電脳コイル最終回放送
子どもたちがバイトや塾で生で見られないのを非常に悔しがっていたが、「電脳コイル」最終話が、本日放送された。
なんで1時間スペシャルとかでできなかったのだろう。
というくらい、駆け足でこれまでの伏線を回収し、駆け抜けるようにラストへ向かう。どきどき、わくわく、そして涙。それはもちろん、十分堪能できたけれど、本当ならもっとゆったりと時間をかけても良かったんじゃないか、という箇所がいくつかあった。
それにしても、これだけの大作が一部のアニメファンだけで楽しむなんて、非常にもったいない。あくまでもウワサなのかもしれないが、DVDは思いのほか売れていなく、視聴率も非常に地味だという。教育テレビとしては視聴率が高いほうなのだろうけど、これはそこらの高視聴率番組や、某国民的アニメスタジオの映画よりも、見るべきものがあると思う。
という私のようなファンの願いに少し答えてか、最終回後のこの時間は、待望の再放送になるという。評判を聞いて気になった人、途中から見て「これ、おもしろい!」と思った人には朗報! さらに来年元旦には90分スペシャル(ダイジェスト)があるという。アニメファンだけでなく、極普通の人たちに、「このアニメがすごい!」と教えたい。
最終回放送を前に、1~5話を見直した。改めて「あっ!」と思うところは非常に多く、やはり猛烈におもしろい。ことに4話の電脳いじめシーンは秀逸。それをイサコが鮮やかに返り討ちにするあたりは、何度見ても震えてしまう。
そして勢いで、デンスケとオヤジのヌイグルミを購入してしまった……
電脳コイル デンスケ(M) 販売元:ハートランド |
無性に、抱きしめたくなった。実体の無いいきものなのに。「あっち」でだけ、抱けるものが抱けるなんてシアワセではないか……
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