女子大生自殺~そんなに准教授は異常だろうか~
一個人には、ニュースの断片しか伝わってこないのだけど。
女子大生自殺、原因は准教授の指導のせい、と准教授懲戒解雇というニュースに驚いた。
たしかに、准教授の言動はいまどき過激だが、それほど間違っているとは思わない。
期限を守れなければ留年!
そのくらい言うのが普通、というか親切ではないのだろうか。大学生ともなれば同じ年の子たちも社会に出ている。そこでは「期限」を守るのは当たり前だし、「ノルマが達成できなければクビ」同等の世界でがんばっている子もいるだろう。どうしても期限内にできない、能力が無いという場合でも、大学ならばまだいろいろ相談にのってくれるものだし、死ぬこたあない。
これで何も警告せず、未提出を理由に単位をくれず、ハイ留年、ということになれば「なんで教えてくれなかった」ということにもなりかねない。
女と言う字を書かせて「字が崩れているから女を捨てている」
これも過激ではあるし、女子学生にだけそういうことをやらせたのなら問題もあろうが、筆跡が人格を表すというのは本当だと思う。
美しい文字を見ると、この人は几帳面な家庭に育ち、心栄えの良い人だろうなと思う。あまり整いすぎていると「神経質なんじゃないか」とか、「下手なんだけど、味があって面白そうな人だ」とか、正直「こりゃ頭悪いし、家庭環境も悪そう」と思うこともある。平安時代は筆跡で人格や教養を判断していたが、それも道理。たしかに筆跡は人格を表す。少なくとも他人は、筆跡などで人格を判断する。平安時代に生まれなくて良かったと思う悪筆の私。
キャミソールルックの女子に向かって「ピンサロ嬢」と暴言。
その通りではないのだろうか? 昨今、エロかわいいとかなんとかで、下品な服装が流行りすぎている。ティーン向けの店にもそんな服ばかりで、うちの娘もうんざり。古いと言ってくれてかまわないが、こんな格好、まともな育ちのお嬢さんの着るものではない。まして、勉学のために大学に着てくるものではない。一昔前は、ジーパンでも「労働者の服」だからと大学に着て行けば怒られたのだ。
それが今、学生はだらしない服装で、師は背広ネクタイ姿。たしかに、学生側がお金を出しているとはいえ、礼節を重んじるべきなのは教えを乞う学生。学生はお客様ではない。
ところが今は、子どもの言い分ばかり通るご時勢だ。親もどこか子どもの自由だの個性だのを声高に唱え、大事なしつけができていない。
最近、100均で売ってるイボイボスリッパで駅や街中を歩いている若い女性をやたら見かける。ランチどきのカフェで、卓上ミラーをどんと置き、いろいろなケアグッズをずらりと並べてヘアアイロンをかけている女性も見かけた。電車の中で、化粧をするどころかヒゲを抜いている女性も見た。女らしくとかなんとか言うレベルではない。人としてどうなのよ、というレベルだ。
どうにも提出が遅れがちな学生に厳しいことを言うのも当然の指導。「死んでやる」みたいなことを言うのをまともに取り合わないのも、彼女を大人として考えれば当然のことだと思う。
そんなに、異常な准教授なんだろうか?
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