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2007年11月21日 (水)

TA2~敵の皆さん自重してくれ!

FFTにくらべて、FFTA2の敵の皆さんはお馬鹿さんだなあ、とは最初から思っていた。

最初のステージで軽く全滅できた私を導いてくれたのは、FFTのゲストや敵の皆さん。あれをお手本にすればよいのだ、とがんばりにがんばりぬいてクリアまでいけたのだが、FFTA2ではむしろ、反面教師にしたほうがよい。なんで「矢かわし」つけているこっちの子に矢を射るのか。くるくる回る、懐かしいロマサガのアクションを見せるためか。プレイヤーの「思う壺~♪」心をくすぐるためか。しかし、なんだって皆一様に、瀕死になると「カウンター」をセットしたこちらのユニットに突っ込んでくるのか。

「……か、介錯を…」
「承知仕った」

てな感じなのか?wと最初は敵のお馬鹿さんっぷりを笑っていたが、徐々に

「本当に、瀕死になったらカウンターの相手に死を希うというプログラムでもあるんじゃないか???」と思えてきた。

今日の仕事合間のプレイである。大魔法・マジックバースト幻術・しかも二刀流のうちの秘蔵ヒュム君がこりゃ反則だろうという攻撃を仕掛けた。敵の多くが戦闘不能または瀕死になった。

すると、瀕死敵の皆さんが、こぞって二刀流幻術士にすりより、次々に「たたかう」をしてくる。もちろん、瀕死といえども100くらいHPのあった彼らも、二刀流杖であっという間に戦闘不能にしてしまう。

それが、3人続いた。行列のできる介錯士か。

あと本気で命わずかな状態の1人も、やはりカウンターをセットした別キャラに突っ込み、引導を渡してもらっていた。まあ、バトルが早く終わって良いのではあるけれど。

「俺が目指すのは最強の空賊!弱ったところでがんがん盗むぜ!」という某空気とか

「さあ、静かになったところで、うちの青魔道士のために働いてもらいましょうか」という魔獣使いとか

「モグが乗りこなすクポ~~」と言うヤツとかなどには、結構この仕様は大打撃である。

まあ、それを理解したうえで楽しめよ、なのだろうが。

「もはやこれまで」とばかりに死に急ぐサムライ魂に狼狽した米軍の気持ちが、少しだけわかった。

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