おたっきー三昧の日曜日
久しぶりに旧友と食事とカラオケを楽しんだ。
彼女とカラオケに行くと、なぜか「地雷カラオケ」になる。普通の曲ではものたりず、ヘンな曲、馬鹿な歌唱を競うことになるのだ……いや、彼女は競わず普通に美しいアニソンゲーソンを歌うんだけど、私が一方的にご期待に応え、地雷ソングを選ぶ。
前回(春)は、「とっても!ラッキーマン」「おねがい!マイメロディ」などで爆笑してもらった。今回も張り切って地雷を踏まなくてはいけない。なんとなく。
「三十路岬を歌ったわ」と帰宅して娘に言うと、相当呆れられた。「何やってんの」「いや、地雷カラオケ大会(自分的に)なんで。一応普通の歌も歌ったのよ」「どんな?」
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「は?ぜんっぜん普通じゃない」と娘が酷評。えー。じゃあこれは?
「あるーはれーたひーのことー♪」「ダメだ!」
「みんみんみらくるみらくるんるん♪」「普通じゃねえー」
「げつようーびなーのにきげんがわ」「ねえよ!」
「ひふみひふみひふみひひふ」「だから、ねえよ!」
「あくりょうたいさんあくりょうたいさん」「しね!w」
娘は口うるさい。そりゃあ、いい年した母が若者向けの歌を歌っちゃ恥ずかしいのはわかるけど。
「ひとっつひとよりちからもち~♪」「普通じゃねえ!」
「おれたっちゃはだかがユニフォーム♪」「ちがーう!」
「すきよ すきよ すきよ うっふん♪」「うがーーー!」
懐メロもダメか。
「んみ~そじ~みさぁぁぁきぃぃぃ~~~」
四十路で歌う「三十路岬」なんて、なんとなくおしゃれだと思うな。なんか娘が文句言ってるけど。ついでに1人で「ベリーメロン」や「愛を取りもどせ!」も歌ったわ。1人で歌って踊る「レッツゴー!陰陽師」は空しいわ!
帰宅してすぐウマヅラカワハギの刺身つくりに取り掛かりながらそんな四方山話。この時期ってウマヅラも肝がでっぷりと肥大しているのね。薄作りにた~っぷり肝が添えられて、激うま。青ねぎとかんずりとポン酢で堪能。
今日はテレビ朝日系で、声優さん番組もやっていた。「大胆MAP!」なる番組で、前にも同枠でやっていた人気アニメキャラクターの声優さんの顔晒し。批判も多い番組だけど、それなりにアニメが好きであり、声優という仕事に敬意を持っているレポーターたちのおかげでそれなりに楽しめた。ここに名が挙がる声優さんの多くは、今売れっ子のお笑い芸人やアイドルなんが敬意を払いまくって当然の芸暦を持つ人々だ。今40代の私が、きゃあきゃあ騒ぐどころか、伏して尊顔を拝した方も多数いらっしゃる。いやもう、泣けました。あの方、ガンバのイカサマのお方ですよね……今もなんともまあ、お可愛らしくて、その小柄な体型と幼げなお声を舞台で最大限に発揮し、活躍されている。これこそが、芸だ。こういうことができる方たちが、「声」だけの仕事で我々を魅了し、感動させ、今も「芸」を昇華させているのである。
私が手を合わせてありがたがる声優様が70~80歳レベルが珍しくないのを知り、かつてあの「山ちゃん」を「若手声優」と言い放った母に驚いた私の子どもたちも納得。その年で、声が衰えないばかりかアドリブも冴えまくりのベテラン声優様たちに驚け!ひれ伏せ!
ところで40代既婚女性が歌って怒られない歌って何?松田聖子?ピンクレディー?
私は今、「ヤッターマン」歌いたくて仕方ないわよ!
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