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2007年5月24日 (木)

裁判員制度って、本当にできるんだろうか?

今朝のズームイン!で辛坊さんが話題にしていたのだが、来るべき「裁判員制度」、これにもいろいろあるようだ。

裁判員制度で「裁判員」に認定されると、否応なく裁判に呼び出され、1週間ほど、従事させられる。一応日当も出るようだ。だが、現実問題、どうなんだという制度だ。

日ごろ庶民は、ニュースを見るにつけ「何でこれが死刑じゃないんだ」「かわいそうだけど、それが法律なんだから、それには従わないと!」などと好き勝手に管を巻いている。それが、一応世論となって渦巻いているが、それが反映されることは絶望的だ。で、それをくみ上げる制度と言うことだが…なんで、庶民にとって貴重な時間を割いて、裁判所に足を運び、何の関係も無い人の事件を考察しなくてはいけないのか。責任を負わされなくてはいけないのか。

「たとえ、辛坊さんがニュースキャスターをやってて忙しいからといって、断れないんですよね」と、羽鳥アナ。「多忙」は、断る理由にならないらしい。しかし、自営業などで、自分が裁判員になると会社が潰れる!などと言う場合は考慮されるという。

主婦の意見も汲みたいところだが、そうなると「子連れ裁判」の是非で別の論争まで呼びそうである。

さらに、いくつかの設問もあるという。「あなたはこの事件に関係していますか」被害者、加害者どちらかの関係者である場合、それは裁判員としてふさわしくないだろう。どうあっても、公平な審判などできるはずも無い。同様に「あなたに近い人が同様の事件の被害に遭っていますか」というのもあるそうだ。そりゃあ、近親者などが同じような被害に遭っていた場合、必要以上に加害者に対し、厳しい判決を下しそうだ。

そして、極端な思想もチェックされるという。これは問題だ。「死刑廃止論者」などは排除。「もう、みんな死刑でいいんじゃね?」というのもまずかろう。極端な話、そういう問題の有るキャラを演じれば逃れられるということだ。

敬虔な朝日新聞読者は「人が人を裁き、殺すということがあっていいのでしょうか。死刑制度を廃止し、総理は即時退任を」と言い、
敬虔な2ちゃんねらは「レイプ殺人犯はチンコ切り落として眉間に『肉』の刺青でおk」と言う。

本当に、裁判員制度、できるんだろうか…。

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