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2007年11月28日 (水)

フィギュアポーション発売~スクエニに搾取される奴隷の私たち~

昨日のとは別の旧友から電話があった。内職の件ではあるが、こちらは無事終了。ああ、よかった。そしてもはや10年来のFF7奴隷である私にこんな雑談。

「フィギュアつきポーションってなんですか、あれ………贈ろうかと思ったけど、1本900円くらいするんですか、前のは200円でしたよね」

「980円です。前のも、一度では絶対コンプリートできないように仕組まれていましたが、今度のはさらに凶悪です。8種類の缶に、8種類のフィギュアがセットになっていて、フィギュアは見えないという、我らファンから最後の一滴まで搾り取ろうということのようです」

昨日27日、ポーション第3弾……前のもいれれば、4回目のポーションが発売された。

前の缶ポーションでは、「社長だけ」「…ちょっとザックスも」「やっぱりクラウドも」「となるとセフィロスも」「ティファ、きれいだなあ」「ユフィを買わなきゃ後悔するかも」「バレット、マリンちゃんははずせないかな」「どーぶつが売れ残ってる…私が買ってあげないと」「シド、しぶいなあ」「エアリスーーーーッ!エアリスーーーーーーーーーッ!!!!!」
という調子で思いのほか散財させられてしまった。まさにスクエニの思うツボ。

大体、次のはひどすぎるではないか。さらに新しいキャラクター缶に、姿の見えないフィギュアだ。本気になったら家屋敷田畑まで取られそうではないか。も、もう知らんッ!私は今、FFTA2と仕事に夢中ですからね。ていうか、本当に仕事に夢中で、発売日なんか幸いにも忘れていた。

「あんたにプレゼント」

元不登校息子が、昨夜そのポーション缶を買ってきてくれた。なんという孝行息子よ。

で、ちょっと思い出してしまい、ついつい売り場を探すようになった今日。

自分的にはありえない缶を選んでしまった。

FF7の奴隷として、FFTやらチョコボレーシングやら、エアガイツやら、キングダムハーツやら、いろいろ買った。私生活でいろいろあって、ちょっとFFとかゲームとかから離れていたが、ちょうど少し余裕が出たのでACを買った。

素晴らしく贅沢に馬鹿になれるFF7映像で、胸が熱くなった。おかげでFF7コンピレーションとかなんとかの企画に、まんまとはまった。

しかし、ダージュ オブ ケロベロスは、正直微妙。自分がこの手のゲームシステムが苦手ということもあるだろうけど、ヴィンセントはやっぱり主役より脇役の方が光るんじゃないかとか、主人公とヒロインがうじうじしているのが本気でうざいわとか、なんでリーブの声、ケット・シーの石川英郎の二役やないねんとか「この腐れホモ兄弟がぁ!」とか、個人的に好きになれないので(好きな方、ごめんなさい)、まあ、キャラクター缶だって、きっとこれだけは要らないな、と思っていたのに。

今日、思い切って1本だけ買ったのが、そのダージュ缶だった。ザックスも、可愛いクラウドもおいといて。

だって…

Photo 隅っこにこんな絵があるんだもの。

こんなリーブさんが、ケットシー抱いて、こっちをイケメン視線で見ているんだもの!

た、たまらないじゃあありませんか!

この小さなカットだけで、980円ですよwまったくもう。私はこれを極めて個人的に「リーブ缶」と命名。息子は「俺、それも欲しかったんだ~ユフィがかわいくてさ~」と言っていたけど、却下。これはリーブの缶!リーブの缶は他に無いんだから!

ちなみに中には、一番欲しかった旧クラウドフィギュアが入っていたので自分的に今日の運を使い果たした感じ。

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2007年11月27日 (火)

旧友にばったり会った~どこも不登校は大変なようで

仕事で街を歩いていたら、高校時代の先輩にばったり会った。オタクで人との関係が築けない私にしては珍しく、長い親交があり、春にも一度食事やカラオケを楽しんだ。

その時、うちのとんでもない家庭の事情をちょっと打ち明けた。彼女はとても驚き、涙を浮かべながら親身になって話を聞いてくれた。そして、「実はうちの子たちも、不登校だったの」とも。

あれからどうしたの、と問われ、息子は新しい学校に進み、水を得た魚のように生き生きとして登校している、と話したら笑って、とても喜んでくれた。ああ、心配かけてすみません。

それどころかとうに卒業した、卒業式にも出なかった中学校に今通っている、と話したら驚かれた。そこから中学の不登校問題に話が発展する。仕事中なので、寒空での立ち話ではあったけど。

どのクラスにも、1人はいるよね。

1人どころか。4~5人はいないこともあるんだよ。でも、教育委員会は絶対表ざたにしようとしないんだよね。

保健室登校でもとりあえず出席扱いにするから、私みたいに公立小中学校に出入りすることがある業者でも、職員室の前の掲示板からは、欠席者のいない教室しか見えないんだよね。

その、教室に入れない子を除いて、いじめや不登校のアンケートやって「うちの学校にはいじめはありません」なんていう結果をひねり出すんだから。新聞とかの数字なんか、当てになりやしない。

いじめてる側にはなんのペナルティもないんだから、まったく。

いじめる側は、悪いことをしているという感覚がないこともあるよ。どうしようもない子に注意してあげてるだけ、というような。

……お互い時間が無いのに、しゃべるしゃべる。中学と言うトンネルを抜けて、ようやくお互い話せるということもあるのだろう。また、ゆっくり食事やカラオケでも、と約束して別れた。

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息子の腐女子化が止まらない~電脳コイル・私が失ったものは何~

今日は大好きな野田市を歩いた。下校時間、小学生たちが落ち葉のたまった溝に入って、かさかさ音を立てながら蹴って歩いていた。

この街は、江戸、明治、大正、昭和、平成の建物と町並みが渾然となっている。細く曲がった路地は江戸の名残。さりげなく立つ塔は大正時代のもの。とある墓石屋さんの敷地にはその時代すべての建物があるというし、黒塀、レンガ塀のすぐ先に、ガラス張りのキッコーマン本社がある辺り、わずか数百メートルでタイムスリップが楽しめる感じ。

大黒市というところも、そんな場所なのだろう。

電脳コイルで描かれる街は、人々が電脳めがねを使い、町中すべてがデータ化された未来世界でありながら、むしろ懐かしい昭和30~40年代の雰囲気で満ちている。複雑な路地、木造の学校、いたるところにある神社。子どもたちは塀の上、神社の敷地、そして路地のあちこちで電脳遊びを楽しんでいる。雷オヤジがどなったり、先生に大目玉をくらったりしながら、したたかに子どもたちだけの世界を構築し、遊んでいる。ほのかな恋心を育てもするし、怖い「都市伝説」に怯え、そのくせ望んで手を出したりする……

電脳コイルで描かれるノスタルジーは、かなり幅広い年齢層に受け入れられているようで、うちの子供たちも夢中である。子どもたち、「とおりゃんせ」が流れる交差点なんて覚えているのかどうか。あれは昔、視覚障害者を馬鹿にしているように思えるとかいう理由で、日本から消えた。あの懐かしくてくすぐったくて、不気味な音楽が流れる交差点は、21世紀初頭の今、どこにもない。ハラケンが手に取ったピンク電話も、今はほとんど見られない。フミエちゃんが「着信履歴はどこかしら」と真剣に探した黒電話なんて、恐らく子どもたちはサザエさんの世界でしか見たことが無いはずだけど、あらあら懐かしいわと見る母と同じく、笑っている。

そんな大黒市が、どんどん新開発され、フォーマットされていく。ストーリーの行方はともかくとして、壊される学校、白く舗装される道。子どもたちにしか見えない「不思議ないきもの」が生きていけなくなるということに心を痛めながら自分が生まれ育った街が今、どうなってるのかなあなどと思いを馳せる。

私は何を失ったのだろうか?

人間、誰だって前にしか進めない。それがどんな「前」であろうと。

今、ネットやゲームの世界にのめりこみながら不登校になってしまった息子、不登校まではいかないけれど、現実に絶望しながらネットゲームに手を出し始めた娘に、私はヤサコの母親の役割を演じなくてはいけないと思っている。

「手で触れられるものが本物なの」

一方で、その説教で済むのかしら、とも思う私がそこにいる。本当に、身近な、手で触れられるものが本物? 新聞や本を読んで感動したこと、ゲームで泣いたこと、マンガに教わったこと。これがウソでしかないものなの?

そもそも、1年でペットを死なせて、それでどうこう言う人ってなんだw我が家では「ヤサコ母が飼っていたペットはなんだ」と熱い話題になった。犬猫なら最低10年ちょっとは生きるだろう。実家の犬は、娘と同じ頃に生まれたらしい13年目のおばあちゃんだが、今もオスにもてもてだ。短命なハムスターでも、2年は普通生きる。うちの小さな淡水フグも、そんなに手間かけてるつもりもないのに3年生きてる。「カブトムシとかかね」「ショウジョウバエなんかもわさっと増えるけど固体単位では短命だわ」「ショウジョウバエ死んで、納得いかないって泣くかね」「まー、事故とかかもしれんし」

わいわいと盛り上がった週末。なんでこんなに親子で夢中になれるんだろう。どこにもない、永遠の子ども時代を、どこかで共有できたということだろうか。

☆  ☆  ☆

この前の放送で、猫目がいよいよ本性を現してきた。これまでひたすら兄に従順であった弟タケルも、もうついていけない、と背反することになる。

「口をふさいでやる!」とか、猫兄が叫んだ。

………この前から「猫目兄弟、ガチホモ~♪」と息子に言われていたせいか、ちょっとあるビジョンが脳裏に浮かんだ。と同時に息子のほうを見てしまった。息子は、にた~~~~~~っと笑っていた。「…どうやって口をふさぐんだろうな……♪」

ああ、まったく。すると娘(自称腐女子)がちょっと考えて発言した。

「……ガムテープを貼る、……とか……?」

(*´Д`)(*´Д`)<……

「純真無垢な美少女は違うわね」と私。
「その程度で腐女子を名乗るとはなw」と息子。

この母と息子の方がいかれているのだけど。

ところで息子、「俺が行く掲示板でも、あの兄弟に関しては『ガチホモ兄弟』とか言われてるぜ!」と言うけれど、とても心配である。彼の感覚では、健全なオタクな男の子がたまる場所だといいたいのだろうけど、そう思って安心していたら、見渡す限り腐女子がびっしり、などということはよくあることだ。

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2007年11月25日 (日)

内職とFFTA2とアニメ三昧の週末~ゆめだまや奇談って

内職しながらゲームはできないけど、内職しながらアニメは見られる。ていうか、もはや私の手からDSLを離すには、アニメでも流すしかない。

昨日の「電脳コイル」は、その役目を立派に果たした。どんなにはまったゲームでも、思わず手を止め、正座してありがたく鑑賞するしかない。また、HDレコーダーに録り溜めたコイルをDVDに保存しなおし、ついでに見る。というのも、今日は少し気になるアニメが放映されるからだ。

高橋葉介キャラクター原案の「ゆめだまや奇談」。一応ゆっくりと見ていられる時間ではないし、バイトに出ている息子のためにも録画はしておかないと。

で、念のため放送時間を確認しようと仕事であけっぱなしのPCでYAHOO検索してみた。

ゆめだまや奇談

と。

すると、

目玉焼き丼ではありませんか?」

と聞き返された。

ありません。

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FFTA2クリア!~終わらない夏休み~

チョコボフリークと、不可解な地関連が残ってはいるが、ほとんどクエストも出なくなってしまい、思い切ってラストバトルに向かった。禁域に入ってからとくに、幻術士(二刀流・マジックバースト)が卑怯なくらい有能。

いや、あれはどこでもたいてい卑怯レベルか。ボム大量発生のクエストで、息子にその凶悪さを見せた。3ターン、敵をこちらに侵入させずに耐える、ボムは倒してもすぐ沸いてくる、という内容だが、エーテル砲をもらった幻術士クン、一撃で全敵を一掃する。ヘイストをかけると、延々、彼1人が敵を倒し続ける。一体、彼は何十体倒す気か…息子もそのすさまじさに目を丸くし、「もうやめてーーーっ!ボムのライフはとっくにゼロよーーーーっ!」と笑い転げていた。

遠距離攻撃や、高低差無視、忍び足袋などがないと厳しいラストバトルだが、一歩も歩かず凶悪な攻撃をする幻術士のおかげでルッソは元の世界へ。……前のFFTAをプレイした私は、そこで会う人物に涙が出た。

☆  ☆  ☆

しかし、クリア後のデータで街に戻ってみると、どかっとクエストが出ていた。デュアルホーンのストーリーは、まだまだ続いていた!

一人ひとりはたいしたことがなかった五王が、レベル99になって揃って現れた!さすがに強かったが、これもなんとか倒せた。

アルシドとモンブランも仲間になった。アルシドはハーレムパーティで出すと楽しい。モンブランを見た息子「こいつの顔を見ると、ヤクトに行きたくなる…」とつぶやいた。な、何を考えているクポ????

「不可解な地」とチョコボはもっと早くからやっておくべきだった……orz やたら時間と手間がかかってしまう。もう5~6年はイヴァリースにいるはずのルッソだが、あと何年いる気だろうか。

こんな遊んでる場合ではないのだけど…  早く今週の内職をやってしまおう……

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2007年11月24日 (土)

息子のカーディガンが……

元不登校息子にようやくカーディガンを着せることに成功した私。まーくさんのコメントでひらめき、さらに暖かく過ごせるよう、ワイシャツの下に着る薄手のフリースを買ってきた。

「買ってきたよ。本気で寒い日には、肌着着て、これ着て、ワイシャツ着て、カーディガン着なさいね♪」

息子を気遣う心優しい母に、息子はこう答えた。

「あー……  カーディガン、どこだろ……」

( ゚д゚ )は?

「なんか、ないんだよね…」

二日ほど前に、初めて着たばかりではないか。

「またそこらに脱ぎ散らかしたんじゃないの?」
「探したんだけど、どこにもねえ」
「今日はどうしたの」
「今日は着てねえ」
「昨日は着たの?」
「昨日は、リュックに入れて持っていって、着た」
「学校で忘れたのかな? どこで最後に脱いだ?」
「俺は脱いでねえ」
「それじゃあ、論理上はあんたはまだカーディガンを着ているはずだが」
いや、どう見ても息子はシャツ1枚姿だ。

ゲームの装備は必死で集めているのに、自分自身の装備にはなんでこんなに無頓着なんだろう……

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2007年11月21日 (水)

TA2~敵の皆さん自重してくれ!

FFTにくらべて、FFTA2の敵の皆さんはお馬鹿さんだなあ、とは最初から思っていた。

最初のステージで軽く全滅できた私を導いてくれたのは、FFTのゲストや敵の皆さん。あれをお手本にすればよいのだ、とがんばりにがんばりぬいてクリアまでいけたのだが、FFTA2ではむしろ、反面教師にしたほうがよい。なんで「矢かわし」つけているこっちの子に矢を射るのか。くるくる回る、懐かしいロマサガのアクションを見せるためか。プレイヤーの「思う壺~♪」心をくすぐるためか。しかし、なんだって皆一様に、瀕死になると「カウンター」をセットしたこちらのユニットに突っ込んでくるのか。

「……か、介錯を…」
「承知仕った」

てな感じなのか?wと最初は敵のお馬鹿さんっぷりを笑っていたが、徐々に

「本当に、瀕死になったらカウンターの相手に死を希うというプログラムでもあるんじゃないか???」と思えてきた。

今日の仕事合間のプレイである。大魔法・マジックバースト幻術・しかも二刀流のうちの秘蔵ヒュム君がこりゃ反則だろうという攻撃を仕掛けた。敵の多くが戦闘不能または瀕死になった。

すると、瀕死敵の皆さんが、こぞって二刀流幻術士にすりより、次々に「たたかう」をしてくる。もちろん、瀕死といえども100くらいHPのあった彼らも、二刀流杖であっという間に戦闘不能にしてしまう。

それが、3人続いた。行列のできる介錯士か。

あと本気で命わずかな状態の1人も、やはりカウンターをセットした別キャラに突っ込み、引導を渡してもらっていた。まあ、バトルが早く終わって良いのではあるけれど。

「俺が目指すのは最強の空賊!弱ったところでがんがん盗むぜ!」という某空気とか

「さあ、静かになったところで、うちの青魔道士のために働いてもらいましょうか」という魔獣使いとか

「モグが乗りこなすクポ~~」と言うヤツとかなどには、結構この仕様は大打撃である。

まあ、それを理解したうえで楽しめよ、なのだろうが。

「もはやこれまで」とばかりに死に急ぐサムライ魂に狼狽した米軍の気持ちが、少しだけわかった。

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2007年11月20日 (火)

TA2がまだまだ楽しい~五王って…

仕事の合間、眠る前などでようやくラスボス前。五王を全部クリアした。

息子が叫んでいる。「なんだよ、このクエスト~~~!」スメアリボン牧場での、見渡す限りキャシー(モルボル種)だらけの地獄のクエストか。ああ、ママも苦労したわ。クエストのレベルがたいして高くないからと、不用意に飛び込むと地獄を見るわね。

ゲーム初心者にもとっても親切なつくりになっているけれど、時々こんなにスパイシー。これがFFTA2。逆に、クエストのレベルが高いのに恐れをなして、ずっと放置していた赤王、そこから続く五王のクエストは、レベルの高さに反して、意外とラクちんである。もっと早くやっちゃえば良かった。

まず赤王だが、赤魔道士1人が相手。レベルによっては時間がかかるかもしれないが、それでも「ラッシュ」などで崖から落とせば、意外とラク。

青王は、もう自分のところの青魔道士にラーニングさせるのもよいし、サービスステージだろう。

緑王……。何をしに出たんだ???ロウが「HP回復行動禁止」だったので、つい恐れをなしてクランアビリティを「リジェネラ」にしてしまったが、ノーダメージで勝てた。勝手に彼女が、ヒルのトラップを踏みまくったのだ。

続く黒王は、見た目に反して意外と強い。3属性を使いこなし、3属性を吸収する。魔法返しもあるし、魔法防御は強いし、よく回避もする。チョコボの暴走を使いやすいような地形も、つらい。でも、打たれれば弱いのは魔道士系の特徴。

最強の白王(レベル88)だが、鈍足のン・モゥだ。我が愛するン・モゥだが、欠点もよく知り尽くしている。とにかく、遅い!打たれ弱い!「ダメージMP回復」のおかげで1ターンめから強力な攻撃をしてくるが、これで致命的な状況にさえならなければ問題はない。「ミス禁止」のロウだが、しょせん回避ゼロだし、ほぼ確実にクリアできると思う。

レベルよりアビリティや装備やパラメータが大事。けっこう、うまくプレイヤーを考えさせてくれる敵やロウがいっぱい。そこが楽しい。

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2007年11月19日 (月)

息子にカーディガンを着せる~普通はそれだけで日記になんかならないが~

今日はこの冬一番の寒さであった。

私は、裏起毛のスラックスにセーター、そして買ったばかりのコートにマフラーで、それでも夜には震え上がった。先週のぽかぽか陽気からこれでは、体調管理が大変である。

で、年寄りの私よりも大変なのが子どもたちだ。「制服」というものを着る彼らであるが、最近の子はコートというものを着ないらしく、マフラーやカーディガン、ババシャツ、はにわ(スカートの下にジャージ)などで体温を確保するしかないという。

というのが、私のテレビなんかで得た知識。秋の衣替えで、「校則や、先輩たちの服装を確認して。必要なものは買うから」と宣言したが、わが子たちの服装への関心のなさと、一方での異常なこだわりに悩まされた。

特に元不登校息子。アスペルガーであろう、という診断もされているが、本当に服装に関しては無頓着なのかこだわりがあるのかわからない子だ。中学時代はほとんど不登校(重役出勤)で、また父譲りで暑さ寒さをあまり感じにくいこともあり、あまり登下校スタイルで防寒を考えずに済んでしまったけれど、今年はそうはいかない。体温の逃げやすいブレザースタイル。それに朝早く自転車で出かけ、夜バイト先から帰ってくるのだ。寒い思いをさせてはならない。

「カーディガンとかマフラーとか、校則を確認して」

そう言ったのは、たしか9月下旬だと思う。10月に入ってずいぶんしてから、入学当時の資料を持ち出し、息子はこう言った。

「『ブレザー、ズボンなど、校則で指定された服装以外の着用を認めない』って言うから、全部ダメなんじゃね?」

そんなわけはない、冬には防寒が必要だろう、だからちゃんと先生や先輩に確認して、などと語りかけて約1ヶ月。ようやく「さみ」とか言い出した息子が、「うちの学校、なんでもいいと思うよ~?黒とか紺とかグレーとかなら」と言い出した。……のが11月中旬。やっと、仕事の合間に、安くて洗える黒のアクリルカーディガンを購入した。

「買ったよ~」

「ああ」

息子は、一瞥してPCやゲームに没頭した。

「『ありがとう』は?」

「ああ、ありがと」

で、カーディガンはそのまま放置。そして今朝、いかにも寒そうな天気予報に「今日こそ、カーディガン着なさいよ」と強く語りかけた。「……ああ…どこだ?」「あんたの寝床の下になってる。何度も、あんたの上に出したんだけど」「ああ」

寝ぼけ眼の息子も、ようやく動き始めた。顔を洗い、着替えの準備をし始めた。そこで、息子は衝撃的な言葉を発した。

「なあ……これって、どういうふうに着たらいいんだ?」

……思えば、私もカーディガンというものを、彼の前で着た事がないのかもしれない。某デパート勤務の時に、指定されたものを着たくらいか。カシミアアンサンブルなんていう奥様っぽいものも20年前から持っているが、それは出産してから封印されている。そして何より、息子はちょっとだけ、人と違う思考回路を持っている子だ。彼は、シャツとカーディガンとジャケットと、どういう順番で着れば良いのか、真剣に悩んでいるようだった。数学や物理は、砂に水がしみこむように理解できるが、「ダメ」なものは、油粘土が水をはじくようにわからない。そういう子。

「まず、ママがこの前買ってあげた冬用の肌着を着るんだよ」
「どこ」
「ほらここ」
長袖ウォームビズ肌着を渡す。「それから、Yシャツを着る」「うん」
「それからネクタイを締めて、その上にカーディガンを着るの」
「……」

息子は、ようやく納得したようだ。Yシャツの下に着るのかどうかと迷っていたのか、君は。普通の子は、そんな悩みを抱かないがな。ただ、同じくおかしい私にとっては、目の詰まった、けれど薄いワイシャツの下にカーディガンの方が、関東の空っ風に対抗して保温できるんじゃないかな~やらないけど。だ。息子は、そういうようなことを考えていたのかもしれない。

さらに私はこの、天才的なひらめきと、愚鈍な発想を持つ少年に釘を刺した。

「あ、ズボンははいてね。『アンタが言わなかったから、肌着、ワイシャツ、ネクタイ、カーディガンだけつけて(下半身裸で)登校しちゃったじゃねえええええかあああああ!』とか言うの、やめてね」

キレたときの息子の口真似で、言ってみた。寝ぼけ眼で不機嫌だった息子は、微妙なアルカイックスマイルを浮かべて固まりながら、なんか目をキラキラさせ始めた。私の言う自分像を想像して、おもしろかったらしい。ていうか、本気でやりそうだったのかもしれない。

玄関で「行って来ます」とか言う息子だが、案の定、肝心のカーディガンを忘れている。声をかけると「ああ~忘れてた。時間ね~~~」という。慌ててカーデガンを渡し、息子がかばんに突っ込む。「あ。まだ値札とか、とってないんじゃ…」「い~~よ!俺、カッターとか、デザインナイフとか持ち歩いてるから」「電車の中とかで刃物出すの、やめてよね」「出さねえよ!」「ていうか、今が一番必要なんだって!」「今日のバイト帰りが寒そう~~」

あわただしく、朝の会話が進んだ。息子、カーディガンと言うものを着用したんだろうか。午後、とても冷え込んだが、それで足りるんだろうか。母はあれこれと思案する。

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2007年11月18日 (日)

忙しい週末~転寝をすると

今週末は、仕事で潰れた。これからまたでかけるところ。

昨日は午前で仕事を切り上げ、昼食を作り、内職をしようとしたのだけど眠気に負けて、うたた寝。……と思ったら、体もまぶたも重くてしかたがなく、しっかり昼寝してしまった。

で、その間になぜか財布から1万円が消えている。

夜もどうにも眠くて仕方が無く、朝、息子の荷物を調べたけれど見つからない。ただ、「給料が出る前の下見」とか言って、おもちゃなどの量販店の道順を聞いていたけれど。

疲れた……とりあえず、瀕死の子がいる水槽の水を替えなきゃ……

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2007年11月15日 (木)

夜舞のセレブ~四天王は正義の変態ばかりか~

オカマのおじちゃんこと、「夜舞のセレブ」と対決。こちらも同族バンガ軍団を引き連れての登場だ。いや、前もそうだっけ。あのときは苦戦させられたが、学者のいる今は、「生態の書」+スマイルの補助で楽勝~♪

ついでにバンガ軍団の装備を見てみた。あの頃は勝つだけで精一杯だったが、盗む、ひっぺがす喜びを覚えてからは一応チェック。

…やられた…

皆さん、「リボン装備可能」をセットし、本来女性専用装備である「リボン」「カチューシャ」「バレッタ」を装備していらっしゃる。

「女装バンガ軍団」であらせられたかww

エンゲージ終了後、フリーペーパーにまた驚いた。オカマのおじちゃん、……熱いぜ。

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2007年11月14日 (水)

呪縛しすぎアリスと遊ぼう~どんどん変態に~

デュアルホーン関係のクエストが本当に熱い。本編があっさりしているだけにこっちが本編じゃないかと思うくらいだ。それに、四天王のキャラが濃い。

最初4人とグラスの港で会ったときは、夜舞のセレブの強烈さにほかのキャラがかすむような感じだったが、皆それぞれに濃い。笑ってしまうのがリーダーのマクイスだ。たいていこちらの近くにいて、のこのこと寄ってきたところを瞬殺され、あっという間にエンゲージが終了してしまう。おかげで他のメンバーの能力などが、わからないまま個々のエンゲージへと進んでしまった。

セレブには私はずいぶん苦戦させられてしまったが、美しい呪縛のアリスは、なんと共同で賊を倒すことになる。話してみるとなかなか正義感の熱い、かっこいい人である。

ただし、変態。

リボンを装備しているのにわざわざ状態異常になって出てくる。

必要以上に、同性であるヴィエラ族にべたべたつきまとい、エーテルを貢ぐ。

敵であっても、ヴィエラを殴って回復させてしまう。

そんな彼女と、いよいよ本格対戦することになった。場所は雪の降りしきるモーラベルラの町。彼女はさらに自らに負荷をかけて出てきた。くらやみ、オイルにドンアク、ドンムブだ。

イメージすると、目隠しをして、全身に油をぬりたくり、両手両足亀甲縛りで雪の積もる屋根の上にたたずんでいるようなもの。

どこのAV撮影か。

おまけに連れて来たのは彼女お好みのヴィエラちゃんたち美女軍団。なんと淫靡なエンゲージだろう。

ともかく、相手の装備もなかなかおいしそうなので盗むヒュム白魔、ひっぺがすラニスタを入れ、敵がヴィエラでヴィエラA禁止ならと、ここぞとばかりに学者ン・モゥを入れてみた。数少ない、学者大活躍のエンゲージでもある。

学者は、敵味方全体に攻撃をしかけるというもので、こちらの装備が整っていないと使いにくい(整っていれば最強!)が、このような敵が同種族ばかりとなると別である。「生態の書」でヴィエラを指定すればどんなに遠くにいる敵でもちまちまと攻撃する。よし、キミは歩かなくていいからそれに専念!

……ここで誤算があった。敵が近づくのを待ちながらいろいろ強化していたため、みんな密集していたのだが、学者が全体ヴィエラ攻撃をしかけたとき、周囲にはカウンターをセットしたシークとバンガがいた。「当たらないからいいじゃないか」などと思った私が甘かった。ミスになっても、彼らは「攻撃された」と認識し、そのたくましい腕で、学者に襲い掛かったのである(苦笑)

それはともかく、可愛いヴィエラたちをおいしくひっぺがしてから退け、とうとうアリスを追い詰めた。可愛いヴィエラたちの悲鳴屋根の上でじっと聞いていた彼女も、ようやく動き出した。十分MPもたまり、強力な召喚魔法が、ガリークランに降り注ぐ!

…けど、盗み係二人が屋根の上に追い詰め、他のメンバーが遠く離れると彼女はほとんど無力だった。どうもリボンはまず盗めないようだが、あとはなぶられっぱなし。3000ギルを奪われ、死神の衣をひっぺがされ、もはや全裸にリボンといやしの杖のみの状態で、彼女はされるがままだ。どうやら、召喚魔法のターゲットをユニットにしか設定できないらしい。し、四天王なのに……

この間ラブリーボイスのバレンタインちゃんから念願の赤い靴を盗み、嬉々として装備しているルッソだが、このゲーム、結構楽しく変態ごっこができる。

……私だけだろうか……?

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2007年11月13日 (火)

まだまだTA2~呪縛のアリスはヴィエラがお好き?

デュアルホーン四天王・呪縛のアリスは、見目麗しく涼やかな女召喚士である。

自らに負荷を負わせるほどに強くなるといい、いつもくらやみなどのステータス異常を自らに課して戦う。おお、かっこいい。どんなに強いのだろう。暗闇殺法みたいな技をみせてくれるんだろうか…

と思ったら、最初に彼女1人のクエストで会ったときには、なぜかうちの新人ヴィエラを追まわし、しつこくエーテルを貢いでばかり。

2度目の共同戦線では、くらやみとオイル状態で登場したが、不思議である。やはり、うちのベテランヴィエラにぴったりとくっつき、ひたすらエーテルをくれる。……うちのダーナちゃんはHP消費魔法をセットしてるんで、MP使わないんですけど……たまにうちのマジックバースト使いソルジャークンに浮気もしていたけれど、とにかくヴィエラに貢ぐ貢ぐ。まあよかった。今我らガリークランは敵の白魔道士ヴィエラちゃんから「ロードオブロード」をひっぺがすのに忙しいので、むやみに攻撃をされても困るのだ。

何度かのトライで、無事目当てのアイテムをひっぺがした。さあ、あとはこの子を倒すだけ。服を奪われ、ぼこぼこにされる白魔道士ちゃん。その背後に、アリスが立った。

おおお、いよいよアリスが真の強さを見せるのか。彼女の攻撃とは一体……私の期待は膨らんだ。すると……

「たたかう」

……彼女の武器は、「いやしの杖」らしい。つまり、殴ると相手を回復させる。時々こちらのユニットもそうして回復してくれることがあるが、なんでまた、クリア目前で敵を回復させるのだ。相手がヴィエラだからか???

要は、単にヴィエラ好きのヴィエラ????

ストーリーを追うと、一応四天王のリーダーマクイスを慕っているようなことを言うのだけど、実のところヴィエラ萌えの貢ぐ女アリス。

う~~~む、サブストーリーがやけに濃い。

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2007年11月12日 (月)

荒ぶる息子に応戦してみた~息子の金が尽きてきた

バイトを始めた息子には、毎月¥10000~¥15000を貯金して、あとは自分で考えて使うように指導している。このところは¥30000くらいと、祖父から受け取るPCメンテナンス・アドバイザー料¥5000、あとは私が必要なときに与えるお金が毎月の彼の可処分所得となる。

少なく見積もっても¥45000くらいはあるだろう。高校生として、さほど少ない額ではないと思う。

しかし彼はオタクである。それも実に守備範囲が広い。

アニメもゲームもマンガも好きだ、同人誌だって大好きだ、フィギュアもプラモも楽しいな、コスプレもいいな、パソコンも音楽もこだわりたい、好きなキャラは幼女からおばあちゃんまで、いや、かわいければ男でも萌えるぞ~~~~~!

双子もメイドもツンデレもスク水もニーソも……と、何にでも萌えあがる節操のなさなので、もしも欲しいがままにお金を使っていけば、月に何十万あっても満足できないだろう。

だが、満足してもらわなくてはいけない。欲望と現実と向き合い、今あるお金で本当に欲しいものを買い、大切にするというあたりまえのことができるようにならなくてはいけない。去年のように、「無ければ盗ればいい。くれない親が悪いんだから」と言わんばかりに、無理やり親の財布から資金を調達するようなことを、許していてはとんでもない人間になるだろう。

さて、前に書いたが私は「もう弁当は作らない」宣言をした。お金を大切にするためにも、工夫が必要だと毎日こしらえていた弁当だったが、ほとんどが手付かずで隠されたり捨てられ、ファストフードやカップ麺、スナック菓子で腹を膨らませていたのに怒ったのだ。

「お金が無いからとか言って、毎日食費をせがむのもいい加減にして。ちゃんと弁当を食べていれば十分足りる額を持っているんだから。どうしても弁当は要らない、作らない、よそのを食べるというなら、自分で稼いで」と突き放した。

さて、給料日から半月ほどの昨日、「金が尽きた。明日は昼食抜きになる」とか言い出した。友達と出かけるからなどと言ってはちょこちょこと親にせびって、これだ。しかし、ここでハイハイ、とお金を渡してはいけない、と思った。十分な額を浪費して、親にせびればなんとかなる、では前述の困った親戚と同じである。

「じゃあ、ちゃんと早く起きて、自分で食べられるだけの弁当を用意しなさい」
「起きられねぇって言ってんだろ」
「ご飯は用意してあるし、冷凍食品だってある。ちょっと早く起きておにぎり握って電子レンジ使えばそんなに手間もかからないよ」
「だーかーらーっ!俺は起きられないって言ってんだろ?あんた頭悪いな!聞いてンのかよ!俺は学校とバイトで疲れてるんだ!」
私は仕事と内職で疲れているが、それでも痛い体を引きずるようにしてなんとか食べられるものをと用意したのを、生ゴミにされたんだよね。楽をしないと体を壊す…と、冷凍食品をいっぱい買ったけど、それじゃあかわいそうだからと、張り切っておかずをつくったのも、なぜか冷蔵庫の奥で発見された。そんなことをした君が、おにぎり握る手間も惜しむか。人にはさせておいて。

やはり連想するのは、先日解雇された3歳児クンだ。彼は人一倍ヒマなくせに、本当に必要なことを何ひとつやらなかった。あまりにも使えないので、せめて忙しい総務の代わりに雑用を、と申し付けるのだけど「できません。忙しいです」とぴしゃり。やりたくないことは人任せ。自分は特別な人間で、雑用なんかやってられない、ボクにはふさわしい(おもしろい)仕事があるはずだ……とでも夢想している、あるいはそうして生きてきたのだろう。

結局、何一つできない人間になってしまってもまだ、現実をわかっていない。

そんな人間にしたくないから、ここはひけない。

怒った息子は、例のごとく手当たりしだいモノを投げ始めた。そのとき私は調理中で、鍋には轟々と火がかかっていた。鍋に当たれば大変だ。と、火を止めようと伸ばした手にもモノが飛んでくる。

「危ないでしょう!」
「関係ないね!あんたがわけわかんないのが悪いんだ!」

私よりも背の大きな息子は座った目でこちらに来た。私はとっさにそこにあったフライパンにも対応☆32センチ万能鍋蓋を手に取り、これを盾にした。

RPGの初期装備か。

「じゃあ、どうすればいいのかな!ママが作った弁当は食べたくない、お金は無い。あんたはどうすればいいのか考えなさいよ!」
「知らねえよ!」
「だから、考えなさいよ!もう、ママは作らないよ。ママだって、疲れてるんだから。食材だってタダじゃない。これだけ稼ぐのにどれだけがんばらなきゃいけないか。とにかく食材だけは用意してあげてるんだから、あとは自分で何とかしなさいよ!お金は無限に湧いてくるんじゃない!」

小競り合いの結果、なんとか息子は落ち着き、口実をつけておじいちゃんのところに行くと言い出した。おじいちゃんのところに行けば、結構高確率でお小遣いをもらえるからだろう。私は親に甘やかさないでと言っているが、まあ、そういうところに頭を下げに行くのもひとつの能力だろうと思い、認めた。私自身は人に頭を下げたり甘えられなくて、それが欠点だとも思っているから。

最近杖を突き始めたおじいちゃんを見て、自身の甘えに気づくこともあるだろうし。

どうやらお小遣いをもらえなかったらしく、息子は「なあ~明日本当に金ねえよ~飯食えねえ~」とぼやいて帰ってきた。食えなくは無いのよ、自分がきちんとすれば。

あけて今日、テレビでお笑いタレント麒麟の田村を、二人で見ながらご飯を食べた。今をときめく話題の人だが、諸事情があり親に捨てられ、中学生でホームレス、ダンボールにかじりつくほどの飢餓の経験を持つ人だ。ケロロ軍曹のEDテーマも、それを知るといよいよ味わい深いものがある。息子は、一連のエピソードに感動し、「自分の子には、屋根だけは与えたい」という言葉に深く感銘を受けていた。まあ、うちもパパが出て行ってしまって大して違いの無い家庭。まさに「屋根だけは」と私ががんばっているの、わかってるんだろうか。少しでも、テレビの彼に学んでいるんだろうか。

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2007年11月11日 (日)

ボンガ編集長の財布を狙ってみた~それどころじゃない週末

FFTA2がやめられなくて困っている。

呪縛のアリスは、なぜかうちの新人召喚士・ドナちゃんに熱をあげ、ひたすらエーテルを貢いでくれた。もうMPが満タンだろうが、なんだろうが、遠慮して逃げてもずっとぴったり追いかけてエーテルを……

夜舞のセレブだけではないのか、デュアルホーンの倒錯した人は。

☆ ☆ ☆

ラブリーボイスの水浴びも阻止した。アイドルのはいてる「赤い靴」を盗みたかったが、余裕が無かった。息子に「あんたは変態か」と言われた。ヘイストをかけてすごい勢いで迫ってくるアイドルおっかけくんたちと同レベルで結構。

☆ ☆ ☆

おっかけくんを助けて、ボンガ編集長と社長と戦った。助っ人の用心棒を隅に追い詰め、シーク二人がかりで源氏の兜、源氏の鎧をひっぺがした。ついでに財布も狙ってみたが、ボンガ編集長は300ギル、社長は110ギルしか持っていなかった。アイドルの小屋ではコモド社員の財布も狙ってみたが、こちらも110ギル。モンスターの方が羽振りが良い。

☆ ☆ ☆

って、それどころではないのだ…今週末は急ぎの内職が。なのに手につかない……

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2007年11月 9日 (金)

腐女子な息子・ロリな娘

我が家的に今年最高のテレビアニメ「電脳コイル」だが、ちょっと前の放送を見て息子が、猫目・タケル兄弟に萌え始めた。

「ちょ…この兄弟…(*´Д`)」

なんか、やおいモードに突入した息子。あらまあ、ママ、そんな発想微塵もなかったわ。

「あたしは腐女子なの」とかつて流行を先取りするような宣言をした娘。しかし、彼女のPC壁紙は、前外相御用達・ローゼンメイデンの女の子だ。いろいろ話をしているけれど、彼女は男子よりも女子キャラに萌えているのは歴然だ。巨乳!ロリ!男?ハア?イラネ!というノリである。

今日私がここで言いたいのは、我が家が今とても平和であるということである。

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2007年11月 7日 (水)

六花ちゃん、おかえりなさい~テレプシコーラ第二部開始~

あらあ、六花ちゃん、しばらく見ないうちに大きくなって~

と、親戚のおばさんのような気持ちになってしまった。

「テレプシコーラ」の第二部がいよいよ始まった。たしか最初は「来春スタート」とかじゃなかったっけ……のびのびになるうちに手塚治虫大賞にも決まり、満を持しての第二部スタート。あれから2年、16歳の六花の物語の始まりだ。

あの悲劇を乗り越え、六花は健やかに成長したらしい。茜ちゃんのようなタフさはないけれど、それなりに強くなっている。千花ちゃんも、今も六花ちゃんを叱咤激励し、支える存在のようだ。

説明的に語られる、先生方の近況も楽しかった。金子先生、五嶋先生、お幸せそうで何よりだ。

千恵子先生も、絶望を乗り越えたようで何より。やはりこの人は強く、賢い人だと思う。

とりあえず、連載再開第一号の見所は「茜ちゃんの家族」である。……なんでこの親から茜ちゃんのような子が……

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2007年11月 6日 (火)

シークとグリアが有能すぎる~ン・モゥファン涙の叫び

「シーク?見た目がいやだから俺は使わねーよ」と息子。

シークとは、FF12で登場した、一見豚人間という感じの亜人である。でっぷり太って憎憎しい顔つき、12では悪役か、こそどろか、というろくな役どころではないくらい、モラルが低い種族である。

だが、見た目とは裏腹にすばやい種族だということで、FFTA2で敵として現れると実に手ごわく、いやらしい。なのでとにかく仲間にしてみた。

すごいいいいぃ。

なんとなく仲間にはしたものの、今のメンバーにくらべて使い勝手がわからないなあ、とアビリティだけおぼえさせてベンチを暖めさせていたシークと、グリアだが、彼らを最初に出したのがよりによってお嬢様デビュー戦。天をつくような切り立った山の頂上にいるドラゴンを倒すクエストだが、それまでのレギュラーメンバーがえっちらおっちら山登りしているというのに、彼らは難なく頂上につくではないか。レベルはさほどでもなかったのに、力も体力もある。おまけにジョブは少なくても、使えるアビリティが多すぎる!

グリアの「~クラッシュ」は、高確率で敵のパラメータを下げる上にダメージを確実に与える。ソルジャーの「~ブレイク」とは比べ物にならない。これを覚えて狩人にセットすると、最強の切りこみ隊長になる。「ハンティング」でアイテム倍増もよいし、遠距離攻撃も多彩。何より高低差無視と移動距離がすごい。すぐに敵の背後をとるし、高い山も1~2ターンで上り詰める。

シークも見た目に反してすばしっこく、移動もジャンプも優秀だ。ワナをしかけたり、見破ったり、「スリとる」「ひっぺがす」でどれだけ我がクランを潤わせる気か。使える技は実に多彩、「ウォークライ」で味方のサポートもまかせとけ、「薬の知識」で、アイテムの効果も倍増だ、ついでに「ぎゃくてんこうか」と「薬の知識」で、シークは凶悪になる。今、うちのクランの主力アタッカーでも、なかなかコンスタントに100以上のダメージは与えられないが、たとえば「ぎゃくてんエクスポーション(薬の知識併用)」なら、シークはほぼ確実に400ダメージを与える。今のザコ敵ならそれでほぼ即死させられてしまう。ロウに応じて、確実にダメージを調節できるのも魅力だ。

「400ダメージ~~~~!?(;゚ Д゚)」

息子が驚いた。

「あ、あのう……シークを仲間にできる場所ってどこ……」
「ウワサ話に出てくると思うよ」
「そっかあ」

などと和やかな家庭の会話をすませたところで、つくづく思う。

今回、魔道士系がつらくないですか????

精霊魔法でダメージとステータス異常を与えられたり、そこそこ素早く、簡単に攻撃も回復も、また武器での攻撃もできるヴィエラはまだいいです。

ヒュムだって、バンガだって、モーグリだって、いろいろ使い道があります。

なのに愛しのン・モゥは!

色とりどりのプリンやボム系が出るクエストに限って「三属性禁止」とか「冷属性禁止」とか。

素早さが低いから、序盤はともかくどんどん水をあけられるのに、あのMPシステムのせいで、強力魔法が使える頃にはバトルが終わる、敵が少なくなっていてありがたみいまいちとか。

ぽや~んとした風貌だけど知力・魔力は最強、とろいけど育てがいアリのン・モゥは、すっかり封印された感がある。青魔道士育成の踏み台か?ただの飾りか?

ああ、悲しい。

でも全体的にFFTA2はおもしろい。

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2007年11月 5日 (月)

技量上級に潜むワナ~FFTA2

技量上級のクラントライアルに挑戦したうちのルッソご一行。試験内容を聞くと、森の中の隅に配置された6個のタルを調べ、2ターン以内であたりを引けばよいらしい。

モンスターもいるがかまわなくてもよい。とにかく移動の広いジョブと種族を選んで配置した。

しかしこの手のクエストは、多少運が絡む。始まってすぐにあたりを引くこともあれば、最後まであたりが出ないこともある。

今日のその試験は、まさに最後の最後にあたりが潜んでいた。

だが、私はあせらなかった。2ターン終わる直前に、5つめのタルを調べ終わった忍者が、確実にたどりつける。ぎりぎりでも、クリアは可能だ。そしていよいよ彼のターン。彼~忍者ダニエルを操作しようとしたとき…

ダニエル「(シャキーン!)今なら何でもできる気がするぜ!」

え……?

彼は、この大事なときにスペシャル状態になってしまった。タルの前にたっても「しらべる」コマンドが出ない。あくまでも「根性!」だ。

隣で見ていた息子が爆笑した。「わざとだろ、これ!wwwww」かくてトライアルは失敗…ロードしてやり直した。

で、今度はいきなり最初の1手であたりが出た。また息子が「すげえwww絶対、さっきはスマンカッタ、と思ってるんだぜwww」と受けた。

誰がだ。

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2007年11月 4日 (日)

ラブリーボイスで息子が発奮!~FFTA2ヒロインの座争奪戦

「ノックバック禁止」ごときでへこたれ、風邪もあってすっかりFFTA2を放置していた息子に、ちょっとプレイ画面を見せてみた。

今回のFFTA2は、クエストやサブキャラクターがおもしろい! 私の大好きな「月刊ボンガ」シリーズは、編集長の依頼でさまざまな取材のお手伝いをするのだけれど、このときは、人気アイドルグループ「ラブリーボイス」にインタビュー! だった。

「ぐわあああああああ。かわいいいいいいぃぃぃ」と、悶絶した私を呆れ顔で見ていた息子だが、「ほら、見てよこの子たち。この子がアルエットちゃん」
「うっ…ぐは…」
「それからほらほら、バレンタインちゃん」
「うおおおおお」
「この子は前にも一緒に戦った、マユちゃん」
「ひゃあぁぁ」
「それにリリーちゃん…」
「ぬおー!」

画像が無くて申し訳ないのだが、いずれ劣らぬ美少女たちに息子は大興奮。私もあまりのかわいさに盛り上がり、なぜかこちらの美少女3人だけで出撃させ、女だらけの水泳大会状態にしてしまった。 編集長、役得すぎ!

「ついでに、ほらやっと仲間になったグリアのムーアちゃん」
顔グラフィックは地味だが、小悪魔風の容貌に、気ぐるみ風の狩人姿に十分息子は大喜び。
「あとヴィエラの精霊使いを見てよ」
「うわああああ(*´Д`)」
「それから本作のヒロイン、アデルね」

と私は、アデルの顔を見せた。息子はまだ、彼女に会っていなかったのだ。

息子「( ゚д゚)」

息子「(# ゚д゚)<チェンジ!」

おいおい、チェンジとは何だ、といさめるが「ヒロインチェンジ!チェンジ!」と怒りまくる。……うーん、たしかにこの美少女たちにくらべてヒロインの顔は……。

しかし、おかげで息子の萌え魂に火がついたらしく、布団の中でFFTA2を久々に起動、かなり熱くやりこみ始めた。

「このゲーム、メインキャラクターの顔で損してるんじゃないかな」と話した。実のところ、私もこれは萌え要素を期待していなかったのだが、汎用のヒュムやヴィエラ、モーグリなどの顔グラフィックやサブキャラクターなどに、萌え要素満載なのだ。

さらに新たな萌えキャラ発見……「夜舞のセレブ」だ。これは素敵~!

Celeb

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2007年11月 3日 (土)

息子本気で寝込む

帰宅するとぐったりと眠っていた息子。低体温の息子にしては高い熱と、のどの炎症、全身の痛みがあるようだが喘鳴はさほどひどくない。

結局、朝まで「行く」と言い張っていた校外学習だが、立ち上がってトイレに行ってきたときに「……ダメだ…」と言い出した。ようやく、気づいたようだ。やりたいことを優先しすぎて、結局いろんなものを失うということに。

翌土曜には長時間のバイトがあり、仲間に代わってもらうこともできなかった。店に電話したが本当に余裕がないらしく「できれば5時からでも出てほしい…でも無理しないで…」と言われ、息子は「あたたかい言葉をかけてもらってうれしかったけど、店長、本当に大変そうだ…」と複雑な顔をしていた。息子、バイトして本当に成長したと思う。

「もっと早く養生していれば」「喘鳴が出た段階で嫌がらずに医者に行っていれば」と私もついつい言ってしまい、息子は軽く反発していたが、今日は大人しく医者に行った。

今日が、土曜日でなく「文化の日」で、病院が完全に休みだとは不幸だったが。

絶望しながら食事を摂り(今日は残さず野菜も食べた!)、市販の薬を飲んで横になっていたが、結局バイトをあきらめた。もう、仕方が無いので無理をせず休み、明日日曜ならやっている医者があるのでそれを目指そう、ということになった。

痛い目に遭わないと、本当にわからないんだなあ……

それはアスペなどには限らないのだろうが。

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2007年11月 1日 (木)

息子が倒れました~アスペの子の健康管理って~

ついに、息子が倒れた。

まずはメールでSOSがあり、携帯に電話するともう、何を言っているのか、ものすごい喘鳴でわけがわからない。仕事は山ほどあるのだが、仕方なく早めに切り上げさせてもらって帰ると、さすがに凍枕を使い、制服のまま寝ていた。それでもアニマックスはつけっぱなしだったのだが。

だから言ったじゃないの……

思わずつぶやく。常日頃、私は健康は自己管理しろ、規則正しく睡眠をとり、バランスよく栄養を摂れ。風呂上りや雨で濡れたのを放置して踊るんじゃありません、さみーさみーと言いながら、裸同然のかっこうでうろうろするんじゃありません、などと。

しかし息子は聞く耳を持たず、深夜どころか未明まで、PCやプラモ、アニメなどに没頭した。相変わらず、口にするものはジャンクフード中心、私の手料理も、肉や魚だけ食べて野菜をまるまる残す。風呂が好きになったのは良いけれど、(昔は入らなくて困ったものだ)やたらシャワーを浴びては裸で過ごす。

先日だって、のどの調子がおかしいというのに大声で歌うのをやめなかった。「いいかげんにしないと、声が出なくなっちゃうよ」と忠告した。実際、私も昔のどの調子が悪いのにちょっと夜遊びして、1ヶ月声が出なくなったことがあるのだと、恥ずかしい過去を晒して。

それは少しだけ、効いた。20分くらい。

「歌わない俺は、俺じゃねえええぇぇ!」と、やっぱり歌う。

昨日も調子が悪いようだったが、生活を正しなさい、少なくとも早く寝なさいというのにも、友人に頼まれたCDつくりやプラモがよほど大事だと語り、やめなかった。

で、今朝はいよいよ起きられなかった。学校も「無理をしないで」と言ってくれたのだが、「どーーーーしても行く!」という。それでいてお医者には「ぜーーーーーーーってぇ行かねえ!」だ。

今、息子は学校で自分で部活を作り、新しい友人たちと触れ合うのが何より楽しいらしい。そんな息子に、当たり前の忠告なんてまったく届かないのだ。

そして夕方のSOS。本来からだが弱く、風邪をひくと喘息発作につながる体質だというのにまったく。

明日は楽しみにしていた校外学習。なんか、ぜえぜえ言いながら「明日の小遣い5000円ちょうだい」とか言っていたが、おいおい行けるかどうかの瀬戸際だぞ?

さらに明後日はバイトが長時間入っている。働くことの責任がよくわかってきた息子だが、果たして校外学習に行って、「取り返しのつかないこと」を経験するのか?

この体調が明日朝まで続けば、私はもちろん学校からもSTOPがかかると思うのだが、果たして息子はそれを理解し、受け入れられるのだろうか?

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