電脳コイルの小説版にまで手を出した
息子にねだられ「電脳コイル」小説版1巻を購入した。
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電脳コイル 1 (1) 著者:宮村 優子,磯 光雄 |
著者のプロフィールを見ると、宮村優子さんはドラマ「六番目の小夜子」の脚本家であるらしい。
「六番目の小夜子」。数年前に教育テレビで放送された秀逸なジュニア向けドラマである。我が家ではなんとなく、教育テレビをつけっぱなしにしながら掃除やら洗濯やらをやっていただけで、「FF10のリュック役の松本まりかちゃんが出てる」程度の認識しかなかったのだが、途中から掃除や遊びの手が止まり、テレビの前に座り、家族揃って手に汗握り、息をするのも忘れて見入ってしまった。「小夜子」とは一体何者なのか。今年二人出現した「小夜子」はどうなるのだろうか。文化祭は、本当に怖かった……今でも震える。
で、なんと、そんなにおもしろかったのに私たち家族は最終回を見逃してしまったのだ。
そのため、未だに正体のわからぬ「小夜子」の影に怯えている。
「電脳コイル」を最初見たときに、やはり「六番目の小夜子を思い出すね」と話していたのだが、なるほど。
そういう方が書いているだけあって、いわゆるアニメのノベライズもののレベルではなく、一気に夢中で読み耽ってしまった。複数のキャラクターの独白で綴られる電脳都市「大黒」の姿に胸が躍る。
……ところで、めがねは小学生の子どもだけのものらしい。京子がかけているのはただのおもちゃなのだそうだが、なのに彼女は電脳世界を見ているという。
ニュータイプ登場か。
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