親子でFFT三昧~息子の変なパーティ
「俺もFFT獅子戦争欲しい~」息子が言い出した。FFTは、FF12RWと違って短時間でクリアできるものではないし、その気になれば一生遊べるんじゃないかと言えるくらいのボリュームを持っている。私の、算術士や踊り子がいてもまだまだ序盤のFFTを共有することなど、考え付かない。「俺の誕生日プレゼントで良いから」って、そうか、たしか誕生日プレゼント、受験間際でゲームは無いだろう、といろいろ後回しにしてきたんだっけ。FFTは有意義なゲームだし、それならいいか…と、給料日に買ってやった。ちなみに今日店に行くと完売していた。買ってよかった。
「RW(隠しエンディング)クリアしてからね」と渡したが、「もう、いつでもクリアできるから」と我慢できずにFFTに手を出したらしい息子。彼が最初にプレイしたのはたしか幼稚園かそこらだと思うが、10年経て成長すれば、プレイスタイルも物語の解釈も変わってくるだろう。大人になればなるほどおもしろいゲーム。それが「ファイナルファンタジータクティクス」である。
さて息子も順調に、早々に算術士が出る方向でプレイ。汎用ユニットを可愛がり、ボコを仲間にがんばっている。「もうこいつ要らないよな~」と、最初に仲間になった男を解雇しようとしていた。そこで、一応キャラのメッセージを読んだのだが…「やべ…こいつ、なんかいい…!」とか煩悶している。
息子は、すぐに斡旋所に行き、可愛い女子を一人雇っている。まったく何も考えず、好みのステータスで選んだのだそうだが、息子のパーティメンバーの女子たちはこんなことを言う。
「ついてきちゃった…」
「私のこと、忘れないでねっ」
「もう、どうにでもしてっ!」
なんですか、このハーレム状態。うちのパーティは、男女とも普通に攻略法しか言いませんよ。あと、うちのメンバーは「盗賊の砦」前で女忍者が育ったのだけど、女の子に「ハートを盗む」をやる敵男シーフが怖くて出さなかった。息子は、平気でこのシナリオにも女子中心ハーレムメンバーで臨んだという。確固たる信念を持ったハーレムパーティ!
で、息子が解雇を思いとどまった男だが、名をスパイダーと言う。全然使ってなかったので、見習い戦士のあどけない顔をしているのだが、メッセージを聞くと
「昔はよく倉庫の裏で…」
などと言う。何?と、○ボタンをもう一度押すと「くくく」とほくそ笑むのだ。
何なんだ、この邪悪な見習い戦士!これはたしかに解雇できない!ぜひとも新ジョブ暗黒騎士に育てるべきであろう!
で、うちの主人公は正統派の優等生だが、息子の主人公はお友達からして女子は性奴隷、男子は邪悪、というちょい悪キャラなのが判明した。
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