階段落ちた、ミドリフグも落ちた…
昨日階段落ちして、ずたぼろで帰宅すると、ミドリフグが瀕死だった。
異常な亜硝酸値を出してから、ちょこまかと水換えし、水質の安定を図ってきたけれど、この数日はミドリフグもしんどそうで、エサの時間にはうれしそうにやってくるのに、食欲が今ひとつ。そして昨日は、いよいよぐったりと、奥のほうに沈んでいる。
息は…している。かなり荒い。
もう、朝までもたないくらいかもしれない。
水は、替えすぎてもダメ。でも、替えなければすぐ死んでしまう。
体は、ずたぼろ、水を運ぶのもつらい。
そのままおくか、少し、水を入れ替えるか。
悩んだ。どうやっても、結果は同じ気がする。……水を替えるのと、替えないのと、どっちが後悔するだろう。
結局、1/5ほどだけ、水替えした。少しだけ、応えるように泳いだ。でも力ない。この間のように、おねだりしてこない。
半身に湿布して、早めに眠った。私の右腕は、仕事中階段で転んだことによりすっかり不自由になって5年ほどになるが、左ひじもまた同じように壊れてしまっては、働くことさえできない。私は子供を育てているのに。学費や食費は、私が稼がないといけないのに。しっかり、回復しなくてはいけない。
朝。
フグはかろうじて息をしていた。
大好物の赤虫を、口元にもっていってやった。
すぐに、うれしそうに食べ始めた。このところ、水質の悪化と食欲のなさで、エサを控えめにしていたけど、赤虫、こんなに喜んで。
病院から出社、大忙しの仕事を終えて帰宅すると、フグは硬くなっていた。
昔の乳幼児死亡率の高い日本では、ある程度大きくなるまで正式な名前をつけず、今の七五三に残るように節目節目を祝ったものだけど、このミドリフグにもなかなか名前をつけずにきた。1ヶ月くらいしたら……などとも思っていたが、ちょうどその頃異常な水質変化を体験したし、ずるずると名づけできないでいた。仮に、「コド」と呼んではいたが。まだまだあどけない顔をしたフグであった。元気ではあったが、すぐにも神様の元に泳いでいきそうな予感が、自分にあった。そうさせないために、水槽などから改めて用意しようと準備していたくらいだけど。
とにかく、今は体を回復させなくては、水槽も運べない。水なんか、作れない。
ところで昨日と今日、朝のテレビで私の占いは絶好調だったわけだけど。
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