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2007年10月 5日 (金)

凡人とそうでない人の違い

子どもがまだ小さかった頃。

ご近所に、それはそれは愛らしい男の子を持つお母さんがいた。そのお母さんはジャニーズ好きで、タッキーがそのまんま小さくなったような可愛いその次男君にメロメロ。そのお母さんがこんなことを言っていた。

「お兄ちゃんのほうを『こらっ!』って怒ると、手で頭を覆って、怯えるの。でもね、この子に『こらっ!』って拳を振り上げると、にこっと笑うのよ」

自分は可愛い、ママはそんな可愛いボクにメロメロだ、だからママが怒ったときには自分の最強の武器・「超可愛い笑顔」でカウンター。かわいらしく生まれた子は、幼いうちにそんな術を身に着けるのか、と、物心ついたころから「かわいい」と言われたことのない私はちょっと感心した。

さて、我が元不登校息子ちゃんは、幼い頃から「ゲームの上手な不登校君(仮名)」と近所で評判だった。実のところ、私も息子に触発されて、それまでどちらかというと否定的だった「テレビゲーム」をやるようになったくらいだ。幼稚園の頃、ポケモンとゲームボーイを持たせたら、お友達のお兄ちゃんの、レベルが10くらい高いポケモンたちにほぼノーダメージで勝ってしまうし、横スクロールの、アクションやシューティングなど、初めて触っても軽くクリアしてしまう。全然知らない隣町の子から「どうしてもクリアできないステージ、やってみて」と、やはりやったことのないゲームに誘われ、やはり軽くクリアしてしまったという。

小学校のパソコンの時間には、1ミス交代という暗黙のルールでゲームをやったのだが、息子の番になると全然ミスせず次々新しいステージに進んでしまい、「ずるい」と叩かれた。「だって、ミスなんかしようにもできないんだもの…」と、当時かなりふくれていた。学校生活に背を向け、ネットの世界に飛び込んでからは、何かよくわからない音ゲーや、東方とかいうシューティングゲームを、取付かれたようにプレイしていた。……私には、クレイジーに難しそうなゲームに見えたが、息子にとっては普通の学校生活より、ほとんど隙間無く飛び交う弾幕の中を泳ぐほうが、よほどラクだったらしい。

で、息子に「クリアするだけなら超簡単な」CCFF7を与えてみた。何せ、防御や回避なんかしらん、地図もわからん、「たたかう」でがんばる!という超ヘタレな私もちゃんとエンディングを見られたのだ。途中、砲弾を切るというミニゲームではパーフェクトまで出してしまった。その時息子は「よほど簡単なんだな」と笑った。

「ザックス元気?」「うん、まあ元気」「今どこ?」「ミッドガルでミッションやってる」なんていう親子の会話が数日続いている。しかし

「アンジールの故郷、焼いた」「じゃあ砲弾切り、やったんだね。どうだった?」と聞いたとき。息子が少し不機嫌になった。

「あれってさあ、音を頼りにしろっていうけど、音を聞いて押したら、全然切れないじゃん。クソゲーだな、これ」

へ?

「私でさえパーフェクトとれたけど?…まあ、2周目は私も全然だったけど」

「とにかくクソゲー」

ゲームの達人として10年以上生きているやつはすごい。自分ができないものを「クソゲー」と断言できる。

そしてまた、「あの子がそういうんだから、きっとこのゲームがゆるすぎるのね」と納得してしまう私。FFというゲームは間口を広く、奥を深く作っているので、恐らくこの砲弾切りも、凡人の反射神経に合わせているのだと思う。

そうなるといよいよ、過酷だといううわさのミッション100パーセントクリアに挑戦させたくなってくる……

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