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2007年3月31日 (土)

オタクの才能~キングダムハーツで痛感!

ようやくキングダムハーツRE:COMに着手。もう、この手のゲームをやる自信が無いので、ビギナーモードで。

はははは。本当にビギナーモードですか、というくらいとろとろする私。今度はシルバーモードとかがほしいくらいだ。なんとかアクセルと最初のご挨拶をしたところで息子が帰還。「俺、もう全然やる気ねーよ?面倒くさいっていうし」とか言っていたけれど、画面を見ると興味を示し、じゃあちょっと、といきなりプラウドモード(上級者向け)で始めた。キングダムハーツ2も、ダージュオブケロベロスもいきなりプラウドでクリアした野郎だ。ちくしょー。

で、本当にプラウドモードですか、だ。すごい勢いでサクサク進む。「やっぱりあんたは飲み込みも早いし、うまいネエ」「そんなことねえよ。俺、飲み込みなんか早くねえ」

そんなやりとりに、腹を立てた私と娘。

そもそも、我が家にテレビゲームが入ってきたのは娘が生まれたときだ。私はこう見えても、当時何かと話題だった「テレビゲーム」反対派で、息子にもゲームはもちろん、アニメなども見せない方向でがんばっていたのだ。

自分のようにしないためにと。

社会性が著しく欠けていた私は、育児書に従い「毎日2時間は公園などに出て他の子達と触れ合わせる」を実行していた。が、それだけがんばっていたのに、息子は人に関心を持たず、まるで自分のようになっていく。かといって「異常」というほどでもないので医師なども相談にのってくれない。

そんな息子が、第二子出産時実家に預けていたところ、私の弟にスーパーファミコンで遊んでもらっていた。夫も、妻の居ぬ間にスーパーファミコンを買い入れていた。そんなこんなで、息子と私は以後テレビゲームにのめりこんでいくのだ。

で、思うのだが息子がゲームやアニメなどに触れたのが3歳くらいから。娘は生まれたときからテレビゲームを知っている。息子は赤ちゃんの頃毎日2時間は外出して人と触れ合った。娘は、そんなおにいちゃんの成長に絶望した母がすっかり引きこもってしまったため、ほとんど外に出ることなく、いきなり幼稚園に入ることになった。

普通に考えたら娘の方が虐待に近いひどい育てられ方をしており、どんな異常が出ていてもおかしくないくらいだと思うのだが、娘はいたって社交的で健康そのもの。あれほど神経を使って普通に育てようとした息子は、絵に描いたようなオタクに育ち、最近ようやくアスペルガーの認定を受けた。

結局先天的なものなのか?

ものごころつく前からケフカの笑い声を子守唄に、スーパーファミコンのコントローラーをガラガラ代わりに育った娘。この環境のおかげで年の割には漫画やアニメには非常に詳しいが、どこか「オタク」ではない。テレビゲームもあれだけやっているのにクリアできたのはアトリエシリーズ、プリンセスメーカー、牧場物語など、いつかは必ずなんらかのエンディングを見られるものばかり。今もやるのは「おいでよどうぶつの森」とか「たまごっち」とか、育成や交流を楽しむ普通の女の子好みのものだ。幼い頃からゲームがものすごくうまく、年上の子をポケモンで打ち負かしたり、「クリアできないゲームがあるから来てくれ」と呼ばれて、やったこともないゲームを軽くクリアして見せたりしたお兄ちゃんとは明らかに違う。

ていうか、お兄ちゃんが、どこか違うのか。

しかし、こう鮮やかにキングダムハーツをプレイしてくれる息子は便利だ。ストーリーは知りたいけどアクション要素のあるゲームは無理!な私のような人間にとっては、こういう彼氏か息子を持てということだな。

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2007年3月30日 (金)

辞校式でした~子どもたちが本音を暴露

今日は、先生方が学校を去る日、辞校式であった。

卒業生である子どもたちも、今日ばかりは早起きして、登校した。

前日、新聞別刷りの人事発表でひとしきり盛り上がった。担任の先生が何人も異動してしまうとか、あの先生がいなくなったらあの部も終わりだね、とか。そして子どもたちは、異動しない先生方への不満を漏らし始めた。

「●●セン、まだいるのか」と言われた先生は、うちの子二人とも、いや他の子達にもものすごく嫌われている。先生の異動って、7年単位くらいだそうだから、あと1~2年はいらっしゃるのだろう。二人とももう卒業したんだからいいじゃないかと言っても、気がすまないほど怨念を抱えている。たしかに、多くの子どもたちの学習への情熱を、どれだけ失わせたかわからない先生だから…。

他にも「こいつもいるのか」「あいつもまだ残るのか」と子どもたちが声を荒げた先生方がいる。

不登校児を大量に作って「●●ちゃんは転校するそうですけど、▲▲ちゃんはしないんですか?」と親に聞いた先生とか。

児童を居残りさせ、教室で待たせておきながら自分は帰ってしまった先生とか。

「あいつは、よそでロリ事件起こして行き場が無くなって、うちの小学校に拾われたっていううわさがあるぜ」と言われた、長いこと異動しない先生もいらっしゃる。うわさに疎い私だが、子どもたちの情報網と辛らつな意見に驚いた。先生方も大変だ…

今日、テレビで教育をテーマにしたバラエティ「今、日本がおかしい!子供を守れ!お母さんが学校に教育再生直談判SP」というのをやっていた。帰宅してなんとなくテレビをつけ、息子と少し見たが、親が先生を糾弾する内容の番組を見ていて息子は意外なことを言った。

「親が一番悪いんだよ」

そうなんだ。

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2007年3月29日 (木)

キングダムハーツ発売!~祭りに酔いしれて~

ディズニーとFF、宇多田ヒカルのコラボで無駄に豪華、無駄に「萌え」、国民の多くがまだまだそのすごさを知らないゲームシリーズ「キングダムハーツ」が本日発売。

新聞には一面広告が出るし、近くの人気ショップではテレビコーナーでさえもがんがんディスプレイしている。

祭りだ。この祭り感覚が私は好きだ。めちゃめちゃ忙しい今日だけど、絶対この祭りを体験しなくっちゃ!

予約特典のブックレットはかなり豪華なつくり。人形とかフィギュアとかというのよりも、CDとかブックレットとかははるかにうれしい。ひとつ文句をいうとしたら、天野シロさんのコミック・プーの絵本のお話、これはコミックスにも収録されていて読んだばかりだったのだけど、なんでカラーじゃないのおおおぉぉぉ。

天野シロさんって、「キングダムハーツ」で初めて知ったのだけど、本当にうまい人だ。涙が出るくらいディズニーワールドを忠実に描き、FFサイドでは巧みに日本同人のセンスで笑わせる。奇跡的だ、とさえ思う。

「キングダムハーツ」自体、奇跡的に実現したゲームだと思うけど。

COMの関係か、「どんな~ときだって ずっと~ふたりで」と、懐かしい宇多田さんの「光」も流れまくっていた。あの頃宇多田さんは「自分にとって特別な歌」と語って真剣な交際をしている人の存在をほのめかしていた。

それが実り、最近はじけた。

欧米版はあの名子役がソラを演じたのだけど、………

とにかくいろいろあった。

世界のトップクラスエンターテインメントが、ここに集結する。すごいことには違いないのだ。

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2007年3月28日 (水)

「鈴木先生」、教師って大変なんですね…

最近娘は生意気だ。級友ばかりか学校や習い事の先生方まで見下している。

「先生」たるものすべてが、高潔な精神で子どもたちをお導きくだされば何よりなのだが、残念ながらそういうわけにもいかない。
正直当たり外れはあるし、幼い頃ならともかく、生意気盛りの年頃の子には先生(親も)の力量や限界を見抜き、それを無思慮に口にしてしまうこともある。それも正常な成長過程ではあるが、親としてはそれをわかった上で、きっちりと抑えなくてはならない。
「先生にそんな失礼な口をきくものではない」といさめる私だが、実のところ自分と弟の子ども時代を振りかえって「アイツだけは許せねェ」という先生方が、両手の指に余るほどいらっしゃったりするのであるが。
それも反面教師として、あるいは自分を成長させるためには必要な存在だったのだ、などと達観できたのはずいぶんあとになってからだ。

「鈴木先生」1巻を読んだ。「このマンガがすごい!」で絶賛されているのを読んで興味をもったのだが、どこの本屋にも置いてなかった…。

鈴木先生 1 (1) Book 鈴木先生 1 (1)

著者:武富 健治
販売元:双葉社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

驚くほどまじめな漫画だ。漫、という字をやめて「萬画」にしよう、と故・石ノ森章太郎が提言していたのも納得するほど、真摯に「鈴木先生」という、平凡な教師と中学生たちを描いている。
親でさえ、もしかしたら本人でさえよくわからない年頃の中学生。
「少なくともここでは…たとえ相手が加害者であろうとあなたは我々同様大人として…教育者として彼に向かわなくてはなりません!」
教師だけが教育者ではない。親はもちろん、大人すべてが教育者として子ども達と対峙する、とは昔は当たり前だったようだが、小学生の娘を犯されたと怒鳴り込んできた母親を一喝し、彼女にも我を取り戻させ、重大な子どもたちの性の問題に立ち向かっていくあたりは親の自分に衝撃。逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…。
一方、美人で優等生の教え子に悶々としてしまう鈴木先生。生徒や他の先生方の信頼が厚く、人気があるらしいのだが、子ども以上に苦悩しながらこつこつと答えを探していく姿は等身大の先生像だ。

親も教師も人間だ。
大人になっても、失敗したり悩んだり、日々成長しながら子どもと向き合うのだ。

2巻のあとがきは宮本大人さんが書いていた。早く買いに行こう…(あの店にいつ行けるかわからないけど…)

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2007年3月26日 (月)

エマ8巻発売~すみずみまであたる灯り~

7巻で完結した「エマ」が、番外編だけで続刊刊行!というわけで喜び勇んで買いに行った。

「エマ」は本当に愛される漫画だ。我が家は年齢も性別も違う熱心な漫画の読み手がいるが、全員熱をあげるという数少ない作品である。19世紀イギリスの労働者階級を中心に、どこまでも風俗にこだわり、どんな端役にも愛情を注いで描写する細やかさは今新鮮。主軸のエマとウィリアム以上に周辺の人々が魅力的で、本編以上に楽しめてしまった。

とある若夫婦の万博の思い出。失意の令嬢のバカンス。「新聞」を中心とした、たくさんの人々の物語。「うっかり」がぬけないメイドの家族。
どれもどれも素敵。古い階級社会の名残と、新時代の予感の空気を、ともに味わうような喜び!ことに「The Times」は秀逸の短編。あんな端役たちにもスポットを当てるかと言う驚き。読むにしろ使うにしろ、「新聞」の担ってきた役割と、それをめぐる人々への暖かいまなざしがうれしい。「エマ」をこれまで読んだことのない人、漫画は子どものものと思う人にも素直に勧められる。

私は、エマとウィリアムズ・ジョーンズの純愛の障害になる役どころの子爵令嬢エレノアと、彼女を異常なほどに溺愛するモニカ姉さまが大好き! 恋敵役でありながら、なんとこの令嬢の愛らしいこと。恋する少女の純粋さに魅了され、彼女とウィリアムの婚約披露パーティの場で、運命の皮肉でエマと再会してしまう…というベタベタな恋愛ドラマにも、エレノアかわいそう!モニカ姉さま怖い!と、そっちの方ばかり考えてしまった。これも作者の戦略か。感動!奇跡の再会!以上に彼らが背負うあれこれに思いをめぐらせ、基本的に平等で自由な世界に住んでいる読者にもその純愛の困難さを理解させる…。名も無い使用人にもしっかりスポットをあて、綿密に「時代」を描写してこその、あのベタなシーンだろう。本筋は本当に何のてらいもなく、きっと100年前でもありふれたものなのなのに、これだけ現代人の心にむしろ新鮮に映るとは。
時代考証にこだわること。その時代に愛情を持つこと。
作者の豊かな知識と愛情が、その「時代」を蘇らせた。そんな感慨が沸き起こる作品である。

ところで、この8巻はDVD付の特別バージョンと通常版がある…と、エマひいきの漫画専門店のたて看板で知り、その「エマ」への愛情に感銘してぜひ8巻特別版をその店で買おう!と思っており、艱難辛苦を乗り越えて来店したのだが……何も情報なく、ただその店の熱いPOPだけで行ったのだが…

表紙が本気で2種類ある。

ビームコミックス エマ 8巻(通常版) Book ビームコミックス エマ 8巻(通常版)

著者:森 薫
販売元:エンターブレイン
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これは、通常版。この若夫婦が誰で、どんな物語があるのかはぜひ読んでいただきたいところだが、とにかく私はエマが出てきたあたりでぼろぼろ泣いた…。嗚呼、素晴らしき哉パリ万博!

で、特別バージョンは画像とれない…もちろん、私は購入しているのでスキャンしてお見せすることもできるのだけど、アフィリ出してない限りは、今やっぱり見せられない…ごめんなさい…

まあともかく、このパリ万博を見に行く若夫婦か、「リーズの結婚」のリボンを編むように舞い踊るあまたのメイドさんに萌えるか。ああ、なんとかあいらしいメイドさん…清楚な黒で、長いスカートで慎み深いメイドさんが、かあいらしくリボンにぶらさがる……   ぶふぉぉお…

「『エマ』なんて飾りです」といわんばかりのこの一冊。名著に輝くことは間違いない。

で、メイドさんとレア度に惹かれてDVDつきバージョンを買ったけど、読むと通常版も欲しくなる…最近の出版界って、あざといですよ……

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2007年3月25日 (日)

「いとしの儚」を観劇~横山智佐さん体当たりの演技~

友人に誘われ、広井王子さんプロデュースの「いとしの儚」を観てきた。

最低の人格を持つ博打うち・鈴次郎が、赤鬼に博打の形として手に入れた絶世の美女「儚(はかな)」。しかしそれは人の死体を寄せ集め、死んだ赤ん坊の魂を入れたもので、100日立つ前に女として抱くと、水となってしまうという。赤ん坊同然のはかなを育て始める鈴次郎。だが、それまで鈴次郎を支えてきたツキの神は離れてゆき…

人が人であるために必要なものは何かを問う伝奇ファンタジー。

この役を熱望したという儚役の横山智佐さんが、文字通り体当たりの演技で魅了。
素裸の赤ん坊状態の儚。
鈴次郎のために野放図育った、体はオトナなのに幼児同然の儚。
ホモの僧らに教育を受け、歌や舞に通じ、大人の女性としての知性と教養を持ち始めた儚。
自分よりも高い精神を持った儚に対して怒り狂う鈴次郎に、一途に夢を説きながら、愛そうとする儚。
鈴次郎に売りとばされ、女郎となりながら必死で身を守り、体は許さず男たちの欲望を満たす術を使って売れっ子花魁になっていく儚…。

どのシーンの「儚」も見事。自我を持ち、鈴次郎を諭すほど人として成長するかと思うと、天真爛漫に銀次郎に甘え、愛を求める姿が、とても魅力的だった。声優さんだから、というのも変なのかもしれないが、大変声がかわいらしく良く通り、ことに生まれたての赤子の鳴き声には体が震えるほどうまいと感じた。

また超売れっ子声優の山口勝平さんも楽しみにしていたが、なんと2時間10分、ずっと舞台にいるなんて。こちらもさすがに巧みだ。いや、他のキャストの皆さんもうまい方ばかりで泣いたり笑ったり、楽しい舞台だった。

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2007年3月24日 (土)

娘はこんなにがんばっている…~変態だけど~

世の親は、部活や習い事にがんばるわが子を、いろいろな形で支えている。

野球チームなどに入ろうものなら、毎週末に練習や試合に車で送り届けなくてはいけないし、当番制でお茶係などもあるらしく、自分の子がスポーツにまったく興味が無い子でよかった、などと常に思っている。

娘は英語教室と吹奏楽部をやっているが、どちらもそれほど手がかからず、本人におまかせでやってきた。これほど子どもに関心の無い親がいるものか、というくらいだ。

ところが今日、その両方が重なった。午前中に英語のスピーチコンテスト、午後に吹奏楽の発表があるという。それも英語の発表は一番最後、吹奏楽は午後一番だ。移動時間は1時間弱しかなく、電車で行くとぎりぎりだ。吹奏楽ではスーツを着なくてはいけないが、英語コンテストでその服では痛すぎると娘がいやがったので途中で着替えなくてはいけないことに。やむなく実家の父に応援を頼み、車で運んでもらうことにした。

ところが、英語会場までの道が大渋滞。コンテストも遅れに遅れ、表彰が終わると閉会式を待たずに飛び出し、大通りまで歩いて合流。車に乗ると娘はあらかじめ買っておいたおにぎりを食べ、車内で着替えた。

「なんか、ステージママの気分だわ」
と思わずつぶやいた。どこかのスターなみのあわただしさ。「テレプシコーラ」の中でも、こんなシーンがいくつかあったっけ。

スーツ姿に変身した娘は、さっそうと会場入りし、部の仲間たちに溶け込んで、親や祖父など振り返りもしない。

この子は、本当にすごい…

コンテストでは結構な賞もいただいたのだがけろりとしている。息子や私と違い、幼い頃から常にスポットを浴び、人々の中心にいた子だ。どこにいても堂々と自信にあふれていて、やり手だ。

夜は子ども二人の卒業・入学を祝う会を実家で開いてくれた。これにもうひとつ、娘の受賞が加わり宴に花を添えた。
息子がもう15、あともう少しでバイクの免許もとれる、バイトもできるという話題になった。おばあちゃんが娘に「お兄ちゃんがバイトで稼いできたら、いい子にしてておこづかいもらいなさいね」と冗談を言った。

「うん、私8割ね」
「ちょwwwww俺、2割???wwww」

あはははは、と和やかな笑いに包まれたが、「この子なら8割搾取、やりかねないな」と誰もが思った……。

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2007年3月23日 (金)

小学生女子が買春疑惑?

うちの娘は変態である。

「腐児子(仮名)がお尻さわってくる~('A`)」とよく嘆く息子。先日は布団に押し倒されていた。

私もいろいろ大変な目にあっている。娘と私は同じ部屋を使っているのだが、娘がごろごろしているときに着替えなどすると大変だ。確実に襲い掛かってきて、太ももに頬ずりしてくる。

「眠っている…着替えるのなら今のうち」とパジャマのズボンを下ろしたところで、いきなりがばあああぁっと布団を上げて襲い掛かり、布団に引きずり込まれたときは驚いた。そのときを虎視眈々と狙い、寝たふりをしていたという。

あんたはヒラメか。

そんな我が家だが、私は聞き捨てならない言葉を、この娘から聞いた。夕食後、みやげ物をみんなで食べていたときのことだ。

「おにいちゃん、のだれーぬあげるから、お尻触らせてくれない?」

息子は呆れた。私は怒った。これは立派な性の商品化ではないか。

世界最古の職業とも言われる売春。性の商品化については、いろいろな意見があると思う。が、小学生の女の子が兄にそのようなことを求めるのなど、あってはならないだろう。これを冗談と笑っていたら、子どもたちはどこまでも歯止め無く、間違っていきそうだ。

それにしても息子は、妹に襲われたり、商品化されそうになったり、すごいことになっている。

事実はエロゲより奇なり。

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2007年3月22日 (木)

「金魚姫」は誰のもの?~名アニメーターがジブリに悲痛な訴え

先日話題になった宮崎駿監督の次回作に、思わぬ騒動が起きている。

有名アニメーターの名倉靖博氏が、「金魚姫は自分の企画」と自身のブログで吐露、ジブリの敏腕プロデューサー鈴木氏と宮崎駿氏に呼びかけたのだ。(詳細は痛いニュース

これは気の毒な話だ。私には宮崎駿氏の「金魚姫」は、普通に氏のオリジナル作品であろうと思えるのだが、このタイミングで発表されては、知名度の点で圧倒的に勝る宮崎ブランドに、名倉氏がかなうはずも無い。長年温めていた企画が頓挫することが想像できる。

私はそれなりにアニメに関心がある方の人間なので、アニメーターの「名倉靖博」の高名は存じ上げている。私にとって印象的なのは「楽しいムーミン一家」の最初のオープニング画像だった。これを描いた人、というだけで感動して名前を覚えてしまった。その後、やはりジブリなどの大作アニメのクレジットでもお名前を見ていたので、業界では重鎮レベルの方なのだろう。また、あのキャラクターデザインワークなどを見ても一アニメ職人で終わる人ではないのだろう、とは思っていた。

しかし、世間一般ではアニメーターの名前などほとんど気にしない。映画の主役を誰がやるか、くらいのレベルで語られてもいいのではないかと思うのだが、話題のアニメ映画では「タレントの●●が声優初挑戦!」くらいしか話題にならない。話題になるのはせいぜい監督どまりで、それもほぼ宮崎駿だけ、あと数人が気の利いた番組で名前をあげられるくらいだ。こんな状態で名倉氏が騒いでも、恐らく自身に不利になることばかりだろう。

しかし、それでも言わなくては収まらないという憤りがあったのだと思う。駿氏、この作品でもまだ、なんだかんだで子息を話題にしようとしているけれど、一方で本当に才能あるクリエイターの芽を摘むことになるのだ。

微力ながら、この話が少しでも人の耳目に届くように、ブログに書いてみる。

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美術鑑賞と観光で息子の容量オーバー!~って、よくわからないのですが…

野田市の報恩寺ですごい美術展をやるというので、元不登校息子とでかけた。

きっかけは先月だ。タウン紙の広告で、素晴らしい絵とともに、この美術展のことを告知していたのだ。Issonn_1
田中一村の蓮の屏風絵。この絵と、お寺が無料で有名作家の美術品を公開しちゃうというのにオタクな息子が萌えた。念のため、この絵には美少女はいない。双子でもない。ツンデレでもない。

いやあ、本当にすごい美術展だった。こんなに贅沢な作品群を、無料でお茶の接待つきで一般庶民に見せてくれるなんて驚いた。おかげで、日ごろ漫画、アニメ、ゲームなどにしか興味を示さず、学校にも行かなければ秋葉原やコミケにも一緒に行くことがない息子が朝早くから遠出したし。息子なりに芸術に興奮しているのを観察もできた。横山大観、池大雅、谷文晁、板谷波山、高村光雲…などという、「何でも鑑定団」で庶民もその名を知るような一流作家がずらりの中で、普段同人作家に恐れ入っても、あまりそういう有名作家に恐れ入ることのない、オタクな息子がとくに興味を示したのはこういうものだった。

田中一村。これは息子もとても楽しみにしていたのだが、とくに揚羽蝶を描いたものに感動していた。筆致、色彩、構図の妙。私もこれは感動した。後の奄美大島時代にも通じる視点を感じる。花鳥風月はどの作家も描くけれど、虫を描くことはたとえ蝶といえども少ない。精密にして玄妙。そこに息づいて風に吹かれているような風情に親子して心を奪われた。

棟方志功。なぜか孔雀を描いた屏風に特に関心を持っていた。力強く、荒っぽい筆致と色彩がよいらしい。
加山又造。ことに金彩、銀彩の桜の絵で、銀が酸化して変色しているのに強い関心。「酸化を見越して作っているのがすげえ」「この花は、年月を経るごとに枯れてゆくのか」「この額の中の酸素は…」とひたすら銀の化学反応に興味がゆく。
欄間。お寺の本堂の欄間の素晴らしいことに気づき、感動。また室町時代の弘法大師や、平安時代の観音像などに関心。
関口正男。超ビッグネームだらけの美術展では知名度が劣るかもしれないが、こちらのお寺はこの人の作品のためにすごいホールを建て、いくつも作品を飾っていた。「でけえ」と息子はため息をついていたが、サイズもでかいがそれ以上の「でかい」ものを感じたのだという。それがどういうでかさかは、自分でも表現しきれないようなのだが…宗教画の方面、結構好きなのかもしれない。
川端康成。『雪国』のあの有名なフレーズを短冊に書いていたが、「すげえ親近感を感じる」と息子大うけ。「書」の名品はこの会場にいくらもあり、文句のつけようがない完璧な空間処理を見られたのだが、こちらの先生の書は、最初大きくだんだん「書ききれない」と思ってか小さくなり、また「しまった、署名のスペースがないや」と思ったのか2行目、徐々にゆがんでいく。「昔の人って、みんな書がうまいのかと思ったけど、そうでもないんだな」「しょうがないよ、原稿用紙に書くのが本業だし」と適当なことを言ってしまったが、鋳造を生業とする作家、政治家として有名な方などにも素晴らしい書を書く方は大勢いる。ただ、この短冊を見ると書きなれない印象を感じるけれど、文字そのものには大変味わいがあり、「川端フォント」があればいいなあなどと思ってしまった。

このお寺の裏手はキッコーマンの御用蔵と排水処理場になっており、息子、その風景にも大変感動していた。御用蔵はお堀の中に浮かぶお城のようで風光明媚。処理場は、今日は轟音をたてて水を処理しており、これがまた絶景。そして気候によっては富士山も拝めるという江戸川の景の見事さよ。
その足で、キッコーマンを支える名家のひとつ・高梨家の「上花輪歴史館」を訪ねる。500円の入館料はかかるが、見所は多い。木や苔、硝子にも息子感動。また、おそらく当主?の方など多くの方が喜んで解説してくれた。
私は仕事の関係で何度か野田を訪れたため、結構絶景ポイントを知っている。それで軽くそこを紹介しながら歩いたのだが、息子はものすごく感動していた。「野田、すげえ!」
すごいだろう。「ここでちょっと振り返ってみ」「そこは、一応一般のお宅なんだけどね…」と案内すると「すげえ!」「ちょwwwこれで一般のお宅って、俺どんなにみじんこの生活してるんだよwwww」と本気で興奮している。野田の市街は、江戸、明治、大正、昭和、平成の建築物が一気に見られる建築物のデパートだ。昭和初期の建物が見られたかと思うとそこにファンタジー漫画家ますむらひろし氏の壁画が広がっている。ガラス張りのキッコーマン本社脇を曲がると、ロケにも使われるという黒塀があり、レンガの塀があり、板塀のお宅が続く。大正時代の給水塔が聳え立つお向かいには、これまた風情満点、四季折々に美しい景を織り成すお屋敷がある。芝桜はまだまだこれからというところだが、それでも十分美しかった。そのそばには、キッコーマンの茂木家が惜しげもなく美術品を見せる美術館があるし、「いやいやまだまだ」と連れていたのは「市民会館」。いや、「市民會舘」。「はい、これが市民會舘~」と見せると、息子は腰も抜けんばかりに驚いた。「なんか、違う!」続いて隣接する郷土博物館に行こうとすると、息子は悲鳴をあげた。

「もういい!野田すごすぎる!ひとつひとつが2ギガくらいある!もう俺、何言われても入らねえよ!」

息子の言い分はこうだ。東京の秋葉原とか、コミックマーケットとかも魅力的だが、それらもひとつひとつは何キロバイトか、というレベルだという。修学旅行で京都奈良も行った息子だが、野田はとても自分のスペックでは計り知れない!というのだ。面白い表現をするなあ。私としてはもっといろいろ見せたかったが、息子はパニックを起こして大声で騒いでいる。大体、娘へのお土産にと和菓子屋に寄っても息子は天地がひっくり返るほどの衝撃061231_005 を受けたのだ。

「のだれーぬ」って……w

息子、これだけでも窒息しそうなくらい興奮していた。ところが家族へのほんの数百円のお買物客にもこの店は、お茶と最中を出すのだ。「こんな安い買物だから」と固辞したのだが、「お茶だけでも」「お菓子はぜひお持ち帰りを」と勧めてくれた。お昼を食べたとんかつ屋にもいろいろ感動していたのだけど、息子にはこの町のすべてが新鮮で感動的だった。「野田、すげえ」うん、私もそう思う。だから、この町に連れてきたかった。

近々、息子はかなり有名な精神科にかかる。

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2007年3月21日 (水)

漫画・アニメに世襲はあるの?

宮崎駿監督の新作「崖の上のポニョ」が発表された。主人公の5歳の男の子は、宮崎駿監督の長男で、近頃「ゲド戦記」でなにかと話題になった吾郎氏がモデルだという。まだまだ「親子鷹」物語を演出するのだろうか。CGを一切使わないとか、「長男の育て方を反省した」という物語だとか、パパ監督の気概を見せてくれそうで、ここ10年くらいでは一番期待できそう。

で、そんなニュースを朝見ながら息子とこんな話題になった。

J( 'ー`)し「そういえば、漫画家って、子どもがデビューしたとか、聞かないよねぇ…?」

政財界や芸能界では親の七光りはザラである。七光りでなくても、話題のアーティストが実は有名人の子だったなんていうこともあるので、やはり才能を受け継いだり、環境に恵まれたりということはあるのだろう。画壇、文壇などでもその傾向は顕著だ。子どもなら誰でもなどという甘い世界ではないのだが、やはり親子揃ってその世界で大成している例は少なくない。

漫画家の場合、私が知ってる限り、親子で大成している例は聞かない。兄弟姉妹なら、それなりにあるけれど。自分の子どもの頃を思い返しても曽根まさこ・志摩ようこ姉妹とか、ちばてつや・あきお兄弟とか。もう少し時代が下って、うぐいす姉妹か。

「さいとうたかをさんの奥さんと娘さんは、揃って同人作家ですよ」

同人をやっている友人が教えてくれたことがある。同人の世界では、結構親子同人とかあるようだし、ゴルゴ13一家のように、奥さんと娘さんがそれぞれ活躍していることもあるそうだが、奥さんはともかく、私のような普通の人の目に「あのさいとうたかをの娘デビュー!」というようなふれこみを見たことは無い。

「世襲っていえば、マコちゃんがいるじゃない」と、元中学不登校息子が言う。15やそこらの子に、この甞められっぷり。漫画の神様・手塚治虫の息子、眞氏のことだ。

たしかに眞氏は、故・治虫氏の遺志を継いでか「映像作家」の道に進んでおり、昨今、あの手塚漫画の最高峰と言っても過言ではない「ブラック・ジャック」のテレビアニメの監督を勤めた。もともと手塚治虫はアニメーションを作りたくて漫画を描き始め、日本の漫画の基礎を築いた人だ。映像作家・手塚眞はこの問題作をどう映像化するのか??

たしかにすごかった。「命の重さ」を問う天才モグリ外科医の物語は、「何でも治す!助ける!スーパーかっこいい外科医」の物語に変わった。「天使か悪魔か?」などと問うまでもなく、このブラック・ジャックはただの正義の味方だった。約一年間、犬やシャチなどを含めて死人なし!本来ブラックジャックと関係ないような人物も助けまくった。原作では空しく死んだはずのキャラクターも、犬も、シャチも、ブラックジャック先生のおかげでぴんぴんする。

ああ、人間、多少間違ったって大丈夫。ブラックジャック先生がいれば。病気になっても、事故を起こしても、ちょっとむかついて人を刺しちゃっても、ブラックジャック先生がなんとかしてくれれば。命って、なんて軽い!

てな方向に解釈するしかない物語が延々続いて悲しくなった。「幼稚園の子が見るかもしれないから」と、人や動物が死ぬようなシーンを避けたそうだが、幼稚園の頃から「ブラック・ジャック」を読んでいた、まだまだ未成年のうちの子たちも、このアニメにはあきれ果てていた。「それじゃ、ダメじゃん!」ラルゴもトリトンもほのぼのと存在しているような世界を、子どもだって望んでいない。子どもだって、あの過激な原作は理解できる。できない子もいるかもしれない、というのなら時間帯を変えるか、「子どもも見てるのに!」という非難を一身に受けて戦ってこそ、「手塚の息子」。じゃなきゃ、いっそ「この時間帯でこの作品をこの時代にアニメ化するのは無理です」と言い放って欲しかった。

少し、話題がそれた。この眞氏、アニメ化に伴うブラックジャック祭りに、漫画家としても担ぎ出されている。Makochan

…いや、なんというか、これはこれでいいかな…

エロティックと言っても過言ではないような、美しい曲線にこだわり、まるっこいキャラクターでもものすごくヘビーな物語をつむいでいた手塚治虫氏。

それを変にまねようとせず、わが道を行くような美的感覚を持つ眞氏。

ブラックジャックを描けと言われたから描いたけど、この人、意外とまったく違う物語を内に秘めているんじゃないかな、とこの作風を見て思った。

正直、お父上よりはるかにブラックですね。

1年間、全クランケ皆殺し!な展開でもおもしろかったじゃないですか。

と、無責任に語ってみる。

まあともかく「神の子」でもその「後継者」にすっぽり納まるわけではないのが漫画の世界。これまで、たとえば亡くなった漫画家のあとを子どもが継いだとか、有名漫画家の子がデビューとか、実際にはあるのかもしれないけれど、私レベルの一般人にはわからないのが漫画の世界!

件の友人(やおい同人作家)の息子が、うちの息子に電話をかけてきた。

「●山(仮名)です。もこみち(仮名)クンいますか」

あ~はいはい、と息子に取り次いだが、……はて、●山とは、彼女の同人ペンネームの苗字ではないか。本名は、●沢。

ペンネームの世襲は、ありなんですか????

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2007年3月20日 (火)

声優さんをどう呼ぶ?~息子とちょっと議論~

親子で声優やアニメーターの話をする人って、今どれだけいるんだろう。

相変わらず息子はアイドルよりも声優が好きで、何かにつけてその話をする。しかし、私は少し気になるのだ。まだほんの子どもの息子が「千和が」「三石が」「若本が」などと言うのが。

「子どもの癖に生意気に。呼び捨てはやめなさいよ」と言うが、息子に言わせれば、アニメのスタッフやキャスターを、知り合いでもないのに「さん」付けするほうがよほど痛い、という。

たしかに、私くらいの世代はそれが特徴で、漫画家には「先生」、アニメスタッフには「さん」をつけてしまうのが癖。2ちゃんねるなどを見ると若い人はそれをものすごく嫌がるようだ。そういうものか。「声優だって芸能人だよ。芸能人を呼び捨てしても、普通じゃない?」なるほど。

ところで、私は以前、勤め先で「うちの夫、いい年してガンダムが好きなのよ~」とお嘆きの若い奥様に出会ったことがある。「あら、私も好きよ。30代の人なら、多いんじゃないかしら」と言うと、この可愛い奥様、じっと私を見てこう言った。

「ねえ、ガンダムに出てくる女性の名前、言ってみて?」

「え…?セイラさんとか、マチルダさんとか?」

「やっぱり……」

可愛い奥様は、美しく手入れされた眉をひそめた。「うちのもね、『さん』つけるの」
「…ああ、ミライさんとかね。それでいて、フラウ・ボウはフラウ・ボウなのよね」「そうそう!」彼女の夫は、まったく同じだという。

その話を息子にすると「俺もおんなじだ…」と、雷に打たれたような顔をして感動していた。「視聴者はアムロそのものだからな」「そうだね、アムロ視点で見てるから、呼び名もアムロと同じように言ってしまう。たとえ、セイラの倍くらいの年になっても「セイラさん」は「セイラさん」。身に染み付いてしまっている。

還暦を迎える頃でも「ミライさんがさあ…」とか平気で語っていそうで怖い。

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2007年3月19日 (月)

娘とマイメロ論争~どっちが恥ずかしいですか?

「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル!」が佳境に入っている。

主なキャラクターがいろいろ変身しちゃった前回に続いて、今日は柊兄弟が素晴らしい兄弟愛を見せてくれた。

上半身裸で。

ことに、頭にはピンクのうさみみ頭巾、下半身は白タイツで上半身裸、でバイオリンを弾き、弟の心を開く柊先輩には感動で前が見えないほどだった。日曜の朝から変態だらけ。そして何もしないくせに、美形兄弟の裸に挟まれている我らのマイメロディ。ついに1万を超えたクロミノート。ラスボス化したクロミをマイメロちゃんは救えるのか??全裸で。

と、今日も熱かった。エンディングで「1さいの~てのひらも~」と、マイメロちゃんが手をあげるけど、マイメロは生誕30年を超えている。「100さいの~てのひらも~」のクロミさまは、せいぜい2さいだ。「ママがあんたくらいの頃、マイメロは生まれたんだよ」と言うと娘は驚いていた。ははは、こう見えても母は小学生の頃、田園調布のサンリオショップに日参していたのだぞ。

娘の卒業式の日、「このまま友達とカラオケに直行する。食事はロッテリア!」と言った。
J( 'ー`)し「あら、それじゃキッズセットね。今度はクロミちゃん単体マスコットがほしいわ」
(`Д)「はあ?ざけんじゃねえよ。そんなん注文したら終わりだよ」
J( 'ー`)し「じゃあマイメロちゃんで」
(`Д)「死ね。今すぐ死ね」
J( 'ー`)し「あらまあ、お下品よ」

反抗期真っ只中の娘は、母がコートやマフラーを勧めるのも聞かず、寒い中をすっとんで行った。

J( 'ー`)し「せ、せめてオーバーニーソックスを(*´Д`)!」
(`Д)「うるせえこの変態!」
私がオーバーニーソックス萌えだと気づいてから、娘はスカートもオーバーニーも履かなくなってしまった…幼稚園くらいの頃は、よく似合っていたのに…じゃなくて、オーバーニーはおてんばでよく転ぶ娘の膝を守ってくれたし、こんな寒い卒業式には足を暖めてくれるだろう。大体、イーストボーイのハイソックスをはきこなそうというのなら、もう少しお膝の手入れをしてほしいものだ。

そんなこんなで、カラオケから帰った娘は高熱を出して週末を過ごしたのだが、高熱に浮かされながらも母にこう打ち明けた。

(`Д)「……うさみみ仮面の歌、歌っちゃった……」

娘よ、冷静に

1.小学生のおしゃれな女の子がロッテリアでマイメロちゃんのマスコットをゲット

2.小学生のおしゃれな女の子がカラオケで「ウサミミ仮面のテーマ」を熱唱

どっちが恥ずかしいか、考えると良いと思う。

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2007年3月18日 (日)

娘、大回復!

十中八九インフルエンザと思われた娘が、ものすごい勢いで回復した。解熱剤などとうに切れただろうと思う頃でも37度ちょっと程度。声だって、朝はほとんどでなくて筆談していたのが、夕方にはべらべらしゃべっている。

丈夫な子だなあ…

お兄ちゃんは寝込みを襲われ、筆談で「なんか漫画貸して」と言われ、「エロゲ?」と書き返していた。あほ。

丈夫なだけでなく、やたら腕っ節が強い。早速私やお兄ちゃんを襲い、布団に組み伏せて遊んでいた。まだ、いつものように食事のあとに私の膝の上に乗っかってくるほどではないのだが、明日には全回復しちゃいそうな勢いだ。もちろん、医者に行くのもやめた。

体の丈夫さに比べて、どこか幼稚なようなのがいささか気になるけど。

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2007年3月17日 (土)

子どもたちのアンテナ~右から左へ受け流しちゃだめね~

インフルエンザの疑いのある娘が、さっきから異常行動に走っている。

解熱剤で熱が下がったのか、夕食をとって薬を飲んで元気が出たのか、テレビをつけ、HDDに入っている大好きなお笑いやモノマネ番組を見ているのだが、さきほどから先週のエンタの神様に初登場したお笑い芸人ムーディ勝山の画像を、エンドレスで見続けているのだ。

ムーディ勝山とは、漫才で活躍しながらもこの「右から左へ受け流す歌」で独自のスタイルを打ち出し、今注目される芸人さんらしい。「右から 右から 何かがきてる~ 僕は それを 左へ受け流す~~」と、ちょっと懐かしいムード歌謡風に歌う。とてもシュールで、何も落ちがないのになぜか引き込まれてしまう。それにしても、こんなに何度も聞くことは無いではないか。「レッツゴー陰陽師」にはまりまくっている私が言うのもなんだけど。

ネットをさまよっていたら、教育テレビで食育アニメが話題になっているというニュースがあった。ヲタクの息子に「ねえ、みみかって知ってる?」と聞いたら「味楽るみみか?」とフルネームで答えた。さすがだ。「見たことは無いけれど、ガンドーほどではないと思うよ」

ガンドーというのは、ちょっと前に深夜に放送されて別の意味でアニメファンの話題を集めた作品だ。原作はかのモンキーパンチさんで、どこか懐かしいバタ臭さを持つ…のはまだよいのだが、作画レベルがかなりすごい。全体的には70年代を髣髴とさせるレベルで、かなりむちゃくちゃ。とても新作とは思えず、「これ、再放送とかじゃないんだよwww」と人に見せるのがとても楽しいアニメだったらしい。「って、ガンドーと並び称されているのかw」「ああ、そうらしいぜ」ふーん。子どもたちの流行アンテナ、一応聞いとくとおもしろいな。

「大丈夫か~?」息子が、妹を見舞った。「しば漬け食べたい!」という妹のために、買物にも行ってくれて、やさしいおにいちゃんだ。一応、娘の部屋にはマスクをつけて行ったのだが、しばらくしたら若本ボイスの歌が聴こえてきた。

「右から 右から 何かがきてるぅ♪」

感染してるぅ!

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娘がインフルエンザに??~タミフルは野菊のようなひとだ~

昨日は娘の卒業式。東京で記録的な初雪がちらつくという寒さの中、娘は卒業式用スーツだけで、コートもマフラーもつけようとせず、友達とカラオケに出かけた。

仕事から帰り「どうだった?」と声をかけてみると「熱が出た」という。は?
見ると、顔を真っ赤にしている。食欲は大いにあったので豚モツトマト煮を食べさせ、早く寝かせた。夜中、何度も飲み物を欲しがる。

朝には39度を超えた。朝はしゃべれたのに9時くらいにはもう声が出ない。これはインフルエンザかもしれない。私は今日午後、仕事に行くつもりだったので急いでタクシーを呼び、大きい病院へ。近所の内科だと、インフルエンザも全部風邪ですませてしまうので怖いのだ。

しかし、私は誤算した。インフルエンザの検査って、発症から15時間くらいしないと反応しないことが多いそうだ。診察を受けた時間だと微妙。一応検査してみたが、結果はシロ。しかし、学校でも相当インフルエンザが流行っていたようだし、この症状だとインフルエンザが疑わしい。「今回は通常の風邪の処方を出します」インフルエンザの特効薬でいろいろ話題のタミフルは、さすがに出せない。

インフルエンザって、診察を受けるタイミングも大変なのだなあ…

タミフルは、発症後48時間に飲み始めないといけないらしいが、インフルエンザの検査は発症してから15時間以上たたないとあまり意味が無い。お医者だって24時間やってるわけでもないし、親の仕事などの都合もある。ジャストタイミングで検査を受けるのは結構大変ではないか。高熱が出て苦しんでいてもすぐお医者へ、というわけでもないのか…

結局今日は私も出勤を取りやめて看病。明日、日曜もやってる内科に行ってみようかと検討している。

……しかし、これでインフルエンザと言われたら、今度はタミフル使うかどうかという選択肢に悩むことになるのだろうな…娘はまさに異常行動が報告されるお年頃、うちは飛び降りれば間違いなく天国に行ってしまう場所にある。もちろん、タミフルはほとんど普通によく効く薬なのはよく知っているのだけど。

ところで娘は日ごろ風邪ひとつひかない元気な性質で、初めての高熱に「歩けない」「スープも飲めない」とぐったりしている。が、ケーキの話をするとむっくりと起き上がり

「それは別腹」

と力強く語り、買ってきてやったケーキをぺろり。それで解熱剤を飲んで、少し熱が収まったのか「柴漬けが食べたい。絶対食べたい」とか言い出した。

本人の生命力でなんとかしてくれれば、一番ありがたいけど、再検査+タミフルと、ケーキ他おねだり代と、どっちが安上がりだろうか。

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2007年3月16日 (金)

青少年の空耳アワー

元・不登校息子は今朝、6時45分にさわやかに目覚めた。

久しぶりに、ピザトーストなどを食べながらズームインスーパーを見た。こんな毎日が続きますように。

今日のDQN名前や絶望先生アニメ化のうわさなど、話をしながら今日の情報を見る。CMタイムに息子がこんなことを言い出した。

「なあ、さっきのCMなんだけど」

私はもぐもぐしながら聞いた。さっきの…ああ、誰だかわからないけどジャニーズっぽい男の子たちの歌が流れてたっけ。何のコマーシャルかもよく覚えていない。

「あの歌の最初のところ、『おぱーい』って聴こえるんだけど…  何でかなあ…?」

さあ、そう言われればそうかしら。よくはわからないけれど、息子は悩んでいるらしい。私は彼の言葉とピザトーストを咀嚼し、飲み込んでこう言った。

中学生だからさ

中学生。それは性の目覚めの時期である。どんなに校則を守り、優等生といわれ、スポーツに精を出していても、考えることは常にそっちの方向だ。何を見ても興奮できる。何を見ても妄想できる。そして何を聞いてもそう聴こえる。
辞書を開けば、その手の言葉を調べ始める。「セックス」を調べれば「性交のこと」とあり、「性交」を調べれば「セックスのこと」とあって、何がなんだかわからなくなり、一層勉学に励んでしまう。

それが中学生というものである。

息子は、雷に打たれたような顔をし、

「的確なお言葉、ありがとうございました」と頭を下げた。

まあ、がんばれ、息子。

「ところであんた、一応中学は卒業したはずだが」

「あ」

とにかく、がんばれ、息子。

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2007年3月15日 (木)

地図が読めない女たち~娘、闇にとらわれすぎ~

「卒業式のあとは直行で、友達とカラオケに行くの」

最近の小学生はアクティブだ。カラオケなんて、オトナの社交場だという認識の私や祖父母は猛反対。でもまあ、折れた。

お兄ちゃんの小学校卒業はお友達と某ねずみーランドへ。これも「子どもだけでそんなところへ!」と反対したのだけど、結構この辺の子は行っているらしく、帰宅時間を守ることを条件に、卒業ねずみーランド詣でに行かせてやったのだ。最寄り駅にも一人でいけないくらい、引きこもり体質だった息子だが、それなりに楽しかったらしいし、ひとつ成長した感があった。

娘たちも、昨年から「卒業記念に子どもだけでねずみーにいくから」と宣言し、お小遣いを貯めていたのは知っていた。が、部活の関係などから「ねずみーはやめて、カラオケしない?」となったらしい。

娘たちが狙うのは、私と息子が行き、また最近も私と友人が利用した店だ。低料金でフリードリンクなどのサービスと明るい雰囲気がよろしく、先日行ったときも子連れや超若いグループでにぎわっていた。電車に乗ってそこそこ距離はあるが、まああそこなら…という明るさ。しょうがない。帰宅時間厳守の条件で、クーポン券まであげてしまった。

「うち、ねずみーランドだと迷子になりそうで」と娘が言う。

「ねずみーランドって、表の部分は本当に楽しくて光に満ちているけど、裏の部分は闇なのよね」なんか、すごいことを言っている。そんな心配は、そこにバイトか何かで入る時にでも心配すればよいと思うけど。
「ほら、うち、前にも迷子騒ぎ起こしたから…」

娘が言うのは、昨年末のことだ。教室のクリスマスパーティとかで隣町に出かけたのだ。

私は一応、会場と駅とを結ぶ地図を書いてやった。これでも、そこらあたりの地理には詳しく、仕事で地図を書くことも珍しくない私。「これなら迷うはずも無い!」という完璧なものを渡してやった。が、誤算もあった。会場まで、お友達の親が、車で送ってくれたのだ。土地勘も何もないまま、暗い道を歩き始めた娘たち。

途中までは…いや、ほぼゴール寸前まで、隣町の駅に行けたのだ。。

イメージしてほしい。暗い道を抜け、徐々ににぎやかになっていく。交差点に着くと、右手にはにぎやかな通りに、華やかなイルミネーションが印象的な駅前大手デパート。
左手には薄暗くなるばかりの道。

ここでなぜか、彼女らは道を見誤った。見誤りようの無い場所なのに!

彼女たちは左手へ。少し進むと、大きなお寺がある。この街の喧騒がうそのような静寂が現れる。墓地だ。墓地だらけだ。さらに進むと、下り坂があり、そこは工場と住宅しかない。寂しく、暗い道だ。

どちらが自分たちの目指す駅なのか、恐らく小さな蛾でも見極められるであろう。明るいほうへ、明るいほうへと進んでいけば、たいてい駅だ。走光性というものがないのか、あんたらは!

あ~心配。娘が行こうとする店は駅のまん前なのだけど、ちゃんと帰れるだろうか。

その店の反対側は、昼間はひっそりとしているが、夜は別の意味で盛り上がる場所。オトナの私でも歩きたくない。時間厳守!それから、今度こそ駅を見誤るな~~~~!

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2007年3月14日 (水)

ニュースな女たち~お昼の話題に配慮を~

久々に、工場街の絶品チャーシュー麺の店に行った。

ほとんどがご近所さんの店にふらりと立ち寄る私は珍しいと見えて、女将さんは顔を覚えてくれ、チャーシュー麺にランチサービスの小料理つきのライスなし、ですぐ応対してくれる。今日気づいたのだけど、おしんこは店で漬けているようだ。どうりでうまい。近所は、醗酵関係の工場だし。

今日はいつもより早い11時台に訪れたため、各局でニュースを流している。ここの女将さん、ニュースが好きと見えて、いつもテレビでニュースショーを流す。

しかし、なんだか今日はおかしかった。やけにザッピングするのだ。最初は「ああ、このチャンネルは早くニュースが終わるから、他のチャンネルにしたんだな…と思っていたが、かなり必死で、チャンネルを変えている。

私はテレビを背にしていたのだが、女将がリモコンをせわしなく握った瞬間に振り向いてみた。

「東京・渋谷で汚水逆流」というような、文字が見えた。よくはわからないが、あのお洒落タウンで糞尿パニック、ということらしい。女将、あ~見られちゃった、と笑って話し出した。
「んもう、さっきからどこの局もこればっかり。だから変えてるのに。お昼時に、やめてほしいですよねえ」

なるほど、女将は私たちお客を気遣い、不快なニュースが耳に入らないようにチャンネルを変え続けていたのだ。心配り、ありがとう。

今日は同じく都内でネズミカレーのニュースも出た。こういう飲食店では神経をすり減らしてしまうことだ。こう言ってはなんだが、しょせんはローカルな話題である。うちの近所でも同様のおぞましい事件が起きたが、幸い報道などされなかった。おかげでその店舗、大変なことになった食料品売り場を他のフロアに移し、ゴージャスに改装してがんばっているし、何事も無いように営業しているし、必要以上によその地方の方に不快な思いをさせずにすんだ。

お昼時、夕食時にニュースを見る人は多い。このように、お店でお客のために神経をすり減らす人もいるのだ。尾篭なニュースの報道は、ほどほどにしてくれれば、と思う。a

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ひとりぼっちの卒業式~その2~

だめな男に惚れると、あとで痛い目に遭う。

息子、何かというとしんどい、いたい、きもちわるい、と布団をかぶる。

見てるはずは無いのに、パパ(行方不明)そっくり。口調やポーズまで、そのまんまだ。

さて大切な卒業式をなんのかんのと布団をかぶってキャンセルした息子。「私が出席して、証書を受け取りましょうか…」と担任に相談したが「いや、あくまでも本人に手渡ししたいと思います」と言われた。カウンセラーの先生にも「これを受け取らないと卒業できないし、新しい学校にも行けないよ!て、言ってください」と。

一応これは親の務めと卒業式に出たし、急いで帰ってたたき起こし、お昼を食べさせ、「先生、今日待ってるから」と学校に急がせた。「やっぱ制服かなあ~~」とかいいながら、最後の中学制服を着る息子。

ほぼ不登校、出ても私が出勤してだいぶ立ってからという息子の、この姿を見るのは久しい。しかも最後だ。「写真撮ろう」と声をかけたが、拒否された。「命を吸い取られる」という。

やっぱり教えてないんだけど…私もパパも、このくらいの年頃の頃、そういってカメラを避けてきたのだ。ああ、親の因果が子に報い!

私は出勤。夜帰ってきて聞いてみた。「どうだった?」

「俺一人の卒業式をしてもらった…」えええええええええええ。

校長室で先生方に囲まれ、校歌を歌い、祝辞を受け、証書などを受け取ったそうだ。なんと贅沢な。

「何、その超VIP待遇」「うん、ちょっと普通できないような体験だった」「よかったね」

歌えるとは思わなかったのに、校歌が歌えた、と本人は感激していた。ただ、歌いだしのキーとかタイミングが合わなかったとか先生方がキー合ってなくて驚いたとか、どうでもいいようなことにこだわりまくるのだけど。

「でも俺、すげえ。『ひとり卒業式』やっちゃったよ」

前にも書いたが、息子は一人上手。普通やらないひとり遊びをすることに要らない情熱を注いでいる。「まだまだ。本気のひとり卒業式は、祝辞も送辞も答辞も一人でやるんだよ」と言うと、なんだか笑っていたけれど。

あと残った息子の希望は、バレンタインやクリスマスのディズニーシーをおひとりさまでお泊り(ミラコスタ)遊びをすることだ。

じゃない、新たな学校で、活路を拓くことである。

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2007年3月13日 (火)

ひとりぼっちの卒業式~その1~

三田寛子さんの、ロリコン男からひとりだちしようとする少女の気持ちをつづった、あの名曲ではない。

今日は息子の卒業式。案の定、不登校息子は布団から出ることは無く、私は一人、卒業式に出席した。正直、仕事はとても忙しく休んでる間もないのに、息子の晴れ舞台の無い式に出るのは本当に苦痛。名前を呼ばれても声は無く、空しい。

ふと隣の在校生席を見ると、「おお、Sくんだ」と気づいた。Sくんは、幼稚園の頃、息子のひとつ下の子で、よく娘と遊んでくれたのだ。

ひとめで、発達の遅れがあるとわかる子だった。よちよちの娘に興味を持ち、何かとかまってきた。先生が慌てて飛んできて、「気をつけてください。何をするかわからない子なので…」でもまあ、うちの息子もどっこいどっこいだ。息子はまだしゃべれたのでぎりぎり健常というレベル。あまりむげにするよりは仲よく遊んでもらったほうがいいだろう、と私も気をつけながら何日か過ごした。

しかし、あるとき、娘と意思が通じない、何かを拒否されたことに腹をたてて、Sくんは娘に殴りかかってしまった。慌てて飛んでくる先生方や他のお母さんたち。泣き出す娘。幼いながらも口だけはものすごく達者だった娘は「あの子がいるから幼稚園に(おにいちゃんのおむかえに)いかない!」とか言い出すし。

たぶん、Sくんは娘を可愛いお人形のように思ってたんだろうけど、結構弁は立つし、意思をはっきり表現できる。たぶんそれが、気に障ったのだろう。気のせいか、それからしばらくSくんの姿を見かけなくなってしまった。小学校で、介助の先生に付き添われ、運動会などの行事に参加してるのを見たけれど。

そのS君も、他の子よりちょっとだけ落ち着きが無いとはいうものの、今日は介助もなくちゃんといかめしい卒業式に出席している。何度も練習したのだろう、一同礼のところではちゃんとできてるし、歌も歌ってる。退屈な来賓のお話にも、ちゃんと座っている。

なのにうちの子ときたら…(つД`)

S君とうちの不登校息子は、意外と差は無いと思う。言葉が遅れていたか、むしろ進んで一見賢そうに見えたかくらいだ。S君はきちんと周囲の理解と保護を受け、適切な指導を受けて、ここまできた。息子はそうでなかったから、ここにこられなかったのか…

同じように赤ちゃんや幼稚園の頃から知っている子がほとんどなのに、息子の姿がない卒業式。みんな立派になって、と他のお母さん方と同じように感動し、涙も浮かべた。大変良い式であった。

義務教育なので、出席日数が足りなかろうが、明らかに学業その他を受けていなかろうが、息子は本日を持って卒業する。

同時に、このブログでの「不登校息子」名称も卒業しなくてはならない。

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2007年3月12日 (月)

アスペに有効? ロボット教育

ロボットを作る教育をする先生と話をしたことがある。

ロボコンというと、コントローラーを使って格闘させたりというようなイメージをもたれるかもしれないが、子ども用のその教室は「自律型」という、プログラムと設計をしたあとは、完全に自力で判断させ、課題をクリアさせるというものだ。

レゴブロック、パソコン、ロボット…アスペルガーの子がものすごく興味を持ちそうなものばかり。しかしこの教育の本当に良いところは、チームでひとつの作業をすることにより、そういう子が苦手とするコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を身につけられるということだ。

「極端な話、順位なんかどーでもいいです。パソコンの知識やプログラムの技術が身につくのも、おまけみたいなもの」と、その先生は仰る。「たとえば大勢の観客の前でパフォーマンスをしたり、自分の工夫したところを審査員にアピールしたり。そんなこと今までできなかったような自閉の子だってやっているんです」と。

実際、アスペっぽい子は多い、という。しかし特にそういうことを触れ込んでいない。「もしもアスペの子に最適、なんて宣伝とかしたら問題になるし、そういう子ばかり集まっても教室が成り立たない」そうだ。

というわけで、この話は公然の秘密。もしもアスペルガーの子に悩んでいる方がこちらにいらしていたら「もし、お近くにそういう教室があれば、ぜひ体験教室でも行ってみてください」とだけ申し上げる。

こんな教室があるのを知ったときには息子は大暴れしてしまっていた。

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2007年3月11日 (日)

学生証偽造!?不登校息子の計画

自分を証明することが出来ず、とぼとぼと帰路についた私たち。

「俺、学生証作ろうかな」息子が言い出した。

学生証自体は、発行してもらっている。が、撮影日にいなかったため、写真が貼ってないのだ。私も何度も、自分で撮影したのでも貼っておけば、と言っていたのだがめんどくせ、の一言で放置していたのだ。

「学校に受験用の(使わなかった)写真があるからさ、それをぱくってきて貼る」「ぱくるのはまずいでしょう」「いや、それは俺のもので、俺が家に持って帰ると失くすから置いてあるだけ」

はあああ?受験用の写真と言うのは、履歴書くらいのサイズではないのか?「うん、それを切って貼ればいいよ」「切ったら、まずいでしょう」すると息子は「はあ?バカじゃないの?ああいう写真は普通切って貼るんだぜ」

んなこたあわかっている。私が履歴書何枚使ったと思っているんだ。

Photo1 証明写真の類は、きっちりその大きさのこともあるだろうが、履歴書用のものは用紙にあわせてある程度調節できるよう、若干ゆとりを持って撮られている。(イメージ画像参照)この余白分を切り取って、頭部全体と肩くらいまでをトリミングしたものを貼るのが普通だ。Image1 (画像参照)

このようにすれば、何も問題はない。が、たしか息子の持っていた学生証は小さく、履歴書用くらいの写真をカットしたらあわないのではないかと思う。

Image2 これは、さすがにばれるだろう……。

ようやく息子も理解できて笑った。ふう、こんなことも理解させるのに苦労するとは…

「じゃあ、俺自分で撮影して作ろうかな」

卒業目前でか…。だんだん、入学してからでいいかあ、という気分になってきた。

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2007年3月10日 (土)

不登校って携帯買うのも大変です!

進学を機に、息子に携帯を買ってやろうと街中に呼び出した私。さすがに息子も喜んで出てきた。

それにしても、世の中携帯電話屋さんだらけ。50メートルくらいのところに3軒あったりして大変だ。私など、子供との連絡用にと5年くらい前に0円で購入したのをまだ使っているのであまりこういうところを覗くことも気にすることも無かったが、見て回るのはそれなりに楽しかった。

息子も最初は「0円で、何でもいい」と言っていたが、見本を見たり、手に取ったりしていくと好みがわかってくる。薄いのよりも、重厚なの。開けた時、ガチャ!とかっこいい音がする方が良い、といい始める。そこでほれ込んでしまった機種が、ドコモのN902iX HIGH-SPEEDだ。あとで調べてみたのだが、この機種、発売当時は4万円もして、そのメカニックぽいデザインから「ガンダム携帯」の異名をとっていたそうだ。さすが。

「これください」と店員さんに声をかける。「新規ですか。身分証明書は、お持ちですか」あらかじめ息子には保険証を持ってくるように言ってあった。が、「保険証だけでは…他にお持ちではありませんか」

金融機関もそうだが、携帯電話も本人確認がものすごく厳しくなっている。私の名義で追加するのならまだ良いのだが、できれば運転免許証かパスポート、それがなければ保険証以外にもうひとつ、クレジットカード、公共料金の払い込み票(本人名義)が必要になるという。未成年はほとんどダメだろう。

「学生証は?」「ねえよ」

そう、息子は不登校生活がたたり、年度初めの学生証の撮影日を欠席したため、2年生の頃から学生証無しの生活なのである。中学生料金で映画を見ることも出来ない。

「となると、あとは住民票しか…」店員さん、ないないづくしの我々を、鼻で笑うように案内してくれた。今回は私の名義にして…ということも考えたが(若者割引が無くてもタダ同然価格だし)、なんとなくイヤな気分になり「じゃあ今回はいいです」と、店を後にした。

息子はまだ、今中学に籍を置いているし、一応春から通う場所もある。しかし、本当に引きこもりになっちゃったりしたら、自分を証明することもできない。銀行に口座を持つことも、携帯を持つことも。いや、私だって今はパスポートも失効しているし、運転免許もない。事実上私が払っていたとしても、公共料金の名義は夫のものだ。

これからの時代、自分であることを証明するのが大変だ……

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FFTのムービーすごい!

息子の携帯を買おうと約束したが、息子は寝起きで体調が悪いと言い、休日出勤のあった私が先に家を出て、仕事を終えた頃待ち合わせようということになった。

待ち合わせ場所は、ゲームショップだ。ここにはパソコン売り場もあり、たとえどちらかが遅れても、ストレス無く待っていられる。本当は、私の仕事が長引くといけないと思ったのだが…。

ここで20分も、待たされるとは。おかげで店頭大画面で展開されていたスクエア・エニックスの新作情報ムービーを堪能できてしまった。って、このところスクエニは話題作…というか、昔からのファンには見逃せない作品が続々登場するらしい。FF12レヴァナントウィング、キングダムハーツ2ファイナルミックス+チェーンオブメモリー、フロントミッションファースト、聖剣伝説ヒーローオブマナ、そしてファイナルファンタジータクティクス。全部のムービーはさすがに見ごたえがある。仕事中、その存在に気づけても、とても全部は見切れない~~

とくにファイナルファンタジータクティクスのムービーは圧巻!あの絵が、3Dになって動いてる!というだけでももう驚き。以前雑誌などでは見たけれど、これだけで財布が全開してしまいそうだ…。遊んでいる時間はとてもなさそうなのに~~

さ、最初の修道院のシーンだけでもがんばって見るか…(とかいいながら、またラムザを立派な算術士に育てている自分が予想される)

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2007年3月 9日 (金)

世も末な我が家~ネットに依存しすぎです~

「俺、火曜で学校行くのやめるわ」

と、不登校息子が言った。「って、もうすぐ卒業なのに????」慌てた私。いくらもう進路も決まったと言っても、これまで不登校をし続けていたのだ。中学という公共サービスを受けられるのもあとわずか、一日でも多く登校して欲しい。

「だって、火曜が卒業式だもん」ええええええええーーーーーーっ!たしか、年間行事予定で違う日だと思って、午前休ませてもらうように届けてたのに。「本当なの、それ???」これはニコニコ動画なんか楽しんでいる場合ではない。慌てて中学のホームページを探し、調べた。

ここで初めて気づいたのだが、この学校、保護者へのお知らせをホームページに逐一アップしていた。私はまったく見たことの無い「お便り」が、ここでちゃんと読めるのだ。それを早く知っていれば…orz 「別にいいよ。来なくても。仕事で来られないんなら」と息子は言うが、そうはいかない。たしかに日々忙しいが、幸いその日にアポは入れてないし、だいたい卒業式とか入学式とか葬式とかは、万障繰り合わせて行くものなのだ。卒業式なんて、なんの意味があるんだ?という息子にこそ、親がそういう姿勢を見せてやらなくてはいけない。「何を卒業するのだろう」とか「支配からの卒業」とか難癖つける若者は、息子が最初では全っ然ないのだが。

それにしても、子どもの卒業式の情報をネットで得るなんて。以前、ごく近所の八百屋が閉店するという情報を、ネットで見つけたことがあった。いつもそこで買物をし、別荘で採れた野菜をおすそわけするほど仲の良かった(非常識ともいえる)親も、それを知らなかった。すごい時代が来たな、と当時思ったが…

ところで娘も卒業するはずなのだが、卒業式の案内の手紙なんか、絶対無いと言い張っている。そんなわけはないのだが…ああ、こっちの学校のHPには、何も載ってない…どうしよう…

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

アンジェラ・アキさん、再婚おめでとうございま~す。ミュージックステーションを見ていたら、アンジェラさんと、なんとゆずとコラボした葉加瀬太郎さんも出ていた。妙にFF12を髣髴とさせるミューステだった。

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2007年3月 8日 (木)

不登校息子が後輩をねぎらう

郵便ポストに、息子宛のものが二つあった。

ひとつは高専のお手紙。うわああああああぁぁまた、振込用紙がぁぁぁぁ。

もうひとつは、後輩がポストに直接入れたらしい、「3年生を送る会」の招待状だった。

とは言っても、私も息子も、その差出人を知らなかった。1年生のその子は、たどたどしい字で、先輩への感謝の気持ちをつづっていた。

中学生生活も残りわずかになってきました。三年生のみなさんは、ぼくたち一年生にたくさんのことを教えてくださいました。

「…教えてねえしwww」息子は笑った。入学してまもなく不登校気味になり、2年生の始業式で、完全に教室に入らなくなった息子が、一年生に何の世話をできただろうか。娘なら、交友関係がものすごく広く、兄と同級やそれ以上の先輩、またずっと下の後輩とも交流や情報網があるので問題ないが、息子は、幼稚園からずっと同じクラスの子でさえ、存在を知らないくらいの子なのである。うすぼんやりと多くの人がいる中で、ヒトと認識できるのが、同じようなオタクの子だけ!という子だ。

たとえば入学して間もないころ、何も知らないぼくたちに校歌を一生懸命教えてくださいました。教えてねえし!!」というか、校歌、ろくに覚えてもいないらしい。

あと、体育祭での応援のしかたも、のどがカラカラになるまで教えてくれました。教えてねえ!!」体育祭なんか、当日ちょっと顔を出しただけだ。

「しかしなあ~。俺も小学生の頃、知りもしない先輩に感謝状書かされたぜ。俺みたいなのに感謝状書かされるなんて、運が無いな、このK君」息子は、顔も知らないK君に同情した。「俺だって知らない先輩に感謝状書くなんてつらかったし、俺みたいなのに感謝状書かれる先輩だって、イヤだったと思うぜ?」さあ、それはわからない。息子は昔から、とても個性的な子として妙に有名だった。町を歩くと、いろいろな子から「おう、もこみちー(仮名)」と声をかけられたものだ。息子も「おうー」と答えるので「あら、知らない子だけど、何年生?」と聞くが「知らない」という。それなりに人気があったと私は思うのだが、とにかく本人にとっては周囲はぼんやりとしたヒトだけで、極端に気が合う…オタク体質の子だけ、はっきりと見えるらしいが、それもどこの誰だか知らないし、知ろうともしない。

そんな息子が、会ったこともないらしい子に同情してるなんて。

少し、成長したようではないか。

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2007年3月 7日 (水)

息子に歌って聞かせたい名曲を発見すますた。

不登校息子も、もうすぐ卒業式を迎える。

娘と連ちゃんなのでつらいが、一応会社には午前中休ませていただくことにしている。

が、とても心配だ。果たして肝心の息子は出席するのだろうか?

秋に「進路説明会」があり、これはなんとしても出なくてはと時間を貰って出席した。体育館の前方には生徒たちが座っており、私は息子の姿を探した…が、まったく見つからなかった。「たしか、今日は絶対に出るとか言っていたのに…」と不安になりながら一応話を聞き、会社に戻って、帰宅。「あんた今日いた?」と聞くと「いたよ~」と言う。「見つけられなかったわ」というと「あ~そうだろうな~2階にいたから」

息子、意地でもクラスメートと同席したくないらしく、同じ不登校仲間と2階席で話を聞いていたというのだ。

天覧試合かよ。

となると、卒業式でも特設席でご臨席、という超VIP待遇になるのかもしれない。うわあ、そんな卒業式出るの、いやだなあ。

いやいや、結局起きられなくて、私一人が出席するという事態も考えられる。そうなったら、顔写真を抱えて涙ぐみながら出るしかない。

さて、進路が決まってもまだまだ超マイペースな息子に、ぜひ歌って聞かせたい歌をネットで発見した。この感動的な詞を、昨年の紅白で日本中を感動に包んだあのテノール歌手のように、朗々と歌い上げたい。

私の部屋の前で泣かないでください
そこに私はいません
ひきこもってなんかいません
電子の風に 電子の風になって
このインターネットを

吹きわたっています

祭りにはいち早く参加し
暇なときはエロ動画を落としまくる
 
朝から実況板にへばりつき
夜はお気に入りスレを保守しまくる
 
私の部屋の前で泣かないでください

そこに私はいません
閉じこもってなんかいません
電子の風に 電子の風になって
このインターネットを
吹きわたっています

。・゚・(ノД`)・゚・。感動した…

息子には「息子のトラウマを増やすのがそんなにおもしろいかwwww」と笑われた。

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2007年3月 6日 (火)

息子の独自の倫理観~やっぱりお金を盗む気だったか~

子どものお小遣いというのは、各家庭でいろいろルールがあると思う。

お手伝いなどをしたらあげる、という家庭。反論もあるだろうが、等価交換、勤労の代償として代価を得るということを学ばせたいという考え方はある。

多いのは、毎月一定額を与える家だろうか。それも、多目に与えて文具や昼食代などの経費もそれで賄わせるところや、そういう経費は別途にして自由に使える純粋な額を与えるところが多いだろうか。

私は、お小遣い帳をつけさせ、お小遣い日に提出するシステムをとっている。私もそうだが、息子がそういうことが非常に出来にくい性質だからだ。

息子は自分のものの管理が極端に出来ない子だ。失くすし、壊す。部屋は散らかり放題だし、時折誰のものかわからない制服や玩具が見つかる。

また、決められたルールが守れない。自分が納得すればむしろモラルも高く、しっかりした子なのであるが、自分が納得できないことには絶対に従わない。独自の倫理観を持っており、「俺が必要ないと思うから」という理由で、他の子たちがやることを絶対にやらない。小学校まで不登校にならなかったのは、周囲が息子に合わせてやったからだ。それはありがたい面もあるが、それでは息子は永遠に社会のルールに従うということをせず、独自のルールで動くことになってしまう。

それでは、社会人としてやっていけない。

俺ルールで周囲が動いてくれるわけがない。こういう性質の子には、「みんなと同じにする」などという当たり前のことが一番難しかったりするのだが、それでも「決められた時間を守ろう」「出せといわれたものは出そう」とか、きちんと教えてやらなくては、どこまで偏狭な人間になるかわからない。

そういうことを学べるようにと、幼少の頃から「お小遣い帳を提出しないと、お小遣いは無い」という、厳格なルールを敷いてやってきたのだが…

「不登校君は、『困る』ということができないようですね」と、最近臨床心理士さんに言われた。なるほど、と思った。普通の子なら、困らないように言われたことをやるのだが、どんなに怒られても、周りが迷惑だと言っても、「困る」ということができない。お小遣いがもらえないのは困るから、ときちんとお小遣い帳をつけたり見せたりできない。中には親に知られたくない出金もあるのだろうが、それを適当にごまかして報告するという悪知恵も働かない。「うそも方便」というようなことができないのだ。

一方しれっと嘘をつく能力もある。息子はお小遣いをもらえなくても、親の金を盗むことで問題を解決するようになってしまった。彼の言い分は「お小遣いをくれない親が悪い」であり、自分は正当。お小遣い帳はいつも紛失するが、自分はちゃんと置いているのに無くなる。だから自分は悪くない。お小遣い帳が無いというのに、新しく買わない親も悪い。部屋の片付けはしない。する必要もない……である。

以前に息子対策にバッグを買い、鍵をつけたと書いた。しばらくは大人しくなり、おじいちゃんの仕事を手伝ってお小遣いを貰ったり、私もあまり締め付ける一方ではいけないと「とりあえず残高を計算して出せばいいよ。これからはきちんとしようね」と、お小遣いをあげた時期もあったのだが、最近やはりお金の減りが異常に早い。また、昨日の額より、明らかに2000円少ない!と気づくこともあった。

失望した。息子は、やはり成長していなかったのか。

よく調べると、鍵を閉めてはいてもファスナーは拡げられ、腕一本くらいは入れられるようだ。そうなれば財布や、お金を抜くくらいはできてしまう。本来は、たとえお金がむき出しであろうとも手を出すものではない、と教えたいくらいだが、息子は「俺ルール」で「とれるものはとってもいい」と解釈してしまうようだ。取れないようにしたものを取れれば、それはゲームをクリアしたご褒美のようなものくらいに思っているのだろう。

そこで私は、布の巾着袋を買ってきて、それに財布を入れ、バッグの中に入れた。その作業を何気なくしていたが、息子はそれを見てぴんと来たようだ。

ばれた。やられた。あれでは、お金を取れても元通りに巾着を閉めることはできない、と。

…昨日から息子が必死でお小遣い帳システムの撤廃を求めてきた。ようやく、息子は「困る」ことができたようだ。このようにシステムの見直しを求めるのはまだ、前向きな問題解決方法だ。私は、小遣い帳はない、システム手帳もとうに失くした、などという話を聞いてはやったが、ますますこのシステムを続ける必要を感じる、と答えた。お金についてきちんとしていること、管理能力があること、ルールを守ることができなければ、社会に出てから確実に大変なことになるのだから。

★ ★ ★

テレビで、小学生を殺害した元塾講師側がアスペルガーを理由に減刑を求めたというニュースをやっていた。気分が重い。これでますますアスペルガーが叩かれることになりはしないかと。

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2007年3月 5日 (月)

カーナビvs人間~世界まる見えよりすごい死闘~

あなたはカーナビを2台、同時に動かしたことがおありだろうか。

私の父は、買い替えの時にそれをやったことがある。同じメーカーのもので同じ目的地を指示したのだが、いやあ、意見の分かれること分かれること。一方は直進しろといい、一方は右折しろという。一方の道を選ぶと、もう一方が慌てて計算しなおし、また違う道を選ぶ。両方によい顔をしていると、ぐるぐる同じところを回るハメになったりする。おもしろいドライブであった。

昨日は、また新しいカーナビで、とある場所に出かけたのだが、こんなことがあった。

Tizu1 我々はに行くべく、進んでいた。緑の矢印が、車である。赤い道は、有料道路。しかしカーナビはすぐ先の交差点で左折し、有料道路を行けと言う。

「冗談じゃない。あたしはこのあたりをいつも歩いているのよ。有料道路なんて使う意味無いわ。左折したら、すぐ右折して旧街道を行けばいいわ」

父は、カーナビよりも娘の私を信じてくれた。

左折して、先の交差点で右折、旧街道に入った。

Tizu3 すると慌てたカーナビ、何を思ったのかすぐ先の交差点で右折し、ぐるりと回ってもとのところに引き返し、有料道路へ迎えと言う。到着予想時刻も大幅に遅くなった。

「はあああ?別にこのまま直進していいよ。このずっと先の、●●交差点で左折すればいいわ」

父は、またも娘の意見をとった。私は仕事のため、このあたりはよくウォーキングしている。ここの店はこうなのよ、とか、このあたりは●●でね、などと観光案内もできるのだから当然だろう。さて、●●交差点に来た。カーナビは、さらにそこで右折し、もとに戻れと指示する。私は叫ぶ。「左折!左折!」

Tizu5 ●●交差点で左折。このまままっすぐ行けば目的地だ。「本当に、いいんだな?」父も、カーナビの強気な姿勢に不安になったようだが、だから、私はこの道をイヤと言うほど歩いているんだってば!  先日は会社の上司の車に乗ってここを案内したが、あまりの遠さに「これは人間の歩く道じゃない」と言われた。たしかに、この図ではたいしたことないように思えるが、地獄のロードなのは間違いない。が、私がいつも仕事で歩いている道だと言うのに、まったくお茶目な上司である。

さて、あと5分もすれば左手に目的地が見えるわ、というのに、カーナビはもっとお茶目なことを言う。まさに目的地がある交差点で右折しろ、というのだ。右折。

Tizu6 案内路線は、ピンクの道だ。って、

なんですぐ目の前に看板さえ見えるというのにわざわざ右折させるんだああああああ!

で、なんで執拗に有料道路に導くんだあああああああぁぁ!?

カーナビって、道路公団かなんかの回し者ですか?どう考えても、あと3分ほどで到着なのに、カーナビちゃんは右折して大幅に迂回して、あと15分ほどで到着です、とか言っている。

「もう、いいな」父は、カーナビを切った。残念。いっそこのままとことん逆らって、目的地に到着してやったらカーナビがどんな顔をするか見ものだったのに。しれっと「到着です。お疲れ様でした」とほざくか、「ここを左折です」などと、とことん有料道路に取り込もうとするのか。

というわけで、私WIN!どこまでも有料道路を使わせようというカーナビとの死闘に、私は勝利したのである。人間の知恵と経験と勇気は、まだまだカーナビに勝る!

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2007年3月 4日 (日)

グロ好きな妹は好きですか~活きナマコを調理しました~

昨日は娘のためにささやかなひなまつりを催した。ただし、私は夕方まででかけていたので出来合いのひな祭り寿司がメイン。しかしそれではなんだなあ、と一応ハマグリの潮汁と、運よく活きナマコが安く売られていたので買い込んだ。

最近、密漁もあってどんどん高嶺の花になりつつあるナマコ。切りナマコも滅多に口に入らない庶民の我が家では、活きナマコを調理したのは初めてではないだろうか。

私が調理した記憶があるのははるか古、独身時代だ。「たしか、粗塩でしごくようにするんだよなあ」と、でかいナマコをまな板に載せ、塩でぬめりを取り始めた。で、娘を呼ぼうと思ったのである。

我が家の姫君は、昔からグロ好きである。

よちよちの頃から蛇の赤ちゃんやなめくじ、みみずと戯れ、虫の幼虫の類も大好きだ。ドライブ中娘が車酔いをおこすと、釣具の「上州屋で休憩しよう」となり、娘を釣りの生餌であるゴカイなどの水槽に連れて行ったものだ。

通常、それはとても気持ち悪く、むしろそっちのほうが具合悪くなるやん!と突っ込みたくなるのだが、彼女の場合はそのにょろにょろ、うねうねとしたものがむしろ元気の素になる。

魚をまるごとさばくときはよく声をかける。幼い虫愛ずる姫君は、喜んで台所にとんできて、「ないぞう~~ないぞう~~~♪」と、魚の内臓を触り、白子や卵巣、肝などをとりわけては煮付けにしてくれた。最近はすっかり生意気になって、そんなにお料理してくれなくなったけど、さすがに珍しいなまこと聞いてはいてもたってもいられなかったのであろう、「なまこーーーーーーーーっ!!」と、すっ飛んできた。

手を洗い、塩で板摺りを体験。どんどんぬめりがとれ、肌が見えてくる。ぷっくり膨れていたナマコだが、腹の中の水を、続いて内臓を吐き出し始めた。

この段階で「いや~~ん、気持ち悪い~~~~」というのが普通の人だと思うのだが、娘は大喜びだ。私も「おお、コノワタコノワタ」と内臓を集め、内容物をしごきだして別容器にとっておく。かの「美味しんぼ」で、マリコの祖父をうならせた美味だ。大事にいただくことにする。

よく水洗いをして、ぬめりと塩を落とす。娘、大満足でゲームか何かに戻った。切る作業には興味が無いらしい。

ホワイトアスパラとスモークサーモン、ベビーリーフのサラダに、潮汁に、たっぷりのナマコの酢の物。「うわあ、輪切りだ、贅沢~~~」息子にとってナマコはばーちゃんちでたまに食べる「切りなまこ」というもので、もっと薄く、どちらかというと半円に近いものだったらしい。ついさっきまで生きていたナマコを口に含み、しこしこむっちりした食感と磯の香りを楽しむ家族。至福である。

写真撮っておけばよかった…とも思ったが、グロ画像でしかないのでやめてよかった。

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2007年3月 3日 (土)

旧友とひなまつり~ラッキーマンの歌ってすごいですね

数年ぶりに旧友と会い、食事とカラオケを楽しんだ。あちらも子どもが不登校だったらしく、お互いにいろいろ話し合えた。

で、カラオケだが、友人もアニメ・ゲーム大好きということもあり、アニソン大会になるのは予想できたが、なんだか今日の私は地雷を踏みたい気分。選曲も地雷になりそうなものばかり選んだ。なつかしのロボットアニメvol.1は、トライダーG7、ダイオージャというマニアックなラインナップから途中いきなり女性ボーカルのボルテスになり、締めがコンバトラーという、ガンダムの影で忘れられがちななつかしのサンライズもの大集合でおもしろかった。が、全部歌いこなせる私は一体なんだ。急に思い立って初めて歌った「晴れハレユカイ」。自爆テロだ。これも初めて歌ったボボボーボボーボボの「バカサバイバー」、意外とうまく歌えたので練習しよう。「オトメロディー」、何かの罰ゲームか。

どちらかというとおしゃれ系の歌をうたった友人に対し、変な歌ばかり歌う私。最後は「ラッキーマン」で締めた。

アニメ「とっても!ラッキーマン」のテーマソングは、あの八代亜紀さんが歌っている、知られざる名曲だ。

いきなり

沖のかもめ~~ぇに

で歌いだし。あの「舟歌」ではないか、と思うと

ふかしいもとられて ついてねぇ~~~

である。このアニメは、運だけで勝ちまくるというふざけたヒーロー・ラッキーマンの活躍物語であるため、オープニングもラッキーがテーマ。そのラッキーマンが変身後に言うせりふが「ラッキー クッキー 八代亜紀!」というのだが、恐らくその縁で演歌の御大がアニソンを歌うことになったのだろう。

それにしても、歌詞がすごい。「ラッキークッキー八代亜紀」のフレーズも入っているし、私はカラオケで2番、3番も初めて知ったが、「よく歌ってくれたよね」と二人で感動。

お金をひろったことありますか わたしいつもひろってます
ひろってひろってひろいまくる
それがわたしだ ラッキーマン

って、いいんですか、この歌詞!切ない女心や、北の酒場の慕情を歌う八代亜紀さまが、こんな小銭をひろいまくるようなせこい歌を!

のぞいてごらん 湯飲みの中を
君にも見えるさ茶柱が

ああ、3番は茶柱にさえ頼っている!

北島三郎や天童よしみ、小林幸子、森(元)夫妻など、演歌の大御所も意外とアニメソングを歌っているものだがこの黒歴史感は随一だろう。ご自身のコンサートで歌ってるんだろうか?テレビで歌うことなんか、きっとないんじゃないだろうか?
もしもアニメなんか知らないような普通のおじさんおばさんの前で「八代亜紀歌いま~す」とこれを歌ったら、ヒーローになれそうな気がする。

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2007年3月 2日 (金)

ひなまつりですね~いつお雛様を買うのか聞いてみました

仕事柄いろいろな職業の人に会い、雑談させていただくことのある身。最近、雛人形などを扱う人形屋さんとたっぷりお話をさせていただいた。

最近の雛人形はすごいらしい。私の子供の頃は、ある意味最悪の時代で、プラスティックやナイロンなどの「新素材」が使われ、またお雛様のような日本の伝統が、西洋重視で軽んじられたこともあり、正直粗悪なものが出回った。私くらいの世代の親が、娘は生まれたが「お雛様はうちにもあるから」と、痛んだ屏風などを買いに店に来て、あまりの豪華さ、質の良さに結局全部買い換える、ということがあるらしい。

たしかに、そのお店のお人形は、素晴らしいものが多い。正絹に刺繍とかは当たり前。ビロード地の着物や、正倉院の着物を参考にした柄とか、着物だけでもバラエティに富んでいる。道具類だって、それだけでもちょっとした工芸品として飾ってもよいくらいのお品が揃う。総蒔絵の牛車なんて、実際には平安貴族も乗れなかっただろう。

いろいろ話を伺った。雛人形は、顔専門、体・着物専門、道具専門、というそれぞれの職人さんがいて、別々に作っているらしい。「だから、ほら」とご主人、お人形の首をすぽっと抜いた。ひゃー。

雛人形の首は簡単に抜け、自由に挿げ替えられるのだそうだ。だから、この顔は気に言ったけど、着物はあっちのほうが…なんていう時には、その組み合わせにしてあげちゃうという。そうだったのか…。

うちにも娘がいるが、うちにはお雛様がいない。自分自身、小さい頃お雛様が好きでなかったこともあるし、何より上の息子がちょっと前まで「人形恐怖症」だったのだ。洋の東西を問わず、アンティーク人形を見るとパニックを起こしたのだ。

それが最近、「ローゼンメイデン」に夢中なのは皮肉なものである。

そんなわけで雛人形とは縁の無い生活だったのだが、これだけ素晴らしいものを見ると、今更ながら娘にこういうものを買ってやれなかったのを悔やむ。

「お雛様って、大体いつくらいに買うものなんでしょうか?」と質問すると、一番多いのは、立春を過ぎたあたり、大安とか、土日が忙しいという。じゃあ、いつくらいが最後??と疑問を持ったところで問わず語りで答えてくださった。

「うちの今の記録は、3月3日、当日ですよ。あの記録は破られないなあ~~」

おおおおお。いるんだ。近所の大手スーパーでは、ひなまつり前の今日あたりはとうに五月人形コーナーに様変わりしていたが、3月3日の当日になって、慌てて買いに来るお客様は存在したらしい。て、その日に届けてもらうとして、組み立てて、お祝いして、すぐお片づけか…ちょちょっと飾れる親王飾りならまだしも、5段飾りなんて、考えただけでめまいがする。生鮮品みたいに値引きされるのでも待ってたのだろうか…て、店長、この記録を破ったらそれはすごすぎます!

そんな話をしながら、うちも良いお雛様が欲しいなあ…などと考え始めてしまったのだが、予算もないし、あの素敵なお雛様だけ!親王も屏風もいらないから!なんて買い方はできるのだろうか…などと考えた。

独身びな

うう、なんだか縁起でもないな。

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2007年3月 1日 (木)

FF6~狂信者の塔の歩き方

忙しいのを理由に、FF6が滞りがちだ。FF6は、前半はある程度決まったストーリーがあるが、後半は変貌してしまった世界を、はぐれた仲間を求め、また隠された秘宝を求めながら自由に探索できるようになっている。この後半が、アイデアの宝庫!ありとあらゆるところに隠しダンジョンがあり、それぞれが一筋縄ではいかないような仕掛けだらけ。これが実におもしろい!

で、今私は狂信者の塔にいる。この中では、「まほう」と「アイテム」のコマンドしか使えない。ところが敵は魔法を跳ね返す「リフレク」状態だったりする…という低層で、途方にくれることもある。「そうか、こっちもリフレクになって攻撃魔法を跳ね返せばいいんだ」と上り始めたあたりで、リフレクを貫通して敵味方関係なく巻き込む「クエイク」だの「メルトン」だので攻撃する敵が現れ、全滅することも珍しくない。塔の中はセーブポイントも無く、「アスピル」で敵からMPを吸い取らなくては体力が尽きる。誰かにリフレクトリング、また何人かにはてんしのはねを装備し、宝物をとり、ホーリードラゴンを倒しながら最上階まで進み、貴重な「ソウルオブサマサ」を手に入れ、降りようとしたところで現れるボス・マジックマスターが凶悪だ。攻略法はいくつかあるが、本当に魔法を使いこなしていないとこの塔はクリアできない。もちろんウーマロに暴れさせるという手もあるが、せっかく大量に魔法習得値をくれる…というか、それしかくれないのに、魔法を一切覚えないキャラを連れて行くのはもったいないし。

で、何度もこの塔をクリアしてきた私も、先日油断して、マジックマスターを倒しており始めたところで、「トルネド」→「クエイク」の波状攻撃で全滅したwちくしょー「まほうレベル60」!

なんかもう、意地でも「このメンツで、レベルアップもしないでクリアしてやるぅ!」と固執している。…時間が無い身なので、本当にいつゲームをクリアし、アドバンス版の隠し要素を楽しめるのやら…

さて、そんな私だが、アドバンス版ならではの冒険もしっかりしている。

地獄のようなこの塔で、「オアシス」ともいえるようなモンスターが登場する。ひとつは「まほうレベル80」。前にも何度かここで書いたミスティの色変わりで、やはり「リレイズ」などの利他行動をすることがある。もうひとつは、FFシリーズの名物モンスター「マジックポット」だ。

FF12では全滅必至とも恐れられたマジックポット、どの作品に出てもとても不可解な行動パターンで、毎度現れると緊張する。で、FF6のマジックポットに関しては、これ以上ないくらいのおいしいモンスターなのだ。

現れると、「ハイポーション」「エーテル」はては「エリクサー」などのアイテムを惜しみなく使ってくれ、とことん疲れた冒険者を癒してくれる。そしてとっとと「とうそう」し、置き土産に「魔法習得値5」まで置いてってくれるのだ。のんびり回復してくれる間に「アスピル」でMPをいただいてもイヤな顔をしないし、ボランティアに精を出してくれる支援団体のような方々だ。

しかし。アドバンスでは「モンスター図鑑」というシステムがある。あると埋めたくなるのが図鑑だ。本来倒さなくてもいいし、倒すなんてこの恩知らずが!というマジックポットで、実は私もこれまで倒すことなく恩恵をいただいていたのだが、なんとなく1体でも倒さなくちゃいけない気がしてきた。

一応、攻撃魔法は一通りはなってみる。大体、魔法が発動するかしないかで逃げてしまうことが多いのだが、マジックポットは属性魔法は吸収してしまうようだ。無属性魔法なら効くかもしれない。が、うちのメンバーでメテオ、アルテマを使えるのは、今連れてきていないガウだけだ。ウーマロなどバーサク状態のキャラでも倒せるだろう。マジックポットのMPは、たったの100だ。しかし、ウーマロは前記の理由で連れてきたくない。それに味方にバーサクをかけ、暴れさせる前に逃げられるのがオチだw

で、ドレインをかけてみた。おお、きっちり100、セリスが吸い取った。可愛そうなマジックポット、これで最期か……と思ったら、「とうそう」した。はあああ?HP0にしても死なないの????

と思ったが、図鑑を確認したら、1体、倒したことになっていた。死んでも逃げる習性があるらしい。

で、今「ソウルオブサマサ」を手にして塔を降り始めるところである。ここでマジックマスターや雑魚に倒されれば図鑑もパア。スリル満点、それが狂信者の塔なのである。

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