってもいなかったようだ。

「あの先生、九九は本当に熱心に教えてくれたもんなぁ」と、息子が振り返る。意外だ。息子、幼稚園で倍数や素数を理解できていた(FFTのせいだ)ので、てっきり小ばかにして九九のしつこいくらいの課題を提出しないのかと思ったが、自分は課題を提出しなくても、先生のなさったことは理解していたらしい。なんと賢い息子だろうか。その、賢い息子が続けて言う。

「それに、あの先生のおかげで俺、逃げ足が速くなったんだぜ~?」

ちょっと、職員室に来いや。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

NHK-BS2で「2001年宇宙の旅」をやっていたので、ちょうど夕食の時間とばかりに息子に見せてみた。これが1968年の作品だろうか。頭の弱い私には、何度見てもさっぱりわからないのだけど、卓越したデザイン、さりげなくすごい特殊効果、宇宙空間の描写の美しさにはため息が出る。仮にもオタクだという息子には一度は見せなくてはならない名画だ。これに影響を受けた日本のマンガやアニメ、ゲームなどは、数多いのだから。

息子も早速啓示を受けた。最初の、サル同然の人類が「モノリス」に影響を受け、大変な進化を遂げるところだ。それはまさにエデンの園のリンゴ。「道具」を使うことを覚え、獲物どころか同胞をも殺すことを覚えたサル。そしてシーンは宇宙時代へ…「星野之宣さんの『2001夜物語』は、まさにこのシーンから始まる。ガンダムやプラネテスを語る上でも、この映画ははずせないよ」と私は熱く、70年から80年代、そして現代のSFを語った。

息子は、「モノリス、なつかしー!」

と、これもまた懐かしいテレビゲーム「モンスターファーム」を最初から始めてしまった。そりゃ、懐かしいけどなあ……

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2007年2月 4日 (日)

セフィロス容疑者、レノ容疑者

『セフィロス』と『レノ』を名乗る15歳の殺人犯が逮捕される
by Miu @ 2007/1/19 03:00

…だそうで。

イタタな中学生は万国共通なのだろうか。そして「少年らが犯行に及んだのはゲーム(アニメ、マンガ等)の影響」と怪気炎をあげる弁護士や世論も。

犯行の内容が「誘拐殺人」としかわからないけど、「セフィロス」少年が日本刀を振りまわしたうえ村を焼いたとか、超新星を呼んで太陽系を破壊したとか、「レノ」少年が街ひとつ破壊したとかではなさそうだ。

一方麻生きゅん(息子命名)のニュース。

日本の漫画を世界発信 麻生外相主導、アニメ大使任命も
 家電やカメラなどの日本製品と並んで「ジャパン・ブランド」の一角を担うようになった日本の漫画やアニメ。政界一の漫画好きで知られる麻生太郎外相が音頭を取り、外務省の後押しでさらに世界に発信する取り組みが本格化している。

日本のアニメやマンガがどんどん世界で認められる一方で、軋轢もありそう。これまでだって、「暴力的」「性的」などで国内外で問題になっているのに。

また、麻生さんががんばってくれるのは心強いのだけど、あまりお国の看板をしょって、暴力や性など、悪い部分がなくなっちゃっても、おもしろくなくなるのが心配。

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15と言えば、最近誕生日を迎えたうちの不登校息子と同じ年か。エヴァに乗れる年からボルテスに乗れる年へ…じゃなかった、「愛の流刑地(R15)」が見られる年になったのか、と先日息子と感慨深げに語ったばかりだ。思春期には誰だっていろいろイタいこともある。が、仮にも愛ルケが見られる、大人の仲間入りが出来る年齢なのだから、それを自覚し、間違っても取り返しのつかない愚行などはしてほしくないものだ。

息子は、「愛ルケ見られてもうれしかねえよ!!!」だそうだが。それもそうか

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2007年2月 3日 (土)

恵方巻って…

娘が、絶対に食べたいというので、今日は恵方巻を買った。

なんだかんだで定着してしまった珍習。それが恵方巻だ。少なくとも私の子供の頃にはそんなことはしなかった。たしか、テレビのバラエティで、大阪出身の女性タレントが「大阪ではそうする」と話して驚かれていたシーンを覚えているのだが、あれが発端だろうか。バレンタインなどと同じようにイベント化され、もうどこのコンビニでもスーパーでもデパートでさえも恵方巻と称して太巻きが並んでいる。

「昔はこんなことしなかった」というと娘は驚いていた。平成生まれにとっては、全国津々浦々で行われる日本古来の伝統行事に思えたのだろう。が、欲望娘のこと、太巻きが丸々一本食べられるこの習慣は、歴史が浅かろうとなんだろうと、どうでもいいのだ。

しかし。なんというクレイジーな習慣だろう。太巻きは、やはり切って断面の美しさを楽しみ、ひとつずつ食べるのが良い。それを丸々一本、黙って食べるとは。近所のスーパーは肉、魚などそれぞれに別の業者が入っているが、魚屋はもちろん、肉屋、惣菜屋もそれぞれ太巻きを並べている。魚屋は特に気合を入れ、本マグロだのずわいがにだのが入った高級品も含めて種類が豊富だ。398円~980円。しかしどれもでかい。他の奥様と店員が「ねえ、もっと細いのは無いの?」「無いんですよ~」「じゃあ、これの半分の長さのは…」「これを丸ごと切らずに食べるのがきまりですから」というやりとりをしていたが、夕方で50円引きシールが貼られていても、お客は手にとっても、躊躇しているようだった。

ちょっと足を伸ばして、「小僧寿し」を覗くと、もちろんここも恵方巻デー状態。が、通常の太巻きの隣に、中巻きくらいの太さの恵方巻が、190円で売られていた。

これなら口に入る。

すると、同じようなお客が次々にその190円巻を手に取り、人数分買っていくではないか。

やはり無茶だよ、太巻きにかぶりつくのは!

今年の恵方は北北西だということで、私と娘はそちらを向いて食べ始めた。この方角だと、ちょうどテレビに背を向ける方向だ。苦行だな、これは。
息子は直前までパソコンにかじりついていて私の話を聞いていなかったと見え、「なんでそっちむくんだよ。たしか前はあっちだったぜ?」と南西のほうを向いた。いつの話だ。ジェスチャーしたが、わからないようで、私と娘はそれを伝えるべく必死で食べ終わり、「恵方っていうのは、毎年変わるんだよ」と声をあげたときには、息子は全部食べ終わっていた。

家族全員が同じ方向を向いてもくもくと太巻きにかぶりつく姿は異様だが、家族の一人だけ背を向けて食べた我が家は、もっと異様だ。

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朝布団のなかでFF6をプレイ。日ごろ電車の中でしかできないので、音が聞けるのは久しぶりだ。やっとロックと再会できた。さあ、これから盗みまくろう~!

しかし、混乱して自分にメテオストライクをかけるマッシュは、器用だな。

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2007年2月 2日 (金)

アニータさんに立ち向かう勇者様はいないのか?

あんまり政治の話とかしたくないんだけど。

柳沢厚相の「女は産む機械」発言で久々に怪気炎をあげる社民の女性方。もういいかげんに空気読めるようになってほしい。あの惨敗以来、本当に本当に久々に顔や名前を思い出したくらい、ずっと世間の話題から遠ざかっていて、この失言を待ってましたかのように急に元気になっちゃって。

与党の監視役、抑制役として野党の存在は大切だと思うのだけど、これじゃただ、揚げ足とって引っ張るだけしか能が無いみたいではないか。

もちろん、こんな呆れた失言をする大臣にはちくりと刺してやってよいと思うけど、なんだかもう、しつこいというか、情けないというか。

さて、スポーツ新聞やワイドショーの話題は「アニータさん来日」にとっとと向かっている。どうせ名を上げるなら、こちらのアニータさんを取り囲み、「青森県民の税金を返せ!」とやったらどうだろうか。相手は「チリの田中真紀子」。したたかさ最強の女だ。「常に女は弱く、正しく、被害者」とでもいうように声をあげてきたフェミニストの方々は、この方をどう思ているのか。

賞賛? 批判?

この人と渡り合い、少しでも青森県民の溜飲を下げたほうが、きいきいと大臣の辞任にこだわるよりかっこいい。

相手になれるかどうかもわからないけど…

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2007年2月 1日 (木)

がんばれ声優さん~花形役を取り戻せ!

今、「声優さん」が危うい。

声優とは、かつて洋画や海外ドラマ、アニメなどの声をあてた俳優さんのことで、日本ではとくに個性的な声の持ち主や、顔と声にギャップがある人や、主に声だけの仕事で知られるようになった人が「声優」といわれる。誰もが知ってるあの声、心ときめかせる美声。

なのに、芸能界での評価は不当に低いのが現状だ。

たしかに、何らかの理由で「メジャー」な存在ではないことが多い。芸で食べているんだから、ちゃんとした芸能人には違いないのに、なぜかポッと出のアイドルや若手お笑い芸人などにもなめてかかられる。たしかに顔を出さないことが多いが、裏方扱いのようだった。(もちろん、裏方さんあっての芸能界だと、本物の芸能人はわかっているのだろうけど)

そして訪れた本格的なアニメブーム。これまでどこか馬鹿にされてきた日本製アニメが、世界で高く評価されるようになって、ようやく声優さんにも光が…と思ったら、そうはいかない。某スタジオを筆頭に、「声優を人気アイドルにやらせて話題づくり!」という風潮が起こったのだ。

一番、あおりを食らったのは、主役を張るタイプの人だ。脇役は「声優」、主役はアイドル、ということになってしまったのだから。良い役ほど話題本位の配役になってしまう。これまで美声と名演技を誇っていた人の仕事は激減。山寺宏一さんは、いち早くその風潮に気づき、あえて顔を出し、名を売ることを選んだが、実に賢明であった。

しかしなあ…もちろん、アイドルだろうがお笑いだろうがうまい人はうまいが、時にはとんでもないこともある。。FF12では、若手アイドル候補が主役を演じたが、声の魅力はともかくあまりに滑舌が悪く、オイヨイヨ語などと揶揄された。この子なんてたしかにイケメンで、それなりに魅力はあるのだけど、何せ、勝負は声だ。どんなにキャラクターが激高する場面でも、最低限聞き取れなくては話にならない。特撮の世界でも、演技力よりイケメン優先になったばかりにオンドゥル語なんていうものも生んでしまっている。バラエティ番組では、聞きとれないコメントでも丁寧に字幕が入るのでなんとかなるが、アニメや映画の吹き替えは、それじゃ意味が無いのである。

さて、全員がオイヨイヨ語、オンドゥル語、たまに「中居君」が混じるという貴重なミュージカル映像。ビジュアル優先にするとこんなにおもしろいことになるのだ。(抱腹絶倒注意)

http://www.nicovideo.jp/watch?v=ut0UePKu4dlA0

私がこの映像を見て激しく腹筋運動をさせられるはめになっていたころ、ちょうど息子がアニメックスでアニメ「テニスの王子様」を見ていたのだが、さすがに、こんなむちゃくちゃなことは無い。少なくともせりふは聞き取れるし、内容はわかる。

改めて「声優さんって、すごいなあ」と思った。

少年役や美少女役をおばさんが演じることもあるし、(自粛)な方が美形を演じることもある。逆に若手が美少女とおばあちゃん役を上手に使い分けることだってある。声優さんの声には顔や年齢などまったく関係ない。ごく一部のマニアかもしれないが、「この人がやるのなら」とDVDを買ったり劇場に足を運ぶ価値のある声優さんもたくさんいる。

某人気アニメの続編的な位置にあるアニメ映画で、前作の中心人物の声を、有名女優にやらせようとしたプロデューサーがいるらしい。しかも、そのキャラクターは肉体を失い、声だけが流れる…というシーン。その「声」だけが、すべてのシーンだ。

幸いその監督は拒否してくれたが、いかに「声優」という存在が軽んじられているかと言うことだ。

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