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2008年1月22日 (火)

息子の寝顔はかわいいけれど~起こすのにも覚悟が必要~

ウィークデーは少しましだけど、それでもなかなか起きられない息子。

私は最近、仕事のことが不安なせいか単に老化現象か、6時半にでも起きれば十分なのに5時半くらいに目覚めてしまう。寝足りないのに寝られない、そういう時間を悶々と布団の中ですごし、6時半のアラーム(2台の携帯が、FFの音楽を鳴らす!)が鳴ると、不思議とどっと眠くなる。そこで寝てしまっては怖いので寝室のテレビをつけ、うとうとしながらズームイン!を見る。実際に起き上がるのは、7時近い。

起きない息子を思うと、早めに声をかけたい気分。しかし、それではかえって寝足りなくなって起きられなくなる気もするので、毎日、声をかけるタイミングをうかがう。今日は、なぜかお湯をわかしたり洗濯機を動かす気配で反応し、布団を引きずりながらリビングのソファに向かった。……そりゃあ、ダイニングのベンチは寒くて寝づらいでしょうよ……壊れたソファも痛いけど。

久しぶりに、朝日の当たる場所に息子が寝た。もうそろそろ……というところでカーテンを開け、朝日をあててみた。反応無し。洗濯物を干すついでに、声をかけ始める。

「もう8時近いよ~」「……」
こうして朝日を浴びていると、また、息子のヒゲの処理が甘いのに気づいてしまう。ちょっと逆撫でしながらまた声をかける。

「もー、このヒゲ、まずくない?学校やバイト先で注意されるよ~」
「……」
息子、本気でぐっすりだ。

「剃ろうか? また」
あんまり時間もないが、剃りたくなった。しかし、たまたますぐそこに、こういうものを見つけた。

毛抜き

うん、むしろ、抜きたい!

「あらこんなところに毛抜きがあるわ。抜いちゃおうかしら~~~ホホホ」
「……ヤメテ」
目を閉じたまま、かすかに顔をふるふるする息子。
「だったら早く起きなさいよ~」

これは効きそうだし、抜きたいのはやまやまだが、たとえば無理やり「髪の毛を切る」と器物損壊、「毛を引き抜く」と傷害罪、というような話を思い出した。毛穴、すなわち人間本体を傷つけるので罪の重さが違ってくるのだ。ここで「息子のひげを抜いてやりました♪」とブログに書いて炎上してはかなわない。

しかし、「ヒゲを抜くぞと息子を脅迫する鬼母」の名目で炎上するかもしれん罠。

息子を起こさなければ、何より本人が困ることになるのだが、これほど頑固なお寝坊さんを合法的に起こす術が見つからない。水をかけても怒鳴っても、「虐待」扱いされそうである。

いっそ「四十路のママン演じるロリアニメ声で『にぃにぃ、おきてぇ☆』と起こされる刑」に処す、とか宣言してやろうかと思う。

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