息子が初音ミクに惑わされています
娘が初音ミクにはまった頃。
エンドレスにニコニコ動画の彼女の歌を流されて閉口した。
そのうち息子が本格的にはまった。なんでもネット上で彼女のゲームを作った人がいたらしく、それが本当に愛のこもったよい出来で、それを遊んでいるうちに初音ミクへの愛情を持ったらしい。
ボーカロイド自体は私も好き。未だに、貧乏時代に買うのを断念した「くまうた」がほしいくらい。でも、どうがんばっても無機質で人工的な彼女の歌を、延々流されるのは本当にキツイ。
「みっくみくにしてやんよ~~」
素晴らしいバリトンを響かせながら、息子がバイトから帰ってきた。ちょっと前は「三十路岬」をうなりながら帰る演歌息子だったのに。てか、何を歌っても美声で、ヘンだよ息子。
「おかえり~」と声をかけたが、息子は久々に上機嫌で、PCに向かう私の肩をもみながら、自慢の美声で高らかにうたう。
「ガッチホ~モにし~てやんよ~♪」
「いやです」
「ガッチホ~モにし~てあげる~♪」
「だからいやだって」
歌はキモいが、とりあえず肩はもめ。
今日のリルマーダーバトルを聞かせてやったら、大うけしていた。さすがFF、と大絶賛。
オタク仲間としてなら、本当に仲良しの親子なのに……きっと明日も「起きなさい」バトル。
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