新年度、異動の多い時期です…が?
春です。新年度です。結構、異動のある季節です。
うちの会社も仕事関係の方々の異動に恐々。これまで良い関係の方がいなくなれば、それはそれで大変だし、逆に全然ダメそう…と思ったところが、新任の方と相性がよくて急に優良顧客になったり。
で、優良顧客なんだけどちょっと最近離れ気味…だったところの担当さんが異動。今度はどんな方なんだろう?とドキドキしながらアポをとり、ご挨拶と営業に伺ったのだ。
朝10時のお約束。慌てて先方に飛び込んだ。
すると、なんということだろうか。新担当は、たしかに今日10時に出社し、アポを前夕方にとってくださったのにも関わらず、「昨夜、トラブルがありまして…11時には参ります」とのこと。近所には、回りたい顧客もいくつかあったのでそこを先に回ることにし「それでは11時くらいにまた、伺います」とそこを出た。
近所の顧客の悲痛な叫びを(これはこれで大変な話題なのだが、今は詳細を避ける)伺い、11時10分頃再び前述の顧客へ。先ほど応対してくれた社員さんが、申し訳なさそうに現れた。
「申し訳ありません、先ほど連絡がありまして、あと15分ほどで…」
何度もご来店いただいて…と恐縮されては、怒るわけにもいかない。幸い、今日はここにかなり時間を余裕を持って動く予定をとっているので、私の精神状態は頗る良い。
しかし、きちんとアポをとったのに、こんなにないがしろにされるなんて…
という不安はある。一介の御用聞きの私だが、これでは今年の契約は絶望的かも。前任者は、「引き継いである」と伝言してくださったが、どんな引継ぎをしたのやら…
と、悩んでも仕方が無いので15分の間でいっそ食事。そしてみたび訪問。
考えようによっては、結構いいかも。こちらが遅刻して始める関係より、先方が大幅遅刻なのだ。ちょっとだけ、優位になれる。もう、なんだったら一日振り回してくださってもいいですよ~と、やたらポジティブな私。
だが、先方はようやく出社し、丁寧に迎えてくれた。名刺を交換し、あれこれ商談。よかった、意外と馬が合う方だし、良い関係が築けそう。とっても話が弾み、和やかに話は進んだ。帰り際、
「いやあ申し訳ない」新任様は、改めて仰る。
「ちょっと、昨夜のトラブルで…」
「ええ、●■さんから伺いました。大変だったようで…(詳しくは知らないけど)」
「先ほどまで、警察署にいまして」
「…はあぁ???」
「朝まで、事情聴取をうけてまして」
はあああああああぁ?
こんなとき、どんな顔をしたらいいのかわからない。私は、アスペルガーかもしれない人間だ。どういうリアクションをすればいいのか、ものすごくわからない~~~!
「でっ どっ だっ…
大丈夫ですか… あの…一体何が…」
新任者様はこう答えた。
「いやいや、新聞に載るようなことではないですから」
そ、そうですか。
前にここで被害者として事情聴取などに協力したとき、その非常なまでの拘束っぷりに怒りを覚えたと書いたけど、やっぱり警察って、マイペースらしい。
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