« ザックススクワット王への道~へたれでも究める方法 | トップページ | 冷蔵庫を買った~通報されないか心配です »

2007年9月22日 (土)

エアリスについて独り言

aFF7の設定がある程度発表されたとき、「ああ、この娘死ぬな」と思った。

細い体をピンクの服で包み、赤い大きなリボンをつけ、主人公よりも年上なのに、ずいぶんと少女趣味な女性だった。職業は「花売り娘」。だからというわけではないが、彼女は少女のような、娼婦のような、そんな不思議な魅力を振りまきながら、10年前、数百万人のプレイヤーの前に現れた。

彼女の語りは、助詞をずいぶん省略した、「片言」のようなものだ。また彼女はとても大胆にものを語り、周囲を翻弄する。どこか幼稚?大胆?そして、えっちなお姉さん??

予測もできない彼女の言動に、私はどきどきした。そして謎の猫型ロボットケット・シーが「大切なものを失います」と占ったとき、「やっぱり、この娘死ぬんだ……」と確信した。

それほど、21歳の元ソルジャー1st・クラウドになりきった私にとって、エアリスは大切な、特別な存在だった。

エアリスは「古代種」の唯一の生き残りであった母と、それを研究していた科学者との愛の結晶である。星の声、ライフストリームを感じ取り、メッセージを聴くことができたり、白マテリアを使うことができるという特殊な能力を秘めているが、いつも穏やかに微笑んでいて、おっとりとしていた。幼女のような無謀さがありながら、しっかりとクラウドというあやうい青年を見据えていて、慈母のように大きな愛でクラウドを、そして星を包んでいった。

エアリスがクラウドの先に見ていたものは、かつてつきあっていたザックスという青年である。あの世慣れた雰囲気は、そういう恋愛体験のせいだったのか、と7では思ったが、CCFF7でのザックスとの出会いに驚いた。

エアリスは、まったく幼女そのものであった。

ザックスの言葉を鸚鵡返しするように咀嚼し、「わからん」などという言葉をまねする。「送ってあげる」といいながらも途中からひたすら彼に、ひな鳥のようについてくる。ザックスが教えること、与えることすべてを、うれしそうに受け止める。

体こそ一人前だけど、少し発達に問題があるのかも……?とさえ思った。幼少時から神羅カンパニーでの実験動物扱い、特殊な能力、刺激の乏しい毎日……いろいろなことが考えられるが、とことん無垢な美少女。それが、CCFF7のエアリスである。

シスネという魅力的なヒロインもいるが、これだけ放っておいては逝けない存在は、エアリスだろう。エアリスのために、ミッドガルに帰りたかった。エアリスのために、生きたかった。すべてを、クラウドに託した……

☆  ☆  ☆

しかしFF7のあのストーリーがなかったら、純真無垢でひな鳥のように従順なエアリスは、ピンクの服に大きなリボンで80歳まで教会で花の世話をしていたかもしれない……

|

« ザックススクワット王への道~へたれでも究める方法 | トップページ | 冷蔵庫を買った~通報されないか心配です »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ザックススクワット王への道~へたれでも究める方法 | トップページ | 冷蔵庫を買った~通報されないか心配です »