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2007年4月 7日 (土)

アニメ花盛り♪な土曜日~ケロロOPがまたまたマーチに~

4月。アニメ新作が花盛りである。平日はほとんどアニメが見られない私だが、今日はようやく新作ラッシュを楽しんだ。

まずは「ブルードラゴン」あのFFの生みの親・坂口博信氏と鳥山明の強力タッグでXBOXのキラーソフトと喧伝されたゲームのアニメ化である。実にオーソドックスな物語の始まり。絵もきれいだし子供にはとてもわかりやすくまとまっているけど、昨年度は「カオスアニメタイム」として盛り上がった時間帯。少しものたりないな…と思っていたら、予告編でやってくれた。松本零士先生に訴えられなければ良いが。

「ケロロ軍曹」もこの時間に復活。わーいこれからはリアルタイムで見られる~。で、OPがいきなりこれだ。ニコニコ動画にはもっと高画質のものも出ていたが、懐かしい「ケロッとマーチ」の新作。歌うのはこりん星人の小倉優子と、財津一郎さんである。

仮にも宇宙人であり、アニメソングもいくつか歌うおぐゆーはともかく、財津一郎さんとは驚いた。あまりにも大物過ぎて足が震える。「てなもんや三度笠」などでテレビバラエティの草創期を築いた、テレビタレントの大先輩だ。アニソン歌手としては「花のピュンピュン丸」(原作・つのだじろう)の実績があるが、四角い顔と、当時のお笑いタレントきっての美声が特徴。ついでに、新撰組の近藤勇にものすごく似ていて、たしか草刈正雄主演の「鞍馬天狗」では近藤役を熱演。未だに、私はこれほどイメージぴったりの近藤勇はいないと思う。

最近テレビでお見掛けすることも無く、さすがにかつてほどの声量は…とは思うが、まさかケロロであの「キビシィーーーーーーーーーーっ!」を拝聴できるとは。しかし、私の年でも「てなもんや」を見たわけでもなく、まして今のアニメファンである年齢層には「知らない人」らしく、そのすごさが理解されていないのが少し残念だ。

土6のTBSは、「地球へ…」が登場。前作「奇妖士」打ち切りはつらいが、私世代には懐かしい名作だ。「かみほーっ!つうとぇらあぁ!」のダ・カーポの歌でおなじみの映画版も見に行ったが、絵はあれよりはるかにきれい。しかし70年代竹宮ワールドのSF、今の時代に需要はあるんだろうか…?なつかしく、うれしく、不安だ…。キースの声が子安さんらしいが…子安さん、宇宙モノとよほど相性がいいんだろうな。

それからアニマックスでようやく「ああ無情 少女コゼット」開始。あの「名作劇場」の何年ぶりかの復活だが、どうも地上波では見られないようだ。名劇が地上波で、どんな親子にも見られなくてどーする。

なぜか息子が熱を上げていて(虹裏あたりでロリの話題にでもなっていたんだろうか)、二人で鑑賞。ジャン・バルジャンも登場したが、物語は哀れな少女コゼットが中心らしい。やむなき事情で母親と別れ、強欲な宿屋に預けられたコゼット。必死で職を探す美しい母だが、もう不幸の匂いぷんぷんだ。いやあ、なつかしいこのノリ。やっぱり名劇は、こうでなくては。

「萌え名作劇場」などと揶揄されるキャラクターデザインだが、さほど気にならなかった。こういう作品が、普通に見られる時代がかえってきますように。

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