実は息子は「初音」ちゃんだった~母の告白に息子衝撃!
遅ればせながら初音ミクにメロメロな息子に、私はこれまで秘めてきた事実を告白した。
息子ももう16だし。
「実はね、あんたが女の子だったら『初音』って名前にしようと思ってたのよ」
( ゚д゚ )
息子は唖然とした。
「男の子だったらパパが、女の子だったらママが名前の決定権を持つということでたくさん候補出してたんだけど、女の子の名前で一番に私が出した案が、『初音』なの。次が『柚葉』」
ついでに、最初パパが出した男子名の案が、「かつのしん」だった。由来は、当時麻薬をパンツに持ってて逮捕された勝新太郎だ。勝新は天才かもしれないが、そんな名前はイヤだと怒った。次に出した案が「しんのすけ」だった。少し良くなったが、息子が生まれてすぐに始まったアニメを見て、「しんのすけにならなくて良かった」と思った。いや、クレヨンしんちゃんはむしろ大好きなんだけど。
その話は、息子にしていたと思ったが、「女の子だったら」という名前の案は言ったことがないと思った。言ったとしても、大して記憶に残らなかっただろうし。しかし、初音ミクにはまりまくる息子には、それは衝撃だったようだ。
息子の顔は、「なんでその名前にしてくれなかったのか」と言っているかのようだ。いやあんた、男の子だし。私はその名前を女子のものとして考えてたし。今の名前もいいじゃないか。
当時はまだしも、今「初音」って名前はつけにくいだろうなあ。どうしても「アレからとりましたね?w」といわれそうだし。源氏物語が由来です、なんて言っても信じてもらえそうに無い。
初音ミクならまだいいけれど、今子どもの名前を考えるなら、一度はPCで調べたほうがいいと思う。「世界にひとつの個性的な名前!」と思っていても、実はエロゲのヒロイン名だとかAV嬢の名前だとか、とんでもない意味があったりなどするから。夫が言う名前が自分の元カノ(ヘタをすると現カノ)の名前とか、エロゲームやアニメヒロインの名前ということも少なくない。
息子の現在の名前は、なんだかんだで私が候補に出したもののひとつだったりする。夫、あんまりふざけていたんで。そこそこ現代的で、意味も良くて、画数が良いものをいくつか考えたうちから、夫が選んだものだ。
字画って、どうでもいいと思われそうだけど、結構コワイ。私のすぐ下の弟は、良い字画のつもりでつけられたのに、姓の文字のつくりが特殊な数え方で、そういうのに詳しい人に「最悪の名前」と恐れられた。「このままだと何もいいことなく25、6で死ぬ」と言われ、実際本当にいいことのない状態だったので、必死に両親は運気を変える名前を考えたのだが、とにかくいろいろあって、結局弟はその通りの人生を終えてしまった。その下の弟も「今の彼女と結婚できなければ終わり」と言われて今現在その通りに。私も、何も教えていないのにその時の状況をずばり言い当てられた。ただし、結婚して姓名が変わったので、今の自分の運命はよくわからない。ことにしておく。
ただ、こういうことがあったからと姓名判断にはちょっとこだわり、少なくとも「何をやってもうまくいかず失意のまま若死にする名前をつけて後悔する」なんてことのないように、そこそこ運気のよさげな(あとは本人の努力しだい)画数にした。
子ども二人は、そこそこ賢く能力があるが器用貧乏かもという画数になった。
う~ん、当たってるかも……。しかしそこは本人の自覚と努力でなんとかしてほしい。
ついでに二人とも、「父親との縁が薄い」相がある。
あっはっはっは、夫が家を出る原因は、私の名づけか??
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