救急病院から帰りました
「何をされたんですか」とお医者さんが聞いた。
私の左腕には一時期ゴルフボール大の腫れができた。「ものを投げられまして」「何ですか」
いろいろなものを投げられたのでさだかではないが、多分、木製のキッチンペーパーホルダーだと思う。あれが飛んで来たときに、左手の感覚がなくなり、すごい悲鳴が出た。目を開けるとそれはぽっきりと折れていた。ほかにもツボやらどんぶり(汁入り)やら飛んできたけれど。
「ご主人にやられたんですね」「…いえ、息子です」「……」
夫が私に負わせた傷は目に見えない。そのことを思い出すと、涙が出た。
レントゲンを撮ってもらったが、骨には異常が無いようだ。衝撃に対して傷が浅く、出血より内出血の方が多かったため腫れあがったのだろう。それにしてもぶれたレントゲン写真って初めて見た。
2,3針縫ってもらい三角巾をつけ、保証金5000円払って帰宅。書きかけの熱帯魚のブログ記事は、息子が保存してくれていた。
最近、よく私を殴る。落ち着いたかと思ったのに。
だだをこねたり、暴力を振るったりしているからと言うことを聞いたらますます悪くなるだろうと思い、小さな頃から絶対に、だだや暴れ、脅迫の類をしたら要求を完全に突っぱねる育児をしてきた。子どもを持つ前は、親に暴力を振るう子は、きっと甘やかされて育ったのだろう、絶対にそれで言うことを聞いてはいけない、そうすればちゃんとするはずだと信じていたけれど。
少なくとも、それじゃあダメらしい。じゃあどう育てればよかったのかと思うけど、私の父方の家系の男子は、代々全員もれなく暴れるのでまったく参考にならない。
| 固定リンク
コメント
はじめまして。
「逃げないほうが楽なんだよ」というブログを書いています。
新着記事紹介から、お邪魔しました。
いろいろなことをがんばっていらっしゃること、拝察いたしました。なかなかうまい言葉が書けなくて、ごめんなさいm(_ _)m
私は、4年前に突然発病した「複合性局所疼痛性症候群(CRPS)」(「反射性交感神経性ジストロフィー」(RSD))という、激痛を伴う難病と闘っています。今は「モルヒネ」を飲みながら教壇に立っている高校の国語教師です。
また、拝見させていただきますね。
投稿: TOM | 2007年8月17日 (金) 00時21分
TOMさんようこそ!
すみません、ご心配をかけてしまいました。TOMさんの苦しみに比べたら小さなことです……
投稿: 闇鍋奉行 | 2007年8月18日 (土) 08時41分