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2007年10月31日 (水)

奥が深いぞFFTA2!~親子戦争に終止符か?

「ン・モゥ最強!あんたン・モゥを使いこなせてないだけじゃないのw?」

「ン・モゥイラネ!全員ヒュムの忍者で、回復魔法も要らねえよ!」

「何その大味なプレイwwこれだからゆとりは」

などと、前作FFTAで論争した私たち親子。2の登場で、一応終止符となるかもしれない。

結論から行くと、「二刀流でたたかう!たたかう!で軽く敵は全滅だぜwww」の息子型プレイも、「多彩な魔法でいやらしく責める!いきなり幻術は反則ww」の私型プレイも、どうやら今作では否定され、少々頭を使わないとロウを守りながらクエストをクリアできないようになっている。

もう、「ロウ:ノックバック禁止」で「たたかう!たたかう!」の脳筋パーティでは気持ちよくジャッジに褒めてもらえない。私は敵を挟んだり、柵などに追い詰めて「たたかう」をしたり、やはり魔法などのアビリティでやり過ごしているが、このロウのせいでほんの序盤で息子が音をあげてしまった。だから脳筋プレイはダメだって言ったじゃないのww

しかし、魔法のエキスパートン・モゥも、今作のMP0から始まるプレイでは、いろいろ大変である。1ターンたいき、で2ターンめにようやくケアルラ、エアロなどが使えるレベル。幻術を使おうなんて思うと、最低3ターンは待たないといけない。エーテルも今のところ売られていないし、やっとアスピルが覚えられる装備を見つけたぁ♪と思ったところで、どうせ敵も最初は10くらいしかMPを持っていないのである。また、二刀流が覚えられるアイテムは、私はまだ手に入れていない。

それにしてもロウの厳しいこと、おもしろいこと。「弱者保護」なんていうロウがあるため、レベルが低くてもアビリティが豊富な人材が必要だし、とにかく多彩な人種、アビリティ、装備をそろえ、臨機応変に対応することが大事だ。クエストのひとつひとつもおもしろくて「なんじゃそりゃあ~~!」と突っ込みながらワクワクしている。ああ、月刊ボンガがたまらない!

さて、主人公ルッソの家庭環境も少し垣間見えてきたところ。ルッソは、極普通にもとの世界に戻らなくてはいけないというのだけど、彼を操るプレイヤーがこの世界から離れられなくなってきているのが皮肉である。

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2007年10月29日 (月)

息子の弁当作りを拒否してみた

たしか入学前「俺、自分で弁当作る!」とか言っていたのにぎりぎりまで寝ていて、いつしか私が弁当を作っている。

しかも腹が立つことに、それを残している。

部屋のあちこちに隠してある大量のおにぎり。いくつ買っても無くなる弁当箱も、ちょっと探すと中身がたっぷり入った状態で見事に醸されている。

食べ物を粗末にするか。忙しい母の心遣いを足蹴にするか。

呆れるやら情けないやらで涙が出る。問い詰めると「食いきれなくて」とか「時間が無くて」とか言う。一方、夥しいカップ麺やスナック菓子も出てくる。これも半分くらい食べて放置なんていうのが珍しくない。冗談じゃない。

「じゃあ、やっぱり自分で弁当作って。自分の食べられる量が作れて、無駄が無くて良いでしょう」と宣言。私が本気なのに、少し驚いていたようだ。いつものように寝ていれば、私があせっておにぎりくらい作ってくれると踏んでいたようだ。

親戚に、こういう人がいる。

本人は経済観念と生活能力が無い。そのくせ虚言癖があり、何かと見栄をはって金をばらまく。金の出所は、かつては母親、今は兄弟たちだ。

その母親は、彼が顔を出すと数十万単位で小遣いを与えていたそうだ。その頃は羽振りもよく、優秀で可愛い息子に惜しみなく金を与えていた。だからその人もそれが当然だと思って生きてきて、今古稀を越えている。

当然のような顔をして、兄弟から数十万単位の援助を求める。「借用書を書け」とせまられると「兄弟なのに、水臭い」と不思議なことを言う。それでも仕方なく援助をしているのだが、家にその人が来ると家電や車を見て「なんだ、安っぽいのを使っているな。うちのはもっと良いものだぞ」と自慢をする。うちが安っぽいものを使って倹約しているから、何とかおまえが生きていけるはずなんだが????と首をかしげることになるのだ。

体が不自由になった弟の面倒も見ているため、これまた仕方なく兄弟が援助し、公的な援助も入るはずなのだが、その弟の病院や介護に使われるはずの金はすぐに消える。風俗やら、夜の遊びにも使っているようだ。援助している家もしたことのないような豪遊で、十分一月生活できて弟を養うべき金が一晩で消える。そして金が無い、とさらにせびりにくる。

その母親は、とうに亡くなった。かつては羽振りが良かったが、その後たちまち凋落し、かなり惨めな…人によると餓死に近いものだったらしい。それでもその人はたかり続けたし、「もう、金が無い」とぼやきながら、食事を拒否して死んだのだ。親が亡くなったため、その人は兄弟にたかる。それを迷惑とも、感謝すべきものとも思っていない。

それが当たり前だと、結果的に親に教えられたから。

というわけで、私は虐待だといわれようと、弁当つくりを拒否する。毎度毎度食事ができることのありがたみを知れ。自由にやりたければ責任を負え。飢えて困れ。困りたくなければ、働け。

……これで息子が無銭飲食とか万引きでもすれば、きっと私は「十分に食事を与えなかった鬼母」として困ったことになるのだろうが、それを恐れて甘やかしていれば、前述の親戚のようなモンスターになる。

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2007年10月28日 (日)

ヴァン登場!

ようやくヴァンが出てきた。

どうやらFF12RWの隠しエンディングの続きにあたるらしい。イヴァリースは広いなあ。

それにしても、顔が違いすぎ……これではまるでヴァンが賢いようではないか。

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2007年10月27日 (土)

FFTA2が止まらない~愛しのン・モゥ族

それほど派手な大作じゃないけど、意外とできの良いゲームなんじゃないか…

FFTA2封穴のグリモアが、止まらない。前作とほぼ同じようなバトルシステム、前作と、FF12の音楽に「手抜きじゃネーノ?」と息子が禁句を言い放つが、バラエティに富んだクエストの数々にワクワクする私を止めることはできない。

息子とはまた、昔の論争がぶり返した。私はン・モゥ族派で、息子は反ン・モゥ派なのだ。

ン・モゥ族というのはFFTAシリーズとFF12に登場する亜人で、ぽってりとした外見で、高い知性と魔力を誇る種族である。そのかわり、とろい。打たれ弱いし、私も最初FFTAをやったときは、とろとろしている間にバトルが終わり、まったく育たなくて困ったものだ。息子はその事点でン・モゥは要らない子と決め込みとっとと解雇。「ヒュムの忍者さえいれば何も要らなくね?」と言い出したのである。

私はそれには同意しかねた。FFTでも結局忍者軍団とか算術士がいれば負け知らず、というのはわかっても、それをやってはおもしろくもなにもない。FFTAは「ロウ」というかせがあるのが妙味。「たたかう禁止」とか「ダメージ○○以上禁止」などのときに対応するためにも、いろいろな種族、ジョブ、アビリティをそろえて対応するのが楽しいのだ。

それにン・モゥ族は育てればある意味最強の種族だ。私は最終的には「もう、ン・モゥ無しなんて考えられない!」とマッケンローの肩を持ち、息子は「ン・モゥイラネ!」とくさす。それが我が家のFFTAプレイ日記だったのだ。

FFTA2では、なんと魔道士系が少々不利なことになってしまった。最大MPが非常に高いン・モゥ族だが、バトルが始まる当初はMPゼロ、最初のターンでようやく10になり…と、徐々にMPが増えていくものの、TAのように最初からばんばん強力魔法で…というわけには行かなくなってしまった。

「な?ン・モゥいらねえよ」と毒づく息子。「前、強すぎたから修正されたんじゃないの?」と私。だっていきなり最初のターンで敵全体に魔法ダメージとか、あんた見たこと無いでしょー!

結局息子にも買い与えて遊んでいるが、プレイスタイルはやっぱり違うのだろう。「アビリティ覚える武器がねえ~!」「最初はガマンして、アイテム集めて買える武器防具を増やすのよ。…なんか、ン・モゥ族のアビリティ覚える武器が序盤本当に手に入れられないんだけど…」「だからン・モゥいらねえよ」「でも序盤、白魔法ケアルと黒魔法みっつでも、十分頼もしいんだが」

まだやってるか、という私たち。

☆  ☆  ☆

ポーションエアリス缶が欲しいという妹の声に応え、息子が学校の友人に頼んで手に入れてもらった。うちから何十キロも離れた街では、エアリスが普通に余っているらしい。

「人脈ってすごいな。俺、人脈できてきたよ」と息子はかなり幸せそうである。

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2007年10月25日 (木)

FFTA2を買った

やばい。

おさらいでやろうと買ったFFTAが止まらない…

FFT(ファイナルファンタジータクティクス)は、私としてはゲーム史上に残る名作、派生といいながらFFシリーズの中でも屈指の出来で、10年たってもまったく色あせない名作だと思う。が一方で難しい、とっつきにくいというのも事実だ。途中で投げ出す人は多数。

64時代に砂蹴って別れた任天堂とよりを戻すため作られたソフトのひとつ、ゲームボーイアドバンス用のFFTである「ファイナルファンタジーアドバンス」は、バトルの難易度を下げ、ローティーンのユーザーが感情移入しやすいストーリーでとても遊びやすいソフトだった。

近頃娘(現13歳)が告白したのだが、彼女は最近こっそりこれをプレイし、なんと徹夜してしまったという。セーブデータが二つしか作れず、ママとおにいちゃんのデータを消すわけにはいかない…と、ついついやってしまったそうで、それはきっちり叱ったが、最近そのソフトがどうやら壊れてしまったらしいと告げたら娘は泣き出しそうな顔で言った。

「もう、リッツには会えないの?><」

FFTAは、コンプレックスやつらい現実と向き合うのに疲れたいじめられっこたちの物語。ヒロインリッツは、一見勝気な美少女だが、その攻撃的な言動の影に自らの身体的コンプレックスを抱えている。その弱みを攻められまいとして、言動で武装しているのだ。

ああ、なんとなく娘が彼女に惹かれるのもわかるな。

と、結構FFTAも良作。それでは手ごたえもあるまいと、ロウという足かせがあるのもまた妙味。当時も楽しかったが、今買いなおしてプレイしても本当に楽しい。今度は娘にもゆっくりプレイさせてやろう。結末まで。

で、本日はそのシリーズになる「FFTA2封穴のグリモア」の発売日。新作だから最初くらいは音を楽しみたいしとバッグにしのばせながら、ずるずるFFTAをやっていたが、帰宅して起動してみた。

この親切な導入部には感動。

「FFTもこのくらい懇切丁寧にやっていたら、もっと早く楽しめたわ!」と思わず叫んだ。前作やってません、と言う人にも安心して勧められる。場合によっては、これから始まってFFTA、FFTとさかのぼるのもアリかも。松野節は無いのでシナリオには期待していなかったけど、今のところやはりそれなりに良い。夏休み直前に発売できたらもっと良かっただろうに。

「FFTA2って、微妙にウソだよな」と息子。ああ、たしかにアドバンスじゃないんだからこのAって何だよ、と思うな。だけどたしかにTAのシリーズっぽいし、FFTDSじゃなくてもいいな。2画面になって、画面上に常時ロウが表示されるのには万歳した。
「で、今日買ったの?」と息子。「うん」と答える私。
「何本買ったの?」と息子。

( ゚д゚ )

昔、ゲームソフトは1本買えばよかった。1台のゲーム機、一台のソフトを、家族で分け合えた。

1人一台DSを持つ時代。ソフトも1人1本なのか?

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2007年10月24日 (水)

ポーション狂騒曲2~子どもも狂った!

昨夜のこと、買い漁ってしまったポーションを並べ「エアリスが無いわ」と気づき、ついバイトに出ている息子にメール。すると、バイトが終わった息子からメールが来た。

「こちらスネーク 大佐 俺はエアリス探しの旅に出る」

って、もう夜の9時過ぎだ。未成年がそんなことで街をうろつくな!と返信しようとしたところで、実家にいる娘から別件の電話がかかってきた。つらつらと話をしたあと、「それはともかく、今お兄ちゃんにメールをしようとしていたところなのよ。ポーション缶の、エアリスを探す旅に出るとかいうのよ、こんな時間に」と愚痴った。娘は即座に答えた。

「エアリスを探す旅なら、私も出たい、ていうか、これからすぐ出る!」

娘は今、エアリスが大のお気に入りらしい。FF7が発売された当時は、まだおむつがとれたばかりのよちよち状態で、よりによって「セフィロスとスカーレットが大好き♪」な末恐ろしい幼女だったのだが。

「ちょっと待ちなさい。今何時だと思ってるの」
「いや、行くから。エアリス探しに」
もうこのあたりの店は探しつくしたし、いくら反抗期でも馬鹿なことを言うんじゃない、と諭した。FF7で理性が吹っ飛ぶのは、私だけでなく一家総出か。

電話を切り、「無理するな」というメールを息子に送った。即座に返信が来た。

「ジェネシスアンジ、セフィロス、クラウド、ザックス×2買った」

聞いてねえェェェ!

「即座に帰還せよ」とメール。幸い息子は帰り道のコンビニに寄り、在庫の箱まで開けてもらって漁っただけで帰ってきた…。もうお店の人も、缶をくるくる回しながら必死でチェックする青少年たちには慣れたらしい。慣れないレジのマダムは「え…これ、お酒じゃ…?」と躊躇したそうだ。うん、たしかにお酒っぽいデザインだ。

翌日(つまり今日)、私も少しコンビニ・スーパーめぐりをしたが、エアリスと、あと2種はどこにも見当たらなかった。完売の店もあったが、ティファ、ユフィ(右向き)、バレット、シド、動物、棺おけといった面々が大量に残った店が目立つ。う~ん、少しサントリーさんあおるのも程々にしてよ…。

☆  ☆  ☆

10月に入ってから、我が家には蚊が大量発生している。息子の仕業では…と思うのだけど、とにかくそのおかげで夜眠れない。蚊取り線香を炊くと少し助かるけれど、その煙のせいでのどを痛め…で半病人状態がずっと続いている。半病人状態で営業外回り(徒歩)で実績をあげ、ついでにポーション集め。ついでにFFTA2前にTAおさらいプレイ。結構、ばてている。
「この山を越えたら、有望顧客さま」
という中腹で、めまいがした。こんなときこそ、ポーションで回復ね!と、途中のコンビニで売れ残りポーションを買い、公園でぐびぐび飲んで元気をつけようと思った。ほとんどデカビタCみたいだし。

で、そういうところにかぎってポーション無いのね……orz

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2007年10月23日 (火)

FF7ポーション缶狂騒曲~最人気キャラは誰?

あおられると、弱いようで。

今日23日は、FF7ポーションキャラ缶の発売日。「そんなの集めたらきりがないわよ」などと話していたというのに徐々にそわそわし始めた私。

朝「社長&タークス缶だけでも欲しいナー……」とつぶやいた私に、孝行元不登校息子が10時ごろ、「社長&タークスとユフィ確保」とメールをくれた。あら、よかった。営業のついでに、ちょっと見てまわろうかな…などと思ったのが運のつき。

最初に入った店は、かなり本命と思われるところ。ビックカメラのゲーム売り場だ。FFTA2などのムービーコーナーの前に、ピラミッドのごとく積まれていた。が、しかしそばに「全種類揃っていません。ご了承ください」という立て看板があった。

どうやら、1店ではコンプリートできないように出荷されているらしい。憎いな、サントリー。いやさ、神羅カンパニー。

仕事もしなくてはいけないので、息子とメールで情報交換しながらちょこちょことゲット。

「クラウドやタークス缶、全然無いよ」
「こっちには普通にあったぜ」

なるほど、タークスがたくさんある店も見つけた。全般的には、意外とユフィ(2種)が見つけやすい。レッド13とケット・シーのどーぶつ缶も山のようにある。

コンビニに飛び込むと、3缶しかないうちのひとつにクラウド発見。冷蔵扉の前で女の子が悩んでいたが、すかさずクラウドをかっさらい、レジへ。これは、戦争だ。

ああ、アンジールとジェネシスの劣化ーずもゲット。ザックスも2種ゲット。もうこうなりゃ集めるしかないなあ、とバレット&マリンやどーぶつもティファもヴィンセントもシドもゲット。社長見つけたー!ダブるけど、これもゲット……

昔、FF7の時代にガチャガチャをほとんど空にしてしまった愚行を思い出した。普段こういうものに批判的なのに、FF7だけは理性がふっとんでしまう…。

当然、荷物は増える。駅前に止めた自転車を倉庫代わりにして、集める集める…ポーション99個持って歩くFFキャラはすごいな。

仕事と収集を終え、帰路について気づいた。

「エアリス、全然見ていない…」

たしかエアリス缶があったはずだ。無いわけはない。しかしどのスーパー、コンビニにもエアリスの姿は無かった。

エアリスを探して。

10年前のFF7では、ずっと彼女の姿を追い求めていたが、まさか缶飲料でまで、そういうことになってしまうとは…。あああああ。

☆  ☆  ☆

念のため、今日の私…というか最近の私は営業成績ばっちり。今日も2件決め、さらに2件がご検討中。今までの「最低社員」扱いがうそのように、社内での評判も良い。「一人前になるまではゲームなんか」とゲーム断ちしていた頃よりも、キャラグッズに浮かれ、電車で携帯FFをやる今の自分の方が冴えているということか。

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2007年10月22日 (月)

3歳児社員ついに逆ギレ~「最高の会社」を目指してw

人のふり見て我が振り直せ、と言うけれど。

記憶力がいいとかひとつのことにものすごく詳しいとかで天才児扱いされながらも、いつしか大人になってタダの人、どころかただの体の大きな幼児だとわかる……そういう人が、会社に入ってきて半年。

とは言うが、実のところ私自身がそういう人間で、まさに同じタイプの息子に四苦八苦してきた。自分がその、「アスペルガー症候群」という名で呼ばれるタイプの人間だと自覚し、また息子に自覚させてからはとても良い方向に向かっている。

そして、入社してきた恐らくそのスジの人だと思う、大学首席卒業「3歳児クン」のやることなすこと、また会社の人々の反応を観察しながら「私もこんななのか」「私はこう思われ、嫌われてきたのか」そして息子に「こうならないように」という教訓として、「今日の3歳児クン」情報を教えてきたが。

3歳児クン、ついに「今週限り」と言い渡されたらしい。

彼のパソコン…正確には会社が仕事用に貸し与えたパソコンには、いろいろ夥しい、クビを言い渡されても仕方が無いようなものがあったようだ。

営業成績最悪。雑用も何もひとつとしてこなせず、仕事を教えても聞こうともしない。半日かけて新聞のスクラップを切り、それもずっと間違いだらけ。言動がむちゃくちゃなので、電話一本とらせることができない。外にも出せず、内の仕事もできず、それでいて態度だけはでかく、社内のものを私物化し、会社の不満を放言する……というような社員を養う余裕は、わが社にはない。普段温厚な人たちまで「クビにして」と悲鳴をあげるような逸材だ。本人も必死でPCにパスワードを設定し、隠そうとしたようだが逆に、それほどヤバイものをPCに入れていたわけだ。懲戒免職でもいいんじゃないか、と思う。

私はそのことを知らず、夕方の業務をこなしていたが、いつものように彼が営業日報を持ってきて、社長のデスクに置いた。その後、社長が苦笑し、日報は社内で回覧、騒然となった。

私はそれを読まず、人が読み上げたのを聞いただけだが、要はこんな会社、言われなくてもこっちから辞めてやる、ということらしい。

「最初の会社がこのような最低の会社だったことが不幸中の救いです(原文ママ)」

……だそうだ。

「あら…がんばって、『最高の会社』を見つけて欲しいですね」と、私。そんなところ、あるわけがない。私もいろんな職場を渡り歩いたけど、ここまで人を舐めた人がやっていける職場なんか、どこにもない。うちの会社もそんな立派な会社ではないが、今時きちんと正社員として雇用して生活の保障をしようとしたり、彼の前に私と言う困ったチャンを抱えて、それでも見捨てずきつく叱ってくれながら見守ってくれた。入社前から彼を「この子だけはダメ!」と言う人さえいたのに、それでもたくさんのチャンスを与えてくれた。彼にとっては救いの神くらいの会社だったと思う。現にこれまで自信満々の彼を、ほかの企業は採用しなかったではないか。

「俺、『3歳児クン』よりはましかなあ」と息子も呆れ顔。

うん、まだまだわからないけど少なくともすごくしっかりしたバイト先でキミはきちんと勤めている。「悪いけど、明日も出てくれないかなあ」と売れ残りのこんにゃくゼリーを大量にくれたりして、微妙に信頼が厚いではないか。3歳児クンは、どんどん「大切な仕事」からはずされていたぞ。

「つまずくのは、早いほうがいい」という旧友の言葉を、かみしめる。

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2007年10月20日 (土)

今年の風邪はしつこい

軽い熱を出したのが2週間前だったか?

風邪がまるで治らない。というか、徐々に悪化している。

仕事で歩き回ると、やはりあちこちで風邪に悩む人がいて、同じように「寝込むほどではないけれど、ずっと不快な症状が続いている」ようだ。

いよいよ耐えられなくなり、人に会わないときはマスクをしているけれど、今日は咳がひどくなってきた。鼻、のどから徐々に気管支に来た感じ。

週明けでもこの状態だったら医者行ったほうがいいかも……orz

明日も仕事。  と、娘の受検の付き添い。

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2007年10月19日 (金)

空気が読めないのは罪~会社の3歳児クン~

一応某大学を首席で卒業しながら、就職がまるっきしできず、うちに転がり込んできた3歳児クン(仮称)。

とにかくいろいろありながら、………まあ、「今年いっぱい」ということをちょっと聞いたりもして、もう営業部の誰も叱る気にもなれず(そんなヒマはないし)、適当に雑用を任せているわが社。

ところが総務部が悲鳴をあげた。これほど温厚な人がいるのか、と思うほどいつも大人しく、人の悪口を言わない人でも不満をたらたら連ねている。

今日、少し話を聞くと、まあ雑用もろくにこなせない、トラブルメーカーで他人の仕事を増やす、そのくせ本人は涼しい顔で謝りも感謝もしない…というのは想像通り。何一つできないくせに人一倍偉そうで、偉い人には甘えるようだが、「総務」というだけで見下すような、「お母さん」のように「何でも自分のために働いてくれるのが当たり前で、感謝なんか不要!」な存在とでも思っているようで、ちゃんと指示を聞かない、働かない、PCのトラブルなどに(超忙しい時間を割いて)対処してあげていても、本人は腕組して口をとんがらせ、まるで「あんたらのせいで俺は仕事できないっす」とでも言いたげ。ようやく解決しても礼ひとつ言わず、不満そうでさえあったとか。

私、前に叱られても何があってもとりあえず「ありがとうございます」を口癖にしなさいよ、と助言したけど全然聞いてないのね。

さらに驚愕の事実が。

必要なデータを探すため、彼が使うパソコンを調べたら、どうも仕事中にネットで遊んで…くらいはまだ、いい。仕事中にミクシイの日記を書いて……もまだ、まだいい。気づいた人は、もうこれ以上いやな思いをしたくないので彼が仕事中に会社のPCでどんな「友達専用」日記を書いたかなんて、見たくない、と思ったという。けどわかってしまった。

職務上知りえる情報、顧客の情報や画像まで、ミクシイにアップしている形跡がある。もちろん、それがわが社から漏れたとわかる形で。

さすがに空気読めない(たぶん)アスペの私も青ざめた。その画像も何も見ていないが、著名人の画像と情報を自慢げに晒している、と解釈した。

それって、本人どころか、会社まで危機に陥れるとんでもない行為なんでは???

3歳児クン、普通の仕事はしたがらないけど、そういうちょっと著名人に関わる仕事だけ、やたらしたがった。普通の仕事はさぼりまくりでも、その仕事には「来るな」と言っても来る。どうしたもんだか、と担当が悩んでいたが、まさか、肖像権も絡むような人の画像をネットに晒して自慢するとは。

かなりめまいがしたところで、また衝撃的な話を聞く。3歳児クン、営業成績意はゼロに等しく、トラブルばかり起こした挙句、会社の悪口を言いまくり、「ここはトップを取り替えなきゃダメっすね~~(笑)」と放言したらしい。

その、トップが慈悲深いから君はろくに働かずにお給料もらえているわけだが。

もしも他のトップが来たら、キミが真っ先にクビ切られるんだが。

ああ、私も昔、こんなだったんかな……。

かつての同僚で、不登校で異常行動を起こす息子のことを告げたら「アスペってなんですか」と問い、アスペの特徴を告げると「それ、ボクですかww」と笑った旧友は、3歳児クン情報をやけに気にかける。どこか、同情的だった彼も、さすがに「それは……ダメ…(苦笑)」とか言い始めた。

彼は、10代でちょっと新聞沙汰になるような、アスペ特有の騒ぎを起こしてしまった。「つまずきは、早いほうがいいです」と、口癖のように言う。

私もそうだが、アスペはつまずいて、つまずいて、普通の人よりも遅く、人間的に成長する。「常識」と言われるようなことが許せないくらい古臭く思え、いつも玉子の殻を破るように、新しいことをしようとする。

それがうまくいけば「天才」だが、実力が伴わないと周囲にとって「天災」になってしまう。

顧客様の前で無自覚にとっても失礼なことを言い放ち、身が縮む思いをしたという総務の女性。もう、同じ空気さえ吸いたくないという、別の総務の女性。アスペが嫌われるのはそういうこと、ということを改めて知った。

亀田史郎氏よりも上の年で。

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2007年10月18日 (木)

アルティマニアとポーション(神羅)と…

今日はCCFF7アルティマニアの発売日。史上最速の、完全ネタばらしらしい。

クライシスコア-ファイナルファンタジーVII-アルティマニア Book クライシスコア-ファイナルファンタジーVII-アルティマニア

著者:スタジオベントスタッフ
販売元:スクウェア・エニックス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

微妙な表紙だ。アンジールにとっては、目の前にいる金髪の小男が一体誰かもわからないような気がする。1本の剣を継いだ三人の男たち、ということだろうが、「家の誇り」であり、欠ける、磨り減るのを嫌がって大事にしていたアンジールが、最終的な持ち主のクラウドががんがん引きずってすり減らしているのを知ったら悲しいことだろう。

さて、今日の発売日を見透かしたように、もうとうに売り切れたと思っていた「神羅ポーション」が店頭に並べられていた。うわああ。このポーションとCCFF7の発売日、すぐにプレイしたくて営業に回る前に見せに寄り、ポーション…というよりFF7のブックレットが欲しいなあと一瞬思ったが、あまりの巨大さにあきらめたんだっけ。帰宅時間にはすっかり消えてしまい、あきらめもついたのだが。

で、買ってしまった。……今日は仕事の売り上げも順調だったし毎日がんばってるし。

困ったことに、今度23日にはサントリーのキャラ缶ポーションが出る。やめろ、そんなもの買ってたまるか、と抵抗しているのだが、テレビCMが流れ出すとなんだか購買意欲が湧いてくる。

近くのコンビニに「こちらで扱いますか?何時から出しますか?」と問い合わせてしまった。田舎なのでとても不思議な生き物のように見られてしまったorz

ああ、今日も見事な奴隷っぷりだ……

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2007年10月16日 (火)

母の恥ずかしいマイピクチャ~息子と楽しくコミュニケーション

ウインドウズxpのログって、本当にあまり意味が無い。

家族がそれぞれに自分のログを持っていたとしても、パスワードなんかなくても簡単に入り込めるし、そうでなくてもほかのドキュメントファイルなんかは覗き放題だ。息子もすっかり開きなおって、エロ画像だらけの自分のファイルを、私に見せている。

ところで、最近、とある「若すぎたボクシング選手」が大変な話題になっている。傍若無人な振る舞いも、人格を疑う言動も、その競技そのものを否定するような卑劣な反則も、「若さ」で済まそうという世の中。未成年は殺しのライセンスを持っている、と言われるのも無理はないと呆れる。

次々おもしろい情報が出てくる中で、私はこの画像を息子に見せた。

Kyouei_2 これは、選手が所属するジムの公式HPの掲示板だそうだ。公式掲示板というと、当然誹謗中傷と見られる書き込みは即座に消されるか、審査のうえでUPされるもの。なんでもこれは、そういった書き込みを排除して残ったものばかりだそうだが……

これは芸術か。

どの書き込みも、すべて立て読み、斜め読みで真のメッセージが隠されている。

よほどたて読み職人さんにこのK選手は愛されているらしく、この間の試合に関しては、「部首たて読み」という素晴らしいものも作られたようだ。

いろはうたに「とが(罪)なくて死す」のメッセージが隠れている、といううわさが流れたのははるか古だが、言葉遊びに長けた日本人ならではの芸術作品である。

というのを息子にようやく見せられた。数日前からおもしろいものを見せてやるというのに面倒がってみたがらないから、もう。息子はいたく感動し、「それ、どこにおいてある?ドキュメント?」とか言う。「ああ、マイピクチャにあるよ」と応えた。息子、自分がPCを使う間に画像をもらって友達にでも見せるつもりらしい。さらに息子は加えた。

「あの~、見られちゃ困る画像とか、ある?」

ほう、一応配慮しているようだな。あまり記憶に無いが、一応マイピクチャを見直してみた。子どもに見られて恥ずかしい、あるいは有害なデータは、ないだろうか。

あった。「ああ、これはまずいわ。ほら、NHKエロ画像」「えっ」

息子を手招きし、自ら晒してみた。

Photo 「こ、これはエロいぃ~~!」

「なあ、最近のNHKはすごいな」

「こんな直接的な表現すげえwww」

とりあえず、我が家は今日も平和である。

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2007年10月15日 (月)

ミネルバ倒したああ!~へたれでもできたミッション100パーセント~

エアリスが突然、「ソルジャーって、会ったことがある?」と言い出した。

彼女は、ソルジャーはヘン、怖いという。

「だって…戦うのが好きなんだよ?」

ごめん。ていうか俺、「たたかう」しかできないんだ…

と心の中でつぶやいたうちの1周目ザックスは、本当に防御も回避もできない、たたかうだけの男であったが、それでもエンディングは見られた。

そんなヘタレなプレイヤーの私が、なんということだろう、気が狂うほど多いミッションをやりこなし、ついに大空洞に潜む最強の女神、ミネルヴァさんを倒してしまったのだ!

私も本当に驚いた。アクション要素がちょっとあるだけでもう、「自分にプレイできるのか」と不安だったし、まさかこんなにはまるとは。そして最強のボスなぞに勝てるとは。今までその手の隠しボスに勝ったのなんて、FF5のオメガとか、FF8のオメガとかくらいではないだろうか。9のオズマなんか出会って即死して大笑いして終了したし、大好きなFF7も、たしかアンケートはがきに「ボスが弱くて物足りない!隠しボスを出して!」と書いて送り、インターナショナルで夢がかなったというのに赤いのも緑のも放置している。ごめんなさい。

ネットの情報によると、女神はHP1000万くらい?で、アルテマなどの強烈な攻撃を食らうといかに99999のザックスでも即死、フェニックスの尾を99個ぶんどれるので、常時リレイズ状態で戦え、とある。

ところが、1回戦ってみるとそれでは全然勝てないことに気づいた。彼女の繰り出す回避不可能技・「裁きの矢」で、リレイズを無効にされた挙句、大ダメージで終了してしまうのだ。そんな無茶な…

で、体力と精神を255まであげるという情報を拾ってきた。ちなみにうちのザックスはレベル90台だがマテリアをはずした状態だと力も精神も体力も60~70くらい、HPもたぶん9999にさえ届かないと思う。レベル上げしても、大して強くはならないのだ。おかげで、アクセサリやマテリアでパラメータをあげなくてはミッションの後半さえ進めないのだが、HPと精神と体力を最大値まであげようと思うと、+100(+999%)のマテリアを二つつけるくらいの気持ちでいかないと……。お金と、SPが足りない。SPにダメージを与える敵に殺意が沸く。SP稼ぎに「お宝情報6」でルナハープとサンダガを集め、HPアップと合成して属性防御を作ってSP化して…

俺、マテリア加工業者かって話だ。

この黙々とぶんどって加工して出荷して、という単調な作業が、意外と自分に合っていたのかもしれないけど。

そして力も魔力も運もいらねえ、MPもAPも、源氏シリーズ4点セット装備の俺には必要ねえ! が、体力と精神とHPだけはMAXのザックスが再挑戦。

前半はあちらもゆったりしているので黙々と畑を耕すように「すてみパンチ」、そしてHPはオートリジェネに加えてケアルガで6万を切らないようにした。すごい。女神はいろいろ攻撃してきて、前は同じレベルでもすぐ死ぬ→リレイズで復活、→フェニックスの尾、で「これは大変だわ」と思ったものだが、体力を上げるとさほどダメージを食らわない。そして「裁きの矢」。

おおおおお。耐えた!リレイズが消えるので急いでフェニックスの尾を使うが、それ以外では前半、慌てることがなかった。

後半、女神はすごい勢いで攻撃を繰り出してくる。攻撃の連発に必死で防御したり、回復したり。しかし、エリクサーって、HP30000しか回復しないのね。ケアルガでは13000くらいだし、敵の攻撃に耐え切れない。

しかし、こうなってくると女神が「裁きの矢」を使ってこないことに気づいた。てことは、必死でHPを保つよりも捨て身の攻撃を続け、倒れたらリレイズで99999回復、またフェニックスの尾、のパターンの方がいいんじゃないのか…と思いなおし、回復に必死になるよりも攻撃を重視、攻めに回った。ひたすらお百姓さんが鍬を振り下ろすように、ざっく、ざっくと「すてみパンチ」。

と、なんとフェニックスの尾99個を分捕ることなく、手持ちのフェニックスの尾20個ほどで余裕で勝ててしまったではないか。勝利の瞬間、「あ~、分捕り損ねた~!使い切ったら分捕ろうとおもっていたのに~」と貧乏性な声をあげて。

カンセルからのメールに感涙。俺、とりあえず伝説のソルジャーになれたかな。

そのあとラスボスに挑んだが、あっという間にバトルが終わった。まあ、本当に最強の敵は、「3人の兵士」だ。あいつら、女神も倒したすてみパンチ連発もフレア連発も涼しい顔で受け流す。

次はファンクラブ会員が少ない、微妙な英雄ザックスが目標だ。

ただし、「FFTA2封穴のグリモア」発売までの10日間がリミット……

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2007年10月14日 (日)

サボテンダーと戯れていた…~針10万本はやめて~

子どもにPCを占領されながら、仕事とCCFF7にどっぷりはまった私。

源氏の鎧やリボン、さらには源氏の盾という掟破りのスーパーアクセサリを手に入れ、さらに「すてみパンチ」という掟破り攻撃をつけてラクになった♪と進んでいくと、やはりミッション98パーセントを超え、「謎の大空洞」の最下層あたりまでくるとそれでも厳しくなってくる。

「最強のモンスター」では、源氏の盾でも防げない虫さんの「絶対停止糸」とサボテンダー、おまけに小さな草にまでやられる始末。とくにサボテンダーは、「針千本」なら可愛いが、「針万本」をすごい勢いで連発してくる。1回につき確実に10000ダメージ。6000くらいのリジェネでも間に合わない。

さらに極悪なのは「針10万本」だ。こっちはHP99999のザックス1人。多少回避もできるが、まともにくらうと確実に倒れる。本気で、リレイズなしでは進めないミッションだ。

おまけにここのボスがその極悪サボテンダー4体。すてみパンチくらいでしかまともに攻撃できないが、隙だらけなので「針10万本」が出たら確実にアウト。とはいえ貴重なフェニックスの尾を考えなしには使えない。何度も何度も、サボテンダーの行動パターンを観察しながらミッションを抜け、SP稼ぎのミッションで「転生の炎」を起こしてリレイズになってからまた挑戦、を繰り返した。

攻略法? 今のところ、「針10万本」というメッセージが出たら少しでも回避するか、敵が出さないよう神様に祈るか、運よくDMWで物理だけでも無敵になれるか…しかないかもしれない。

で、何度目かの挑戦で、ようやく勝てた。逃げ回りながら、隙を見て2~3体まとめて「すてみパンチ」を繰り返し……

二度とこのステージには行きたくない!

……このあともすごいのかなあ。

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2007年10月11日 (木)

エレーヌいじりがとまらない~日テレ「スッキリ!」

朝、オタクで夜更かしで低血圧の息子を起こす。

「7時20分よ!目覚まし(息子の携帯が、よくわからないオタク音楽を流す)鳴ってるわよ!」
「7時30分よ!朝ごはん食べなさいよ!」
「45分! ズームインの特集、終わっちゃうわよ!」
「ほらほら辛坊さんが始まったわよ!」

と、私はいわゆる「時報番組」と同調しながら、ただの時報と成り下がっている。こんなにがんばっても。8時くらいに起きた息子は
「やべ…遅刻するよ…あ?知らねえよ、何が何度も起こした、だ。俺が起きてねえんだから起こしたことにならないだろ!」と憎まれ口を叩く。寝起きはものすごく不機嫌な息子、まともにやりあっているとそのままニュースのタネになりそうで怖い。

しかし最近、「かなりやばい」時間である8時に、素敵な目覚まし番組が現れた。正確にはその時間帯はもはや「目覚まし」ではなく、家族を送ってほっとする奥様向けの時間帯。きっちりニュース、時事、芸能スポーツグルメなど、30分ごとにプログラムを組んで送る「ズームイン!」と違ってそのあとの「スッキリ!」は、ワイドショーとエンターテイメントの中間の位置で、しかもちょっと「はずした」感を売りにしている。

かつてのこの時間帯なら、まず「主婦視点」が大切。芸能人のスキャンダルや町の話題に、毒にも薬にもならないコメントがつくのが定石だった。昔、男性の浮気に対して肯定的なコメントをした司会だかなんだかが、視聴者に袋叩きにされたことがあったくらいの時間帯だ。が、この番組はコメンテーターもどこか突拍子も無いことを言う女性漫画家だとか、ヤンキー先生とか、どこか危うい。司会からして、平気で「いいじゃないですかねえ、男の浮気くらい」と放言して、とくに何もない。大体、この無法地帯をまとめる役である局アナ自体が、いきなり他局関係者との結婚を語ったりして、また唐突に辞めてしまったのだ。

で、この女子アナに代わり起用されたのが葉山エレーヌアナである。フランス人とのハーフで、お人形のようにかわいらしく男性ウケしそうな容貌の彼女に「え? 主婦に受け入れられるのかなあ…」と少し不安になった。

果たして彼女が入ってから、番組は怒涛の勢いでエレーヌいじりを始めた。かわいいエレーヌアナは、微妙にイタイキャラクターを持っていた。それを逃さず、がんがん突っ込む。いじられればいじられるほど、エレーヌアナ、ますます奇行に走る。それを番組冒頭の昨日のスッキリ!コーナーでえぐるように掘り返す。

もともとこの、変な奥様番組が妙に気に入り「うわあ~もっと見ていてえ~」と後ろ髪を引かれるように登校していたのだが(その割には夏休みには熟睡してたな)、このところエレーヌいじりコーナー(仮称)が、実質上の彼の目覚ましになっている。

今朝も「うっせえなあ、もー!」と顔を上げたところでエレーヌアナの奇行に釘付けになっていた。

エレーヌ、番組の最中なのに食べ物に執着するのである。

グルメな話題も扱うこの手の番組では、番組途中に話題のスイーツや料理が供されることが珍しくない。「おいしい~」と出演者が顔をほころばせてハイ、次のコーナーへ、というのが通常の流れだが、エレーヌアナはCMになってもそれを食べ続けていた、というのが数日前に暴露された。食べ物を粗末にしないのは、私的には好感。

昨日は米3合使った巨大スタミナ丼が出たらしい。するとエレーヌ、「私これ、全部食べます!」と言い放ち、番組の進行まとめ役としての任務も忘れ、いきなり「大食い美人女子アナ」キャラをアピールし始めたらしい。次のコーナーに行っても彼女はどんぶり(ていうか、大きなすり鉢くらいに見える)を離さず、食べ続ける。

おいおいおい、仕事しろよ~~~!

と、一視聴者の私の突っ込みなぞ当然関係なく、食べ続けたというエレーヌ。

番組終了時、完食していれば、ギャル曽根ちゃんに対抗できる大食い美人アナの誕生だが、「もう、1合くらい食べました~」とか、「朝ごはん食べてなければいけたかも~」とか言い訳しつつ終了。

「美人でヘンなアナウンサーがいる」という印象で終わったが、

おかげで息子の今日の寝覚めは、実にさわやかだった。

「食うのおせえよ!w」と突っ込みながら、さわやかに目覚め、上機嫌で朝支度をして出かけていった。いやもう、おもしろければ何でもいいです……という我が家にはぴったりな番組だ。

☆  ☆  ☆

「食うのおせえよ!」と突っ込んだ息子、昨夜の絶景番組でのギャル曽根ちゃんの印象で言ったのだろうか。本人はもっと遅く、小食である。
大体、夕食だといってもなかなか来ず、ちょっと食べ始めると漫画やゲームに耽り始める。食事には集中しなさいというと怒る。で、肉や刺身などだけ食べてぷいっとパソコンなどに戻ることもしばしば。そのくせ夜中にはカップラーメンなどを食べる。夕食前には自分で買ったスナック菓子を食べてるし。

もちろん私はいろいろ叱るのだが、「だって、食べられないんだもん」「おなかすくんだもん」という。3時間ごとにちょっとずつ食べるって、

あんたは新生児か。

3時間ごとの夜泣きがずっと治まらなかった幼少時代。おかげで私がどれだけ気が狂いそうになったかチクショー!

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2007年10月 9日 (火)

娘に悪魔が憑いたという

うちはいろいろ問題のある家庭だが、それでも母子、兄妹間で何かしらコミュニケーションがとれているのが救いである。

一時期は完全に壊れたと思った私も、不登校と暴力でむちゃくちゃだった息子もうそのように笑顔を取り戻してきたが、我が家で唯一まともと思われてきた愛娘が、いろいろ訴えてきた。

「私は、悪魔憑きなの」という。

かつて「街の灯りがとてもきれいねよこしま♪ブルーライトよこ~しま~」と自分の欲深いところを自嘲し、歌って笑っていたころとは何かが違う。

どす黒い感情が湧いてきて、親兄弟はもちろん、友人や祖父母にも毒づいてしまう。近頃血なまぐさい事件が多いのだが、彼女の心の中にも同じようにスプラッタな妄想がはびこっているらしい。

「エクソシストとエイリアンが見たいわ」

と娘。まあ、そんな懐かしい映画を。そんなの見ちゃいけません、と叱ったところでしょうがないだろう。「あら、懐かしい。ママがあんたくらいの頃の映画ね。エイリアンは恐怖心を上手に引き出す傑作だわ。このくらいの子って、そういうのが好きなのよね~w」と、軽くいなしながら、結構膨大なその手の映画ほかの豆知識を披露してやった。ふふ、母はこう見えても元オカルト少女だぞ。

誰だって、いつまでも純真無垢ではいられない。知恵の実を口にして、知りたくも無かった世界を知り、汚れてしまった自分を見る。衝動に駆られたり、悪の世界に焦がれたり、とてつもなく恥ずかしい失敗をしてしまうのが思春期。

「エクソシスト」は実話を基にしていると言われるが、日本でも「狐つき」という現象が昔から伝わる。「悪魔憑き」と「狐憑き」はとても似ていて、その解釈も対処法も、その風土や宗教による部分もあるが、ほぼ同じだ。

昔「きつねつきの科学」という本(高橋紳吾著・ブルーバックス)を読んでおもしろかったので、少し落ち着いたら娘にも読ませてやりたいと思う。精神医学ではこういう解釈と対処をするのか~と、感じ入った。現代日本人にとっては、土着宗教や仏教などよりも、西洋医学と言う考え方の方がわかりやすいかもしれない。この本では「きつねつき」の概念をむやみに否定せず、とても冷静に解説していて、今も時々読み返すくらいだ。

娘も今は少し、少女らしいオカルトな妄想に苦しんでもいいかと思う。それも経験。お兄ちゃんだって、いつ誰を殺すか、自分が死ぬかくらいに荒れまくったが今は日本一慈愛に満ちた少年になれた(と思う親ばかモード)。傷ついたり傷つけたりを経験しないでは大人になれない。抑鬱を克服しないでは大人になれない。

恥ずかしながら私も何度も何度も、それこそ大人になってからも「きつねつき」状態にあったが、妄想におぼれすぎることなく、新聞ネタになることもなくここまで生きてこられたのは、それなりにいろんな知識や経験があってのことだ。

娘は、突然心に住み着いた悪魔と、適当に付き合えるようになってほしい。

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2007年10月 8日 (月)

月曜昼のテレビを見て~奥様通販番組がこんなことになっていたとは~

まだまだ布団で安静にミッションしていたいところだけど、どうしてもやらなくてはいけない仕事があるので起きだし、夜の牛スネ赤ワイン煮と昼の骨付き鶏の水炊き風うどん(風邪にはいいでしょ~)をこしらえながら、パソコンに向かう。

で、平日昼は仕事で奥様向けの番組も8時すぎくらいましか見られないのだが、久しぶりにつけっぱなしに。まあ、HG、久しぶりだわ、エプロン姿も素敵ね、雨漏りする中でのお料理中継だなんて、最近の奥様番組もワイルドになったものだわ…などと眺めていると、「ポシュレ」のコーナーになった。

昔、平日家にいた頃は、「さ、11時半のニュースまでスーパーに出かけてましょか」とスルーしていたコーナーだ。美容、ファッション、インテリア…普通の、奥様向け通販番組だったと思う。

だったのに。

取り扱う商品がニンテンドウDSL????

大人の目力トレーニングなどとセットにして、奥様やシルバー向けの健康器具のようにして売ってる~~~

慌ててサイトを見ると、なんと売り上げトップの番組ヒット商品らしい。

そりゃあたしかにDSLは「一家に一台」どころか「1人一台」時代。子どもはもちろん、親やじじばばの方が新型DSに夢中だったりしている。おばあちゃんが孫(20代)に「DS買って」とせがむご時勢である(実話)。

日ごろゲームショップなどに出入りしている私には「え、定価?お店で買えばポイントもついて実質1割引なのに」「このソフトならもっと安く買えるでしょ~」「新色ったって、それ6月の新色。うちにもあるけど今普通に買えるよ~どうせならこないだ出た新色を…」なんて突っ込みどころ満載だけど、普通に考えれば、この番組をご覧の奥様、定年旦那さまにとっては一体街のどこに話題の「DS」があるのか、ソフトって何だ、乾電池や他のものがいるんじゃないのか、というレベルかもしれない。「安いなあ」とうっかり「DSケース」だけを間違えて買ってしまうとか、PSPとかいうのとどう違うのかと悩んでしまったり、うっかり「みんなが行列してるから」とWiiを買ってしまったり……そんな失敗をしないように救ってくれる、あるいはどうにも入りにくい「ゲーム売り場」に行かずともDSが買える、それがポシュレなのか。

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風邪で寝込んだ週末

微熱ではあるが、のどの痛みから発熱、顔からやたら汗が出るし、連休中片付けたい仕事もあったのだが安静にすることにした。

子どもたちは介抱……はあまりしてくれず、私の枕元でPS2「太鼓の達人アニソン祭り」をどかどかプレイ。息子など、「ほらほら、俺仮面ライダー響のオープニング、鬼モードを片手でクリアできるんだぜ~」と自慢。

おまけに私が寝込んでいるのをいいことにぶっ続けでPC遊びする子ら。

息子は、妹を引きこもりだとののしる。

「朝から晩まで、まったくもう!」

晩から朝までPCやる君も、いかがなものかと思うよ。

☆  ☆  ☆

ベッドの中で、「電脳コイル」や「地球へ…」を鑑賞。さらにザックスはミッション82パーセントまでクリアした。源氏の鎧やリボン、インビンシブルが手に入って格段にラクになった。…ついでに目覚めのさわやかなときに1000人組み手もクリアした。もう「VERY EASY」だし、ダイナマイト対策に「医術の心得」、そしてクエイクで一掃してとてもラクだったけど、それでも1時間はかかった。BMWが時間をとるw

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2007年10月 6日 (土)

鳥肌のたった週末

秋。金木犀の香りと共に新作アニメもやってきた。

高河ゆんデザインで話題の新作アニメ「ガンダム00」。ファースト信者年寄りの私だけど、意外と面白いかも。美形の少年少女は要らないけど。

続いて「電脳コイル」。先週の展開にワクワクしながらテレビの前へ。

って、私がテレビの前に真剣に座るって何年ぶりだろう。たいてい料理しながらとか、ゲームしながらとか、「ながら視聴」が普通になってしまってるのに。エレベーターに乗っても「バトルひとつくらいできるんじゃないかしら」とPSPを起動してしまうほどはまっているCCFF7の電源も思わず切り、見入ってしまった。電脳めがねにはまりまくりのフミエちゃんが、「めがね、はずしましょうよ」と言い出すほどの怖い状況。でも、もう、電脳のない世界になんて戻れないんだね、ヤサコも、ハラケンも。初めて使った黒電話に、「着信履歴は…」と探すフミエちゃんに感動。「NO DATA」の京子ちゃん、本気で怖い。

その興奮で思わずパソコンをたちあげてしまった、ネットなしではいられない私。

で、ひょんなところで拾ったニコニコ画像。キングダムハーツ2OPの、宇多田ヒカルさんの歌を逆再生すると、こんな英語のメッセージが……。

いやあもう、都市伝説的なものって、本当に楽しい。

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2007年10月 5日 (金)

凡人とそうでない人の違い

子どもがまだ小さかった頃。

ご近所に、それはそれは愛らしい男の子を持つお母さんがいた。そのお母さんはジャニーズ好きで、タッキーがそのまんま小さくなったような可愛いその次男君にメロメロ。そのお母さんがこんなことを言っていた。

「お兄ちゃんのほうを『こらっ!』って怒ると、手で頭を覆って、怯えるの。でもね、この子に『こらっ!』って拳を振り上げると、にこっと笑うのよ」

自分は可愛い、ママはそんな可愛いボクにメロメロだ、だからママが怒ったときには自分の最強の武器・「超可愛い笑顔」でカウンター。かわいらしく生まれた子は、幼いうちにそんな術を身に着けるのか、と、物心ついたころから「かわいい」と言われたことのない私はちょっと感心した。

さて、我が元不登校息子ちゃんは、幼い頃から「ゲームの上手な不登校君(仮名)」と近所で評判だった。実のところ、私も息子に触発されて、それまでどちらかというと否定的だった「テレビゲーム」をやるようになったくらいだ。幼稚園の頃、ポケモンとゲームボーイを持たせたら、お友達のお兄ちゃんの、レベルが10くらい高いポケモンたちにほぼノーダメージで勝ってしまうし、横スクロールの、アクションやシューティングなど、初めて触っても軽くクリアしてしまう。全然知らない隣町の子から「どうしてもクリアできないステージ、やってみて」と、やはりやったことのないゲームに誘われ、やはり軽くクリアしてしまったという。

小学校のパソコンの時間には、1ミス交代という暗黙のルールでゲームをやったのだが、息子の番になると全然ミスせず次々新しいステージに進んでしまい、「ずるい」と叩かれた。「だって、ミスなんかしようにもできないんだもの…」と、当時かなりふくれていた。学校生活に背を向け、ネットの世界に飛び込んでからは、何かよくわからない音ゲーや、東方とかいうシューティングゲームを、取付かれたようにプレイしていた。……私には、クレイジーに難しそうなゲームに見えたが、息子にとっては普通の学校生活より、ほとんど隙間無く飛び交う弾幕の中を泳ぐほうが、よほどラクだったらしい。

で、息子に「クリアするだけなら超簡単な」CCFF7を与えてみた。何せ、防御や回避なんかしらん、地図もわからん、「たたかう」でがんばる!という超ヘタレな私もちゃんとエンディングを見られたのだ。途中、砲弾を切るというミニゲームではパーフェクトまで出してしまった。その時息子は「よほど簡単なんだな」と笑った。

「ザックス元気?」「うん、まあ元気」「今どこ?」「ミッドガルでミッションやってる」なんていう親子の会話が数日続いている。しかし

「アンジールの故郷、焼いた」「じゃあ砲弾切り、やったんだね。どうだった?」と聞いたとき。息子が少し不機嫌になった。

「あれってさあ、音を頼りにしろっていうけど、音を聞いて押したら、全然切れないじゃん。クソゲーだな、これ」

へ?

「私でさえパーフェクトとれたけど?…まあ、2周目は私も全然だったけど」

「とにかくクソゲー」

ゲームの達人として10年以上生きているやつはすごい。自分ができないものを「クソゲー」と断言できる。

そしてまた、「あの子がそういうんだから、きっとこのゲームがゆるすぎるのね」と納得してしまう私。FFというゲームは間口を広く、奥を深く作っているので、恐らくこの砲弾切りも、凡人の反射神経に合わせているのだと思う。

そうなるといよいよ、過酷だといううわさのミッション100パーセントクリアに挑戦させたくなってくる……

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2007年10月 4日 (木)

ザックスの合成修行~水着でGOGO!

合成、ミッションクリア……なんだか本気でおもしろくなってきたCCFF7。仕事の合間にちまちまと楽しんでいる。

合成するのにも、元となるマテリア、パラメータ強化のアイテム、それにSPやお金が必要だ。うっかりマテリアをMASTERさせてしまうといろいろややこしいとかで、HPアップ、MPアップなどのマテリアを強化してはお目当てマテリアにぶつけ、ちまちまとザックスを強化している。レベルは変わらなくても、明らかにアクセサリやマテリアで難易度が変わる。むやみにザコを倒すよりも、変化のある育成がせきるわけだ。

で、HPアップにはポーションなどが使えるので金にものを言わせるとして、魔力やMPには、私は「モグのお守り」装備で浜辺の芋虫さんたちを「ぶんどる」だけで倒し、ちまちまと魔力アップ、MPアップアイテムを集めている。

さわやかな青空。美しい浜辺。

神羅カンパニーが誇る高級リゾート地、コスタ・デル・ソル。宝条博士もお気に入りのこのビーチをザックスが訪れると、なぜかモンスターとのバトルになるというジンクスがあるらしい。

ザックス、他のFF主人公の中でも1、2を争うおしゃれさんではないか。最初のソルジャー2nd服、1st服、途中で髪型や顔つきも変わるが、ここでは水着にパラソルを武器にしてしまう。

うれしいことにひたすら稼ぐ作業場であるこのステージで、やたらとお仲間が揃ってくれる(来なくてもいいんだが)。最初に見られたのはチョコボだ。水着でチョコボキック。これにはウケた。水着でラッキースター、水着でハードラッシュ、水着で癒しの波動……できれば水着ではりせんぼんやアイテム強奪がみたいなあ、などとほくそえみながら黙々と電車の中で稼ぐ。

なんでも、チョコボリーチの時に「はずれ」が出ると、上からものが落ちてきていろいろダメージがあり、爆笑モノらしいのだが、なぜかチョコボが外れたことが無い……見てみたいなあ、水着でたらいを落とされるザックス……

そうこうするうちにB.M.Wがパーフェクトになり、「源氏の鎧」が手に入った。じわじわ、おもしろくなってくる。ラスボス直前でひたすらミッション。2周目以降はこれが普通らしい。

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2007年10月 3日 (水)

社内でお引越し

長年上司に嫌われ、呆れられ、ののしられていた私。まともに動かないパソコン、バイトさん以下のぼろい椅子。そしてバイトさんにも冷たい目で見られる毎日。でもそれなりに努力したせいか、新しいMACと新しい椅子を与えられ、とたんに妙な能力を発揮。「石の上にも3年」とはよく言ったもので、急に高い評価をいただくことになった。

この秋、突然机の引越しを命じられた。って、営業部長クラスの席…。

新しいMAC……とは言っても、MAC自体すっかり時代遅れの遺物で、互換性が無いから私だけ取引先に迷惑データ扱いされていたのが、安いとはいえウインドウズのマシンを与えられた。入社当初は「(迷惑だから)あちこちのマシンに触らないでくださいっ」と冷たく言われながら仕事をしていたのに、社内の3台のOS10、そして今ウィンドウズをほぼ自由に使える状態になってしまった。

けど、別に何も言われてないので、単に上司に遠ざけられたんじゃないかな~なんて思っている。

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2007年10月 2日 (火)

元不登校息子が休校日に向かう場所

元不登校息子の新しい学校は、なんだかんだで休みが多い。

今週もテスト明けで2日もお休みだった。のんびりしていて羨ましい限りだ。結局「CCFF7」も、私が思ったよりハマってしまい、もう1本買って与えてしまったし、まあゲーム三昧、パソコン三昧で過ごすんだろうなぁ~と思ったら。

日曜、息子が言う。

「俺、明日中学行くわ」

前の休みの時も、中学に顔を出した。在学時あれほど行くのはイヤだ、みんなぶっ殺してやりたい、と言ったあの中学に行くのだと。もちろん私は息子の成長振りに喜んだ。苦労をおかけした先生方もきっと喜ばれることだろう、と。……しかし、また?

帰宅した息子が話す。「俺の後輩、俺らが卒業したら、学校来なくなっちゃったらしいんだ……」とかつての保健室登校組の心配をしている。息子はたしかに保健室では輝いていて、同学年にも後輩にも慕われていたらしい。絵に描いたようなオタクながら遊び上手で情報も豊富、意外と根性や度胸もあった。息子の下校風景を見たことがあるが、和気藹々と男女の集団で歩く姿には、恐らくこれが「不登校グループ」などには見えないだろうとさえ思えた。

本来不登校というのは楽しいものでもない(はず)。保健室を楽しくするか、不登校と言う道を選びながらどうやっていくかはそれぞれの子どもたちの課題なので、息子が責任を感じるものでもないのだが、まるで自分がそこを去ったことに責任さえ感じている息子。

「で、明日も中学行くわ」

へ。

「不登校仲間に話したら、俺も行きたいとか言うんで」

はあ。

いやがる息子の布団をはいだり、「学校へ行け」と泣き叫んだり、タイミングよく現れた自宅学習のセールスに6桁以上のなけなしのお金を注込んだり。出席日数が足りないと高校にいけないわよ、人生台無しだわ、ご近所にも心配かけちゃってるわ、恥ずかしい…義母に、なんていえば良いのかしら……

あの苦労は一体、何だったのか。

しかし、普通に登校した子どもたち以上の実りを、息子に感じた。

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2007年10月 1日 (月)

キングダムハーツ寺も新作発表!

人気シリーズ「キングダムハーツ」の新作が数日前に発表された。ロクサスが主人公なのと、もう1本。頭がこんがらがりそうだ。

……にあわせたのかどうかは知らないが、以前に書いた「キングダムハーツ寺」を久しぶりに訪ねたら、例のキングダムハーツ説教コーナーがリニューアルされていた。

Tera1_2 おお、またまた含みのあるありがたいお言葉である。

「わがこころの

暗やみに

気づいたら

遠くで

小さな星が

ひかります」

そして

そんな言葉の前に座っているのが、新作の主人公となるロクサスだ。

Teraroxas

このお寺、一体どういう…?

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