仕事をさぼってみた
父母が旅行に出たので、娘が我が家に帰ってきている。
朝部活に起こすのもしんどく、夜「おなかすいたコール」で困りながらも、可愛い娘がいるのは楽しい。
しかし今朝、娘がとうとう起きられず、「気分が悪い」と、休むことにした。昨日もおとといも、保健室に行っていたそうだ。
熱は無く、私よりも健康そうで、どう見たって「甘えたい病」だなと思った。が、この娘は前にリスカ騒ぎを起こしているし。
会社が本気でやばいので学校に電話してすぐに飛び出す。社内での自分の成績はダントツトップだが、全体に超低迷なのでがんばらないといけないのだ。壊れそうだけど。
しかし一方、娘の危うさも気にかかる。昼前、家に電話した。
「大丈夫?」
「うん」
「食欲はある?」
「うん」
「お昼帰るわ。一緒に食べよ」
「え、帰ってくれるの??」
「くれるの?」だ。娘、本当に甘えたい病だ。
「うん、お寿司食べられる?買って帰るわ」
おいしいと評判の近所のスーパーのお寿司と、急いで作ったしいたけとネギの味噌汁が今日のお昼。みのもんたの、なかなかおいしそうな中華ソースの番組を見ながら、おいしくいただく。お兄ちゃんには内緒ね。
ごちそうさま、と言うと娘は私のひざの上に乗ってきた。赤ん坊の頃からの習慣。まさかママより大きくなっても続くとは思っていなかったけど、幼児のように甘えてくる娘。
あ~~~このままずっとだらだらしていたいなあ。
けれど、そんな状態ではない。
「もう行かないと」
「えー、もっとー」
娘は娘なりに大変だろうけれど、親は親なりに大変だ。つらい現実に目を背け、ずっと子どもを愛でていたいけれど、仕事にも責任がある。現実から逃げてばかりはいられない。
ちょっと長めの昼休みから仕事モードへ。
移動の合間にはFFTA。
主人公マーシュの気持ちがよくわかる。
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