冬はとうがらし梅昆布茶~1人、そのとりこにしてみました~
わが社は本気で荒波の中にある。営業も元気が無く、ひとり、また1人と「できる人」が去っていく。「できない」ながらも最近急に「地雷だけどもしかしたらできるかも」レベルになり、とりあえず空元気だけはある私が、なんとかがんばろーーーと声をかけている状態。
病人も多数である。以前、通勤時の電車のトラブルですっかり冷え、みるみるうちに風邪症状を悪化させていった同僚に、秘蔵の品を差し入れした。
とうがらし梅昆布茶
カプサイシンで元気生活、スープ、中華料理などの料理にも使えて便利です、と書かれているこれは、私が3年位前から冬の必需品にしているものだ。スティック入り顆粒で、お湯をさすだけで旨辛すっぱーーーっ!のあったかドリンクになる。ほかほかと温まり、寒気がするようなときには最高。ついでに二日酔いの時にも最高である。
これは、100均ショップの「ダイソー」で、ごくたまに見かけるアイテムだ。冬限定のようだし、どこのダイソーにもあるというものではない。営業がてら、これを置いている店を見つけるのを楽しみにして3年である。しかし、それだけ「マニアックな味」なのだろうと、こっそり愛好していたのだ。会社内ほぼ全員甘党で、私だけ辛党だし。
「何これ……」と不思議そうに見つめる同僚に「体が冷えたときには最高。お口に合わなかったらゴメンね」と説明した。同僚は素直にそれを飲み「いいかも…!」と目を輝かせた。
そんなことがあってからずいぶんたって「あれから探したんだけど見つからなくて。ためしに昆布茶に七味を入れたらまずかった……」と相談された。「あれは、おいてあるダイソーも少ないから」と、自分のストックを一本分けた。私も最近は忙しく、なかなかダイソーに寄れない。お互い「とうがらし梅昆布茶協定」を結び、見つけたら融通しあおうと話した。
その日、分刻みのスケジュールのさなかに立ち寄ったダイソーに、なんとたわわにぶら下がるとうがらし梅昆布茶を発見。どかっと6個買った。あのたわわっぷりを見ると、もしかしてここではブレイクしているのだろうか。
| 固定リンク
コメント