息子が事故に遭った~我が家はメンソールのかほり~
娘が部活から帰り、「湿布ある?」と言い出した。
先日私が階段から落ちて半身に打撲を負っているので、しっかり買いだめてある。部活で右腕に二つあざを作ったらしい。ぺたぺた貼ってやると「うきゅ~」と言うのがかわいい。
「そういえばさあ」
私が衝撃告白をした。前日、実家で「こどもの日パーティ」をした時のことである。娘はそのまま眠ってしまい、息子は先に帰った。やけに大酒を飲んだ私は、酩酊状態で自転車に乗ったのである。
私は酒に酔っても顔に出ないので、見送った親もそれほど危険な状態とは思わなかったようだ。しかし、自転車に乗ると、まっすぐ走れない。うねうねと蛇行する私。や、やばい…
で、2度ほど、転んだ記憶があるのである。
「えええええええええええ」
息子がものすごく驚き、心配そうに「何やってんだよ!大丈夫かよ!」と叫んだ。まあ、心配してくれてありがとう。幸いなんともないわ。あんたに殴られたときのほうが大事だったわよ。
さて、息子が夜、バイトから帰ってきた。「夕ご飯お食べ~」と声をかけると「痛え~~…」という。
「自転車でバイト先に向かう途中、猫が出てきて、よけようとしたら、転んだ。ぐるんぐるん回った」
えええええええええええええ。
いくつか怪我をし、首を打ったらしくて痛くてたまらないという。人手の足りないバイト先には何も言わず黙々と働いて、明日のバイトは時間が増えた、という。無理したらあかんがね~。
そしてぺたぺた湿布を貼る息子。
我が家には、メンソールの香りがそこはかとなく漂っている。
☆
私が病院に行って出社したときのこと。普段も右ひじに湿布していることが多いのだが、病院で処方された湿布は格段に分厚く、量が多いだけに相当なニオイになってしまった。
「ちょっと、窓開けたら」と言い出す上司。
「すみません、窓を開けてるんですが、私が風上なんです……」
で社内爆笑。アロマと思ってあきらめてください……
| 固定リンク
コメント