シークとグリアが有能すぎる~ン・モゥファン涙の叫び
「シーク?見た目がいやだから俺は使わねーよ」と息子。
シークとは、FF12で登場した、一見豚人間という感じの亜人である。でっぷり太って憎憎しい顔つき、12では悪役か、こそどろか、というろくな役どころではないくらい、モラルが低い種族である。
だが、見た目とは裏腹にすばやい種族だということで、FFTA2で敵として現れると実に手ごわく、いやらしい。なのでとにかく仲間にしてみた。
すごいいいいぃ。
なんとなく仲間にはしたものの、今のメンバーにくらべて使い勝手がわからないなあ、とアビリティだけおぼえさせてベンチを暖めさせていたシークと、グリアだが、彼らを最初に出したのがよりによってお嬢様デビュー戦。天をつくような切り立った山の頂上にいるドラゴンを倒すクエストだが、それまでのレギュラーメンバーがえっちらおっちら山登りしているというのに、彼らは難なく頂上につくではないか。レベルはさほどでもなかったのに、力も体力もある。おまけにジョブは少なくても、使えるアビリティが多すぎる!
グリアの「~クラッシュ」は、高確率で敵のパラメータを下げる上にダメージを確実に与える。ソルジャーの「~ブレイク」とは比べ物にならない。これを覚えて狩人にセットすると、最強の切りこみ隊長になる。「ハンティング」でアイテム倍増もよいし、遠距離攻撃も多彩。何より高低差無視と移動距離がすごい。すぐに敵の背後をとるし、高い山も1~2ターンで上り詰める。
シークも見た目に反してすばしっこく、移動もジャンプも優秀だ。ワナをしかけたり、見破ったり、「スリとる」「ひっぺがす」でどれだけ我がクランを潤わせる気か。使える技は実に多彩、「ウォークライ」で味方のサポートもまかせとけ、「薬の知識」で、アイテムの効果も倍増だ、ついでに「ぎゃくてんこうか」と「薬の知識」で、シークは凶悪になる。今、うちのクランの主力アタッカーでも、なかなかコンスタントに100以上のダメージは与えられないが、たとえば「ぎゃくてんエクスポーション(薬の知識併用)」なら、シークはほぼ確実に400ダメージを与える。今のザコ敵ならそれでほぼ即死させられてしまう。ロウに応じて、確実にダメージを調節できるのも魅力だ。
「400ダメージ~~~~!?(;゚ Д゚)」
息子が驚いた。
「あ、あのう……シークを仲間にできる場所ってどこ……」
「ウワサ話に出てくると思うよ」
「そっかあ」
などと和やかな家庭の会話をすませたところで、つくづく思う。
今回、魔道士系がつらくないですか????
精霊魔法でダメージとステータス異常を与えられたり、そこそこ素早く、簡単に攻撃も回復も、また武器での攻撃もできるヴィエラはまだいいです。
ヒュムだって、バンガだって、モーグリだって、いろいろ使い道があります。
なのに愛しのン・モゥは!
色とりどりのプリンやボム系が出るクエストに限って「三属性禁止」とか「冷属性禁止」とか。
素早さが低いから、序盤はともかくどんどん水をあけられるのに、あのMPシステムのせいで、強力魔法が使える頃にはバトルが終わる、敵が少なくなっていてありがたみいまいちとか。
ぽや~んとした風貌だけど知力・魔力は最強、とろいけど育てがいアリのン・モゥは、すっかり封印された感がある。青魔道士育成の踏み台か?ただの飾りか?
ああ、悲しい。
でも全体的にFFTA2はおもしろい。
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