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2008年1月10日 (木)

楽しいFF42周目~デカント、せりふいろいろ

ネットのうわさによると、FF4DS2周目には致命的なバグがあるそうです(CV折笠 富美子)

なんでもイベントシアターでエンディングを見ると、2周目のエンディングがおかしくなり、そのデータでは引継ぎプレイが不可能になってしまうとか。前に書いた2周目は、シアターで娘がエンディングを見たという(デブチョコボやポーチカで遊ばせてやったのだ)。

それとは知らず、「あら、1周目でこんなにまだまだデカントアビリティがあるのね」と、1周目で回収してもう一度クリア、パロムとポロムが仲間になるところまで進んでいたその2周目データを消し、2周目をやり直した。娘のリディアのゲームデータが消えてしまう破目になったが、数十時間を無駄にすることなくなったと思うとまあ……かと思う。

2周目は違う楽しみ方ができるDS版。前に覚えていたアビリティが引き継がれるので、いきなりセシルは「カウンター」を使い、カインがミストドラゴンに「うそなき」をする。ギルハント、トレジャーハントをつけているのでなんとなくリッチだし、テラに「うたう」を使わせるのも楽しい。「吟遊詩人ごときにだまされて…」と一方的に恨んでいたテラが、王子ギルバート直伝の「うた」を高らかにうたって、婿殿との確執も解消。アンナも草葉の陰で喜んでいることだろう。

説明書を読まない私に、娘が1周目の途中で先頭キャラの替え方を教えてくれた。Yボタンで、どんどん交代、メニューを開くとキャラクターの心中が伺える。ストーリーが進むたび、ダンジョンが変わるたびにちまちま彼らの心の声を聞くのが楽しい。序盤、私はほとんどセシルの声しか聞いてなかった。あ~もったいなかった。

それにしても、セシル・ローザのバカップルぶりときたらw

ことにセシルのちょっとずれた心中は秀逸である。

親友・カインの裏切り。そのために愛する女性・ローザが敵にさらわれる。

このシーンの直後、他のメンバーがローザの身を案じているのにセシル1人、カインにたいしてなぜ、どうしてと悶々とするのは、まあいい。

親友カインがローザの命と引き換えに、世界を守るのに必要な土のクリスタルを要求する。

……というシーンのあと。他のメンバーはそれぞれにカインを考察し、今の苦しい状況を考えていた。しかしそのときセシルは

「よかった……ローザは無事のようだ……」

と能天気なことを考えているのである。

おいおいそれは違うだろう主人公!

愛するローザの命と、世界の命運を天秤にかけられているのである。自分がふがいないばかりにローザを奪われ、彼女の命も世界の命運もはっきりいって危うい状況なのだ。そこに葛藤はないのか? 世界中の命を背負い、狂おしいほどの重圧を感じないのか? だいいち誘拐犯の「命が惜しくば…な」なんて言葉を真に受けて「無事」だと思うほうがおめでたい。

「…カイン…、まさかローザにあんなことやこんなことを」

くらい思って悶々と苦しめ! 飛空挺で世界を翔けまわり、各地の踊り子さんのダンスを楽しんだり「かいいんしょう」を買おうかな~なんてへらへら考えている場合ではないのである。

あんなことやこんなことはともかく、意味も無く半裸の衣装で、また意味も無く両腕を縛られ立たされているという、お色気むごたらしい扱いをうけ、それでもセシルの無事を祈っているローザが哀れだ。

ラストダンジョンでは、フロアがうつるごとに5人の若者のメロドラマが楽しめた。これからたっぷり2周目で心のドラマを楽しむ予定。とりあえず、セシルに「しゅうじんのふく」と適当な「ぼう」でも与えて次のダンジョンへいかせようかと思う。バロンで踊り子さんといっしょに尻を振って踊った罰。

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