今息子が職質されませんように
以前にも書いたが、息子はよく「職質」される。
一応ちゃんと制服を着て、髪型も短髪で月に一度は散髪してるし、そこらにいる茶髪や尻までズボンをおろしたおにいちゃんたちよりよほどきちんとして見える…というのは親の欲目なのだろうか、とにかくしょっちゅう職質されてしまうらしいのだ。
「はい、リュックの中見せて」と言われて、遊戯王カードとかゲームのアンソロジーコミックとか、携帯ゲーム機が入ってるのを見せて、「はい、いいですよ」というのが普通だったようだけど。
今、息子に職質する警官は、さらにおぞましきものを見るだろう。
筆箱くらいのプラケースにきっちり入れられた美少女たち。
手首、足首など、パーツだけをきっちり入れた箱もある。
それらがまさにきっちり、ぴっちり、空間充填してリュックに詰められているのだ。
それは10人中10人が、背筋を凍らせる荷物だ。
息子の興味は可動式フィギュアだけではない。自作のペーパークラフトも、だ。
つまり、息子は常に切り抜き用カッターを持ち歩いている。
今秋葉原でなら確実に「ちょっと来い」になるだろう。
平和な我が町でも、小学生を切りつけたとかいう不審者情報は数多い。…正直、息子はあまりこの町を歩き回ってないので関係ないと思うのだが、この所持品を見たおまわりさんが「ちょっと、もう少し詳しく話を聞かせてもらえる?」なんて言い出してもおかしくない。
☆
息子がまた、偽名でネットショッピングしたらしい。「代引きのお金、ここにおいとくから受け取ってね♪」と託していったけど。
配達員さんからの電話が鳴る。
「池面(偽名)さんのお宅ですか?」
……ママ、なんて答えたらいいの????
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