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2008年1月26日 (土)

業界ぐるみで古紙偽装~偽装しないでいける社会を~

郵便はがきの古紙偽装発覚から、とうとう古紙配合率偽装は17社、ほぼ業界全体で古紙配合偽装していたというニュースが出ていた。

食品の産地や品質、賞味期限を偽装していたのと少し違うのは、本来質の劣る古紙を、実際より率が少なかったり、まったく入れてなかったりしているのを偽装し、エコマークなどをつけて販売していたこと。昔だったら、そんなパルプ100パーセントの高級品をわざわざ古紙入りの2級品ですと偽って売るなど考えられなかっただろう。逆ならともかく。

理由は高品質古紙の入手困難、求められる白色度を保つのが困難、ということらしい。素人感覚では、古紙が入ってるんだからそんなにキレイじゃなくてもいいんじゃないかな~と思うけど。

私は何が何でもトイレットペーパーは古紙100パーセントのものにこだわっている。地球環境がおかしくなろうというときに純パルプのものをお尻拭いて流すのに使うなんておかしいと思うからだ。職場やデパートなどではパルプ100パーセントのものを使うが、我が家のざらざらごわごわしたのに比べて、ふんわりと柔らかく破れにくくて、使い心地がいいのはもちろんわかっている。だが、自分がこの贅沢を享受していて、自分の子や孫がどんな地球に住むことになるかと思うと心配である。

偽装の理由のひとつには、古紙再生システムがまだまだ機能しきれていないこともあるのではないか。人件費や手間がかさんで、パルプを使うよりもコストがかかると聞いたこともある。昔から粗悪でOK!のトイレットペーパーはともかく、高品質を求められるものではいろいろ無理が生じるのだろう。だから、無理しなければいいと思う。真っ白高品質の製品と、多少色がくすんだり混じり物があったりざらついていてもいいものと、使い分ければすむことだ。文具メーカーがこの問題をうけ、再生紙商品の販売をやめたり返品したりしているそうだが、これもいかがなものか。間違っても、今ある「偽装(しかし高品質)商品」が無駄に廃棄などされませんように。そして、再生紙商品の見直しをしたうえで、再び再生紙商品が出回りますように。

領収書だの伝票だの、私はほとんどのもので今のものよりざらざらで色がくすんでいてもまったく問題ないと思う。しかし私がそう思っていても、多くの消費者や、業界がそう考えなければ問題は解決しないだろう。

もうひとつ。

古紙よりもパルプの方がラクで割安というのにも問題があると思う。多くは発展途上国の森をつぶし、原料となるパルプをとっているのだけど、それらの国がもう少ししっかりしてほしいと思う。

国土の緑と、地球環境を、そんなに安く売り渡してはいけない。

パルプの方が入手困難になれば、いやでも古紙の重要性が叫ばれ、日本人は本来の「我慢する」ことを思い出すだろう。もともと理想的なエコロジーシステムを作り、狭い国土で平和にやってきた民族だし。

そうなれば我が家の家計はますます逼迫すること間違いないんだけど……

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