母の恥ずかしいマイピクチャ~息子と楽しくコミュニケーション
ウインドウズxpのログって、本当にあまり意味が無い。
家族がそれぞれに自分のログを持っていたとしても、パスワードなんかなくても簡単に入り込めるし、そうでなくてもほかのドキュメントファイルなんかは覗き放題だ。息子もすっかり開きなおって、エロ画像だらけの自分のファイルを、私に見せている。
ところで、最近、とある「若すぎたボクシング選手」が大変な話題になっている。傍若無人な振る舞いも、人格を疑う言動も、その競技そのものを否定するような卑劣な反則も、「若さ」で済まそうという世の中。未成年は殺しのライセンスを持っている、と言われるのも無理はないと呆れる。
次々おもしろい情報が出てくる中で、私はこの画像を息子に見せた。
これは、選手が所属するジムの公式HPの掲示板だそうだ。公式掲示板というと、当然誹謗中傷と見られる書き込みは即座に消されるか、審査のうえでUPされるもの。なんでもこれは、そういった書き込みを排除して残ったものばかりだそうだが……
これは芸術か。
どの書き込みも、すべて立て読み、斜め読みで真のメッセージが隠されている。
よほどたて読み職人さんにこのK選手は愛されているらしく、この間の試合に関しては、「部首たて読み」という素晴らしいものも作られたようだ。
いろはうたに「とが(罪)なくて死す」のメッセージが隠れている、といううわさが流れたのははるか古だが、言葉遊びに長けた日本人ならではの芸術作品である。
というのを息子にようやく見せられた。数日前からおもしろいものを見せてやるというのに面倒がってみたがらないから、もう。息子はいたく感動し、「それ、どこにおいてある?ドキュメント?」とか言う。「ああ、マイピクチャにあるよ」と応えた。息子、自分がPCを使う間に画像をもらって友達にでも見せるつもりらしい。さらに息子は加えた。
「あの~、見られちゃ困る画像とか、ある?」
ほう、一応配慮しているようだな。あまり記憶に無いが、一応マイピクチャを見直してみた。子どもに見られて恥ずかしい、あるいは有害なデータは、ないだろうか。
あった。「ああ、これはまずいわ。ほら、NHKエロ画像」「えっ」
息子を手招きし、自ら晒してみた。
「なあ、最近のNHKはすごいな」
「こんな直接的な表現すげえwww」
とりあえず、我が家は今日も平和である。
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